伊岡瞬のレビュー一覧

  • もしも俺たちが天使なら

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    人物の設定が少し雑な気がするけど、スピード感があっておもしろい。詐欺の手口もそこそこ手が混んでいて、楽しめました

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    2021年12月15日
  • 145gの孤独

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    軽〜!なんちゅう…
    ウェットに富んだ会話っていうんかな?屁理屈多いけど、嫌いではない。むしろ、好き!飄々としてて、実は!って人好きなんで、主人公には好感持てる。実際に隣りにおるとどうなるか知らんけど。

    軽口叩く元プロ野球選手、今は、便利屋(兼探偵?)が、付き添い作業とかのトラブルの短編集。短編といっても、繋がってるんで、テレビドラマ風かな。
    でも、人間性か、必要以上に首を突っ込む。それがええ方向に向かって行くんやろうけど、こら、商売には苦労するわ!助けてくれる人には困らん感じやけど。
    話的には、それぞれのお仕事のエピソードが繋がって、ラスト!って、まぁまぁ面白かった!
    重た〜いのを期待してる

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    2021年12月04日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    読みやすく痛快でとても面白い作品だった。事勿れ主義が蔓延りどこか保身に走る教師たちとは裏腹に、複雑な人間関係に揉まれながらもしっかりと自分の意思があった子どもたちが描かれているのが皮肉じみてて良かった。
    昔塾の先生に「教師は真面目じゃ務まらない」という言葉を聞いたことがある。仕事など探せばいくらでもある職業だからこそ真面目に根詰めると死んでしまう。だから教師はちょっと道から外れてるくらいがいい、と。そんな言葉を思い出しながら、森島こそ教師に向いているのではないかと思った。我流が過ぎる部分もあれど、誰よりも子どもたちと真摯に向き合っていた彼の姿は、結果として子どもたちを惹き付けたのだ。
    「教師」

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    2021年11月24日
  • 教室に雨は降らない

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    ふ〜ん。伊岡さん、こんなんも書かはるんや。
    いつものミステリーとは、一味違う。
    小学校の熱血?アルバイト教師の話。
    なので、「飛び出せ青春」(古る!)ではなくて、「熱中時代」(これも古い…)って感じの現代版かな?
     +ミステリー風味。
    上のテレビドラマには、あんまりモンスターペアレントはいなかったような…
    最近の小学校は、大変や。知り合いに保健の先生いるけど、めっちゃ忙しいらしい。私の頃は、楽やったと思うけど、今は、満員御礼らしい。
    何か、学級崩壊、いじめと色々事件が発生して…させてもあるけど 笑。
    アルバイト教師は、終了して、ピアノの生かして、楽団へ!
    …でも…やはり…

    《好きなら、それで

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    2021年11月09日
  • もしも俺たちが天使なら

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    詐欺師とヒモと探偵の組み合わせで、謎の犯罪者集団に喧嘩を売る物語。
    騙し騙されのコンゲーム。

    結末はもう少し捻るかな、と予想してたので拍子抜け。
    ドロップアウトしたキャラクターの悲哀を描く点は安定した面白さ。

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    2021年10月27日
  • もしも俺たちが天使なら

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    詐欺師に不良に元刑事。
    君たちが天使ならそんな生き方はしなかっただろう。
    けれど、もしも天使だったらこんなにこんがらかった事態に手をつけなかった気もする。「信心のない者たちに手を貸す理由はない」なんて言ってね。
    「くそったれめ」 とか言いながらそれぞれの立場で何とかしようとする彼らは、チームとしての一体感には欠けるけどすごい奴らだよ。

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    2021年09月14日
  • 教室に雨は降らない

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    1話完結ですごく面白かった。私の好きなバンドのギターが、ガンズの大ファンなので作中に出てきて嬉しくなった。小学生の言動に関しては、大人びすぎていたり無理のある設定だったりすることもなく、違和感なく読めた。個人的に先生に憧れや好意を抱く生徒、というのがめちゃめちゃに好きなので作中の舞ちゃんのことは読み終わる頃には大好きになった。生粋のハピエン好きなので分かりやすくハピエンだったら星5にしたけど、それだったら内容が薄くなるのかなあ、などと色々考えた。

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    2021年08月26日
  • 145gの孤独

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    前半の2章は流行りの作家が書いたお涙頂戴の短編風ですが、よく経験する読んで失敗したと思う薄っぺらさはなく、充実した内容でさすが深いという感じでした。3章以降は雰囲気が一変、いつものサスペンス性が戻ってラストは怒涛の展開。十分に楽しませていただきました。ただ、この小説としては前半、特に最初が良かったかな。ラストも今まで読んだこの著者の作品としては珍しい終わり方でこれも癒されました。

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    2021年01月28日
  • 代償

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    ネタバレ

    平凡な家庭に育った小学生の圭輔は、彼にとって不幸な事件のため、遠縁で同学年の悪魔のような達也の家で暮らすことになる。読んでて辛くなる(何でここまで卑屈なの?)。
    その後長じて弁護士となった圭輔のもとに、逮捕された達也から弁護の依頼が来る(何で卑屈を引きずったまま断れないんだ!)。そして達也の巧妙な罠で裁判でも翻弄される。
    450ページの長編の内330ページくらいまでは、圭輔の弱さと達也の悪魔的な巧妙さで人間の醜さとそれに屈する弱さから来る無力感にイライラする(結構「吉田修一」っぽい)。
    しかしその後、332ページ目くらいから友達の寿人の友情により巻き返しが来て最終的にほホッとする(勧善懲悪的な

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    2025年06月27日
  • 代償

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    ネタバレ

    前半(1部)は少年圭輔が達也と出会い、そしてどん底に突き落とされていく読みは進めるのが辛い悲惨な少年時代が語られている。何度も涙腺が緩んでしまった。後半は成人した圭輔が弁護士となりそして再び達也と絡んでしまい、過去の事件を紐解いていく。
    圭輔の人生で両親を早くに亡くすのは悲劇に違いないけど、寿人と出会えたことが最大の喜びでありその幸運はその後感謝してもしきれないだろう。2人の友情が暗い物語に明るい材料になっている。
    冷静な圭輔が弁護士の資格をその明瞭な頭脳だけでなく適正もあると思える。まだまだ感情をコントロールしきれない駆け出しの弁護士を先輩女性弁護士という存在も少なからず明るいエッセンスとな

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    2025年11月20日
  • 145gの孤独

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    ラストの1ページにじーんときた。
    ああ、そういうことだったのか、と驚きの設定もあり。
    それを知るまでは、面白くて笑いながら読んでいたので。
    伊岡さんの本はとことん残酷な話もいいけど、こういうのもいいな。

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    2019年02月10日
  • 桜の花が散る前に

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    優しさに包まれた伊岡さんらしい作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    カメラマンの乾耕太郎は、幼馴染の美人占い師・深沢桜子に淡い恋心を抱いている。しかし、その父・七ノ瀬天山を死に追いやったという自責の念から、本心を明かせずにいるのだった。「占いと事件」を縦軸に、「幼馴染みの恋の行方」を横軸に描いたミステリー連作集。

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    2016年04月10日
  • 桜の花が散る前に

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    まさに、桜の季節に読めて良かったと思える。最後も良かったかど、続きあるのかな。
    いわゆる日常のちょっとしたミステリと恋心ってことで◎

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    2016年04月01日
  • 145gの孤独

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    だれとも関わりのない孤独ではなかった。
    関わろうとしてくれる人は周りにいるのに心を開くことができない本人が閉じているための孤独。表向きは会話もするし推理もするのに閉じている。なんて複雑なおじさんなんだ。
    いやいや145g分だけ、関わりきれないってことかも

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    2013年01月14日
  • 145gの孤独

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    誰にも、どこにも、属さない、という美学が、心に染みる物語だった。
    栄光の日の自分の幻影を無意識に追い続けてしまう。
    俺はこんなんじゃなかった。そんな苦しみが心の奥に潜んでるような、人間の醜さを悔やむような思いも、想像してしまう、一冊だった。

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    2012年12月18日
  • 145gの孤独

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    元プロ野球選手の男が、便利屋として働きつつも色んなカンで色んな事実を知っていくという話。
    「ハートウォーミング」なんてほど甘いもんじゃないほど抱えてるものが物悲しい。
    色んな人が主人公に手を差し伸べるんだけど、振り払ってきたっていう一節があって、人間の夢とか失意とか感じてなんとも言えない気分になった。
    そういう意味では「145gの孤独」ってとってもいいタイトル。

    実は再読なんだけども、主人公が「女が落ちる冗談」をさりげなく言う奴でちょっと好きだったんだなぁと思い出した。
    割とシリアス目な話なんだろうけど、主人公の内面の二枚目っぷりと頭の良い冗談を言える感じがライトな印象を残す一冊。
    割とこう

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    2012年09月22日
  • 悪寒

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    ネタバレ

    話が薄口なので半日で読めた。なんとなくレビューが書きにくくて溜めてしまった。時間を返してほしい作品
    ふつうは先に読む解説も、のらなくて読むのが遅くなったが、杉江松恋さんの解説ならとページを開いたら 開口一番(??)こう来た
    男は愚かである。
    ある登場人物の言葉を借りれば「中年男の鈍感さは、それだけで犯罪」なのかもしれない。
    と。
    作品は確信犯なのか、実力なのか、レビューも迷う所だった。

    製薬業界では大手の企業に勤めていたが、表沙汰になった得意先への贈賄の罪をなすり付けられた。品行の悪い会長の息子である常務の甘言に騙され、短期の約束で東北に飛ばされた。地方の系列企業で、いわば置き薬屋だった。

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    2026年02月07日
  • 祈り

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    春輝の人智を超えた特殊能力が現実離れし過ぎていて、なかなか入り込み辛い内容だと感じた。
    特殊能力があるが故の、血縁関係のない、所謂他人の親切を真に受ける怖さと疑う心の狭さとの葛藤は可哀想だと。
    お金持ちにも置き換えられることなのかな。

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    2026年02月07日
  • 145gの孤独

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    この作品は元プロ野球選手が便利屋になってからの話だが、野球関係、便利屋関係どちらも物足りなさを感じた。

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    2026年01月30日
  • 本性

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    サトウミサキが何者か 興味を引かれる読み始めから、少々展開があちこちに飛んで。
    私都合の一気読みができないタイミングで
    こんがらがり読みにくい印象になってしまった。
    でもラストを読んだ後に、一気読みしていたら
    きっともっと入り込めただろうな、と。

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    2026年01月25日