伊岡瞬のレビュー一覧

  • 瑠璃の雫

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    父は家族を捨て母はアルコール依存症。弟と二人暮らしの美緒は心を閉ざし人生をあきらめている。子供に親は選べない。とあることで知り合った初老の男性の過去を知り、真実に辿り着いていく。罪に対しての赦しというのは誰がどう判断していくのか。その判断に対しての苦悩は終わりがない。老人と出会い、人生を強く生きていく美緒は良かったな。

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    2023年10月21日
  • 瑠璃の雫

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    極度のアルコール中毒の母親を持つ小学生の美緒
    母を恨み、他人を拒絶する
    元検事の永瀬丈太郎という元検事の初老の男性と出会い、心を開いていく。

    幸せってなんだろう
    幸せな家族ってなんだろう
    相手を許すことの難しさ
    弟の充の無邪気さの一方で、この世で一番残酷なのは何も知らない子供自身なのでは

    もし丈太郎が単に優しいだけの好々爺なら、美緒もここまで心を許すことがなかったかもしれない。不器用な優しさと適度な距離感が素敵だなと思う

    子供を持っても愛せない人もいれば、不幸に遭い、どんなに愛しても会えない人もいる
    伊岡さんの描く世界はどうしても、理不尽だけど最後まで読まずにはいられない

    最期の方の展

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    2023年10月17日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    現代を最大限に風刺したような作品。
    薬、政府、老人問題、いじめ問題などさまざまな観点を関連づけている。

    特に、特効薬を老人や子供たちを実験台にして行っているというのは無きにしも在らずといった問題なのではないだろうか。

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    2023年10月13日
  • 不審者

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    一気読み。
    何がどうなるんだと少しハラハラしながらも
    予想が外れてしまいました。笑笑
    小説の中だけの話しであって欲しいと思った作品です。

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    2023年10月07日
  • もしも俺たちが天使なら

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    セレブ専門の詐欺師と、イケメンでヒモの喧嘩屋と、不始末で警察を追われた元刑事、それぞれの視点で物語が進み、スピード感が良い。

    最後の巨悪との対決はハラハラもあり、どんでん返しも楽しめました。

    不覚にも詐欺師をかっこいいと思ってしまった。

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    2023年10月07日
  • いつか、虹の向こうへ

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    ネタバレ

    作中に出てくる絵本がタイトルと繋がっているのだけど、その絵本、実際に販売して欲しいくらい美しいお話だった。

    外で読んでいたのに、泣いたり笑ったりしてしまった。主人公が優しかったり人間臭かったりしてて好き。一気読み。

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    2023年09月26日
  • 赤い砂

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    錯乱して自殺にいたるウイルス。
    こんなのが実際に出てきたら恐ろしすぎる。。
    展開が早くてドキドキしながら読んだ。

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    2023年09月26日
  • 祈り

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    ネタバレ

    ままならなさがあまりにリアルで、
    序盤を読むのに時間を要しました。

    読み進めていくと、登場人物の様々な方向への想いが交差していく様子に目が離せなくなりました。

    幸せになって欲しいと思わずにいられない人物、
    どうしてそんな事を、と思ってしまう人物、
    それぞれに訪れる結末も一読者としてはままならないものでした。
    それが、この一冊の本により現実味を持たせていると感じました。

    理不尽な事はいつでも訪れる、日々の幸せにどれだけ自分で気づいてあげられるか、そんな分かっているようで分かっていない事を改めて考えさせてくれます。

    颯太の行動が少し変わっている事に、2人の未来が明るい方向に向かうのではない

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    2023年08月27日
  • 祈り

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    読み始めて、今まで読んだ井岡瞬さんの作風とイメージが違うと感じた…二人の主人公が交互に違う時代で描かれながら自然に同じ時代で出会う。ピースを少しづつ集めながらのストリー展開は読み手を引き込みます。私の乏しい想像力ではラストの読解に至らなかったのが心残りです。

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    2023年08月17日
  • いつか、虹の向こうへ

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    遼平も恭子も早希も淳平も石渡も
    不運すぎて過去が重すぎる。
    虹の向こうとは、平穏な日々でしょうか?
    いつか報われて幸せになってほしい。

    伊岡瞬のこの淀んだ感じ好きなんよねぇー

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    2023年08月12日
  • 冷たい檻

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    ●多視点の描写とよくわからない不穏さはさすが。
    ●しかし、ラストに一気に幕引き、回収の感じが否めない。バタバタすぎて…
    ●まあなあ…風呂敷広げすぎな気もするけれど、ここまで広げてくれないと話が小さすぎるし…
    ●政官財はもう少しリアルに描いてくれないと、それに詳しいと冷めちゃうんだよなあ…

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    2023年08月06日
  • いつか、虹の向こうへ

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    これがデビュー作かー
    面白かった
    設定も良いしもちろん初期ならではかなと思う所もなくはないけども

    主人公のおじさんボコられまくってたけどタフで良かった(笑)

    もっと伊岡瞬読むぞー

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    2023年07月27日
  • 赤い砂

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    感染した人を自殺に追い込む恐ろしいウイルス。しかも固形粉末化され、長期保存が可能。液体に溶かせば、感染力を持ったウイルスに戻るという。こんな物が盗まれるなんて、セキュリティ甘すぎ。刑事モノの形をとっているが、永瀬刑事一人で解決って、無理でしょう。などと書いてますが、面白かった。

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    2023年07月22日
  • 冷たい檻

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    600ページ弱の長編。
    ちょっと登場人物が多すぎたのと、視点があっちこっちいって、最初は頭の中がごちゃごちゃしましたが、後半からやっと名前も覚えて、人物像がはっきりしてくるので読みやすくなりました。
    村に存在する大型複合医療施設をめぐる事故や事件の真相が明らかになっていく最後は時間を忘れて読んでいました。
    調査官樋口シリーズがあってもよさそう。(あるのかな?)

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    2023年07月15日
  • 瑠璃の雫

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    井岡瞬さんの小説が好きだから買った一冊。

    赦しとは何か家族とは何かを知る話

    それなりに厚い本だったがスラスラ読んでしまった。
    それだけ内容に興味がもてたからだと思う。

    元検事の過去の事件は謎が少しあるが大まかな内容がわかりスッキリ終えたと思う
    でも主人公の家族の事件はスッキリしていない

    赦しもテーマの一つの話らしいが、自分の子を殺した親なんて赦されるものじゃない
    その事で家族が不幸になるなら復讐もしたくなるんじゃないかとおもう
    主人公は復讐なんてしてないけど

    もっと残酷な話で主人公があまり救われない話かなとも思ったが、なんとなく主人公が救われる話で良かったと感じた小説でした。

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    2023年07月08日
  • 赤い砂

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    ネタバレ

    自殺、ウイルス、黒幕探し
    ウイルスや細菌の話が好きな人には持ってこいの本でした。

    みんなが工藤の錯乱をもみ消してなかったことにしようとしている中、自分の勘と友人工藤の人柄を信じて処分を受けながらも捜査を続けていた永瀬の執念深さがすごかったです。だから、もう少し永瀬を讃えてほしい!と思いました。
    最後がどうなったのか…欲を言えばハッピーエンドまで描いて欲しかったです。

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    2023年06月22日
  • 赤い砂

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    読みやすかった。
    コロナのときに発刊された本だそうだけど、実際に書かれたのは2000年代前半とか。いまでは常識のウィルスと細菌のちがいも、当時は常識でなかったから説明的に書かれてる。
    恋愛要素も刑事要素も、警察内部の力関係もバランスよく配分されてた本でした

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    2023年05月07日
  • 赤い砂

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    ネタバレ

    伊岡作品にハズレはあまりないですかね。どの作品もなかなか楽しめました。
    本作は連続した自殺に不審を抱いた主人公の刑事が真相を追っていくというストーリー。背後には「赤い砂」と呼ばれるウィルスが…。
    デビュー作以前に書かれたという本作(2003年)ですが、古臭さが全く感じられません。むしろ現代的とも思えます。
    文章も読みやすくサクサク読み進められました。
    結末はご想像にお任せします的なオチですが、それもアリかなと。嫌いな展開ではありません。事件の犯人や犯行の動機に薄さを感じたので、もう少し深みが欲しかったかなと思います。

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    2023年04月23日
  • 祈り

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    コンプレックスに苛まれている25歳のサラリーマン宮本楓太は、ひょんなことで出会った冴えない中年男の秘密を知って以来、彼から目が離せなくなる。

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    2023年04月20日
  • 145gの孤独

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    プロ野球で活躍していた倉沢 修介。
    しかし、不幸な死球事故で相手のバッター共々不幸な人生に。

    始めた仕事は、便利屋。その中でも、人に付き添う『付き添い屋』を始めることに。
    しかし、奇妙な依頼の数々。
    『息子のサッカー観戦に付き添って欲しい』
    『フィリピンに帰る女性に成田空港まで付き添って欲しい』などなど
    しかし、その依頼には、裏があった、、、

    ・第一章 帽子
    ・第二章 報酬
    ・第三章 記憶
    ・第四章 利腕

    それぞれ味わいがある作品です。
    登場人物の過去が明らかとなり、そして、かつての相手バッターの西野 真佐夫が、実は、、、
    これは、驚きでした、なるほど。

    最後、ボールが投げられない体と

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    2023年04月15日