伊岡瞬のレビュー一覧

  • 赤い砂

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    警察組織、ウィルス感染、専門用語、様々な方向からの思惑が入り乱れ、登場人物多数。

    要素がたくさんあって、ペースが軌道に乗るまでちょっと時間かかっててしまったけど、ペースに乗ったら先が気になって一気読み!!!

    まさか、あの人とそういうことに?!
    そこで終わるんかい!!!

    と予想外なことも多くて最後まで気が抜けず、楽しめました。ただ主人公の暴走にオイオイ・・・もっと要領良くできんか?という気持ちは抱き続けました(⌒-⌒; )そこがいいのかもしれませんが。

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    2024年02月23日
  • 不審者

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    母親視点ということもあって同じ母親として感情移入しやすく一気に読めた。客観的に見たらおかしいような状況を、訝しみながらも拒絶しきれずにいるその理由となる主人公の過去が丁寧に描かれていた。結局過去のあれこれが今に繋がっていくので、まぁ当然といえば当然だけど。
    少しずつ不信感が募っていくことになる小さな石ころや、どこにでもありそうな人間模様やちょっとした事件がリアルだなと思った(そういうところも、感情移入できた理由かも)

    伊岡さんは家族の描き方が上手だな〜。最後のページは少し泣きそうになった。

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    2024年02月16日
  • 水脈

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    ん?ん?現代と過去?
    入り乱れてるの?朝乃さん、生きてたん?別人?過去?なんだかわからんよーになってきた^_^

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    2024年02月15日
  • 瑠璃の雫

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    感想
    筆者の作品は子供時代から始まるものが多いように思う。その手間があって作り込んだキャラが立つのだと思う。

    母の従姉妹の薫さんが明るくて、良い人なのが唯一の救い。

    あらすじ
    小6の美緒は、アルコール中毒の母に愛想を尽かし、小3の弟の充も疎ましく思っていた。母親の従兄弟である薫に面倒を見てもらう。

    薫の紹介で一人暮らしの元検事の永瀬丈太郎と出会う。充は永瀬にジオラマ作りを教えてもらい、美緒は永瀬の亡き妻の書斎で本を読むことが好きだった。

    やがて物語は永瀬が検察時代に、県議の収賄事件を担当し、その間に娘の瑠璃がどのようにして誘拐されたのかについて書かれる。

    永瀬は、家が火事になり、瀕死

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    2024年02月07日
  • 白い闇の獣

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    小学6年の娘が少年3人に殺されてしまう。少年法が壁となり、処分は軽い。少年院送りになった子が一般社会に戻ってから数年たったころに、3人の内、2人が事故と思われる状態で死亡する。そこに引っ掛かりを覚えた人々が本当はどうなのかを調べていく。この手の話はどこかで読んだようなストーリー。主人公の女性も嫌なタイプ。でも最後まで読まされた。伊岡瞬さんらしい小説でした。

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    2024年02月06日
  • 清算

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    『八千代アドバンス』に勤める畑井は、制作部の次長から突然、総務部長に昇格するのだが、これは解散前の作業を無理矢理押し付けられ感が否めないのである。
    覚悟などできないまま、「わかりました」というしかない。
    「やはりわたしには、無理だと思います。考え直してください」や「そういうことでしたら辞めさせていただきます」という言葉は、口から出せないまましぼんでいった…。
    解散後も清算業務をあたってもらいたいと言われ「は?」である。だがそれも受け入れてしまう畑井。

    少人数での清算中に負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。

    何もわからないまま上層部に言われることしかできない畑井。
    やがて傷害事

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    2024年02月05日
  • 清算

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    『倒産に必要なのは胆力、解散に必要なのは忍耐力』。自身の忍耐力を信じつつ、消えた二億円を取り戻そうと奔走する畑井。嫌味な同僚が続々登場し、遂には殺人事件が…面倒見の良い畑井が報われたので良かった。

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    2024年02月04日
  • 祈り

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    面白かったんだけど、尚彦がでてくるたびにイライラした。
    なんて奴だ。
    ラストはよくわからなかった。
    読む人の解釈に委ねるってこと?
    実際に二ノ宮キャスティングで映画にしたら面白そう。

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    2024年02月03日
  • 白い闇の獣

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    少年犯罪や少年法をテーマにした作品を好んで読むことが多い。守るべきは被害者や遺族なのに、蔑ろにされる描写はどの作品であっても心苦しくなるしやるせない。
    過剰に保護される加害者たちは、少年法を逆手に取り、反省など微塵もせずに犯罪を重ねていく。
    この作品に登場する少年たちもまさしくそれで、生きてる価値すらないクソ共が!!と読んでる間本当に腹立たしかった。


    伏線もしっかり回収されてるし、犯人もまさかな人物で面白かった。

    いなくなった人は二度と戻らない、犯した過ちも無かったことにはならない。そう思うと一縷の望みを感じるラストではあったが、モヤモヤしてしまう。

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    2024年01月31日
  • 残像

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    気分が悪くなるような過激な場面と協力して何かを成し遂げようとしている場面で感情が激しく動いた。

    終わり方がいまいち腑に落ちていないが、読んでいくうちに最初の説明していなかった部分と結びつきとても楽しかった。

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    2024年01月22日
  • 白い闇の獣

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    フィクションでありながら、何よりもリアリティ溢れ、実際に「神など居ない」と常日頃思う自分にとって納得の一冊。
    ラストが少し呆気なさすぎるか

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    2024年01月21日
  • 冷たい檻

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    「おれは超能力者じゃない。想像してみただけだ。さっきも言ったが、いろいろ考え合わせると、線が一点に集まる」

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    2024年01月18日
  • 不審者

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    なかなか面白かった。
    不穏な空気が漂う描写とストーリーで進み、
    予想外の結末に至る。
    いろいろ豆知識も興味深かった。、

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    2024年01月09日
  • 白い闇の獣

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    事件の内容が痛ましく、また、描写がリアルすぎて、読み進めるのが辛くなるほどのリアリティだった。
    作者自身も世に出すのを迷ったと書いてあるが、あまりの写実さが与える影響などを考慮してのことだろう。
    確かに言う通り、予備知識などなくても、背景を理解しやすいが、その分感情的に入り込みやすく、辛すぎる部分は多かった。いろいろと救われない中で最後に唯一の幸せな部分があり、救われた。

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    2024年01月05日
  • 瑠璃の雫

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    娘を誘拐された老人との交流で家庭が破綻して傷ついた少女がなんとか生きていくのは良かったと思った。丈太郎さんが娘について事実を知った上でとった行動には考えさせられる所があった。そしてその家族の様子にたどり着いた美緒が自分の家族において決着を付けようとして充の決断に納得が行かないさまも今までの辛さを考えたらそうだよなあと思った。充が忘れようと言ったのが逃げなのか強さなのかと思った。

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    2023年12月30日
  • 瑠璃の雫

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    父は家族を捨て母はアルコール依存症。弟と二人暮らしの美緒は心を閉ざし人生をあきらめている。子供に親は選べない。とあることで知り合った初老の男性の過去を知り、真実に辿り着いていく。罪に対しての赦しというのは誰がどう判断していくのか。その判断に対しての苦悩は終わりがない。老人と出会い、人生を強く生きていく美緒は良かったな。

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    2023年10月21日
  • 瑠璃の雫

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    極度のアルコール中毒の母親を持つ小学生の美緒
    母を恨み、他人を拒絶する
    元検事の永瀬丈太郎という元検事の初老の男性と出会い、心を開いていく。

    幸せってなんだろう
    幸せな家族ってなんだろう
    相手を許すことの難しさ
    弟の充の無邪気さの一方で、この世で一番残酷なのは何も知らない子供自身なのでは

    もし丈太郎が単に優しいだけの好々爺なら、美緒もここまで心を許すことがなかったかもしれない。不器用な優しさと適度な距離感が素敵だなと思う

    子供を持っても愛せない人もいれば、不幸に遭い、どんなに愛しても会えない人もいる
    伊岡さんの描く世界はどうしても、理不尽だけど最後まで読まずにはいられない

    最期の方の展

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    2023年10月17日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    現代を最大限に風刺したような作品。
    薬、政府、老人問題、いじめ問題などさまざまな観点を関連づけている。

    特に、特効薬を老人や子供たちを実験台にして行っているというのは無きにしも在らずといった問題なのではないだろうか。

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    2023年10月13日
  • もしも俺たちが天使なら

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    セレブ専門の詐欺師と、イケメンでヒモの喧嘩屋と、不始末で警察を追われた元刑事、それぞれの視点で物語が進み、スピード感が良い。

    最後の巨悪との対決はハラハラもあり、どんでん返しも楽しめました。

    不覚にも詐欺師をかっこいいと思ってしまった。

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    2023年10月07日
  • いつか、虹の向こうへ

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    ネタバレ

    作中に出てくる絵本がタイトルと繋がっているのだけど、その絵本、実際に販売して欲しいくらい美しいお話だった。

    外で読んでいたのに、泣いたり笑ったりしてしまった。主人公が優しかったり人間臭かったりしてて好き。一気読み。

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    2023年09月26日