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浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城をに付き添い、自宅アパートを訪れた。
そこでは、晴子、夏樹、多恵という年代もバラバラな女性3人と小学生の冬馬が、共同生活を送っていた。
他人同士の生活を奇妙に感じた一平は冬馬から、女性3人ともに前科があると聞く。
一方、政治家の息子・吉井恭一は、執拗に送られてくる、過去を断罪する写真に苦悩していた。
身を寄せ合う晴子たちの目的、そして水面下で蠢く企ての行方は――。
暗い過去への復讐を描いた、心震わす衝撃のサスペンスミステリ!
「信頼、裏切り、後悔、敬愛、憎悪、憧れ、友情、希望。
そんなあれこれをぎっしり詰め込みました」
――伊岡瞬
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Posted by ブクログ
ホームセンターでアルバイトをしている浪人生の堀部一平が、同僚の葛城が職場で倒れた事をきっかけにトラブルに巻き込まれて行くストーリー。
葛城が暮らすひこばえ荘の住人たちが謎だったけど、だんだんと関係性がわかってきたものの、伊岡さんにしてはのんびりした内容だな…と思っていたら、やっぱり残酷な場面が待っていました。
とにかく吉井恭一が怖すぎます。彼自身の過去を知れば彼自身も可哀想ではありますが、だからといって…。こんな人間の目に止まってしまったら不運でしかないですね。
主人公の一平は主人公なのに大活躍とはいかず、むしろ探偵の須賀がヒーローに見えてしまいました。そして恭一の父親があのような結末を迎えるとは予想外でしたけど、権力を振りかざしている悪が成敗されたという点ではスッキリしたかな。
Posted by ブクログ
おもしろかった。
浪人生の堀部一平はバイト先の同僚(お爺さん)が職場で倒れ、部屋まで送り届けるところから運命の歯車が狂いだす。
ぼろっぼろのアパートへ送り届けると、どう見ても親戚などではない女性3人と男の子が集まって来て、側から見ても奇妙な宴会に参加させられる。
その人たちの不可思議な関係に疑問を持ちながらも、なんだか興味が湧き一平と奇妙な住人たちとの交流が始まる。
しかしこの奇妙な住人たちにはさまざまな過去があり、とある縁から一緒にある事件について水面下で行動を起こしていた。
ミステリーではなくサスペンス。
最初から犯人もわかっている状態だったが、最後のまとまりもよく、ちょっとした寂しさを残しながら読み終えた時には、この話のその後がとても気になってしまいました。
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