残像

残像

1,056円 (税込)

5pt

累計50万部突破『代償』の著者渾身。角川文庫75周年記念、文庫書き下ろし!

浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城をに付き添い、自宅アパートを訪れた。
そこでは、晴子、夏樹、多恵という年代もバラバラな女性3人と小学生の冬馬が、共同生活を送っていた。
他人同士の生活を奇妙に感じた一平は冬馬から、女性3人ともに前科があると聞く。
一方、政治家の息子・吉井恭一は、執拗に送られてくる、過去を断罪する写真に苦悩していた。
身を寄せ合う晴子たちの目的、そして水面下で蠢く企ての行方は――。

暗い過去への復讐を描いた、心震わす衝撃のサスペンスミステリ!


「信頼、裏切り、後悔、敬愛、憎悪、憧れ、友情、希望。
そんなあれこれをぎっしり詰め込みました」
――伊岡瞬

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残像 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    浪人生がひょんなことから前科者の女性たちと知り合い。
    大変面白く読みました。
    主人公と政治家の息子の話が交互に進む中、主人公にこのまま幸せになってくんないかなと思うところで事態が急変し、その後はもう展開が止まらない。
    こんなにやっちゃって、一体話をどう収めるのかと思ったらうまいこと着地したものです。

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬作品を数冊読んで 今回はあらすじを何も知らず購入
    真壁シリーズかと思いきや、刑事は全く出てこない
    登場人物もそう多くはなく 不要な説明文などはあまりなくサクサク読めてしまい、次はどうなる?と3日で読んでしまった

    登場人物それぞれの人生模様がよく分かり 様々な人間の本質が垣間見える

    東野圭吾

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    偶然のような出会いから始まり、距離が縮まったと思いきやある日忽然と姿を消す人たちとの記憶。
    でもそれは嘘でもなく夢でもなく、ちゃんと現実だった。
    人々の残酷な体験や記憶が渦巻く現実の中でも、読み続けていくと甘酸っぱい気持ちや青春も感じられた。世間では悪人認定される犯人でも、人それぞれ背景や理由がある

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    ホームセンターでアルバイトをしている浪人生の堀部一平が、同僚の葛城が職場で倒れた事をきっかけにトラブルに巻き込まれて行くストーリー。

    葛城が暮らすひこばえ荘の住人たちが謎だったけど、だんだんと関係性がわかってきたものの、伊岡さんにしてはのんびりした内容だな…と思っていたら、やっぱり残酷な場面が待っ

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    身元引受人、元犯罪者3人の奇妙な生活。
    各々偽名を使い、主人公と接触を試みる。彼女らの過去と目的が分かった瞬間から読者の視点も反転する。
    暗闇の中にも光はあるのだろう

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    浪人生の堀部一平はバイト先の同僚(お爺さん)が職場で倒れ、部屋まで送り届けるところから運命の歯車が狂いだす。
    ぼろっぼろのアパートへ送り届けると、どう見ても親戚などではない女性3人と男の子が集まって来て、側から見ても奇妙な宴会に参加させられる。
    その人たちの不可思議な関係に疑問を持

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    だんだん二つの物語が繋がっていく感覚がぞわぞわして面白かった。けど、エンディングが少し薄いかな?と思った。恭一のお父さん死んだのとかもっとインパクト付けても面白かったのに!あっさり書いてるのが逆に怖いのかな

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ

    面白かった。普段、自分では選ばないような小説。最近、友人と読み終わった本を交換する、というのがちょっとしたブームになっていて、結構楽しんでる。
    出てくる人みんな、体温を感じるというか、姿がありありと浮かんできて、あり得ない設定なのに、まるで目の前で繰り広げられているような感じ。不思議な読後感。

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬さんを読むのははじめてでしたが、ずっと読みたかった作品でした。2つのストーリー展開で描かれていて、どういうふうにどこでこの2つの話が交るのかとハラハラしながら読んでいました。吉井恭一とひこばえ荘一座。そこに安兵衛こと一平が絡んで、ある事件の結着をお見逃しなく。晴子と夏樹のある秘密の企て。読み終

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    大変な過去を持つ人達の話で暗い気分にはなったが、主人公の語り口と登場人物たちの心のお陰で最後まで読めた感じがした。

    0
    2025年02月24日

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