ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
9pt
広告代理店「八千代アドバンス」は、経営悪化により、会社を解散し清算することが決まる。制作部の畑井伸一は、総務部長に任命され、経験のない会社解散の手続きを担当することに。そんな中、負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。虎の子の二億円の行方を捜す畑井の前に次々と巻き起こるトラブル。金を取り戻し、八千代アドバンスの秘密を“清算”することはできるのか?
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
広告代理店「八千代アドバンス」が経営悪化により清算へ。手続きを任されたのは畑違いの制作部の畑井。懸命に作業を進める中負債の返済用資金二億円が社員と共に消え、殺人事件まで...。経済色が強い小説かと思ったら本格ミステリー、ストーリーテラーの面目躍如。
久々の伊岡瞬さん! 会社精算か… 倒産よりはええんかな? 親会社からの支援も限界で、倒産やなく解散→精算。 こんな事なった事ないから、分からんけど、生活かかってる社員にとっては、洒落ならんな… って、何でも良いですけど、伊岡さん! 人死にませんけど!どうなってんの! クズも言うほどおらんし… ...続きを読むはぁ…ページ半分過ぎた頃にやっと、お空に行った人が出てホッとした!w (^^;; しかし! この殺人は、ストーリーのメインやない! 今回の話は、会社精算時にパクられた2億円の話やな。 なので、殺人のトリックやなく、あくまでも、パクられた方の謎解きやった。 少しガッカリなとこあるけど、これはこれで面白いかも? 正直者の主人公が、色んな企みを持った人らに振り回されながら、解決していく感じ。 正直者が馬鹿を見るとは言うけど、最終的には、やはり正直な人が強いんかな。 最終的には、人集まるんで! トリックより、正直者が振り回されるのがメインかも?w 正直者がやはり良い! やっぱり! 私の生き方は、間違ってなかったわ!!!www
大手新聞会社のグループ会社を清算する際に起きた「トラブル」(横領/殺人等)の謎解き劇。相当面白い推理小説だった。
経済小生かと読み始めたら、推理小説だった。伊岡さんなのだから予測出来るだろうに、どうも、このところ感が働かない…。謎解きは、こんがらがって何度も読み返す。「性分はどうにもならない」けど、こんなお人好しいるかなぁ。
面白かったが、最後の最後で詰め込み過ぎかなぁ。中盤までは平坦な展開なのでその落差が激しく、リズムが掴み辛くなってしまった。小心者かつ極めて善良なサラリーマン、畑井は勤務先の会社が「解散」するにあたって「清算」業務を任命される。要するに消えゆく会社の後始末の役割を押し付けられた。文句をグッと堪え粛々と...続きを読む業務にあたっていく最中、突然事件が起こる。今までの伊岡作品に比べるとクソ野郎は出てこず、穏やかに仕立ててある印象。畑井さんのキャラは好感を持ったが真相が唐突でスッキリせず複雑な心境。清算という題材は良かった。
ラスト一章を残して一旦解決。期待通り最終章でのどんでん返し、とまではいかなかったがもう一波乱あってよかった。でも伏線回収し切ったか?殺人事件の真相暴かれてたかな?
『八千代アドバンス』に勤める畑井は、制作部の次長から突然、総務部長に昇格するのだが、これは解散前の作業を無理矢理押し付けられ感が否めないのである。 覚悟などできないまま、「わかりました」というしかない。 「やはりわたしには、無理だと思います。考え直してください」や「そういうことでしたら辞めさせていた...続きを読むだきます」という言葉は、口から出せないまましぼんでいった…。 解散後も清算業務をあたってもらいたいと言われ「は?」である。だがそれも受け入れてしまう畑井。 少人数での清算中に負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。 何もわからないまま上層部に言われることしかできない畑井。 やがて傷害事件や死など…不穏な状況がいくつも重なり…。 まさか、そういうことだったとは⁈となる。 特に何かに秀でている感じでもなく、どちらかというとおっとりしてるというか、あとから気づくことの多い畑井。 その畑井のことが何故か妙に気になり、危険なことに首を突っ込むなよ!と言いたくなる感じがずっーと続き、最後には一件落着してホッとしたという感じだった。 この不穏さを漂わせながらじわじわと進む感じは、伊岡作ならではなんだろうが、こういうの嫌いではい。
『倒産に必要なのは胆力、解散に必要なのは忍耐力』。自身の忍耐力を信じつつ、消えた二億円を取り戻そうと奔走する畑井。嫌味な同僚が続々登場し、遂には殺人事件が…面倒見の良い畑井が報われたので良かった。
読む本を間違えたかと最初はペースが上がらなかったが、ことが動き出してからはぐんぐんと読み進めた。 人って多面性があり、だからおもしろくもあるけれども、一筋縄ではいかないよね。
大きな会社の理屈はわからないけど、正直ものが損をする構図はいつの世も同じか。主人公の家族や周囲には心ある人たちがいて良かった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
清算
新刊情報をお知らせします。
伊岡瞬
フォロー機能について
「角川書店単行本」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
波動の彼方にある光
赤い砂
痣
いつか、虹の向こうへ
祈り
悪寒
翳りゆく午後
教室に雨は降らない
「伊岡瞬」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲清算 ページトップヘ