伊岡瞬のレビュー一覧

  • 白い闇の獣

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    妹から見た姉の見えていなかった部分がどんどん明かされていくのが、ドキドキ…秘密を盗み見しているような話だった。他の誉田哲也作品も読みたくなった。

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    2024年09月11日
  • 赤い砂

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    ネタバレ

    ある日突然新種のウィルスであるコロナが世界中に蔓延し、パンデミックになった現実を体験しているのでこの小説はとても恐ろしく感じました。

    ウィルスに感染してから2週間後、最初は風邪症状、その後錯乱状態になり発狂し自殺するなんてゾッとします。

    ある男性が線路へ飛び込んだことから始まった自殺の連鎖。その事故の時の鑑識官が突然自殺した事に納得がいかない同僚刑事の永瀬がその原因を追い続けるうちにあるウィルスが関係している事を突き止めます。

    企業や組織の思惑、隠蔽…。上からの命令に背き捜査をやめられない永瀬。危険な目に遭い病院に入院していた永瀬の身に再びピンチが。永瀬が無事でいてくれることを願わずには

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    2024年09月05日
  • 痣

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    ネタバレ

    81/100

    刑事ものってなかなか事件が重かったり、人物が渋かったりするので読み進めるのが難しいことが多い。
    実際今回の内容も人の殺された描写はグロいことが多かったが、内容がしっかりしてた。

    筋が通っており、たまにある現実味が薄くなるような浅い本でもなかったため、内容に対してモヤモヤすることがなかった。
    それは犯人である清塚のキャラクターが確立されていたため、なぜ事件に関与してきたのかなど納得することができたからだと思う。


    沖縄旅行のおともにした。

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    2024年09月04日
  • 赤い砂

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    初読み作家さん!まあまあ面白かった!
    まず文章が読みやすい!かと言って軽すぎるわけでもなくちょうどいい塩梅で良き。他のも読んでみたくなったー!!
    想像していたウイルス系の話ではなかったけどそれもまた良かった。
    登場人物もキャラが立ってて良かった。武井さんが結構好き。
    作者のあとがきもあってとても興味深く読んだ。デビュー前に書いたお話だそうで!すごい。

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    2024年08月25日
  • 奔流の海

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    面白かった!
    千遙のガラガラ鳴るおてんばな感じが好き笑
    最後裕二と産みの母の再会はどんな感じだったのだろうと気になった。

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    2024年08月21日
  • もしも俺たちが天使なら

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    詐欺師とイケメンの喧嘩屋、元刑事の個性溢れる3人が繰り広げる物語に引き込まれた。
    昔好きだったテレビ番組「俺たちは天使だ!」(年代がバレてしまう…)をタイトルから思い出しながら読んだが、期待通りだった。

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    2024年08月20日
  • 赤い砂

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    ネタバレ

    面白かった!
    感染すると風邪症状の後、狂乱し自殺するというウィルス。RNAウィルスであり変異も激しい。
    しかしHIVウィルスの増殖を止める作用もある。
    とまた専門的な内容もあり。
    実際にこういうウィルスは存在しそうだし
    面白かったです。

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    2024年08月19日
  • 教室に雨は降らない

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    感想
    巧が教師にこだわりを見せていないことから、比較的重い問題に対しても軽やかに問題を解決していく様が読み心地が良い。

    教師という職に対する周囲の扱いの変化などなるほどと思った。

    あらすじ
    小学校の臨時音楽職員の森島巧が、学校で起こる問題を解決していく。

    モンスターペアレンツ対応、校外学習での亀の盗難事件、教師による生徒いじめ、居眠り教師と学級崩壊、自分の転職、卒業生との作曲、いじめ問題。

    最後はアルバイト教師を辞めて、音楽教室で働くも、教員試験を受けて音楽教師への道を目指すのだった。

    そして、安西先生との関係は不明のまま終わる。

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    2024年08月14日
  • 不審者

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    読んでいくうちにどんどん湧いてくる不信感。
    この男は何が目的?と気になる展開。
    予想がつかなかった正体。
    また騙されたことが悔しい…
    おもしろかった。

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    2024年08月13日
  • 本性

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    伊岡瞬のミステリーは残忍で気持ち悪いとこも多いのだけど面白くて読んでしまう!
    続編は出てないのか??
    きになる!!

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    2024年08月11日
  • 冷たい檻

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    読み初めは登場人物の多さに『登場人物の説明』を確認しながら読み進めたが、後半は全て頭に入り物語に没入していった。
    実際にこんな利権だらけの施設があれば恐ろしい話だが、日本が抱えてる社会問題をまとめて解決などといえば簡単にだまされそうでもある。

    登場人物の樋口調査官が魅力的で辛い過去を背負う影の部分とそれでも消えない正義感が事件解決へと導く過程が飽きない。
    警察小説とあるが、主となる警察官は元警察官と田舎の巡査官でよく目にする警察小説とは全く違う。
    2日間起こった事件を軸に様々な登場人物の視点から展開させ、スッキリと終着させたさすが伊岡瞬である。

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    2024年08月06日
  • 痣

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    伊岡さんの警察小説でした。
    やはり心が痛くなりました。
    それでも続きが気になり、ほぼ一気読みでした。

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    2024年07月31日
  • 祈り

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    ネタバレ

    特殊能力とか天才とか特別な力を持つって、実は深い孤独の中を生きなきゃいけない。理解されず、悩みを共有することも出来ない。当たり前の日常がどれほど貴重か、身にしみて感じる。

    不幸を人のせいにして反省しない、ましてや人を貶めるなんて、人生がうまくいかないのは当然!自業自得!

    春輝の祈りが届いたのか、届かなかったのか。未来は結局、自分自身の手で切り開くしかない。楓太、カード貰いに行って大丈夫かな…

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    2024年07月29日
  • 水脈

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    ネタバレ

    増水した水路から遺体が発見され、暗渠から流れ着いたらしいのだが、遺棄地点の特定に難航する捜査陣。所轄刑事の主人公は、大学院の研究のため、捜査に同行している警視庁幹部の親戚のお供をしている捜査1課の遊軍刑事とともに調査を始めるが・・・
    捜査の章と並行して語られる、ある女性のエピソード。時間軸をずらすことで、事件の謎が解明したときの爽快感は増しているなとは思いますが、不幸な未来が見えているのに、そこに至ってしまうのが辛いところ。
    あと、犯人の登場の唐突感もありますね。矛盾はないのですが。
    このまま主人公の2人を「相棒」にはめ込んでもドラマにできそうです。

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    2024年07月28日
  • 冷たい檻

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    語り視点がコロコロ変わり始めは断片的であった物語が結びついていく。大きなものが影で蠢いているのを感じながら、畳み掛けるようにストーリーが進み飽きさせない。

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    2024年07月03日
  • 冷たい檻

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    社会問題をテーマにしたミステリーで面白かった。
    登場人物は多いが皆個性的で、後半に行くほどページをめくる手が止まらなかった。

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    2024年06月29日
  • 赤い砂

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    2024.06.27
    この本はアフターコロナの今、一読し、あとがきを読むと著者の先見性というかつきに恵まれたというか、この一冊が出版されるプロセスに惹かれる。

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    2024年06月27日
  • 水脈

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     途中まではとてもよかった。連載だったらしいが、打ち切りになったのかと思うほどラストがはしょりすぎ。もっと犯人についてページをさいてほしかったな。結局コンビと「お守り」を書きたかったのか?

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    2024年06月26日
  • 奔流の海

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    良かった。
    千遥と裕二の2人の過去からの目線で話が進んでいく。
    最初にあった物語とどう繋がるのかと気になって気になってイッキ読み。
    こんな奇跡あるのかって感じだけど、面白かった。
    八木沢のキャラが結構好き笑

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    2024年06月19日
  • 瑠璃の雫

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    まずはタイトルが瑠璃の雫に改題されて大正解だと思う。
    瑠璃という響きが物語にマッチしている。


    これでもかと言うほど陰鬱な内容に伊岡ワールド始まったと覚悟したが、主人公が背負う闇にいたたまれない気持ちになった。
    丈太郎との出逢いが主人公の救いになるが物語はさらに深い闇に堕ちていく。

    読み応えは充分あり、、面白かったといえば語弊があるので、、読んでよかった、さすが伊岡瞬。

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    2024年06月16日