伊岡瞬のレビュー一覧

  • 追跡

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    後から後から組織が増えてきて、何度か巻頭に戻って関係性を確認しながら読み進めていく感じでした。

    面白いところもありましたが、ちょっと全体的に、ややこしかったです。そして、嫌な感じの人が結構出てきます。

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    2026年03月04日
  • 赤い砂

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    コロナ前の作と聞き、驚いた。登場人物が奔走する様子は、コロナ禍、感染源や対策に不安を感じていたことを思い出しながら読んだ。最後は廃校で2人が支え合うなんて、作者が若い頃に書いたらしい、ロマンチックさが出てるんじゃないかな。

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    2026年03月03日
  • いつか、虹の向こうへ

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    ずっと絶対絶命のような状態で話しが進んで、見たいような見たくないようなで、ノロノロと読んだ。
    元刑事という設定だったが、あまり昔の仕事の恩恵もあまり無さそうで、ボロボロすぎて心配になる場面の方が多かった。
    犯人は思ってた人と違ったけど、人のスイッチというか我を忘れるタイミングというのは何時でも訪れるんだなと思った。

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    2026年03月02日
  • 仮面

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    ミステリーというより犯罪小説。謎があるわけではなく犯罪を記録している感じ。前半ちょっと退屈だったが物語が佳境に入ってからは一気に読んだ。

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    2026年03月01日
  • 追跡

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    そこまで、必要な組織なのかな?
    そこまで、やる必要があるんですか?
    そこから、ナニを見出せばいいのかな?

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    2026年02月28日
  • 本性

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    カバーに『この本 危険です』とか、色々と煽りまっくてるせいで無駄にハードルが上がってる感じ

    最後の展開が急な上に、少し雑な感じ

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    2026年02月22日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    ⭐︎3.4
    あらすじ面白そう!で抱いていた期待は超えず…。
    ホラーサスペンスと謳っているのにホラー感が弱いのと、少し無理のあるどんでん返しが気になった。序盤はワクワクさせられたけど、中盤以降はあまり楽しめず。設定は好きなんだけどなー。

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    2026年02月15日
  • 代償

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    イヤな話だった。あまり人にはオススメ出来ない。面白かったが、楽しい面白さではないから⋯⋯。嫌な奴はとことん嫌な奴で、良い友達は最初から最後まで凄く良い友達だった。

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    2026年02月15日
  • 悪寒

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    ネタバレ

    話が薄口なので半日で読めた。なんとなくレビューが書きにくくて溜めてしまった。時間を返してほしい作品
    ふつうは先に読む解説も、のらなくて読むのが遅くなったが、杉江松恋さんの解説ならとページを開いたら 開口一番(??)こう来た
    男は愚かである。
    ある登場人物の言葉を借りれば「中年男の鈍感さは、それだけで犯罪」なのかもしれない。
    と。
    作品は確信犯なのか、実力なのか、レビューも迷う所だった。

    製薬業界では大手の企業に勤めていたが、表沙汰になった得意先への贈賄の罪をなすり付けられた。品行の悪い会長の息子である常務の甘言に騙され、短期の約束で東北に飛ばされた。地方の系列企業で、いわば置き薬屋だった。
    今時子供だましのプレゼントをつけても、近郊型の大手薬チェーンの陰で経営はじり貧状態。毎日ノルマ解消の家庭訪問で泣き落とし作戦も成績は最低。上司は地方の店を預かるひがみもあってじわじわと皮肉る。
    それでも家族のためと歯を食いしばり、一年か半年で呼び戻されると耐えている、実に愚かな世間知らずの男。
    こういう貶められるケースは、上手く書き込めば半沢直樹風にカタルシスを感じるところで拍手なのだが。


    彼も花の時代があり周りで美人といわれる同期の女性と結婚した。女好きの常務が目をつけていたとも知らず。
    気立てのいい妻は今では認知症が進んだ母親を介護してくれている。
    その妻から、家計の都合もあるし無理をして帰省しなくてもいいと言って来た。娘の合格祝いに帰っても、床で手を伸ばすと邪険に跳ね返された。妻の態度に習ったように娘までよそよそしくなった。

    突然メールが来た。内容が意味不明でどうにも腑に落ちない。警察に行くと書いてあった。
    驚いて帰省してみると、家の周りは物々しく警察官が取り巻き、事件調査中で入れない、妻に面会もできない。聞くところ妻は殺人の疑いで拘留されているらしい。その上覚悟の犯行で罪を認めているそうだ。
    最短でも起訴までは接見はできないでしょう。あまり動くと殺人教唆を疑われますよ。

    なぜ、誰を殺したのか。腑に落ちないがどうしようもない。
     
    近所に住む姉の優子が何くれとなく面倒を見てくれる。彼女は一段と美人で独身。相談相手にもなる。

    娘から妻の妊娠を知らされる。
    優子に確かめると常務の子らしい。それをこっそり処理したようだ。慌てて産婦人科医院を訪ねてみる。詳細は教えられないがというが写真を見せると、その人だったようだという。

    こんなことになったのは自分のせいだろうか。殺人まで。
    しかし妻を支えられるのは自分だけだ。
    ところが認知症の母が「私が殴って殺した」と言い出す。
    裁判の傍聴中に娘までが「私が殴りました」と叫ぶ。

    本庁から応援に来ていた刑事が、「奥さんはまだ重荷を下ろしてませんね」などと意味深なことを言う。
    (ちょっと顔を出すこの真壁という刑事は他のシリーズでいい仕事をしているらしい)
    だから最後までちょこちょこ顔を出していいことをいうのね、ダメ男を鼓舞するような。ここで彼に一票。

    話は浅瀬を歩いているように、薄い伏線と混乱の極みで、時間が過ぎ…。ついに彼は家族のために知恵を絞り行動に移すのです。窮すれば通ず(今時流行らないかもこの一言)

    認知症の母はまた頭が混乱し、娘の叫びは傍聴人の興奮したヤジだと弁護士は軽く受け止めているが。

    なにもかもさらさらと進んで、実はという結果になって終わる。努力が実を結ぶのか。
    家族のためにと耐えている男の悲しさを前面に出してはいるが、今時のミステリは暴力的なまで活躍する主人公が多いだけに軽くみえるので、これが現実に近いのかもしれない。しかし作り話は派手な方が身が入る。


    登場人物は何かありそうでいて、いつかそれなりに表から消え。最後になってそういうことだったんですと罪を認める。
    読みが浅かったのかもしれないが。なんだやはりそういうことだったのか、と軽い読後感だった。

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    2026年02月07日
  • 祈り

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    春輝の人智を超えた特殊能力が現実離れし過ぎていて、なかなか入り込み辛い内容だと感じた。
    特殊能力があるが故の、血縁関係のない、所謂他人の親切を真に受ける怖さと疑う心の狭さとの葛藤は可哀想だと。
    お金持ちにも置き換えられることなのかな。

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    2026年02月07日
  • 145gの孤独

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    この作品は元プロ野球選手が便利屋になってからの話だが、野球関係、便利屋関係どちらも物足りなさを感じた。

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    2026年01月30日
  • 本性

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    サトウミサキが何者か 興味を引かれる読み始めから、少々展開があちこちに飛んで。
    私都合の一気読みができないタイミングで
    こんがらがり読みにくい印象になってしまった。
    でもラストを読んだ後に、一気読みしていたら
    きっともっと入り込めただろうな、と。

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    2026年01月25日
  • 代償

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    ネタバレ

    達也という人物に深い嫌悪を抱きながらも意地で最後まで読み通した。前半に積み重なる胸糞の悪さと結末が爽快感という点で吊り合っているとはとても思えないけれど、主人公が過酷な過去を背負いながらもようやく歩み出せる未来を示唆する終わり方は良かった。

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    2026年01月25日
  • 翳りゆく午後

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    四十七歳になる大槻敏明は妻の香苗と反抗期の息子の幹人の三人で東京の西の外れにある団地に住んでいた。
    同じ市内には八十歳になる父親の武が一人で暮らしていた。
    大槻家は旧家で 武は校長職を経て教職を退いた後 市民講座で講師をつとめる地元の名士だった。
    もともと頑迷な性格だった武に半年ほど前から“ある症状”が現れだした。
    武の車に傷が増え、敏明が免許返納を勧めているなか近隣で轢き逃げ事件が発生した──。


    高齢者の免許返納問題を主軸としたサスペンス。
    西尾千代子の一件は本当にこんなこと可能かなぁ〜 と思いながら夢中になって読んでしまった。


    読み終えて思ったのは、認知機能が衰えて それを自覚して備忘録ノートまでつけていた武には息子の敏明のことがちゃんと見えていたのに、敏明は息子の幹人のことを全く見ようともしなかったということ。

    武の事件は確かに大きなきっかけだったのかもしれないが、ひとつのきっかけに過ぎなかったと思う。
    事件後 敏明のおかれた境遇は多少同情の余地はあるけど 自業自得だったんじゃないかな。




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    2026年01月25日
  • 代償

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    ずいぶん前にドラマで代償を観た時の記憶は、あまりにも嫌なイメージで、最後の最後まで辛くて、終わってもすっきりしない感じがしていたような。だから、Audibleでオススメに出てきても、ずっとスルーしていたのだけれど、「痣」が面白かったし、伊岡瞬さんの代表作っと書かれているし、再びチャレンジしてしまった。
    半分以上、やっぱりやめとけばよかったと思い続け、やはりイメージ通りの終わり方をするのかと思ったら、ドラマの記憶違いなのか、ドラマと原作が違ったのかは定かではないが、いい終わり方だった。
    あの心がぐちゃぐちゃにされるイメージのまま終わらなくてよかった。「代償」にふさわしい終わり方でよかった。

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    2026年01月22日
  • 仮面

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    犯人はクズ!

    表題の「仮面」通り、それぞれの登場人物の仮面、その真相という物語です。
    登場人物ごとに章立てされていて、ストーリが語られていきます。

    本作では、「読字障害=ディスクレシア」という障害が出てきます。
    初めて知りました。
    そんな障害(本書の中では特性)をもち、アメリカ留学後、作家・評論家として活躍中の三条。
    その三条がTV出演するときに一緒にカンペの内容を伝える早希。
    三条のマネージャのような役割の久保川。

    カンペ読んで、伝えるためだけに女性って必要?
    イヤフォンで伝えればいいんじゃないの?
    って思いますが、とりあえず、その設定は受けいれて...

    しかし、TVの世界の中で、ついこの間リアルに事件になった内容が思い出されます。

    そんなか、様々な女性たちが登場しますが、まともな女生徒は思えない。その女性たちが殺害されたり行方不明になったり..
    これまた、どういうことになっていくの?
    って思っていたら、ようやく後半に全体像が分かってきました。

    そんな事件を追う女性刑事の小野田、その部下の宮下。
    小野田の行動もちょっと違和感あって、読み進めていくと、ようやく最後の最後でそうなのね!!って納得しました。

    しかし、犯人はクズ中のクズって感じ(笑)
    急に描かれる犯人側のストーリと人物描写は、いきなりで違和感ありました。
    まさに帯にコメントされている「衝撃の怪物」

    最後の最後で救われた物語でした。

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    2026年01月18日
  • 痣

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    殺された恋人を思い出される連続殺人が発生
    退職間近の刑事が無念を晴らすため捜査
    王道中の王道!刑事あるあるなお話、、、
    たぶん刑事が出すぎるのと名前が難しくて覚えられないのよ!誰だっけ?ってなる
    あるあるやけど伊岡ワールド嫌いじゃない

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    2026年01月17日
  • 代償

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    序盤はとんでもない胸糞なので要注意。

    展開がしんどすぎて火事くらいで読み進めるか考え、一旦手を止めた。結局、このまま終わる方が気持ちが暗くなりそうだから、物語が好転するまで読むことに。予想以上にまだまだ地獄の状況になってメンタルが燃え尽きる。でも、逆に何としてもスッキリする展開が見たくて、そこからノンストップで読み切った。

    虐待や性加害など達也に同情できる要素があるのに、全く同情できないほど非道。すでに今世だけでは償いきれない代償を背負ってると思う。

    夢中で読んだのに、面白いの一言では表せない作品。まだ重さを引きづってるから、次は優しい作品を読んで気持ちを浄化したい。

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    2026年01月14日
  • 白い闇の獣

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    01月-03。3.0点。
    小学生の女の子が、3人の少年に拉致され殺害される。
    数年後、犯人が死亡し。。。

    ルポライターと女の子の元担任が、捜査に。元担任には秘密があり。。。
    読みやすい。デビュー後にお蔵入りにした小説らしい。確かに描写がどぎつい感じが。

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    2026年01月09日
  • 悪寒

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    終わり方が纏まってる。

    伊岡さんは後味悪く、不気味なまま終わるイメージだったので、いい終わり方でびっくり

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    2025年12月31日