伊岡瞬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少女の美緒と初老の丈太郎。2人が出会い、それぞれの家族の悲劇の真実に迫るミステリー。
美緒の家庭環境は複雑で、父は家族を捨て、母はアル中、弟は発達障害。母の従妹の薫のおかげでなんとか暮らしている状態。弟は生まれたばかりの次弟を窒息死させていた。
一方、丈太郎はかつて幼いひとり娘を誘拐されていた。その事件は迷宮入りしていた。
成長した美緒が二つの真相を追求します。
結末が気になる展開でしたが、真相にはモヤッとしてしまいました。赦しがテーマのようですが、私は赦せない人間なんだと思います。
時系列が前後されていたり、共感できなかったりで読むのにちょっと疲れました。 -
Posted by ブクログ
タイトルから想像もできないハードボイルド小説だった。
飲み屋の女性に誘われて家に行ったら、その女のヤバい彼氏が現れて揉み合いになった挙句死なせてしまい、服役した過去がある元刑事(主人公)。
その男の家に居候する、繋がりのなさそうな奇妙な3人の男女。
その家に転がり込んできた若い女。
その若い女を追って家にやってきたチンピラが死体として発見され、若い女は逮捕。主人公はチンピラが所属していた暴力団の組長から「本物の犯人を見つけ出さなきゃ、山に埋める」と謎の二択を迫られ、事件の解明に乗り出す…っていう物語。
虹の向こうっていうのは「死」のことで、いつか虹の向こうに行ったら、先に死んだ人(3歳で死んで