伊岡瞬のレビュー一覧

  • 不審者

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    展開が進むにつれて徐々に不信感が募り、やがてたどり着く予想外の結末には驚かされた。不気味なラストが突きつけるものに、ドロっとした感情が湧き上がる。

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    2025年01月18日
  • 白い闇の獣

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    すんごく重たい悲しいいたたまれない気持ちになる苦しいお話です。ですが… 最後スッキリ出来てよかったし幸せになってほしい。

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    2025年01月17日
  • 本性

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    伊岡瞬らしい濃密で陰影のあるストーリー展開が印象的だった。一人ひとりの登場人物の視点を通じて物語が紡がれるため、読み進めるたびに新たな発見があり、非常に楽しめた。ただ、結末はあえて余韻を残す形になっていて、その曖昧さが読後にモヤモヤとした感情を引き起こす。それもまた、この作品の魅力の一つかもしれない。

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    2025年01月09日
  • 水脈

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    ネタバレ

    面白かった。
    事件の真相?というか犯人はえーそうなん??って感じだったけど、実際はこんなもんなのかもしれないなと思いました。

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    2025年01月04日
  • 仮面

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    読むのにエライ時間がかかった。
    すっと、入り込めんかったなあ。
    何でやろ。
    まあ、オモロないからやな。
    ハズレですわ。

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    2025年01月04日
  • 痣

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    代償、本性を読み、真壁刑事の生い立ちが気になり、順番が逆になったけど、読み始める。
    謎が解けてスッキリしたが、話的にはなかなかエンジンがかからず前半は読むのに時間がかかった。
    後半から一気に動き出した感じ。
    真壁、宮下がいい感じでまた続きが読みたいので次は水脈を読んでみようかな。

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    2025年01月04日
  • 本性

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    ネタバレ

    40歳独身の梅田尚之がお見合いパーティで出会ったサトウミサキという女性。デートを重ねて高額なプレゼントや旅行を贈り結婚の約束をするが、だんだんとミサキの態度が変わり始め…。
    一章では婚活パーティーに参加する梅田尚之、二章ではファミレスでバイトする小田切琢磨、三章では認知症の高齢者・青木繁子、同窓会に参加するバツイチ女性・小谷沙帆里の前に現れるサトウミサキ。空き家で起きた火災で男性1人が亡くなった事件を追うベテラン刑事・安井と若手の宮下。
    サトウミサキの正体は安井の過去と繋がっていた。ミサキの動機や行動はある程度理解できるけれど、結末は個人的には正直すっきりしないような微妙な感じだった。

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    2024年12月31日
  • 仮面

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    衝撃の怪物誕生!
    若きカリスマが隠し持つ
    最悪な秘密とは
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    よく行く書店で大々的い展開されていた本作。
    タイトル、帯、表紙、全てが不穏で読むを躊躇いましたが、好奇心に勝てず。笑

    識字障害というハンディキャップを乗り越え、
    アメリカ留学、作家、評論家として活躍している
    三条公彦。
    行方不明者と発見された白骨遺体。
    全く関係のない両者につながりがあるとしたら…

    最後は「ええええ…!!!」ということの連続で、
    「おいおいおいおい」と思いながらも、
    始まってしまった物語を途中で終えるなんてできず、

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    2024年12月31日
  • 清算

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    ネタバレ

    今まで読んだことのないタイプのはじまりで全く展開が読めずに2章まで引き込まれるように読みました。ストーリー性は良かったものの結末に向けての失速感が否めなかった為、☆3にしました(☆3.5)

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    2024年12月12日
  • 本性

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    グイグイ読ませる展開だけど、前後編の前編のような終わり方
    読者にその先を委ねた感じ
    肉を切らせて骨を断つようなサトウミサキの心情はわからなくもないが、安井刑事の心情が今一つ理解できない。

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    2024年12月09日
  • 悪寒

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    代償、本性に続いて3冊目。
    前2作ほどのインパクトはなかったものの、なかなか面白かった。続きが気になってさくさく読み切った。

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    2024年12月05日
  • 不審者

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    やっぱり伊岡瞬読みやすい。
    平凡な日常が丁寧に描かれるほど、不穏な気配や存在に「やめてー!壊さないでー!毅然と立ち向かってー!助けを求めてー!」って切に願うんですが、そこがキモなのを分かってるくせに何で読むんだろうなと思った。ドMなのかな。
    これ書いてて思ったんですが、読んでる最中のこの願い、空回っとるな。

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    2024年11月27日
  • 仮面

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    まさにサスペンス小説
    物語の雰囲気は同著者の代償などが近いか

    登場人物が少なめなため殺人犯人も自ずと分かるというかコイツしかいないという感じなため推理要素は別のところにある
    それも読んでいけば何となく推測できるような程度ではある

    推理小説として、はたまたサスペンス小説としても見てもインパクトが物足りない
    どちらかに振り切っていれば面白かったかなとは思った

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    2024年11月25日
  • 痣

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    あまりに奇想天外で呆れてしまった。主人公が、31歳と読んでいて思えない。もう50過ぎの男性にしか感じられないので途中何度も年齢確認しながら読みました。不思議な本です。

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    2024年11月21日
  • 仮面

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    女としては、最後まで胸糞が悪くなるような内容だった。でも読む手を止められなかったのは、さすが伊岡作品。
    でも、最後の最後に少しの救いがあって良かった。二人が上手くいくといいなぁ。

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    2024年11月18日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    怖いけと、日本のどこかに実際にあるのかも。
    とりあえず、少しでも救いがあってよかった。
    できれば、5年後とかを見てみたいかも。

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    2024年11月17日
  • 悪寒

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    主人公の藤井賢一の気弱であるが、人を疑う事を知らない実直で優しい性格。
    家族経営での会社の派閥争いに巻き込まれ、事実上左遷されてしまう。単身赴任している間に妻や娘との家族関係も悪くなり、本社の上司を妻が殺めたと自白した事件が起こるが、、、。
                                 
    物語が何度となく変化し、解決するかと思いきや段々と複雑化し、読者の頭の中を完全に錯乱させてしまう技はすごいとしか言いようがない!
    展開や結末に悪寒を感じ、だから悪寒なのか!
    妙に納得させられた。

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    2024年11月04日
  • 仮面

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    途中から犯人が予想できたのでハラハラ感はあまりなかった。気持ち悪いとかじゃなく、女性への偏見が垣間見える文章にあまり良い気はしなかったかな。

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    2024年11月02日
  • 水脈

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    特殊詐欺は現在の社会問題にも
    なって居て、その全貌解明には
    現実の警察も手を焼いている。
    小説の中の警察の事件隠蔽は
    見えない暗渠と同様、特殊詐欺も
    元の水源を断たなければ無くならない
    のが現実だろう。

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    2024年10月27日
  • 仮面

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    なかなか難しいテーマだったのかなと思う。障害とテレビをメインに置いて、仮面をつけるという味付けがうまく作用はしたか。何件かの殺人事件が三条にどう結び付いていくのか、予想が出来ずワクワクする。群像劇でミステリー色が強い展開は好きだが、刑事パートが長くなると、少し読むペースが落ちてしまったかも。終盤はやはり伊岡瞬色がバリバリ出てくるが、犯人がバタバタせずあっさり諦めるのはちょっと斬新な上に現実的で良かった。

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    2024年10月26日