伊岡瞬のレビュー一覧

  • 残像

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    浪人生の堀部一平は、親には予備校に通っていることにして、ホームセンターでアルバイトに励んでいた。
    そのアルバイト先で、高齢者のアルバイターの葛城が倒れ、住まいのアパートに一平が付き添いで訪れることになる。
    そのアパートには、年齢もバラバラの女性が3人、そして小学生の男の子が、葛城を含めて共同生活を送っていた。
    一平は夏樹と云う魅力的な女性から「もうここに来てはダメ」と言われるのだが、好奇心と夏樹の魅力に惹かれ、再度訪れることになる。
    その後、ちょっと親しくなった小学生の冬馬から、女性3人は前科者だと告げられる。

    場面はガラリと変わり、大物政治家の吉井恭一は、差出人不明の写真を執拗に送りつけら

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    2024年10月15日
  • 赤い砂

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    連鎖する自殺。赤い砂とは何なのか?

    後半ちょっと暴走しすぎな気もするけど、概ね面白かった。

    結末はどうなったのか気になるけど…意外と幸せな時間を過ごしたかもしれないな〜。

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    2024年10月12日
  • 悪寒

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    真相は気になるしそれなりに面白かったけど、なんだかずっとモヤモヤイライラしてしまう物語だった。主人公があまりにも「冴えない普通の中年男性」で、内面にも全く魅力が感じられなかったからかな。彼が自身を省みて家族を取り戻す成長ストーリーでもあるようだから、本人に足りない部分が必要なのかもしれないけど。加えて脇役にも魅力的な登場人物が居なくて残念。
    真相は二転三転して予想できなかったし、結末は温かくてなかなか良かった。

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    2024年10月10日
  • 仮面

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    伊岡瞬『仮面』角川文庫。

    伊岡瞬は『代償』を読んでからのファン。文庫化作品で読んでいないのは初期の3作。当たり外れはあるが、高いレベルの面白い小説が多いと思う。

    本作はというと、何とも言えない後味の悪さだけが残る消化不良のストーリーと結末だった。伊岡瞬の作品の中では外れの部類に入るだろう。

    人間の誰にも裏表があり、仮面を被って生きているということなのか、登場人物の誰もが人に言えない過去や傷、秘密を持っている。


    浮気を続けるパン屋の主婦が白骨遺体となって発見される。その遺体には凄まじい暴力の痕が確認された。

    宮下刑事は女性上司の小野田刑事と共に行方不明となった、ある政治家の娘である主

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    2024年09月28日
  • 痣

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    徳間文庫大賞受賞作と聞いて買った一冊。

    連続殺人事件を解決する話

    自分には結構複雑な話だった

    なかなか捜査が進まない、主人公がやる気がないで序盤はつまらなかったが、中盤くらいからサクサク操作が進み興味が持てた。

    人間関係が複雑すぎ
    なんとか理解できたが、油断するとごちゃごちゃになりそうだった。

    でも複雑な分、スッキリしたラストでよかった。

    主人公と部下のコンビは良かった。
    このコンビが活躍する話があったらまた読んでみたいと思った小説でした。

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    2024年09月27日
  • 清算

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    大きな会社の理屈はわからないけど、正直ものが損をする構図はいつの世も同じか。主人公の家族や周囲には心ある人たちがいて良かった。

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    2024年09月18日
  • 祈り

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    2024.09.16
    この本で思うこと。マスコミに中途半端に取り上げられることの怖さ。
    マスコミと関わりあって得をすることは「普通の」人には全くないことは仕事を通じても実感しているが、世の中には、マスコミに取り上げられることを「良いこと」だと思っている「善意の」「普通の」人が多すぎる。
    本書でも人生の転機はマスコミにあることが強く感じられる、私には。

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    2024年09月16日
  • 残像

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    二つの物語が交錯して、真相にたどり着く物語。
    前半、なんだかよくわからない展開でしたが、謎が謎のまま進んで、最後の最後で明らかになるパターン。

    浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城に付き添い、葛城のアパートまで送り届けます。
    そのアパートでは、3人の女性と小学生の冬馬が暮らしている設定。
    みな、葛城の事を大切にしている人たち。
    いったいどういう関係?

    そして、この人達にに巻き込まれていく物語。
    何が起こるのかがさっぱりわからない。

    3人の女性には過去があり、前科があることを知る。
    何か知らの犯罪に自分もまきこれていくのか?

    もう一つのストーリは、政治家の息子の物語。クズ男で、小さな

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    2024年09月16日
  • 清算

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    倒産と解散・清算の違いがわかった。みな身勝手な性格の人ばかり。救いが主人公の畑井と社長の横井と思っていたら、犯人はそこだったとは…。切ない気持ちにもなった。誠実な畑井にいい職場がみつかるようにと願うばかりだ。

    「人間の原動力は、励ましや同情よりも怒りや反発の気持ちと知った」と、畑井の言葉は重い。

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    2024年09月15日
  • 瑠璃の雫

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    ネタバレ

    われらに罪をなすものを
    われらがゆるすごとく
    われらの罪をもゆるしたまえ
    「新約聖書」マタイ伝六章十二節

    3部仕立てになっており、第1部から第2部に
    移行した時には、短編小説だったか?と思うほど
    展開が全く違う。

    赦すことは、自分を解放する事でもある。
    それにしても、子供は親を選べない典型的な話で
    ある。
    子供よりも夫を守るって有り得ませんけどね。

    事件の真相、伏線の回収もしっかりと
    第3部で明らかにはなるけど、全く気持ちが
    スッキリしません

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    2024年09月13日
  • 白い闇の獣

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    さすがの胸糞の悪さ
    褒めてます
    少年法によって守られた奴らの話
    ただ最後の方はなんとなく強引感だったり出来すぎ感があったかも
    伊岡瞬独特の胸糞悪さは存分に楽しめます

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    2024年09月09日
  • 本性

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    『痣』みたいな感じかと身構えてましたが、章を追うごとに被害者たちと犯人が繋がってくるクライムサスペンスで面白かったです。
    宮下刑事、途中まで気づかなかった。伯父さんの話でやっと分かりました。

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    2024年09月07日
  • 痣

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    犯人が分かって、こいうことで犯罪に走ってしまうのってありそう。何となく分かるなーと思ってしまった。
    ただ、読んでから数日経ってますがお風呂入ると思い出してしまう。

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    2024年09月06日
  • もしも俺たちが天使なら

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    金持ちからしか金を獲らないイケメン詐欺師、セレブのヒモ生活だが喧嘩は負け知らずの若者、
    不始末で警察を追われた元刑事、の3人が美少女の実家に住み着いた一見実直そうな男の裏側を探る。
    この作家さんの作品を読むのは久しぶりですが登場人物を魅力的に描かれますね。
    お話としては”大どんでん返し”と言うまでの結末ではありませんが楽しめました。

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    2024年09月03日
  • 不審者

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    古本屋で題名だけ見て買った一冊。

    不審者の話だった

    意外な結末だった

    ただ他の読者が書いてあったようなどんでん返しって感じはあまりしなかった。

    いきなり20年ぶりに現れた夫の兄
    兄が現れたら次々と起こるトラブル
    確かに不審者に思う

    でも訳を知ればなるほどと

    不審者もおかしいが
    ラストで分かった人間関係。
    この主人公の家庭もいびつな人の集まりみたいな感じがした小説でした。

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    2024年08月28日
  • 瑠璃の雫

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    ここがこうつながるのか!という流れに読みながら釘付けだった。
    謎が解けていくにつれてとてもとても苦しくなる物語だった。

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    2024年08月27日
  • 本性

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    ネタバレ

    気になって2日くらいで読み終わってしまった。最初はサトウミサキの目的が全然わからなかったけど、だんだんともしかして??とはなっていった。最初は梅田?がただのくずの短編かと思った笑 さほりんも衝撃だった!まさか梅田の相手だったとは、、なかなか癖のある人間な感じはしたけど、最初の印象とは違うなーって思った。面白いと思ったのが、梅田が自分は小綺麗でそれなりの見た目くらいに書かれていたけど、小田桐からしたら髪の薄い年相応のただのおじさんなんだなって。自分と相手の印象の違いを改めて感じた。だんだんとサトウミサキの全貌がわかってきたけど、最後はなんだかあまり納得できなかった。結局復讐とは言え、くずたちに興

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    2024年08月25日
  • 不審者

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    男が不審者だと思って読み進めたのに、途中からそっち?ってビックリした!!リトルな性格であるからこそ犯罪者向きと言っては失礼かもしれないけど。。納得いく部分が多くあった。息子くんが1番可哀想だね。。

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    2024年08月14日
  • 冷たい檻

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    社会問題に対する大胆な解決策へのチャレンジはかなり興味深く、田舎の権力者、国政の有力者、中国資本というせめぎ合いと面白いけれど、いかんせん長過ぎて中弛みが読みづらくて残念。

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    2024年08月13日
  • 水脈

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    ネタバレ

    最後の最後の数行だけホッコリしたけとその他はなんとも言えないかんじ
    DVから逃げてるように見える可哀想な母子を助けたのに、それが強盗の仲間だったって怖すぎるし悲しすぎる
    なんだよそれ
    可哀想すぎる
    公安とやらは本当に存在してやっぱり秘密の機関なのかしら?
    闇深いな~と
    マンホールの中とか怖すぎる
    朝乃さんが不憫すぎる
    犯人はなんかぽっと出というかなんというか、、、

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    2024年08月03日