伊岡瞬のレビュー一覧

  • もしも俺たちが天使なら

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    金持ちからしか金を獲らないイケメン詐欺師、セレブのヒモ生活だが喧嘩は負け知らずの若者、
    不始末で警察を追われた元刑事、の3人が美少女の実家に住み着いた一見実直そうな男の裏側を探る。
    この作家さんの作品を読むのは久しぶりですが登場人物を魅力的に描かれますね。
    お話としては”大どんでん返し”と言うまでの結末ではありませんが楽しめました。

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    2024年09月03日
  • 不審者

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    古本屋で題名だけ見て買った一冊。

    不審者の話だった

    意外な結末だった

    ただ他の読者が書いてあったようなどんでん返しって感じはあまりしなかった。

    いきなり20年ぶりに現れた夫の兄
    兄が現れたら次々と起こるトラブル
    確かに不審者に思う

    でも訳を知ればなるほどと

    不審者もおかしいが
    ラストで分かった人間関係。
    この主人公の家庭もいびつな人の集まりみたいな感じがした小説でした。

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    2024年08月28日
  • 瑠璃の雫

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    ここがこうつながるのか!という流れに読みながら釘付けだった。
    謎が解けていくにつれてとてもとても苦しくなる物語だった。

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    2024年08月27日
  • 本性

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    ネタバレ

    気になって2日くらいで読み終わってしまった。最初はサトウミサキの目的が全然わからなかったけど、だんだんともしかして??とはなっていった。最初は梅田?がただのくずの短編かと思った笑 さほりんも衝撃だった!まさか梅田の相手だったとは、、なかなか癖のある人間な感じはしたけど、最初の印象とは違うなーって思った。面白いと思ったのが、梅田が自分は小綺麗でそれなりの見た目くらいに書かれていたけど、小田桐からしたら髪の薄い年相応のただのおじさんなんだなって。自分と相手の印象の違いを改めて感じた。だんだんとサトウミサキの全貌がわかってきたけど、最後はなんだかあまり納得できなかった。結局復讐とは言え、くずたちに興

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    2024年08月25日
  • 不審者

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    男が不審者だと思って読み進めたのに、途中からそっち?ってビックリした!!リトルな性格であるからこそ犯罪者向きと言っては失礼かもしれないけど。。納得いく部分が多くあった。息子くんが1番可哀想だね。。

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    2024年08月14日
  • 冷たい檻

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    社会問題に対する大胆な解決策へのチャレンジはかなり興味深く、田舎の権力者、国政の有力者、中国資本というせめぎ合いと面白いけれど、いかんせん長過ぎて中弛みが読みづらくて残念。

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    2024年08月13日
  • 水脈

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    ネタバレ

    最後の最後の数行だけホッコリしたけとその他はなんとも言えないかんじ
    DVから逃げてるように見える可哀想な母子を助けたのに、それが強盗の仲間だったって怖すぎるし悲しすぎる
    なんだよそれ
    可哀想すぎる
    公安とやらは本当に存在してやっぱり秘密の機関なのかしら?
    闇深いな~と
    マンホールの中とか怖すぎる
    朝乃さんが不憫すぎる
    犯人はなんかぽっと出というかなんというか、、、

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    2024年08月03日
  • 不審者

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    ネタバレ

    本の概要
    夫の兄を名乗る人物の突然の訪問。その日から、平凡な家庭は壊され始め──。
    この男は、誰なのか?
    暴かれる家族の秘密と、衝撃の結末。『悪寒』『代償』の著者が放つ、驚愕のサスペンス&ミステリ。

    家族4人で平穏に暮らす里佳子の前に突然現れた1人の客。夫の秀嗣が招いたその人物は、20年以上音信不通だった秀嗣の兄・優平だと名乗る。しかし姑は「息子はこんな顔じゃない」と主張。不信感を抱く里佳子だったが、優平は居候することに。その日から不可解な出来事が続き……。家庭を侵食する、この男は誰なのか。一つの悲劇をきっかけに、すべての景色が一転する。緊迫のサスペンス&ミステリ。



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    2024年07月26日
  • 白い闇の獣

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    今回は、少年犯罪。

    胸苦しい展開で、読んでいてムカムカしてくる。
    少年法の問題は非常に難しい問題だから、こうして作品になると、また色々と考えさせられる。

    なんか辛いわ。

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    2024年07月21日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    なんとなく気になって買った一冊。

    臨時講師がいろんな問題に奮闘する話。

    主人公の臨時講師が、おせっかいともとれる様な行動が良かった。
    臨時講師だからやる気がないのに、やらされるみたいな話しとばかり想像してた。

    ちょっと気になったのが、心や身体に傷を受けた被害者が、傷に見合う報いがないのがスッキリしない。

    ネタバレになるかもしれないが、
    理不尽なクレームの真相がわかっても、クレーム出した保護者にお咎めなし。
    理不尽な暴力を受けたのに加害者がどうなったのかわからない

    なんかスッキリしない話もあったのが残念

    最後主人公と若い女性講師がどうなったかが気になり、続きの小説があるならぜひ読んで

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    2024年07月17日
  • 水脈

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    何とも苦い感じの読後感。読んでいる間も始終思っていたけれど救いのない話だった。
    いや、最後の最後数行がせめてもの救いなのかな。

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    2024年07月17日
  • もしも俺たちが天使なら

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    金持ちしか騙さない詐欺師の谷川凉一。
    元刑事の染井義信。谷川は昔、まだ刑事だった頃の染井に助けられたことがあった。
    そして、山梨のぶどう農家の息子の松岡捷。10年前に家を出て以来、帰っていない。
    この色々と抱えていそうな3人が公園で揉めている現場に居合わせるところから妙な関係が始まる。
    そして、松岡の実家であるぶどう園が何者かに乗っ取られようとしているという、松岡の妹からのSOSを谷川と染井も手を貸すことになる。
    ハラハラする場面もあるが、谷川の詐欺師ならでは?の観察力と勘の良さ、真面目に細々と仕事をこなす染井。若さゆえに突っ走る松岡。
    それぞれに魅力がある3人の関係がなんとも言えず…
    ずっと

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    2024年07月16日
  • 清算

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    ・畑井さん以外自分勝手すぎて…というか、逆に畑井さんみたいな人がまれなのか!?
    ・畑井さんの妻、瑞穂みたいな女性になりたい。
    ・なんとも最後はいたたまれない気分になった。横井さんの哀しさが伝わってくるようです。

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    2024年07月10日
  • 悪寒

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    冒頭を読んで想像する結末と人々の関係性が、読み進めるごとにガラガラと崩れていくのが面白い。妊娠中絶のくだりや南田の人となりに悪寒、なのかと思ったが綺麗に見える女の裏の顔に、悪寒。主人公にヤキモキしながら最後は感情移入して何だか泣きそうになった。会社の内情を密告してぶち壊して欲しかった気持ちもあるが。

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    2024年07月03日
  • 瑠璃の雫

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    人を赦すことは身を裂くように苦しいけれど、赦したいと願うのは憎しみ続けることのつらさを知っているから。

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    2024年07月03日
  • 残像

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    伊岡作品なので悲惨で胸糞悪い展開が待っているのではないかとヒヤヒヤしながら読みすすめたが、むしろあったかい気持ちになる人との関わりがあって。それぞれのキャラも立っていてみんなのことが好きになった。またひこばえ荘の住人たちと会いたい。

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    2024年07月03日
  • 水脈

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    ネタバレ

    真壁、宮下コンビによる刑事物。大学院生の研究のためお守りを拝命し3人で暗渠に流れついた遺体の捜査に。特殊詐欺や強盗の残忍な手口に虫唾が走る。
    この作品を読んで暗渠の存在も何やら不気味に思えてきた。
    真壁、宮下の付かず離れずの安定のバディ、2人の会話が楽しい。
    またカバーの写真が素晴らしい。

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    2024年06月24日
  • 祈り

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    千穂は結局悪者なのか?チョウの女子大生になにしたん?いい人と悪い人、見た目やウワサだけでは分からない。

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    2024年06月20日
  • 残像

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    作風が、本当に「伊岡瞬」?と思うほど、最近の伊岡ワールドから随分と違和感を感じる、爽やか青春ストーリーという印象。
    文庫版での新刊なので過去作品?
    ・・・だから悪いかというと、そういうわけでは無いのですが・・・

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    2024年06月16日
  • 白い闇の獣

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    辛い話だったけど、終わり方がハッピーでもバッドエンドでもなくてなんだか落ち着いた。
    自分はまだ誰かの格言的な「文字」を読むのが苦手だな〜あまり入ってこない

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    2024年06月12日