伊岡瞬のレビュー一覧

  • 追跡

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    あまり権力争いみたいな話を読まないからか、最後までこの物語を面白がっていいのか真面目に読むべきなのかがわからなかった。
    面白がって読むほうが正解だったのかなと全部を読んでから思う。


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    2025年07月05日
  • 不審者

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    ネタバレ

    お兄さん勝手に悪者とか思ってた。ゴールデンレトリバーあたりまさかとは思ったけど違ってた。
    リトルってずっと言ってたり、章が変わる末文のフレーズが気になってたけどまさかその展開になるとはって感じだったな。
    奥山先生がんばれ。

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    2025年06月28日
  • 瑠璃の雫

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    登場人物全員に喪失感、なんとも言えない哀しさが漂う。暗いなぁと思いながら読み進めていったけど、全体像が見えるにつれて、どうか幸せになってくれ!と願いたくなる。

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    2025年06月28日
  • 教室に雨は降らない

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    新米バイト小学校教員の日常モノ
    登場人物が妙にリアルで、いかにも起こりそうなテーマを扱っているので親近感が湧いた
    自分だったらどう向き合うだろうか、何が正解か、考えさせられた

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    2025年06月28日
  • 翳りゆく午後

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    評判が良さそうだったので読んでみました。
    私も主人公と少し似た状況にあるので、ゾワゾワしながら読み進めました。
    うちの両親も、そこそこ高齢になりつつありますが、今も車を運転しています。しかも車がないと生活が成り立たない地域に住んでいるという点もよく似ています。
    今のところ認知症の症状は出ていませんが、この本のような事件に巻き込まれる可能性もゼロではない…。
    離れて暮らしているからこそ、こまめに連絡を取ろうと思いました。
    (ちょっとした変化に気づくのが、何より大事!!)

    この小説では、高齢者のプライド(過去の栄光や見栄)をうまく利用して事件に巻き込んでいく手口に嫌らしさを感じました。悪い人間は、こういう隙を突くのが本当に巧妙です。
    (「地面師」でも、認知症のおじいさんを“なりすまし役”に使っていたことを思い出しました)

    主人公の父親・武は、中途半端にプライドが高く、体裁を非常に気にします。自分の弱みを認めたくないし、他人に見せたくもない。(昔でいう「頑固オヤジ」というタイプ)
    悪い人間にとっては、まさに格好のカモです。
    さらに認知症の初期症状も出ているため、より都合よく騙されていく…。

    こうした事件に巻き込まれないためには、家族の間で風通しのいいコミュニケーションを、普段から築いておくことの大切さを痛感しました。
    誰でも気軽に発言できる雰囲気づくりを意識していきたいものです。

    この小説の主人公は、いわゆる“意識高い系”。
    自分にも他人にも厳しく、父親譲りの高いプライドと頑固さを持っています。
    だからこそ、人の話を素直に聞こうとしません。(妻の訴えもすべてスルー)
    さらに、妻も子どもも、家族のピンチという重要なことすら、彼には話さず自分たちで抱え込もうとする。
    正直、夫がこのタイプでなくて本当に良かった…と読んでいて思いました。
    こういうタイプの人には、話しても無下にされるのが目に見えているので、やがて誰も話しかけなくなってしまう。
    話すだけストレスが溜まるので、当たり障りのないことしか話さなくなっていく。
    家族なのに、無邪気に笑い合えなくなってしまうんですよね。
    この事件の背景には、そうした家族関係の歪みも大きく影響していたのだと思います。

    生きていると、誰しも重要な決断を迫られる瞬間があると思います。

    「人生に『もし』はないのかもしれないが、ひとつだけ大きな分岐点があったのは間違いない。」

    まさにこの言葉通りです。

    その分岐点に立たされた時、“プライド”を取るのか、“正直さ”を取るのか。即座に決断しなくてはなりません。
    (私は間違いなく“正直さ”を取るタイプ。小心者なので…)
    プライドが勝った瞬間、大抵は取り返しのつかない結末が待っている気がします。
    一生かけても修復できないような結末が――。

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    2025年06月20日
  • 残像

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    伊岡瞬作品にはイヤミスがたまにあるし、最悪な結末になるのではないかとヒヤヒヤしながら読んだが、終わり方は悪い感じではなかったし、ユーモアも随所にちりばめられ、いつもと違う感じ。
    その代わり深みがなく分厚いわりにさほど印象に残らない作品になってしまっている気もした。

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    2025年06月19日
  • 白い闇の獣

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    ネタバレ

    東野圭吾さんの「さまよう刃」を思い出しました。
    性悪な少年たちに胸糞悪くなる。
    それでも少年法に守られてしまう加害者たち。
    法の不備を感じ、やるせない気持ちになる。

    北原香織も、滝沢俊彦が自分を責める気持ちはわかるが、山岡を呼び出してからの不確実かつリスキーな作戦にはまったく共感できなかった。
    特に香織はそこまでリスクを負う必要があったのか。

    あと、赤ちゃん取り違えは拍子抜けしたというか、うーん、違う設定にしてほしかったな。

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    2025年06月15日
  • 悪寒

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    地方の子会社に左遷された主人公が、東京に残した妻の不可解なメールと警察からの連絡によって、妻が傷害致死で逮捕されたことを知る。被害者は主人公の左遷とも関係のある会社役員で、娘とも疎遠なまま、主人公は休職して事件の真相を追い始める。
    序盤から中盤にかけては伏線が丁寧に張り巡らされ、物語終盤の4分の1で一気に加速。真実が明らかになるにつれ、家族間の断絶とすれ違いがもたらした悲劇が浮き彫りになる。

    突然の事件に巻き込まれたとき、人は何を信じるべきか。家族なら、どれだけ分かり合えなくても「信じなければならない」というメッセージが込められている。

    『痣』の真壁刑事が再登場し、彼の人間的な深みが増している点と、宮下刑事とのコンビ継続も読みどころの一つ。

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    2025年05月23日
  • 追跡

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    中盤まではイイ感じのスリルと謎解き感だったが、タイトルにもある追跡が始まった辺りから勢力図が複雑化しすぎて、ネタバレ覚悟で冒頭の人物相関図を見てしまった。負けた気分。

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    2025年05月20日
  • 翳りゆく午後

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    翳りゆく午後
    伊岡瞬さん

    高齢の父親から
    人を轢いたかもしれない
    と言われたら??

    加害者家族に対するSNSの攻撃。
    自分の立場。保身。
    家族崩壊。

    このところ、毎日のように、
    逆走だったり、轢き逃げだったり、
    高齢者の事故。
    のニュースが飛び込んでくるので、
    この本を読んで、
    現実感があってドキドキしました。

    サスペンス要素もあり、
    あっという間に読めました。

    私の両親は免許の返納をしてくれたので、
    少し安心。
    でも、
    とても難しい問題です。

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    2025年05月20日
  • いつか、虹の向こうへ

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    元刑事が、ヤクザに脅されて探偵となり殺人事件を追うというハードボイルド。伊岡瞬氏のデビュー作。主人公・尾木遼平は元刑事だが、今は3人の居候と同居していた。そこに家出少女が転がりこんだと思ったら、殺人事件のオマケ付き。登場人物みんなに深い過去があり、徐々にそれらが明らかになる。真犯人は予想外でした。

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    2025年05月17日
  • 追跡

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    今作は、
    私が好む伊岡瞬作品に漂う、何とも重苦しく、ちょっと気分が悪くなるようなムードが無く、
    軽いタッチでスピード感あふれるテレビドラマのようにわかりやすい作品でした。
    個人的には、期待と少し差がありました・・・

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    2025年05月13日
  • 痣

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    一気読み。
    派手なストーリー展開はないけれど、すんなり読めてよかった。
    人物描写が丁寧に書かれた感じがした。
    真壁シリーズ次を期待したい。

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    2025年05月12日
  • 瑠璃の雫

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    10代の登場人物が出てくる小説はちょっと読みたくなる。そんな好みで読んだ作品。充のくだりは最後驚いたけど、良い意味での驚きだった。アル中のお母さんの妹の薫さんが良い人すぎて大好き。

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    2025年05月11日
  • 追跡

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    火災のあった住宅地から見つかったのは3人の遺体。もう1人いたとされる子供は行方不明に、しかも親子と思われた3人に血縁を示すものはなかった。警察、政治家、闇組織が其々の思惑で行方不明の少年を追う、アメリカ映画の様な展開。裏切りや寝返りなども含めて楽しめた。

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    2025年05月09日
  • 追跡

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    住宅火災が発生し住人とその夫婦と思われる3人の遺体が発見される
    しかし、子供の遺体が見つからない・・・
    死因の原因は焼死ではなく刺殺だった・・・

    内容が複雑で理解するのには苦戦しました。
    しかし、物語のスピード感がよくテンポ良く読めたのがよかったです。

    タイトル通りに「追跡」に恥じぬ物語だと思います。
    追いかける側、逃げる側の追跡が癖になりそうです。

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    2025年05月05日
  • 翳りゆく午後

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    なかなかに重たい話。高齢者ドライバー、免許返納、認知症などなど。近しい親がいるので他人事ではなくて。自分がこの立場になったら現実的にどう動けるだろう、と考えてしまった。

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    2025年05月03日
  • 白い闇の獣

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    もし自分の身に起こったことなら
    もし自分の娘がこんな目にあったとしたら
    もし犯人の少年たちの態度が
    小説の中と同じだとしたら…
    辛すぎる。

    感動はしなかったが、かなりの問題作。

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    2025年04月26日
  • 翳りゆく午後

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    伊岡瞬さんは、やっぱり物語が面白い。
    ドキドキして先が気になり、どんどん読んでしまう。
    この本は主人公の大槻敏明が、子供に無関心、妻に当たり散らして横暴で、性格が冷たい。
    それに、選択しなければいけない時に、普通ではない方ばかり選んで、まずい方向に進んでしまう。
    主人公に共感できない分だけ残念だった。
    ただ、こんなダメダメな人じゃないと、物語が完成しなかったのかもとも思った。
    高齢者ドライバーや、高齢者を狙った犯罪について考えさせられる社会小説でもあった。

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    2025年04月22日
  • 翳りゆく午後

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    自分の思い込みだがミステリーと思い読み始めたが読み進むにつれ「なんかおかしいぞ?」と。
    読み終わってみればミステリーでもなんでもなくて高齢者ドライバー事故の社会問題を投げかけている本でした。

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    2025年04月21日