伊岡瞬のレビュー一覧
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浪人生の堀部一平は、親には予備校に通っていることにして、ホームセンターでアルバイトに励んでいた。
そのアルバイト先で、高齢者のアルバイターの葛城が倒れ、住まいのアパートに一平が付き添いで訪れることになる。
そのアパートには、年齢もバラバラの女性が3人、そして小学生の男の子が、葛城を含めて共同生活を送っていた。
一平は夏樹と云う魅力的な女性から「もうここに来てはダメ」と言われるのだが、好奇心と夏樹の魅力に惹かれ、再度訪れることになる。
その後、ちょっと親しくなった小学生の冬馬から、女性3人は前科者だと告げられる。
場面はガラリと変わり、大物政治家の吉井恭一は、差出人不明の写真を執拗に送りつけら -
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伊岡瞬『仮面』角川文庫。
伊岡瞬は『代償』を読んでからのファン。文庫化作品で読んでいないのは初期の3作。当たり外れはあるが、高いレベルの面白い小説が多いと思う。
本作はというと、何とも言えない後味の悪さだけが残る消化不良のストーリーと結末だった。伊岡瞬の作品の中では外れの部類に入るだろう。
人間の誰にも裏表があり、仮面を被って生きているということなのか、登場人物の誰もが人に言えない過去や傷、秘密を持っている。
浮気を続けるパン屋の主婦が白骨遺体となって発見される。その遺体には凄まじい暴力の痕が確認された。
宮下刑事は女性上司の小野田刑事と共に行方不明となった、ある政治家の娘である主 -
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二つの物語が交錯して、真相にたどり着く物語。
前半、なんだかよくわからない展開でしたが、謎が謎のまま進んで、最後の最後で明らかになるパターン。
浪人生の堀部一平は、バイト先で倒れた葛城に付き添い、葛城のアパートまで送り届けます。
そのアパートでは、3人の女性と小学生の冬馬が暮らしている設定。
みな、葛城の事を大切にしている人たち。
いったいどういう関係?
そして、この人達にに巻き込まれていく物語。
何が起こるのかがさっぱりわからない。
3人の女性には過去があり、前科があることを知る。
何か知らの犯罪に自分もまきこれていくのか?
もう一つのストーリは、政治家の息子の物語。クズ男で、小さな -
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ネタバレ気になって2日くらいで読み終わってしまった。最初はサトウミサキの目的が全然わからなかったけど、だんだんともしかして??とはなっていった。最初は梅田?がただのくずの短編かと思った笑 さほりんも衝撃だった!まさか梅田の相手だったとは、、なかなか癖のある人間な感じはしたけど、最初の印象とは違うなーって思った。面白いと思ったのが、梅田が自分は小綺麗でそれなりの見た目くらいに書かれていたけど、小田桐からしたら髪の薄い年相応のただのおじさんなんだなって。自分と相手の印象の違いを改めて感じた。だんだんとサトウミサキの全貌がわかってきたけど、最後はなんだかあまり納得できなかった。結局復讐とは言え、くずたちに興