伊岡瞬のレビュー一覧

  • 翳りゆく午後

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    ネタバレ

    翳りゆくものが何か分かった時、あぁーと思った。
    敏明が一番何も分かってなかったのかなー。
    奥さんからの言い返し。あなたはいつも私を見下してるは、言われる方と言う方の感じ方の差が最早埋められないレベルだよね。
    子供しっかりしてるじゃないか。
    けどまさかの犯罪がらみでびっくり。高齢者の運転事故かと思って読んでたから、そこはちょっと…うーん。

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    2025年07月31日
  • もしも俺たちが天使なら

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    性格も立場も全然違う男性3人の犯罪小説。
    詐欺で人助けをするポップな話なのだが、この詐欺師がちょっと完璧すぎたかも。

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    2025年07月30日
  • 翳りゆく午後

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    中学校教師である主人公。認知症が疑われる父親の、人を轢いたかもしれない、という事態に事実を調べていく…。
    自分が認識している以上に、自分は嘘をついたりごまかしたりできてしまうことに自分でも驚く。自身の立場を守ることを優先してしまう。
    立場ある人にはあるあるなのかもしれないけれど、自身はそうならないようにしないとな。

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    2025年07月30日
  • 奔流の海

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    子供時代の話が辛すぎ。代償を読んだ時も思ったけど、書いてて嫌に何ないのかな、気の毒すぎて読むのやめたくなる。。
    最後ちょっと失速したかもなぁ。もう少し盛り上がるかと思ったし、スッキリしたかった。イマイチもやもやが残る感じ、これは自分だけの問題かもしれないけど。

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    2025年07月25日
  • 祈り

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    何か起きた時、人のせいにして恨み言ばかり言っていては幸せになれないと思って生きている。

    けど、そういう人に出会って関わってしまうことで
    理不尽な目に遭うというのもまた事実。

    そんなことをあらためて感じさせる人達が出てきた。

    超能力が使える同級生が学校にいたら
    私はどう接しただろうか。

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    2025年07月22日
  • 教室に雨は降らない

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    今まで代償と本性しか読んでいないんでドロドロした重たいイメージの作家だった。しかし今回の作品を読んでこーいうのもあるんだという印象。

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    2025年07月20日
  • 追跡

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    軽いタッチな感じ。
    一気読みしなかったからあれこれだっけと混乱した
    関係図とかあると助かったかな

    ポンコツ風を装ったのか 最後までわからず
    でもハッピーエンドで救われる作品だった

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    2025年07月05日
  • 追跡

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    あまり権力争いみたいな話を読まないからか、最後までこの物語を面白がっていいのか真面目に読むべきなのかがわからなかった。
    面白がって読むほうが正解だったのかなと全部を読んでから思う。


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    2025年07月05日
  • 不審者

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    ネタバレ

    お兄さん勝手に悪者とか思ってた。ゴールデンレトリバーあたりまさかとは思ったけど違ってた。
    リトルってずっと言ってたり、章が変わる末文のフレーズが気になってたけどまさかその展開になるとはって感じだったな。
    奥山先生がんばれ。

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    2025年06月28日
  • 瑠璃の雫

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    登場人物全員に喪失感、なんとも言えない哀しさが漂う。暗いなぁと思いながら読み進めていったけど、全体像が見えるにつれて、どうか幸せになってくれ!と願いたくなる。

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    2025年06月28日
  • 教室に雨は降らない

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    新米バイト小学校教員の日常モノ
    登場人物が妙にリアルで、いかにも起こりそうなテーマを扱っているので親近感が湧いた
    自分だったらどう向き合うだろうか、何が正解か、考えさせられた

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    2025年06月28日
  • 翳りゆく午後

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    評判が良さそうだったので読んでみました。
    私も主人公と少し似た状況にあるので、ゾワゾワしながら読み進めました。
    うちの両親も、そこそこ高齢になりつつありますが、今も車を運転しています。しかも車がないと生活が成り立たない地域に住んでいるという点もよく似ています。
    今のところ認知症の症状は出ていませんが、この本のような事件に巻き込まれる可能性もゼロではない…。
    離れて暮らしているからこそ、こまめに連絡を取ろうと思いました。
    (ちょっとした変化に気づくのが、何より大事!!)

    この小説では、高齢者のプライド(過去の栄光や見栄)をうまく利用して事件に巻き込んでいく手口に嫌らしさを感じました。悪い人間は

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    2025年06月20日
  • 残像

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    伊岡瞬作品にはイヤミスがたまにあるし、最悪な結末になるのではないかとヒヤヒヤしながら読んだが、終わり方は悪い感じではなかったし、ユーモアも随所にちりばめられ、いつもと違う感じ。
    その代わり深みがなく分厚いわりにさほど印象に残らない作品になってしまっている気もした。

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    2025年06月19日
  • 白い闇の獣

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    ネタバレ

    東野圭吾さんの「さまよう刃」を思い出しました。
    性悪な少年たちに胸糞悪くなる。
    それでも少年法に守られてしまう加害者たち。
    法の不備を感じ、やるせない気持ちになる。

    北原香織も、滝沢俊彦が自分を責める気持ちはわかるが、山岡を呼び出してからの不確実かつリスキーな作戦にはまったく共感できなかった。
    特に香織はそこまでリスクを負う必要があったのか。

    あと、赤ちゃん取り違えは拍子抜けしたというか、うーん、違う設定にしてほしかったな。

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    2025年06月15日
  • 代償

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    ストーリー前半はブラックでしんどいところがあるものの激しく展開する。最後の方は少し迫力とか意外性が足りなかったかな。特にオチの部分は、まっそうだわな〜、というところ。もう一捻りあれば★4かな。

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    2025年06月10日
  • 悪寒

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    地方の子会社に左遷された主人公が、東京に残した妻の不可解なメールと警察からの連絡によって、妻が傷害致死で逮捕されたことを知る。被害者は主人公の左遷とも関係のある会社役員で、娘とも疎遠なまま、主人公は休職して事件の真相を追い始める。
    序盤から中盤にかけては伏線が丁寧に張り巡らされ、物語終盤の4分の1で一気に加速。真実が明らかになるにつれ、家族間の断絶とすれ違いがもたらした悲劇が浮き彫りになる。

    突然の事件に巻き込まれたとき、人は何を信じるべきか。家族なら、どれだけ分かり合えなくても「信じなければならない」というメッセージが込められている。

    『痣』の真壁刑事が再登場し、彼の人間的な深みが増して

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    2025年05月23日
  • 追跡

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    中盤まではイイ感じのスリルと謎解き感だったが、タイトルにもある追跡が始まった辺りから勢力図が複雑化しすぎて、ネタバレ覚悟で冒頭の人物相関図を見てしまった。負けた気分。

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    2025年05月20日
  • 翳りゆく午後

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    翳りゆく午後
    伊岡瞬さん

    高齢の父親から
    人を轢いたかもしれない
    と言われたら??

    加害者家族に対するSNSの攻撃。
    自分の立場。保身。
    家族崩壊。

    このところ、毎日のように、
    逆走だったり、轢き逃げだったり、
    高齢者の事故。
    のニュースが飛び込んでくるので、
    この本を読んで、
    現実感があってドキドキしました。

    サスペンス要素もあり、
    あっという間に読めました。

    私の両親は免許の返納をしてくれたので、
    少し安心。
    でも、
    とても難しい問題です。

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    2025年05月20日
  • いつか、虹の向こうへ

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    元刑事が、ヤクザに脅されて探偵となり殺人事件を追うというハードボイルド。伊岡瞬氏のデビュー作。主人公・尾木遼平は元刑事だが、今は3人の居候と同居していた。そこに家出少女が転がりこんだと思ったら、殺人事件のオマケ付き。登場人物みんなに深い過去があり、徐々にそれらが明らかになる。真犯人は予想外でした。

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    2025年05月17日
  • 追跡

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    今作は、
    私が好む伊岡瞬作品に漂う、何とも重苦しく、ちょっと気分が悪くなるようなムードが無く、
    軽いタッチでスピード感あふれるテレビドラマのようにわかりやすい作品でした。
    個人的には、期待と少し差がありました・・・

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    2025年05月13日