伊岡瞬のレビュー一覧

  • 奔流の海

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    途中から一気に読めるしおもしろかったし驚きもあったけど、そんな都合よくうまくいかないよと思っちゃうし、出て来る女性キャラすべてがあまり好きになれず共感も感情移入もできない状態で終わった。

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    2024年05月15日
  • 冷たい檻

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    伊岡瞬さんの作品、これで何冊読んだかな?
    今回は600ページ近い長編。

    色んな問題が絡み合って、読ませる作品だった。
    登場人物も多くて、途中分からなくなりそうだったけれども、ワクワクと読めた。
    人体実験されてるんじゃないかという件からの展開も、そういう風に絡めるんだと。

    スリリングな展開もあって楽しめたけど、僕の中の伊岡さん作品で、上位には来ないかなぁ。という感だったかな。

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    2024年05月09日
  • 清算

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     大手新聞社の広告代理店「八千代アドバンス」が突然「清算」されることになった。

     清算と倒産はもちろん違うが、社員にとっては会社が無くなる、ということで同じ意味にしかならない。

     「再就職先は会社が責任をもって探し、皆さんの生活を守れるように支援していく」と、役員級の人たちは宣うけれど、どうせ自分たちの再就職先なんて、一般社員に情報を下ろす前に、早々に決まっていて、立場は安泰なんだろう。
     
     そんな気持ちで身の振り方を考えていた主人公の畑井伸一は、突然いままでの制作の仕事とはまるで違う総務部長に任命される。理由は「余人をもって代えがたい人材」と見込まれたから。 
     昇格と言えば昇格。しか

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    2024年04月30日
  • 白い闇の獣

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    あとがきにあるように少年法に訴える作品ではないのはわかる。
    けど、少年法に関して色々考えさせられる。
    獣のような少年はこの世に必ずいてて、その少年を改心させるのが法の趣旨なら、そんな法律は間違ってる。
    小説の中にあったようなとんでもない少年は存在してるし、被害に遭ったことを運が悪かっただけと終わることなんてできやしない。
    皆、当事者にならないと考えないものというセリフがあるが、この言葉が正しい。
    もっと社会の不条理にも目を凝らして、考えなければいけないな。

    内容は、理不尽に少女を殺した少年らが殺害されていき、その背景にある闇を元教師が追っていくというもの。
    犯人の出所や山岡の存在に少し違和感

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    2024年04月29日
  • 残像

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    井岡さんらしい小説でした。深刻なテーマでも重過ぎず、少しハラハラ、最後はほっこり。でも、こんな本が続くともう読まなくてよくなるかも。

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    2024年04月27日
  • 水脈

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    ネタバレ

    最後まで犯人わからず わかった時もふーん…という感じ
    警察がそこまで潜入させるかなぁ???
    いくらなんでもちょっと…
    朝乃さんの弟も犯人たちに直接会いに行くってありえない


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    2024年04月21日
  • 白い闇の獣

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    12歳の誕生日に中学入学を控えた朋美が、中学3年生3人に暴行され、橋から投げ落とされ亡くなった。3人は少年法のもと処分されたが、反省は見られない。4年後、そのうちの2人が転落死する。父俊彦の犯行か?朋美の元担任の香織とライターの秋山が行方不明の俊彦の行方を捜す…。

    時代設定は2000年と2004年の時代設定。昭和の男性が書いたって感じがする作品でした。
    香織が俊彦を探す理由が好きじゃなかったなぁ。
    良い人と悪い人がはっきり分かれているせいか読みやすかった。
    次から次へと話が展開していって、ぐんぐん読み進めることができます。

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    2024年04月17日
  • 水脈

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    同時進行してるかに見えた2つの舞台が実は時間差で、というギミックは良かった。なかなか真相がわからず、最後に犯人の独演会パターンなのは残念だった。動機も無理があった

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    2024年04月13日
  • いつか、虹の向こうへ

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    タイトルの意味が後半わかる。なるほど!
    ミステリとしてもだし、ハードボイルドな表現や主人公の過去との葛藤みたいなところも面白かった。向き合っていく感じ。

    追い続けた犯人がわかるところはすごいあっさり(全然わからなかったけど)で、そこがどこかもどかしい。

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    2024年04月05日
  • 残像

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    伊岡さんらしいイヤ〜な感じから,最後は意外なほっこりハッピーエンドでした。いつもとはちょっと違う雰囲気の作品でした。最後まで,犯罪らしい犯罪は起きずに、終わったので,肩透かしを喰らったように思いました。
    いい作品だとは思いますが,好みではありませんでした。

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    2024年04月02日
  • 清算

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    2024-030
    もし、自分が清算会社に行かされたとしたら、主人公みたいには絶対にできないし、やりたくもない。お金の真相がわかったときには、少しびっくりした。

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    2024年03月31日
  • 残像

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    ネタバレ

    普通に生きていただけなのに様々な悲劇に追い込まれた結果罪を犯すことになってしまった晴子や夏樹は、主人公の一平がいる普通の世界にいつでも復帰できるだろうと思いながら読んでいたが…。
    不器用ながら子を心配し怒る親がいて戻る場所がある一平と、家族も家も全て失って戻る場所もなく転々とするしかない夏樹たちの終盤の明確な対比で、罪を犯すことの影響力を強く思い知らされる。
    「あなたは選択肢をいくつか持っている。それを幸せっていうのよ」の言葉が後から後から効いてきた。
    推理のエンタメ性より人間を見つめたテーマに深い“味力”。

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    2024年03月21日
  • 痣

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    読みやすく、テンポも良いが、事件は凄惨である。
    主人公の心理的な部分にはもっと細く切り込んで欲しかったが、作品としては良かった。


    平和な奥多摩分署管内で全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあった痣と酷似していたのだ! 何かの予兆? 真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ? 俺を挑発するのか──。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!

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    2024年03月20日
  • 水脈

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    ネタバレ

    真相に近づくほど、引き込まれていくが、最後の最後まで犯人像が見えず、動機がちょっと無理矢理っぽい感じが少し残念。
    でも最後まで一気読みするほど面白かった。

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    2024年03月20日
  • 白い闇の獣

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    これは辛い、重い物語。
    テーマは少年法。
    薬丸岳を思い出させるテーマです。

    小6の少女朋美が誘拐され殺害されます。
    犯人は3人の少年。しかし、少年法に守られ、再び社会に戻ってきます。
    4年後、その1人が転落死。
    朋美の父親はの俊彦は失踪。
    俊彦の復讐なのか?
    そして、もう一人も不審死。
    と、ありがちの展開ですが、ここからの味付けは伊岡流。

    この事件の真相をジャーナリストの秋山と少女の元担任の香織が追うことになります。
    なんで、元担任がここまでこだわるの?この香織の行動が変だなぁって思っていたら、なるほどそういうことですか。つらい。

    そして、事件の真相は?
    ということで、これまた辛い。驚き

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    2024年03月17日
  • 水脈

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    宮下・真壁刑事コンビシリーズ第二弾。今回のテーマは「暗渠」。
    読んでいても、なかなか没入できない面がある。読後感も余韻があるものでもなかった。まぁ普通かな。

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    2024年03月07日
  • 清算

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    勤めている会社の状態が悪化して
    『清算』になると告げられるだけでも
    目の前が真っ暗になるほど驚くのに、
    清算手続の担当者を打診されるなんて
    日常がひっくり返るどころの話じゃない。

    ノーと言えない小心者の主人公が
    生活の危機に晒されながら、思いもよらない
    事件に巻き込まれて、それでも精一杯誠実に
    職務を全うしようと奮闘する物語でした。

    壁にぶつかり、四苦八苦しながら頑張る姿が、
    等身大の人間らしくて共感しました。

    清算手続きが細かく具体的に描かれているので、
    会社を畳む際の動きをイメージしやすかったです。

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    2024年03月05日
  • 不審者

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    夫の両親が離婚して夫は母親と、兄は父親と暮らすことになった。
    長いこと会ったことが無かったのに、ある日夫は兄だと言う男と共に帰宅した。
    けれど一緒に暮らす夫の母はそれが息子だと分からないようだ。
    妻の里佳子の中に芽生える不信感。
    里佳子が望むのは自分と夫と息子三人の平穏な生活なのに、男が狙うのは何なのか。

    次の展開が気になって読み進めたが、ラストは・・・う~ん。

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    2024年03月02日
  • 水脈

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    宮下刑事&真壁刑事再び。

    神田川護岸の排水口で若い男性の遺体が発見された。
    地下水路の暗渠を通って流れ着いた遺体には殴打の痕跡があり殺人事件と認定される。
    両刑事は謎多き女性・小牧未歩と共に事件を追う。

    捜査状況と交互に描かれるのは認知症を患う老女の日常。

    川が合流していく様に点と点が線で繋がり事件の背景が見えて来ると、これは復讐劇だと理解する。
    だが真相は更にその先をいく。

    警視庁公安部に所属していながら、使い捨ての駒として利用された男の暴走。
    特殊詐欺を絡めながら社会の闇を暴き出す。

    まさに外からは見えない暗渠の世界。

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    2024年02月27日
  • 教室に雨は降らない

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    いつもの著者の作品をイメージして読み始めたら、なんだか違う雰囲気。
    爽やかな感じもするし、ミステリー要素よりヒューマンドラマ的な印象をもった。
    森島先生がなんだか飄々としていて、こんな先生がいたらいいなと素直に感じた。

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    2024年02月26日