伊岡瞬のレビュー一覧
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安定が過ぎる伊岡瞬。絶大な信頼に全体重をかけ手に取ったデビュー作だったが、ハードボイルドにしては柔らかい。ソフトボイルド、半熟だ。半熟卵は好物だが....壮絶な脱線の予感がするので急いでミッフィーを憑依(・×・)ーースッ
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元々は凄腕の警察官だった尾木遼平。「魔が差した」ある出来事によって失落し、酒に溺れ自暴自棄な生活を送る中年警備員となる。彼の家には3人の同居人。皆、個性光るが眼光はくすんだ訳アリの人間たちだ。
ひょんなことから4人目の同居人を招くこととなる。目を惹く美貌を持った女、高瀬早希。
その後、早希の男の転落死を発端に、それ以下が無いと思われた尾木遼平の人生 -
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臨時音楽講師の森島巧が、学校で起こる様々なトラブルに巻き込まれていく。管理職や同僚、トラブルの内容など、実際の学校現場より脚色されている部分が多いが、時代や社会情勢の変化により、子どもたちの抱える問題は昔と大きく変化している。その様々な問題の真髄を把握し、奮闘している新任講師の姿が素晴らしかった。
物語の中で、「教師は叱られることをしないで生きてきた」という言葉があった。世間的には今もそう思われているのかもしれないが、そんなことないですよとつっこみたい。実際は教師の立場はとても低くなっていて、保護者や管理職、同僚から叱られることもしばしば。(小声) 昔の学級王国なんてものはなく、毎日い -
ネタバレ
消化不良
悲劇は残虐な犯人と保守に走る主人公によって起こる。
圭輔がミカを達也に紹介してすぐ立ち去る場面は驚愕もので、圭輔は一生の罪を背負わなくてはいけないのに擁護するような最後。
特にミカと母の被害は口に出すのもおぞましい一方、タイトル名でもある代償が軽すぎて拍子抜け。
ただ最後までは読めた。 -
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日常にポロッ、ポロッと落ちている悲しみを柔らかな布でくるむように拾い上げ描写する。
4つの連作短編。
ピッチャーとして輝いていたスター選手、倉沢修介は、ある打席で死球を与え、相手の選手生命を奪った。
と同時に、立ち直るきっかけをつかめず、自分の選手生命も終わらせた。
その後、総合サービスの会社を経営する戸部という男に拾われ、下請けの便利屋サービスを始める。
だが、身が入らず、いい加減な仕事ぶりに、常に社員の一人、西野春香からいらだちをぶつけられている。
そして、事務所にはもう一人、春香の兄で、倉沢が死球をぶつけた西野真佐夫がいるのだが…。
ある日、「息子のサッカー観戦に付き添っ -
良い人が損をする話し
書店のお勧め!ということで購入しましたが、正直肌に合いませんでした。登場人物が二人を除きクズばかりで途中で読むのが嫌になりました。購入したので仕方なく最後まで読みましたが、、、