伊岡瞬のレビュー一覧

  • もしも俺たちが天使なら

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    訳アリの男三人が山梨のある土地を巡って協力し戦っていく

    うーん...悪くない作品だと思うが盛り上がりに欠けるというかクライムノベルにあるハラハラ感が足りない気がする
    最終的には結構アッサリ終わってしまい読後感的にはモヤモヤ感だったり消化不良感が残る

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    2022年08月13日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    刑事である樋口が、久々の休みに家族で遊園地で遊んでいた時幼い息子が、目の前で誘拐される。

    その17年後、北陸の過疎の村で公安と噂される駐在警官が失踪する。彼の失踪理由を追求のために樋口はこの過疎の村に滞在、失踪した駐在警官の後釜と一緒に調査する。この過疎の村で、タダ同然で経営されてる幼児施設、老人ホーム、青少年の施設で事件が続いていることに違和感を感じる。
    かんぽの宿だったところを、かなり安く中国系製薬会社が
    買い受け、そこを先の3つの施設をまとめたものに変える。育児放棄された幼児、犯罪傾向のある青年に向精神薬的なものを栄養剤と称して与えたり、老人ホームはアルツハイマーの方優先にしてあり、人

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    2022年07月27日
  • 教室に雨は降らない

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    小学校の臨時音楽教師が約1年間の間で起こる様々な出来事に遭遇する連作ミステリー

    ミステリー要素は結構薄め
    伊岡作品は赤い砂、代償、痣等、どこかダークな世界観を纏っている作品群ばかり読んでいたため全く別の作者の作品を読んでいる新鮮な感じだった

    内容としては心のなかでモヤモヤ感が残る部分もあるが舞台が小学校ということもあり全般的に各編の読後感はスッキリしたものが多い
    殺人ばかりが起きる作品を読んでいる自分の身からしたらこういう教育現場での青春ミステリーは清涼感を与えてくれる良い作品だった

    大人にはなかなか理解できない小学生ならではの考え方、行動には考えさせられる点があり一種の感嘆めいたものを

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    2022年07月19日
  • いつか、虹の向こうへ

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    著者の作品は4作目かな?割とありきたりな構成に思えて、特にドキドキやハラハラを感じることはなかったが、それなりに楽しく読んだ。デビュー作みたいなので、過去に読んだ本が少しテイストが違って感じるのはその為か?
    でもこの著者の作品を好きな気持ちは今も変わらない。

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    2022年07月16日
  • もしも俺たちが天使なら

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    面白かった。

    セレブ専門の詐欺師の谷川
    ヒモでイケメン、けんかは負け知らずの松岡
    不始末で警察をやめた元刑事の染井
    この3人で松岡の妹の依頼から、松岡の実家のブドウ農園を救う物語。

    敵対する相手は「クロモズ」と呼ばれる武闘派の詐欺集団。
    途中、谷川が襲われることもあり、どうなる?どうなる?
    という展開ですが、なんといってもこの谷川がすごい。
    ひょうひょうとしているようで、一枚上手(笑)。
    いつの間にかお互いがお互いを助け合って、クロモズと戦うことになります。
    そして、最後はスッキリ
    という展開

    エンターテイメントとして楽しめます。

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    2022年07月09日
  • 教室に雨は降らない

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    学校で起こる問題を軸にしたミステリ小説で
    公立小学校の音楽の臨時講師が主人公。

    小さな悪魔と称される児童たち。
    純真な無邪気さが大人にとっては残酷に感じる事もあるけれど、子供は子供社会の秩序に応じて懸命に生きている。さて、大人はどうだろうか?

    教師が素晴らしい職業であるだけに、なり手が不足している現状はとても残念な事だ。
    その原因は小さな悪魔じゃなくて、我を見失った化け物だったりする。
    本来は守るべき大人が子供の学舎を壊していないかい?と感じた。

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    2022年06月01日
  • いつか、虹の向こうへ

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    伊岡瞬は『瑠璃色の雫』『代償』を読んで、これで3冊目なんだけど、デビュー作らしい今回のやつがいちばん面白かったかも。ハードボイルドミステリーなのに人情味あって重松清みあり、みたいな。

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    2022年05月13日
  • いつか、虹の向こうへ

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    ハードボイルドに区分されるようですが、そのわりにスピード感がない。
    虹の絵本の話が出てきてからグッと引き付けられた。
    犯人は誰かよりも、
    主人公の気持ちを知りたくなる。

    表現力は面白くて想像しやすく納得させられる。

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    2022年04月25日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    “天才詐欺師 対 謎の男”の騙し合い。
    展開は早くハラハラ感もあったが、主人公や仲間に人間的魅力を感じられずあっさりと終わってしまった印象。
    最後のどんでん返しも、上手くいきすぎ・話が大きすぎてイマイチ入り込めなかった。

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    2022年02月21日
  • 145gの孤独

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    伊岡作品ではお馴染みのうだつの上がらない主人公の周りで繰り広げられる人間模様。
    物語の展開の中で少しずつ明かされる主人公のバックグラウンドに興味を惹かれながら、意外な結末へ。
    思っていたよりもあっさりとしたエンディングだったか。

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    2022年02月07日
  • 痣

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    やや中途半端な印象 警察小説としてはリアリティがないように感じるし(警察関係者じゃないから印象としてだけど)、エンターテイメント小説としても物足りなさを覚える。
    割と初期の段階で犯人の目星がつくので、あとはそこから最後までどう物語を引っ張るかにかかっていて、そこも甘さがあるし、全体的に足りないと感じた。とは言っても、お話は面白いので引き込まれた。

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    2026年01月22日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    アルバイトの臨時教師の森島巧が校内の様々な問題にあたり、解決していく話。
    最初の話は痛快だったが、なんだかだんだん主人公の独断が先行していく感じでちょっと違和感がありました。

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    2021年12月29日
  • もしも俺たちが天使なら

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    キャラ設定が分かりやすく先の展開が気になるお話で、スルスルっと読んで行けました。この作家の他の作品も読んでみたいなと思いました。

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    2021年12月03日
  • 145gの孤独

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    ネタバレ

    う〜ん、なんだか色々と勿体ない作品だったな。
    中編4本が収録されている連作集なのだが、1本目はまぁまぁ、2本目はかなり質が高い。のだが、3本目で「あれ?こういう展開?」となって、ラスト4つ目が何だか雑な内容となっていて、前半の期待値を、後半がどんどん下回る連作集になっている。
    内容や設定はハードボイルドなのだが、セリフが軽いので、渋みはゼロ。

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    2021年11月24日
  • 145gの孤独

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    ★3.5
    うん、全体的に上手く纏まってるイメージ。
    普通に面白かった。主人公の軽い口調が、シリアスな場面に何故かマッチしていて、ふふっと笑ってしまうところありつつ、え、そうだったのとビックリする場面もありつつ。
    左手の震えって希望だったのか、それとも失望だったのか。読者によって受け取り方が変わる本かなと。

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    2021年10月20日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    『本性』を読んで井岡作品に興味をもち、本書を手に取った。
    話の展開はリズムがよく、どんどん読み進めていってしまった。
    ただ、『本性』のような重みのあるどんでん返しや伏線回収はなく、比較的軽めの結末で、個人的にはやや物足りなかった。

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    2021年10月15日
  • 145gの孤独

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    お得意の前半後半でガラッと様相が変わるパターン。読ませるなぁと思いつつ、代償なんかに比べるとカラッとし過ぎてて読み続けてる身としては少し物足りなかったかな。

    んでも後半への転換の場面は、えーっ!と思わされたので今回も作者の勝利だわw

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    2021年08月17日
  • 145gの孤独

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    倉沢修介   元プロ野球選手
    西野晴香   倉沢の助手
    西野真佐夫  晴香の兄
    広瀬碧    美人客
    広瀬優介   碧の息子、小六
    戸部     便利屋社長
    田中     花屋
    林和彦    倉沢のピッチングコーチ
    那賀川信一郎 碧の客、腎臓病

    村越     人気プロ野球選手。倉沢の1歳上
    ウィルマ   フィリピンから来日。物静か
    マリア    フィリピンから来日。明るい

    高木志織   倉沢の妹。事故死
    森本初枝   大学講師、泊まり込みで本の整理を依頼

    井上さくら  戸部の娘 新人シンガー
    藤島     本名沼田、ライター

    最後の2ページ、晴香の独白、よくわかりませんでささた。どこか

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    2021年03月28日
  • 145gの孤独

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    精神的な病を抱えた主人公が、自殺しようとしている顧客に立ち向かうなど、一つ一つの章を通じて心が変化していく様が面白かった。
    井岡瞬の作品にしては、後味は悪くない感じでした。

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    2021年02月18日
  • 145gの孤独

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    前半のゆったりとした流れと後半にかけての展開がなかなか面白かった。
    主人公、倉沢の観察眼がすごい。

    『こいつは何でそんなことするんだ』なんてことばっかり考えている

    この行動が鋭い観察眼を磨いているのか。

    そして、倉沢と晴香の関係性がなんとも言えない。

    たまたま見つけた本だったけど、とても面白い本だった。

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    2020年11月07日