伊岡瞬のレビュー一覧

  • 145gの孤独

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    お得意の前半後半でガラッと様相が変わるパターン。読ませるなぁと思いつつ、代償なんかに比べるとカラッとし過ぎてて読み続けてる身としては少し物足りなかったかな。

    んでも後半への転換の場面は、えーっ!と思わされたので今回も作者の勝利だわw

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    2021年08月17日
  • 教室に雨は降らない

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     臨時音楽講師の森島巧が、学校で起こる様々なトラブルに巻き込まれていく。管理職や同僚、トラブルの内容など、実際の学校現場より脚色されている部分が多いが、時代や社会情勢の変化により、子どもたちの抱える問題は昔と大きく変化している。その様々な問題の真髄を把握し、奮闘している新任講師の姿が素晴らしかった。

     物語の中で、「教師は叱られることをしないで生きてきた」という言葉があった。世間的には今もそう思われているのかもしれないが、そんなことないですよとつっこみたい。実際は教師の立場はとても低くなっていて、保護者や管理職、同僚から叱られることもしばしば。(小声) 昔の学級王国なんてものはなく、毎日い

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    2021年08月10日
  • もしも俺たちが天使なら

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    伊岡作品にしては珍しく重くなかった。
    こういうのもあるのね。
    捷ちゃんもいいけど、やっぱり谷川推し!!!
    続編希望!!!

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    2021年07月26日
  • もしも俺たちが天使なら

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    よく出来た話でドラマとかに相性が良さそう。グッと心を揺さぶられる感じではないけど、痛快な展開でキャラ立ちもしているので個々のキャラを応援しやすかった。シリーズ化したら続けて読むだろなー。

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    2021年06月08日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    読後の爽快感というか、希望が感じられるような素敵なお話。「毎日自分はずぶ濡れになっても(中略)教室はきっと晴れている」名言すぎる。

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    2021年05月30日
  • もしも俺たちが天使なら

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    好きですこの種の話。
    スマートな主人公、
    どんでん返し、話の深さや
    緻密さは関係なく、
    純粋に面白かったです。

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    2021年04月20日
  • 教室に雨は降らない

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    どちらかと言うと長編を好むので連作のスタイルはどうかと思ったけど、なかなかに読み応えがあった。まぁ氏の長編の面白さには及ばないが。

    学校が舞台という事でいつもの雰囲気とはだいぶ違うけど、脇役まで含めてキャラが立っているのはさすが。隙がない作り込みよう。

    代償や瑠璃の雫に比べて激しく揺さぶられる感じではなくライトな読み応えで低年齢層でも入りやすそう。

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    2021年04月15日
  • 145gの孤独

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    倉沢修介   元プロ野球選手
    西野晴香   倉沢の助手
    西野真佐夫  晴香の兄
    広瀬碧    美人客
    広瀬優介   碧の息子、小六
    戸部     便利屋社長
    田中     花屋
    林和彦    倉沢のピッチングコーチ
    那賀川信一郎 碧の客、腎臓病

    村越     人気プロ野球選手。倉沢の1歳上
    ウィルマ   フィリピンから来日。物静か
    マリア    フィリピンから来日。明るい

    高木志織   倉沢の妹。事故死
    森本初枝   大学講師、泊まり込みで本の整理を依頼

    井上さくら  戸部の娘 新人シンガー
    藤島     本名沼田、ライター

    最後の2ページ、晴香の独白、よくわかりませんでささた。どこか

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    2021年03月28日
  • 教室に雨は降らない

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    音楽の臨時講師である主人公が学校で起こる様々な問題に苦難しつつも解決していく物語。

    今までの著者の作風にはない設定が新鮮であり、教育現場で起きそうな状況を描き、子供や保護者とのトラブルを解決する展開は面白かった。

    しかしながら、先生という職業は本当に大変なお仕事だと思う。

    ご尊敬申し上げる。

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    2021年02月27日
  • 145gの孤独

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    精神的な病を抱えた主人公が、自殺しようとしている顧客に立ち向かうなど、一つ一つの章を通じて心が変化していく様が面白かった。
    井岡瞬の作品にしては、後味は悪くない感じでした。

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    2021年02月18日
  • 145gの孤独

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    前半のゆったりとした流れと後半にかけての展開がなかなか面白かった。
    主人公、倉沢の観察眼がすごい。

    『こいつは何でそんなことするんだ』なんてことばっかり考えている

    この行動が鋭い観察眼を磨いているのか。

    そして、倉沢と晴香の関係性がなんとも言えない。

    たまたま見つけた本だったけど、とても面白い本だった。

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    2020年11月07日
  • 145gの孤独

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    倉沢の鈍感なようで実は鋭い観察力が面白かった。
    ところどころ優しい気持ちになり癒される本だった。
    とても長かったが読みやすく楽しめた。

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    2020年10月08日
  • 代償

    ネタバレ

    消化不良

    悲劇は残虐な犯人と保守に走る主人公によって起こる。
    圭輔がミカを達也に紹介してすぐ立ち去る場面は驚愕もので、圭輔は一生の罪を背負わなくてはいけないのに擁護するような最後。
    特にミカと母の被害は口に出すのもおぞましい一方、タイトル名でもある代償が軽すぎて拍子抜け。
    ただ最後までは読めた。

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    2020年08月18日
  • 145gの孤独

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    うーん。もう少し背景や外堀を説明してくれよ。少しストレスを感じたなぁ。
    春香、ええやん。このキャラ好っきゃわ。

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    2020年07月20日
  • 桜の花が散る前に

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    占い師の不思議な力によって謎解きをする趣向かと思いきや、予想外に地域ネットワークを使った情報収集がメインの連作短編集。
    各編も少し意外性をもたせた一筋縄ではいかない作品でした。

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    2019年08月24日
  • 145gの孤独

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    日常にポロッ、ポロッと落ちている悲しみを柔らかな布でくるむように拾い上げ描写する。

    4つの連作短編。

    ピッチャーとして輝いていたスター選手、倉沢修介は、ある打席で死球を与え、相手の選手生命を奪った。

    と同時に、立ち直るきっかけをつかめず、自分の選手生命も終わらせた。

    その後、総合サービスの会社を経営する戸部という男に拾われ、下請けの便利屋サービスを始める。

    だが、身が入らず、いい加減な仕事ぶりに、常に社員の一人、西野春香からいらだちをぶつけられている。

    そして、事務所にはもう一人、春香の兄で、倉沢が死球をぶつけた西野真佐夫がいるのだが…。


    ある日、「息子のサッカー観戦に付き添っ

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    2018年09月01日
  • 145gの孤独

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    面白かったけどもう少し設定の外堀の説明が欲しいな、とは感じる。
    付き添い人としての仕事とその解決でストーリーは進むが3 章から大きな展開がある。
    自分の抱えていた闇に対峙し乗り越えていく話と捉えた。

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    2018年04月09日
  • 145gの孤独

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    プロ野球選手が試合中の死球事故が原因で引退して、便利屋を始める…きっかけは入りやすくて先も気になるけど、期待しすぎたのか最後は余り印象に残らず。

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    2016年04月23日
  • 145gの孤独

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    元プロ野球投手が不慮の事故から引退に追い込まれた後の人生。
    という設定の小説。
    ディテイルがちょっとあまいかなぁ。。
    もうちょっとさらっとした表現のほうが内容には合っている気がした。

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    2011年12月08日
  • 祈り

    良い人が損をする話し

    書店のお勧め!ということで購入しましたが、正直肌に合いませんでした。登場人物が二人を除きクズばかりで途中で読むのが嫌になりました。購入したので仕方なく最後まで読みましたが、、、

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    2022年03月10日