伊岡瞬のレビュー一覧

  • いつか、虹の向こうへ

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    ハードボイルドに区分されるようですが、そのわりにスピード感がない。
    虹の絵本の話が出てきてからグッと引き付けられた。
    犯人は誰かよりも、
    主人公の気持ちを知りたくなる。

    表現力は面白くて想像しやすく納得させられる。

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    2022年04月25日
  • 祈り

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    アパレルメーカーの営業として勤める楓太と、変わった能力を持つ春輝。それぞれ不器用な2人の生き様が徐々に交差していく、ファンタジーでハートウォーミングなヒューマンドラマ。

    久しぶりの伊岡瞬。
    改めて伊岡瞬の人間描写の巧みさを堪能。
    いつもながら脳内で各登場人物の姿見が自然と形成され、登場人物それぞれの性格や心理描写や風景描写もリアルに伝わってくる。安心して、信頼して作品に没頭出来る。これぞ伊岡瞬品質だ。

    紹介文にあった『人生が交錯するとき、心震える奇跡が起きる』との一節。ふむ。これはミステリではないんだと弁え読みに耽った。

    東京に馴染めないだらしなく他人任せな楓太と、不器用で優しい春輝の2

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    2022年04月17日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    “天才詐欺師 対 謎の男”の騙し合い。
    展開は早くハラハラ感もあったが、主人公や仲間に人間的魅力を感じられずあっさりと終わってしまった印象。
    最後のどんでん返しも、上手くいきすぎ・話が大きすぎてイマイチ入り込めなかった。

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    2022年02月21日
  • 145gの孤独

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    伊岡作品ではお馴染みのうだつの上がらない主人公の周りで繰り広げられる人間模様。
    物語の展開の中で少しずつ明かされる主人公のバックグラウンドに興味を惹かれながら、意外な結末へ。
    思っていたよりもあっさりとしたエンディングだったか。

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    2022年02月07日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    アルバイトの臨時教師の森島巧が校内の様々な問題にあたり、解決していく話。
    最初の話は痛快だったが、なんだかだんだん主人公の独断が先行していく感じでちょっと違和感がありました。

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    2021年12月29日
  • もしも俺たちが天使なら

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    キャラ設定が分かりやすく先の展開が気になるお話で、スルスルっと読んで行けました。この作家の他の作品も読んでみたいなと思いました。

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    2021年12月03日
  • 145gの孤独

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    ネタバレ

    う〜ん、なんだか色々と勿体ない作品だったな。
    中編4本が収録されている連作集なのだが、1本目はまぁまぁ、2本目はかなり質が高い。のだが、3本目で「あれ?こういう展開?」となって、ラスト4つ目が何だか雑な内容となっていて、前半の期待値を、後半がどんどん下回る連作集になっている。
    内容や設定はハードボイルドなのだが、セリフが軽いので、渋みはゼロ。

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    2021年11月24日
  • いつか、虹の向こうへ

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    横溝正史ミステリ大賞受賞作という事で読み始めました。
    心優しい元刑事といろいろな理由から同居している人たちの物語、
    登場人物がみな、心に傷を負っていて
    どのようにまとまるかを想像しながら読み進めました。
    中盤はゴタゴタしますが平和的な終わり方でした。

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    2021年11月01日
  • 145gの孤独

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    ★3.5
    うん、全体的に上手く纏まってるイメージ。
    普通に面白かった。主人公の軽い口調が、シリアスな場面に何故かマッチしていて、ふふっと笑ってしまうところありつつ、え、そうだったのとビックリする場面もありつつ。
    左手の震えって希望だったのか、それとも失望だったのか。読者によって受け取り方が変わる本かなと。

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    2021年10月20日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    『本性』を読んで井岡作品に興味をもち、本書を手に取った。
    話の展開はリズムがよく、どんどん読み進めていってしまった。
    ただ、『本性』のような重みのあるどんでん返しや伏線回収はなく、比較的軽めの結末で、個人的にはやや物足りなかった。

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    2021年10月15日
  • いつか、虹の向こうへ

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    安定が過ぎる伊岡瞬。絶大な信頼に全体重をかけ手に取ったデビュー作だったが、ハードボイルドにしては柔らかい。ソフトボイルド、半熟だ。半熟卵は好物だが....壮絶な脱線の予感がするので急いでミッフィーを憑依(・×・)ーースッ
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    元々は凄腕の警察官だった尾木遼平。「魔が差した」ある出来事によって失落し、酒に溺れ自暴自棄な生活を送る中年警備員となる。彼の家には3人の同居人。皆、個性光るが眼光はくすんだ訳アリの人間たちだ。
    ひょんなことから4人目の同居人を招くこととなる。目を惹く美貌を持った女、高瀬早希。
    その後、早希の男の転落死を発端に、それ以下が無いと思われた尾木遼平の人生

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    2021年10月02日
  • 145gの孤独

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    お得意の前半後半でガラッと様相が変わるパターン。読ませるなぁと思いつつ、代償なんかに比べるとカラッとし過ぎてて読み続けてる身としては少し物足りなかったかな。

    んでも後半への転換の場面は、えーっ!と思わされたので今回も作者の勝利だわw

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    2021年08月17日
  • 教室に雨は降らない

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     臨時音楽講師の森島巧が、学校で起こる様々なトラブルに巻き込まれていく。管理職や同僚、トラブルの内容など、実際の学校現場より脚色されている部分が多いが、時代や社会情勢の変化により、子どもたちの抱える問題は昔と大きく変化している。その様々な問題の真髄を把握し、奮闘している新任講師の姿が素晴らしかった。

     物語の中で、「教師は叱られることをしないで生きてきた」という言葉があった。世間的には今もそう思われているのかもしれないが、そんなことないですよとつっこみたい。実際は教師の立場はとても低くなっていて、保護者や管理職、同僚から叱られることもしばしば。(小声) 昔の学級王国なんてものはなく、毎日い

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    2021年08月10日
  • もしも俺たちが天使なら

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    伊岡作品にしては珍しく重くなかった。
    こういうのもあるのね。
    捷ちゃんもいいけど、やっぱり谷川推し!!!
    続編希望!!!

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    2021年07月26日
  • もしも俺たちが天使なら

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    よく出来た話でドラマとかに相性が良さそう。グッと心を揺さぶられる感じではないけど、痛快な展開でキャラ立ちもしているので個々のキャラを応援しやすかった。シリーズ化したら続けて読むだろなー。

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    2021年06月08日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    読後の爽快感というか、希望が感じられるような素敵なお話。「毎日自分はずぶ濡れになっても(中略)教室はきっと晴れている」名言すぎる。

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    2021年05月30日
  • 教室に雨は降らない

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    どちらかと言うと長編を好むので連作のスタイルはどうかと思ったけど、なかなかに読み応えがあった。まぁ氏の長編の面白さには及ばないが。

    学校が舞台という事でいつもの雰囲気とはだいぶ違うけど、脇役まで含めてキャラが立っているのはさすが。隙がない作り込みよう。

    代償や瑠璃の雫に比べて激しく揺さぶられる感じではなくライトな読み応えで低年齢層でも入りやすそう。

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    2021年04月15日
  • 145gの孤独

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    倉沢修介   元プロ野球選手
    西野晴香   倉沢の助手
    西野真佐夫  晴香の兄
    広瀬碧    美人客
    広瀬優介   碧の息子、小六
    戸部     便利屋社長
    田中     花屋
    林和彦    倉沢のピッチングコーチ
    那賀川信一郎 碧の客、腎臓病

    村越     人気プロ野球選手。倉沢の1歳上
    ウィルマ   フィリピンから来日。物静か
    マリア    フィリピンから来日。明るい

    高木志織   倉沢の妹。事故死
    森本初枝   大学講師、泊まり込みで本の整理を依頼

    井上さくら  戸部の娘 新人シンガー
    藤島     本名沼田、ライター

    最後の2ページ、晴香の独白、よくわかりませんでささた。どこか

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    2021年03月28日
  • 教室に雨は降らない

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    音楽の臨時講師である主人公が学校で起こる様々な問題に苦難しつつも解決していく物語。

    今までの著者の作風にはない設定が新鮮であり、教育現場で起きそうな状況を描き、子供や保護者とのトラブルを解決する展開は面白かった。

    しかしながら、先生という職業は本当に大変なお仕事だと思う。

    ご尊敬申し上げる。

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    2021年02月27日
  • 145gの孤独

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    精神的な病を抱えた主人公が、自殺しようとしている顧客に立ち向かうなど、一つ一つの章を通じて心が変化していく様が面白かった。
    井岡瞬の作品にしては、後味は悪くない感じでした。

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    2021年02月18日