伊岡瞬のレビュー一覧

  • 瑠璃の雫

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    スラスラ読めるんだけど、なぜか入り込めず読みにくかったな〜。
    第二部の丈太郎の視点での事件の真相が少しずつ明らかになっていくところは伊岡作品らしくて、そうそうコレコレと思いながら読めました。

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    2023年02月26日
  • 桜の花が散る前に

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    伊岡先生のお名前で購入したが、残念、こちらは私の苦手な短編だった(~_~;)

    短編ではあるが、一応主人公は変わらない。
    カメラマンの乾耕太郎と、幼馴染の占い師、深沢桜子が主役。

    この2人に巻き起こる事件の一つ一つが短編となっている。

    乾耕太郎は、桜子の父親に命を救われる。桜子を頼むと言い残された耕太郎は桜子を見守っていた。

    DV鬼嫁の殺害、没交渉となっていた母娘の再会、過去のホームレス殺人事件、耕太郎のファンだと名乗る女、桜子の占いの危機、、、

    やっぱり短編だと、どうしても物足りないんだなぁ。。。
    それで?その後どうなったの??知りたいところが全部切れてしまう(^◇^;)

    一編、一

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    2023年02月19日
  • 145gの孤独

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    お話としては、プロ野球の投手として活躍していた主人公は死球事故が原因で引退し便利屋を始める。
    その便利屋の仕事のうちの一つとして始まったのが「付き添い屋」
    付き添い屋への依頼は、どこか変わった依頼ばかり・・・
    本来ならただ付き添えば良いだけなのに、客の奇妙な依頼の背景を主人公が観察と推理で解き明かす。
    本の帯には「ハートウォーミング・ミステリー」と書かれていましたが、ミステリーと言う程ではないな。。。

    読み始めは付き添い業務の一話完結の短編集かと思っていましたが全てのお話が繋がって結末に向かってくるところが面白かった。

    登場人物のキャラが一人一人個性的でかつ会話が軽妙なので読みやすい。

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    2023年02月18日
  • 白い闇の獣

    ネタバレ

    奥さんの気持ちを思うと胸が痛い

    読みやすく、あっという間に読了。

    ただ、娘を失ったその日に夫が娘の担任と浮気していたと知った朋美ちゃんのお母さんの気持ちを思うと、胸が痛くてたまりません。

    本文中に香織さんが由紀子さんに対して、直接あの日の件に関して謝罪をしている場面が無かったのが個人的には納得いきませんでした。

    そのためか全く香織さんに感情移入することができず、秋山が香織にどう考えても惚れている描写や、由紀子が香織に怪我を負わせたと知った瞬間、秋山が由紀子の家を睨む描写、秋山と香織の恋愛要素などには若干の不快感を覚えました。

    胸糞の悪さで有名な伊岡ワールドは好きですが、今回は個人的な都合で胸糞の悪さを大いに感じました

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    2023年06月18日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    こちらも、会社の人からいただいた一冊。
    私がミステリー読みたいと言っていて、
    おすすめしていただいた本です。

    東野圭吾「放課後」と本書をいただきましたが、
    私はこちらの方が好きかもしれないです。
    そして、なんか過去に読んだことある気がする。
    たぶん10代(すっかり忘れてる泣)

    登場人物たちの背景とか心情が描かれている方が、
    読みやすい感じがします。

    小学校の音楽の臨時講師の森島巧が主人公。
    モンスターペアレント、いじめ、無気力教師、学校崩壊。
    あらゆるトラブル、事件に森島が奮闘(?)します。

    それにしても、森島は若いし、
    子どもたちもまーまー曲者いるし、
    教師達もなんだかなあって人もい

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    2023年01月29日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    警察小説あるいはハードボイルド小説として考えると、最後までドキドキできて、スピード感があって、ついでに主人公が魅力的なので星四つでした。
    ミステリー小説と考えると、結末がある程度予想できて、どんでん返しもないので星二つでした。

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    2023年01月28日
  • 祈り

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    なんとなく先が気になる。解説にもあるとおり、真澄の存在が良く効いている。
    これまで読んだ伊岡作品とは、全く違って、ある意味新鮮だった。

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    2023年01月12日
  • いつか、虹の向こうへ

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    ハードボイルド系であり、さりとて読み進めると人間味が溢れる作品でもあり…って感じでした。

    前半部分は、この作品に静かに引き込まれていきます。途中のハラハラドキドキ感がたまりません。
    後半部分は、少し登場人物同志の繋がりが解りにくくなりましたが、一気の伏線回収!!!

    読み終えてから、この題名が好きになりました!!!

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    2022年12月30日
  • 教室に雨は降らない

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    音大卒の主人公が赴任先の小学校でさまざまなトラブルにまきこまれるというお話。帯には連作短編ミステリということになっているけれど、どちらかというと長編を各話で区切っただけ、という感じ。主人公もずっと同じだし。

    本作はいわゆる人が死なない『広義のミステリ』というやつで、イメージとしては石田衣良さんの『池袋ウェストゲートパーク』なんかが作品の雰囲気に近いかな。

    一話読んだ時点では、主人公のキャラも薄いし、ミステリ的な要素も微妙なので、最後まで読みきれるか心配だったけれど、じわじわと面白くなってきて意外と楽しんで読めた。

    子供の純粋な残酷性、学校現場の改善すべき点、教育に絶対的な正解がない点、な

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    2022年12月30日
  • 祈り

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    伊岡瞬さんの作品は、見つけたら買って読むぐらいには結構好き。

    ハラハラドキドキの展開やハードボイルド的な感じの作品が好みかな。

    今回はちょっと不思議な力がある作品。

    現実世界に不思議な力ものはあんまり好きでは無いけれど、伊岡さんの作品なので読んでみた。

    終始暗いムードが漂っているけれど、そういう雰囲気は好き。

    不思議な力によって暗い過去を背負っている春輝と冴えないサラリーマンの楓太。それぞれのエピソードが交錯して、春輝と楓太に関わる人物同士の思惑が絡んでいく。

    最後の展開をどう捉えるか…。

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    2022年12月28日
  • 祈り

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    ネタバレ

    春輝の最後の祈りがすごく切ない。
    世界にうんざりしながらも、大切な人を思い浮かべて最後を迎える。
    心が苦しい。

    全ての人が願うままの人生を生きて欲しい、
    他人の人生を操作するような人がいてはいけない、と思った。

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    2022年12月25日
  • 祈り

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    宮本颯太 20代 アパレルメーカー勤務 次男 O型 実家は落花生農家 父は理容師だったが脳梗塞で入院中、兄は県庁職員 姉、母がいる
    大里春輝 40代 超能力で落下物を静止する力があるが、それが元で孤独な人生を送っている
    小田尚彦 春輝の同級生、友人だったが春輝に敵意を持つようになる
    田﨑係長 42歳、颯太の会社のお局?
    吉沢亜樹 颯太をはじめ同僚から金を騙し取る
    安田真澄 春輝の同級生。事故死する
    新妻千穂 投資アドバイザー
    鶴巻 裏社会の権利者。金融業など。春輝に命を助けてもらってから春輝と親しくなる
    佐久間夫婦 資産家。妻は腎臓移植待ち

    伊岡瞬の本で、半分まで読み進めるのがしんどかったの

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    2022年12月06日
  • 冷たい檻

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    冷たい檻、ほんとに檻やった。大どんでん返し!とか、まさかの!っていう展開じゃなかったけど、じわじわ、確実に、ひんやり怖かった。他の伊岡瞬の裏切られまくる展開を思ったら、ちょっと平坦な流れではあったけど。あ、これ2日間の出来事なんか、と思うとびっくり(笑)

    memo
    子どもは理解が足りない分、想像力と好奇心にかまけて、無邪気に残酷なことをするわ。そしてそれを残酷と思ってない。いや、でもこの場合は子どもも被害者なんだけど。

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    2022年09月03日
  • もしも俺たちが天使なら

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    訳アリの男三人が山梨のある土地を巡って協力し戦っていく

    うーん...悪くない作品だと思うが盛り上がりに欠けるというかクライムノベルにあるハラハラ感が足りない気がする
    最終的には結構アッサリ終わってしまい読後感的にはモヤモヤ感だったり消化不良感が残る

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    2022年08月13日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    刑事である樋口が、久々の休みに家族で遊園地で遊んでいた時幼い息子が、目の前で誘拐される。

    その17年後、北陸の過疎の村で公安と噂される駐在警官が失踪する。彼の失踪理由を追求のために樋口はこの過疎の村に滞在、失踪した駐在警官の後釜と一緒に調査する。この過疎の村で、タダ同然で経営されてる幼児施設、老人ホーム、青少年の施設で事件が続いていることに違和感を感じる。
    かんぽの宿だったところを、かなり安く中国系製薬会社が
    買い受け、そこを先の3つの施設をまとめたものに変える。育児放棄された幼児、犯罪傾向のある青年に向精神薬的なものを栄養剤と称して与えたり、老人ホームはアルツハイマーの方優先にしてあり、人

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    2022年07月27日
  • 教室に雨は降らない

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    小学校の臨時音楽教師が約1年間の間で起こる様々な出来事に遭遇する連作ミステリー

    ミステリー要素は結構薄め
    伊岡作品は赤い砂、代償、痣等、どこかダークな世界観を纏っている作品群ばかり読んでいたため全く別の作者の作品を読んでいる新鮮な感じだった

    内容としては心のなかでモヤモヤ感が残る部分もあるが舞台が小学校ということもあり全般的に各編の読後感はスッキリしたものが多い
    殺人ばかりが起きる作品を読んでいる自分の身からしたらこういう教育現場での青春ミステリーは清涼感を与えてくれる良い作品だった

    大人にはなかなか理解できない小学生ならではの考え方、行動には考えさせられる点があり一種の感嘆めいたものを

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    2022年07月19日
  • いつか、虹の向こうへ

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    著者の作品は4作目かな?割とありきたりな構成に思えて、特にドキドキやハラハラを感じることはなかったが、それなりに楽しく読んだ。デビュー作みたいなので、過去に読んだ本が少しテイストが違って感じるのはその為か?
    でもこの著者の作品を好きな気持ちは今も変わらない。

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    2022年07月16日
  • もしも俺たちが天使なら

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    面白かった。

    セレブ専門の詐欺師の谷川
    ヒモでイケメン、けんかは負け知らずの松岡
    不始末で警察をやめた元刑事の染井
    この3人で松岡の妹の依頼から、松岡の実家のブドウ農園を救う物語。

    敵対する相手は「クロモズ」と呼ばれる武闘派の詐欺集団。
    途中、谷川が襲われることもあり、どうなる?どうなる?
    という展開ですが、なんといってもこの谷川がすごい。
    ひょうひょうとしているようで、一枚上手(笑)。
    いつの間にかお互いがお互いを助け合って、クロモズと戦うことになります。
    そして、最後はスッキリ
    という展開

    エンターテイメントとして楽しめます。

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    2022年07月09日
  • 教室に雨は降らない

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    学校で起こる問題を軸にしたミステリ小説で
    公立小学校の音楽の臨時講師が主人公。

    小さな悪魔と称される児童たち。
    純真な無邪気さが大人にとっては残酷に感じる事もあるけれど、子供は子供社会の秩序に応じて懸命に生きている。さて、大人はどうだろうか?

    教師が素晴らしい職業であるだけに、なり手が不足している現状はとても残念な事だ。
    その原因は小さな悪魔じゃなくて、我を見失った化け物だったりする。
    本来は守るべき大人が子供の学舎を壊していないかい?と感じた。

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    2022年06月01日
  • いつか、虹の向こうへ

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    伊岡瞬は『瑠璃色の雫』『代償』を読んで、これで3冊目なんだけど、デビュー作らしい今回のやつがいちばん面白かったかも。ハードボイルドミステリーなのに人情味あって重松清みあり、みたいな。

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    2022年05月13日