伊岡瞬のレビュー一覧

  • 教室に雨は降らない

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    1話完結ですごく面白かった。私の好きなバンドのギターが、ガンズの大ファンなので作中に出てきて嬉しくなった。小学生の言動に関しては、大人びすぎていたり無理のある設定だったりすることもなく、違和感なく読めた。個人的に先生に憧れや好意を抱く生徒、というのがめちゃめちゃに好きなので作中の舞ちゃんのことは読み終わる頃には大好きになった。生粋のハピエン好きなので分かりやすくハピエンだったら星5にしたけど、それだったら内容が薄くなるのかなあ、などと色々考えた。

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    2021年08月26日
  • 145gの孤独

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    前半の2章は流行りの作家が書いたお涙頂戴の短編風ですが、よく経験する読んで失敗したと思う薄っぺらさはなく、充実した内容でさすが深いという感じでした。3章以降は雰囲気が一変、いつものサスペンス性が戻ってラストは怒涛の展開。十分に楽しませていただきました。ただ、この小説としては前半、特に最初が良かったかな。ラストも今まで読んだこの著者の作品としては珍しい終わり方でこれも癒されました。

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    2021年01月28日
  • 代償

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    ネタバレ

    前半(1部)は少年圭輔が達也と出会い、そしてどん底に突き落とされていく読みは進めるのが辛い悲惨な少年時代が語られている。何度も涙腺が緩んでしまった。後半は成人した圭輔が弁護士となりそして再び達也と絡んでしまい、過去の事件を紐解いていく。
    圭輔の人生で両親を早くに亡くすのは悲劇に違いないけど、寿人と出会えたことが最大の喜びでありその幸運はその後感謝してもしきれないだろう。2人の友情が暗い物語に明るい材料になっている。
    冷静な圭輔が弁護士の資格をその明瞭な頭脳だけでなく適正もあると思える。まだまだ感情をコントロールしきれない駆け出しの弁護士を先輩女性弁護士という存在も少なからず明るいエッセンスとな

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    2025年11月20日
  • 145gの孤独

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    ラストの1ページにじーんときた。
    ああ、そういうことだったのか、と驚きの設定もあり。
    それを知るまでは、面白くて笑いながら読んでいたので。
    伊岡さんの本はとことん残酷な話もいいけど、こういうのもいいな。

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    2019年02月10日
  • 代償

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    事前情報無く読みました。相当面白い! 相当気分が悪くなる本だが、こんな奴も世の中いるのかと心底思った

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    2026年03月08日
  • 桜の花が散る前に

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    優しさに包まれた伊岡さんらしい作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    カメラマンの乾耕太郎は、幼馴染の美人占い師・深沢桜子に淡い恋心を抱いている。しかし、その父・七ノ瀬天山を死に追いやったという自責の念から、本心を明かせずにいるのだった。「占いと事件」を縦軸に、「幼馴染みの恋の行方」を横軸に描いたミステリー連作集。

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    2016年04月10日
  • 桜の花が散る前に

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    まさに、桜の季節に読めて良かったと思える。最後も良かったかど、続きあるのかな。
    いわゆる日常のちょっとしたミステリと恋心ってことで◎

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    2016年04月01日
  • 145gの孤独

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    だれとも関わりのない孤独ではなかった。
    関わろうとしてくれる人は周りにいるのに心を開くことができない本人が閉じているための孤独。表向きは会話もするし推理もするのに閉じている。なんて複雑なおじさんなんだ。
    いやいや145g分だけ、関わりきれないってことかも

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    2013年01月14日
  • 145gの孤独

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    誰にも、どこにも、属さない、という美学が、心に染みる物語だった。
    栄光の日の自分の幻影を無意識に追い続けてしまう。
    俺はこんなんじゃなかった。そんな苦しみが心の奥に潜んでるような、人間の醜さを悔やむような思いも、想像してしまう、一冊だった。

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    2012年12月18日
  • 赤い砂

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    新型コロナウイルスも某国研究所の杜撰な管理体制が原因か?という憶測もあり、真相は謎のままであるが、短期間で世界的に蔓延してしまうほどウイルスの脅威を見せつけられた我々としては、脅威の入り口を垣間見る思いで読ませてもいました。
    その後の状況(二人の関係、世間のウイルス感染)が気になる、、

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    2026年04月03日
  • 朽ちゆく庭

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    ネタバレ

    最近の私としては読み終えるまでの時間が短くあっという間に読めた
    読みやすさとストーリー展開や登場人物が単純だったからかな
    引きこもり気味の息子を中心に親の葛藤を描きそこに一つの事件が起きるパターンは他にもいくつかあったような気がする
    葛藤する両親自身にも問題を抱え(共に不倫)思考が複雑化する

    この少年の10年後はどうなっているのか
    この家を売って新天地に行ったところで本質的な部分は変わらないのではないのか
    親が子どもと真剣に向き合って行かなければ変わらない。なにも

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    2026年04月02日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    過去に凄惨な殺人事件があった村に訪れた大学生6人が、豪雨の中斧を持った大男に追いかけ回されるパニックミステリ。漂う緊迫感とじわじわと疲弊していく大学生達の心理描写が細やかで引き込まれた。後半はややテイストが変わり、前半の勢いに比べるとやや尻すぼみ感を感じてしまったかも。

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    2026年03月28日
  • 教室に雨は降らない

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    ネタバレ

    臨時アルバイトとして小学校の音楽教師をする森島を取り巻き起こる、さまざまな事件を題材にした短編集。事件とは言っても、小学生が主体なので残虐なものはなく、学園ものといった感じで気軽に読めた。短編集ではあったが、1年という期間を追って話が繋がってもおり、教員としての1年を追体験できるような感じだった。
    「代償」のようなずっしりと重い作品と比べると少し物足りなさがあったので、またこのような作品も読みたい。

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    2026年03月15日
  • 赤い砂

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    署内で突然、鑑識係が銃を発砲して自殺を遂げる。しかし、状況は自殺と断定するにはあまりにも不信な点が多すぎた。同期の刑事が、その謎を鬼の執念で突き止めるお話。疾病センターで尋問した女性は、事件の3年後スナックに勤めていた。終盤には、刑事と彼女との仲が一気に深まるのだが...ファンタジーな終わり方に賛否があるかも。

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    2026年03月12日
  • 祈り

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    初見の作家さん。

    読み始めは主人公がなかなかのクズっぷりを発揮してくれてまして、
    面白いのかなコレ・・・と思いながら読んでました。

    もう一人の主人公が現れてからもよくわからないままで、
    何の話かと思ってたのですが主人公たちが交錯しだしてから、
    だんだん読みやすくなってきましたね。

    ファンタジーなのかなんなのかわからないままではありますが、
    人物がよくかかれててよかったです。
    そして一見いい人そうな人間がなかなか醜悪なのですが、
    そういう人物ほどこの作家さんは書くのがうまいですね。

    で、最後まで読んだわけですが、これはファンタジーなのかSFなのか・・・!?
    なんと言えばいいのやら…(笑)

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    2026年03月06日
  • 残像

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    ネタバレ

    幸田陽介
    第一志望の大学に合格。ホームセンター『ルソラル』でアルバイトをしている。

    堀部一平
    陽介とは中学時代からの友人。ホームセンター『ルソラル』でアルバイトをしている。浪人生。

    葛城直之
    ルソラルの園芸売り場担当。六十七歳。胃けいれんでバイト先で倒れた。ひこばえ荘一〇三号室。妻は二年ほど前に、全身に転移したがんで死亡した。元弁護士。

    添野聡子
    ルソラルのチーフマネージャーの一人。

    衣田晴子
    葛城の隣人。色白で、目や鼻や口がどれも小ぶりな造り。和風ラテン系。

    天野夏樹
    葛城の隣人。三十歳くらい。肩より少し長めの髪を、無造作にポニーテールにまとめたいる。猫を連想させる目が印象的。美貌

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    2026年03月04日
  • 追跡

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    後から後から組織が増えてきて、何度か巻頭に戻って関係性を確認しながら読み進めていく感じでした。

    面白いところもありましたが、ちょっと全体的に、ややこしかったです。そして、嫌な感じの人が結構出てきます。

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    2026年03月04日
  • 赤い砂

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    コロナ前の作と聞き、驚いた。登場人物が奔走する様子は、コロナ禍、感染源や対策に不安を感じていたことを思い出しながら読んだ。最後は廃校で2人が支え合うなんて、作者が若い頃に書いたらしい、ロマンチックさが出てるんじゃないかな。

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    2026年03月03日
  • いつか、虹の向こうへ

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    ずっと絶対絶命のような状態で話しが進んで、見たいような見たくないようなで、ノロノロと読んだ。
    元刑事という設定だったが、あまり昔の仕事の恩恵もあまり無さそうで、ボロボロすぎて心配になる場面の方が多かった。
    犯人は思ってた人と違ったけど、人のスイッチというか我を忘れるタイミングというのは何時でも訪れるんだなと思った。

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    2026年03月02日
  • 仮面

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    ミステリーというより犯罪小説。謎があるわけではなく犯罪を記録している感じ。前半ちょっと退屈だったが物語が佳境に入ってからは一気に読んだ。

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    2026年03月01日