弘兼憲史のレビュー一覧
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サラリーマンの夢
サラリーマンの夢である「社長」になった主人公島耕作である。
ストーリーの舞台がだんだん現在に近づいてきて取り上げられるエピソードにもリアルさが増してきた。情けないことに本書執筆時の日本経済の状況より、更に現状は悪くなっているような気がする。 -
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いよいよ経営の中枢
いよいよ経営の中枢に登って一段と忙しくなった島耕作である。どのシリーズにも言えることだが、様々な出来事が結果的に主人公に都合がいいように動いている。創作物だから、このようにしないと話がつながってゆかず読者の夢も叶えられないのではあるが、いつもやや現実離れしているな という感想を抱いてしまう。
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幸運すぎるかな
典型的なサラリーマン漫画だけに感情移入して読むケースが多いような気がする。そうすると「これはいくらなんでも、幸運すぎるかな。」と思うようなケースがしばしばある。この長大なシリーズもだんだん現在に近くなって、セクハラやパワハラで違和感を感じるケースがいくらか少なくなった。
対中国のビジネスは20年前の時点で考えていた最も悪いケースをたどっているような気がする。 -
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昔話
サラリーマンのバイブルと言われた作品群であるが、心理的な面 心構え的な点では今でも通用する教訓が秘められている。しかし、ビジネス的な面では「昔話」と思わせるようなところが数多くある。プロキシーファイトの話でも現在であれば社長の支持はガバナンス違反と言われる危険性が十分にある。
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息の長いシリーズ
相変わらずの健筆であるが、複数の話を並行して描いているせいかやや散漫な印象を受ける。一つ一つの話はタイムリーでそれなりに面白いので構成にもうひと工夫あるともっと良い作品になりそうな気がする。しかし本当に息の長いシリーズだな。
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島耕作は現状をどのように見る
今から十数年前の中国ビジネスの話なので、「この頃はまだ日本側にも余裕があったよなあ」と感慨深いものがある。今になってみれば、この頃の懸念がより一層悪い方へ的中して、多くの分野で質量ともに中国企業に完敗している現状である。90歳近い島耕作は現状をどのように見て、考えているのだろうか?
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違った考えを持った社員は疎外
半世紀前の新入社員サラリーマンを題材にしただけあって、昭和の香り溢れる作品に仕上がっている。「ああそんな時代だったよな」とやや嫌な思い出が浮かんでくる。現在とまるで逆に「全社員が同じ考えを持って、心を合わせ一致協力して」という方法が主流で、違った考えを持った社員は疎外されていたな。
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典型的な昭和サラリーマン
昭和のサラリーマン生活ドップリの島耕作が描かれている。上司対応や新しいプロジェクトに追われて、家庭生活がまるっきり疎かになっているところも、典型的な昭和サラリーマン生活と言える。団塊世代のサラリーマンたちは、程度の差こそあれ、こんな生活をしてきたんだな。
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まだやってたんですね、、、
今は「相談役」、、、「専務」だか何だかの時に、漫画内のウンチクの多さに疲れてしまって読むのを止めてしまったんだけ又読んでみました。
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Posted by ブクログ
舞台は、キューバ。
キューバに行っても、食べるものは、日本料理ばかりだ。ふーむ。もっと地元の料理が出てこないのかな。
ゲノム編集の技術が、中国とキューバの提携で進める。そこにどのような意味があるのだろうか。
ゲノム編集の目的をどう組み立てるのか?
キューバは社会主義であるが、経済制裁を受けている。2015年に解除されたみたいだが。
その中でキューバは、医者などの人材育成をし周辺国に人材派遣をする。
そんな取り組みをしている。
相変わらず、曾烈生が暗躍している。かなり、中国におけるポジションが高いようにも思える。
なぜキューバでゲノム編集を行なっているのかといえば、中国当局の規制を受けないで実験 -
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女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
Posted by ブクログ
まだまだと思って社会人生活を送ってきましたが、老眼が酷くなって老眼鏡(ハズキルーペ)が手放せなくなってきた昨年頃から、60歳以降の生き方を考えなければいけないと思い始めました。
世の中には60歳過ぎても働くべき!という本で溢れかえっていますが、この本の著者、有名な「島耕作シリーズ」の漫画家なのですが、本の帯や表紙に書かれているコピー「今が一番いいと思える人生のコツ」「何をやめて何を続けるか、人生に優先順位をつけよう」に惹かれて読んでみました。
自分は60歳以降にどうしたいのか、周りがそうしているからではなく、自分の意思で将来を設計するのも有りなのかなと力を与えてくれた本でした。
以下は気 -
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島があまり表に出づらくなって
相談役になってからは、島があまり表に出づらくなっている気がするな。以前の島なら自分んの考えの軸を持っていて、その信念に従って動いていた様なイメージがある。だけど、今の島は相談役の立場を大事にするから、あまり表に出ない様にしている。社長や会長が表で動いている時には、自分が動かない方が良いと言うのは良くわかるのだけれど、、、、昔からの島耕作のファンとしてはちょいと物足りない感じがします。