弘兼憲史のレビュー一覧

  • 社長 島耕作(1)

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    サラリーマンの夢

    サラリーマンの夢である「社長」になった主人公島耕作である。
    ストーリーの舞台がだんだん現在に近づいてきて取り上げられるエピソードにもリアルさが増してきた。情けないことに本書執筆時の日本経済の状況より、更に現状は悪くなっているような気がする。

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    2022年01月12日
  • 専務 島耕作(1)

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    いよいよ経営の中枢

    いよいよ経営の中枢に登って一段と忙しくなった島耕作である。どのシリーズにも言えることだが、様々な出来事が結果的に主人公に都合がいいように動いている。創作物だから、このようにしないと話がつながってゆかず読者の夢も叶えられないのではあるが、いつもやや現実離れしているな という感想を抱いてしまう。

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    2022年01月12日
  • 取締役 島耕作(1)

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    幸運すぎるかな

    典型的なサラリーマン漫画だけに感情移入して読むケースが多いような気がする。そうすると「これはいくらなんでも、幸運すぎるかな。」と思うようなケースがしばしばある。この長大なシリーズもだんだん現在に近くなって、セクハラやパワハラで違和感を感じるケースがいくらか少なくなった。
    対中国のビジネスは20年前の時点で考えていた最も悪いケースをたどっているような気がする。

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    2022年01月10日
  • 部長 島耕作(1)

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    昔話

    サラリーマンのバイブルと言われた作品群であるが、心理的な面 心構え的な点では今でも通用する教訓が秘められている。しかし、ビジネス的な面では「昔話」と思わせるようなところが数多くある。プロキシーファイトの話でも現在であれば社長の支持はガバナンス違反と言われる危険性が十分にある。

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    2022年01月04日
  • 相談役 島耕作(1)

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    息の長いシリーズ

    相変わらずの健筆であるが、複数の話を並行して描いているせいかやや散漫な印象を受ける。一つ一つの話はタイムリーでそれなりに面白いので構成にもうひと工夫あるともっと良い作品になりそうな気がする。しかし本当に息の長いシリーズだな。

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    2022年01月02日
  • 常務 島耕作(1)

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    島耕作は現状をどのように見る

    今から十数年前の中国ビジネスの話なので、「この頃はまだ日本側にも余裕があったよなあ」と感慨深いものがある。今になってみれば、この頃の懸念がより一層悪い方へ的中して、多くの分野で質量ともに中国企業に完敗している現状である。90歳近い島耕作は現状をどのように見て、考えているのだろうか?

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    2022年01月02日
  • ヤング 島耕作(1)

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    違った考えを持った社員は疎外

    半世紀前の新入社員サラリーマンを題材にしただけあって、昭和の香り溢れる作品に仕上がっている。「ああそんな時代だったよな」とやや嫌な思い出が浮かんでくる。現在とまるで逆に「全社員が同じ考えを持って、心を合わせ一致協力して」という方法が主流で、違った考えを持った社員は疎外されていたな。

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    2022年01月02日
  • 係長 島耕作(1)

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    典型的な昭和サラリーマン

    昭和のサラリーマン生活ドップリの島耕作が描かれている。上司対応や新しいプロジェクトに追われて、家庭生活がまるっきり疎かになっているところも、典型的な昭和サラリーマン生活と言える。団塊世代のサラリーマンたちは、程度の差こそあれ、こんな生活をしてきたんだな。

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    2022年01月02日
  • 相談役 島耕作(1)

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    まだやってたんですね、、、

    今は「相談役」、、、「専務」だか何だかの時に、漫画内のウンチクの多さに疲れてしまって読むのを止めてしまったんだけ又読んでみました。

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    2021年12月19日
  • 取締役 島耕作(1)

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    アメリカと中国がかつての米ソ冷戦と同じような状態になることをこの時点で示唆。実際、そのとおりになりましたね、、

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    2021年08月08日
  • 会長 島耕作(9)

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    舞台は、キューバ。
    キューバに行っても、食べるものは、日本料理ばかりだ。ふーむ。もっと地元の料理が出てこないのかな。
    ゲノム編集の技術が、中国とキューバの提携で進める。そこにどのような意味があるのだろうか。
    ゲノム編集の目的をどう組み立てるのか?
    キューバは社会主義であるが、経済制裁を受けている。2015年に解除されたみたいだが。
    その中でキューバは、医者などの人材育成をし周辺国に人材派遣をする。
    そんな取り組みをしている。
    相変わらず、曾烈生が暗躍している。かなり、中国におけるポジションが高いようにも思える。
    なぜキューバでゲノム編集を行なっているのかといえば、中国当局の規制を受けないで実験

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    2021年05月19日
  • 島耕作の事件簿

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    あの島耕作が、登場する怪事件。

    見知らぬ女の部屋で目覚めた島。
    しかし、そこには、首を絞められた女性の死体が...

    密室の中で、犯人は、自分しかありえない?
    そこへ、なんと女性の妹が訪ねて来た。

    果たして、島は、殺人罪の無実を晴らせるのか?
    島が調査を進めるうちに、更なる殺人が...
    混迷を深める状況の中で、島の立場がますます悪くなる。

    果たして、真犯人は、だれか?
    相棒の小暮さんが、良い味を出してますね。

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    2021年03月07日
  • 男子の作法

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    「島耕作」シリーズなどでお馴染みの、弘兼憲史氏が示す"大人の教え"

    「島耕作」と共に成長された弘兼氏ならではの価値観とこだわりが、「食・酒」「人間関係」「仕事」など、人生のキーワードごとに語られている。

    こだわり抜く生き方と、適度に肩の力を抜く生き方の、大切さと楽しさ。

    人生の先輩としての指南は、いくつになっても大事にしなきゃ!

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    2021年03月06日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

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    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

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    2021年02月26日
  • 弘兼流 やめる!生き方

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    ノルウェーの鯖は、1番美味しい脂が乗った時期に制限した量を獲って冷凍してるから、安くて美味しいらしい。

    怒った時は6秒我慢するとか、その場から場所を変えるとかすれば、抑えられる。

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    2021年02月23日
  • 弘兼流 やめる!生き方

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    人生100年時代は人生一気通貫の時代、区切りをつけるタイミングがなくなる。
    だからこそ60歳からの人生を豊かにするには、色々なことをやめることで、これまでのしがらみから自由になり、様々なことを受け入れ、ラクになること、自分の物差しを持ち、それに従い、自分が幸せだと感じること。考え方、捉え方を転換して実行してみることが大切。幸せのかたちは人それぞれ、誰かに押し付けられるものではなく、自分でつくりあげるもの。今が一番いいと思える人生、そのヒントがちりばめられている。

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    2020年10月25日
  • 弘兼流 やめる!生き方

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    まだまだと思って社会人生活を送ってきましたが、老眼が酷くなって老眼鏡(ハズキルーペ)が手放せなくなってきた昨年頃から、60歳以降の生き方を考えなければいけないと思い始めました。

    世の中には60歳過ぎても働くべき!という本で溢れかえっていますが、この本の著者、有名な「島耕作シリーズ」の漫画家なのですが、本の帯や表紙に書かれているコピー「今が一番いいと思える人生のコツ」「何をやめて何を続けるか、人生に優先順位をつけよう」に惹かれて読んでみました。

    自分は60歳以降にどうしたいのか、周りがそうしているからではなく、自分の意思で将来を設計するのも有りなのかなと力を与えてくれた本でした。

    以下は気

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    2020年10月25日
  • 相談役 島耕作(2)

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    面白かった

    島と一緒に年を取ってきたけど、そろそろリタイアが近づいてきた。
    何気に、島帝国を築いてきたけど、いつもうまく行っているわけではない。

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    2020年10月01日
  • 相談役 島耕作(2)

    ネタバレ 購入済み

    島があまり表に出づらくなって

    相談役になってからは、島があまり表に出づらくなっている気がするな。以前の島なら自分んの考えの軸を持っていて、その信念に従って動いていた様なイメージがある。だけど、今の島は相談役の立場を大事にするから、あまり表に出ない様にしている。社長や会長が表で動いている時には、自分が動かない方が良いと言うのは良くわかるのだけれど、、、、昔からの島耕作のファンとしてはちょいと物足りない感じがします。

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    2020年09月27日
  • 50歳からの「死に方」 残り30年の生き方

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    ネタバレ

    共感。50歳は老いへの抵抗期。人と比べない覚悟。無理しなければできないことは他人の力を借りる覚悟。上司に自分の考えをぶつけて、どういう答えがくるかを聞いてみたいという気概をもつ。

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    2020年05月05日