弘兼憲史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ中国を舞台に島耕作が出世街道をひた走る!
中国ビジネスの魅力と危うさ。このシリーズは特にその2点を中心に島耕作がビジネス展開を繰り広げる。日本の高度経済成長期を再び経験しているような錯覚に陥りつつも、平家物語に象徴される
「おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もついにはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ」
となる時代の流れの渦にいる危機感も同時に体感できる。
あり得ないモテ具合も健在で、男性陣から見れば憧れの対象であり、
また妬みの対象にもなるだろうなあ~と思う。
中国と日本の経済や言動、行動の違いの根底にあるものは
何なのか鋭く指摘しており、さすが弘兼先生だなあと感心し -
Posted by ブクログ
今年の夏、ケータイを新しくしてから、プッツリと本を読まなくなった。
理由は、ケータイに付いているオセロゲームにはまっていたから。
電車の中が、読書タイム。 その時間にケータイ片手にオセロと格闘した。
初級を難なく制覇し、中級でも確実に勝てる方法を身につけたが、どうしても上級ではケータイに勝てない。
勝率が5割を超えないで意地になっていた。
結局勝てなかった。
というわけで、ケータイ猿から人間に戻って 本を読むことにした。
いわずと知れた、あの島耕作シリーズの作者の著だ。
この中で、いい人として群れるのをやめて、一匹狼の不良社員になろうと説いている。
本でははあえていい人の対極に不良社員を置く -
Posted by ブクログ
ヤバイぐらい昭和。ザ・昭和。
戦争の記憶、貧困、派閥闘争、妾、家庭内暴力。
なんと言っても「トルコ風呂」にトドメを刺す。ネームの中はソープに修正しても、消すに消せない書き文字のトルコ。
このそこはかとない不健全さがたまらない。
あとは中国残留孤児の重たさ。社会派マンガの面目躍如。
美味しんぼでもあったかな?
ただ、一話読み切り形式でエピソードの当たりハズレが大きい。
無理やりオチをつけている話より、何も解決せずただひたすらに後味の悪い話の方が好き。
海外赴任先のアフリカ(このザックリさがまた昭和)で現地妻を作り帰国。数年後再訪してみたら実は女性を孕ませており、しかも難産のため母親は死亡