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時代を先取りする感性が面白い
島耕作のシリーズは、ことごとく、時代のほんの少し先を見ているようで、面白いです。連載時期と、その時代に起こる出来事が、連動しているように見えるから、面白さに深みが増すのだと思います。
ワインブームや中国の急発展、それに伴う対応の変化、島耕作の動きは経済の動きでもあると思えます。
ただ、性的描写に衰えがないので、経済や市場の勉強という面で読むには刺激が強く泥臭すぎますが。。
島耕作は現状をどのように見る
今から十数年前の中国ビジネスの話なので、「この頃はまだ日本側にも余裕があったよなあ」と感慨深いものがある。今になってみれば、この頃の懸念がより一層悪い方へ的中して、多くの分野で質量ともに中国企業に完敗している現状である。90歳近い島耕作は現状をどのように見て、考えているのだろうか?
Posted by ブクログ
「一歩先を読む 島耕作」とかかれている・・
島耕作は、いつの間にか中国担当の常務になっていた・・
えらい出世である・・・
そして彼の部下に、二つの典型的な董事長が登場する・・・
上海の董事長は、語学が堪能で、
アメリカの合理主義を取り入れ、
営業に徹底した成果主義を導入する。
また、中国人を総経理にする・・・
それで、業績は急激な上がるが・・・。
しかし、「中国は嫌いだ」と平気で言う。
北京の董事長は、一生懸命語学を勉強して、
職員と一緒に昼食をとるように努力する。
しかし、政府のお偉いさん達には、贈り物もせず、
政治的な発言も、歯に衣を着せないかたちで、発言する。
このような典型的な董事長を描き出すことが、
結構おもしろい・・・
そして、反日感情の中で、
店は破壊されたり、職員からのストライキなどが起こる・・・
まだ、中国には、労使間のルールがなかなかできていない。
少なくとも、成熟していないと言うべきだろう
そういう矛盾の中で・・島耕作は行動する・・
島耕作は、会社に抗議する職員集会で・・・
タマゴをぶつけられながら言う・・・
「日本を好きになれないなら
それでもかまいません。
それは、個人の自由ですから・・・
しかし、自分たちが一生懸命作っている製品を
愛せなくてどうするんですか?
自分たちが所属する会社を
愛せなくてどうするんですか?
どうか 初芝を愛してください。
そして、いい製品を作って、
中国の人々に喜んでもらって、
その会社から給料をもらって、
自分たちの生活を向上させてください。」
という・・・
これで、職員達は、納得するのだが・・・
確かに、日本人が納得する論理ではあるが・・・
中国人は、これで納得するのだろうか?
どうも、日本人的な視点な感じがしてならない。
北京と上海のふたりの董事長が・・・
どうなっていくのか楽しみだ・・・
一歩先を読む島耕作・・・どう展開するか?
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