菅野雪虫のレビュー一覧

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    中学生が主人公でジェンダーフリーがテーマの短編集。巻頭の漫画の鎌谷悠希さんが各短編の扉絵も書いていて、とても良い。

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    2023年09月11日
  • 天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子

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    <天山の巫女ソニン>の外伝、その2。
    今度は南海の美丈夫クワン王子のお話。その境遇については本編の中でも語られているが、ここでは何不自由ない少年時代が暗転し王宮で暮らすことになった前後が描かれる。

    言いつけを守らず都へ行って首飾りを失くしたことがきっかけで伯父が死に母を亡くし住み慣れた湾を離れることになるクワン。
    直接手を下すわけではないがミナ王妃の横暴ぶりも彼女に対するヘスをはじめとする周りの忖度も江南王の愚鈍さも、この頃から変わりないんだな。
    王妃に疎まれ無茶な任務を押しつけられるが、初仕事を手始めに次々と乗り越えて、王宮の外での人気を得ていくところも将来を彷彿させる。
    湾が毒された謎を

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    2023年08月27日
  • 天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘

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    <天山の巫女ソニン>の外伝、その1。
    草原と森林が広がる寒さ厳しい巨山の国で、孤高の王女イェラの気質がどのように形づくられたが描かれる。

    本編最終巻の「大地の翼」のレビューに「うぁ~、もぉ~、イェラ王女、かっこいい!!!」と書いたけど、今回も彼女は格好いい。
    占い師が『人生の前半は、絶え間ない戦いの星』と見立てた通りに、王女であるが故の冷遇、妄執に囚われた祖父の奸計、望まない権力争いと兄たちとの確執など、王家に生まれたが故の苛烈な経験が積み重ねられ、まだ幼さ甘さを見せる彼女にハラハラもするが、『真の王たる者が安らかに眠ろうなどと思うな』という覚悟を決めるところが凛々しいな。
    一方で、年老いた

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    2023年08月12日
  • 猫ミス!

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    黒猫ナイトの冒険が良かったかな。
    作家さんによってけっこうテイストが変わって、飽きることなく読めちゃう。

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    2023年08月07日
  • 女王さまがおまちかね

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    ネタバレ

    女王様のために延々と物語を描き続けることになる世界に入り込んだ女の子が頑張って脱出してちょっと成長する話。
    読書感想文のテンプレを使ってなんとか宿題をこなそうとするくだりの印象が強くて話自体はさくっと成長して終わったように思います。(菅野さんの本の中では)

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    2023年03月22日
  • 天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子

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    江南国の王子 クワンの波乱に満ちた半生の物語。本編の記述は、このクワンの物語が細部まで考えられて、書かれていると感じる。
    ストーリー展開は、明確で分かり易い。他にも外伝が読みたいな。

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    2023年01月15日
  • 天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘

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    2冊の外伝を読んだ後、改めて本編を読み直した。
    イェラもクワンも王族に生まれながらも、望まれず偏見や障害に立ち向かい、自分の居場所を築く。それまでの厳しい状況が、ソニンに出会って心を開くまでの心情の理解を深めてくれる。

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    2023年01月08日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    シリーズものを読んみたいと手に取った。登場人物名がソニンとかユナとかイウォルとかアジアンな感じのファンタジーもの。巫女となるように天山に迎えられるが才能がないとして実家に戻されたソニンが、日本の古代のような世界で頑張る話だが、ソニンがつらい目にあう描写を読み進むのが辛い。

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    2022年10月20日
  • アトリと五人の王

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    楽しいだけのファンタジーでなく、辛いことも描かれていて良かった。
    夢見るファンタジーを読みたいときには向かないけれど…。
    周囲の評価に捉われず、自分の目で物事を判断できるようになりたいと感じた。

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    2022年05月10日
  • 天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星

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    2022.2.23
    どんどん大人になってくなぁ。
    決して単純ではない世界をどうゆう風に過ごして、成長するのかが楽しみです。

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    2022年02月23日
  • 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

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    ネタバレ

    台風で被災した江南に対する各国の態度、目先の欲に右往左往する民の浅はかさがよく見えた。
    次代を担う王子や姫が活躍していた。
    三国の関係がますます危うくなったけれどどうなることやら。

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    2021年10月30日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    地に足ついたファンタジー児童文学。
    世俗と離れた天山で巫女として育った12歳の少女、ソニンが主人公。
    大人の陰謀相手に協力者はいるけども基本的に子供1人の力で立ち向かうのでハラハラしたが、無事に企みを暴いて解決した。
    気楽に読めた話。

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    2021年10月23日
  • ヤイレスーホ

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    ネタバレ

    「チポロ」シリーズ第2作

    傷はいつか癒えるというけれど、目に見える結果は消えないし、それがある限り絶対に忘れることはできない
    ヤイレスーホが救われることがないのが当たり前のように

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    2021年10月08日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    ピンチな時や迷っている時に行ける「ぎりぎりの本屋さん」違う書き手なのでファンタジーだったり多少不穏だったり、個性がある。最初に出てきた菜菜子がラッキーな菜子のお話で、ちょっとまだ弱虫だったのが残念。ベストアンサーのお話が一番好きかな。

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    2020年11月08日
  • アトリと五人の王

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    〈東琴〉の姫君・アトリは、生まれてすぐに母である王妃が亡くなったために、現在の王妃から疎まれ、王女らしい扱いも教育も受けないまま育った。
    アトリが九歳の時、アトリを厄介払いしたい王妃の決めた縁談により、辺境の貧しい国〈柚記〉の領主・月王に嫁がされることになった。

    月王は三十才を越えている上持病で寝たきりだったが、愛情も知らず放置されて育ったアトリの将来のために、“知識”と“常識”と“愛情”を教えようと考え、その導きでアトリはぐんぐんと賢く、優しい少女に成長してゆく。
    月王の死後、〈東琴〉に戻ったアトリは、そののち次々に気性も考え方も違う五人の王に嫁ぐことになるのだが…


    『天山の巫女ソニン

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    2020年09月06日
  • 猫ミス!

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    突出したのはないけど、味わいは全く異なり、読みやすさは全て共通する好印象なアンソロジーでした。

    今年の登録100冊目のはず。
    別に目標数とかはないけれど、区切りの良いところまで届いて意味理由なくちょっと嬉しい気分(笑)

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    2019年11月24日
  • アトリと五人の王

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    辺境の国“東琴”の姫君・アトリは厄介払いとして、九歳にして病を得た王のもとに嫁がされる。それを皮切りに、五人の王に嫁ぐ不思議な運命をたどることに。聡明な「少年王」、粗暴な「盗賊王」、厳格な「真の王」、そして…。従者のエンジとともに国を渡り歩き、それぞれの王から黒の指輪を授かるたび、アトリは優しく、賢く成長してゆく。内気なひとりの少女が人々の希望になる物語。

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    2019年11月01日
  • チポロ

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    アイヌ神話を元にしているとのことで、読んでみた。
    確かにアイヌ文化が垣間見えていたけれど、物語としては別段、普通だったな。
    雰囲気は『月神統べる森で』シリーズに似てる。
    そして、あちらの方が読み応えがあった。

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    2019年09月17日
  • ヤイレスーホ

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    ネタバレ

    「チポロ」よりはるかに面白かったと思います。
    もちろん、あの土台があっての「ヤイレスーホ」ですが、主人公がランペシカ(タイトルで幅を利かせていますがヤイレスーホではないと思う)になることによって、ちょうどいい人間臭さが滲み出ているというか。
    「チポロ」で感じた、壮大な世界観の割に奥行きを感じない…というもの足りなさが薄れている気がします。
    ザ・児童文学!な感じの一作目を考えると、予定調和な感じで問題の彼を囲んでワイワイして終わるのだろうと思っていたので、「ほう…」と意外さも味わえました。

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    2019年06月18日
  • チポロ

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    ネタバレ

    子どもに読ませることを考えると、評価として星はもう一つ増えると思います。

    ただそれも難しいところで…。
    アイヌ神話を元にしたストーリーと優しい描写、ファンタジーな世界観は小学校中学年から理解できて楽しめるし、薦める方としても安心して読ませられる作品。
    なのですが、このレベルのボリュームを読める子は、この穏やかな語り口とシンプルな展開に物足りなさを覚える気もします。
    いい意味でも微妙な意味でも、平たい。

    ソニンのシリーズに及ばないイメージです。

    ストーリーテリングなどで、読む意欲を掻き立てて、まだこのレベルに手を出したことのない子の入り口とするにはもってこいかなあ、とも思います。

    ヤイレ

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    2019年06月12日