菅野雪虫のレビュー一覧
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良かったです。イウォル王子とソニンが、苦しみながらも学んで行く姿に、時にハラハラさせられ、時に誇らしく思わされ…。今回は、特にイウォル王子は大きな一歩を踏み出しましたね。
逆にクワンにはがっかりさせられました。クワンは、もっと民を思ってると思ったのになぁ。頭の中に復讐しかない王子なんて、ただのバカ王子だと思う。
そりゃ酷いことされて、村の皆と母上の仇が打ちたいのは分かる。でも、それなら、国のためになる形をも描いてみせてほしい。王妃の一族が国をダメにしてるのは分かり切ってるのだから、王妃だけ、首だけ挿げ替えてもなんにもならないでしょうに。
復讐さえも道具にして、豊かに国が育つよう、あまねくしろしめす。それが王子の気概というものだし、そこまでして、一人前でしょ?
あんた10代の子供じゃないんだから!
まぁでも、ソニンやイウォルとの出会いが後々彼をもっと変えてくれると信じてますよ。 -
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ネタバレ児童書なのだけれど、現実をこえるそううまくはいかないよな~な展開。。
少女漫画なら、マヒトとくっつくかな、と思ったり。
チポロと娘って寿命、どうなっているのだろう??
添い遂げることが出来なくなったらまた悲劇的展開になるのか、一生家来として流浪するのか。。
ランペシカ、どう生きていくのだろう??
ヤイレスーホは時間がない、というより、もう以前の願いは違う、でも新しい願いはまだわからず、だったのだろうか。。
イレシュは石をどう使うのだろう??
アイヌにおける魔物ってどういう位置づけなのだろう??
『…そう強い気持ちではありません。もう、どこにもいないとわかっていればあきらめもつくものです。しかし、どこかにいるとわかっている相手の事はなかなか頭から消し去ることができません。』
『ていねいにに出したり濾したり…することによって、…少ない量ですむようみなります。病で弱った人は飲み込む力も弱っているので、少量ですむ薬は喜ばれますが、そこまでにするには時間も手間もかかるのです。…荷物にならずに済むからです。』
「俺は…忘れちゃいけないんだ。自分より弱いやつを馬鹿にしてたことを覚えてなきゃいけないんだ。そうじゃなきゃ、人の上に立つ資格なんてない。」
「みな、信じたくないのだ。…自分や身内のことになって初めて、なにも備えなかったことを嘆く。」
『どんな力も、使う人間や、利用しようとする人間しだいで、恵みも災いになるのです。』 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本作も、ここで終わりかぁ、、という。。
トナムとイムが仲良く統治する未来はみてみたいけれど、イムはアトリとの関係性発展しそうな感じだったので
別方向で荒れるだろうか。。
読み終えた後、創作で別ルートやパラレルワールドを展開したくなる。。
牢獄期間がサラリと描かれているけれど、発狂してしまうパターンもあったのでは。。
もっと掘り下げたいキャラが今作も。。妹はどんな人生を歩むだろう。。
月王の教育カリキュラムを知りたい。
「女の子が幸せになるのに必要なものは、知識(さまざまなことを知り、学ぶという事)・常識(世間での立ち居振る舞いを知る事)・愛情(自分が大切な存在だとしるといいう事)だよ。」
『この世に永遠などというものはない。守りたい者がいるなら、大人なら、最悪の事も考えるべきだったのだ。』
「知識は翼だ。それを得れば、飛びたくなる。世界を知れば、世界に出たくなる。」
(この人は大人だ。わたしより言葉や物を知っていると思ったけど、そうでは無いのかもしれない)
「この世で一番偉いのは…どんな者でも同等に扱うことができる人です」
『故郷というものは、歌や物語には美しく歌われるが、すべての者にやさしく温かい場所ではなかった。』
「お城みたいに人が多いところでは、仕事の種類がいっぱいある。いっぱいあれば、給金の高い仕事はみんなやりたがる。だから、そういう仕事は、競ってとらなきゃいけないんだな?」
(役職がつくと、利益も多いけれど、行動は制限されてしまう。一長一短だ。)
『大皿に盛りすぎた料理のような部屋はザオの趣味というより、貢がれたものはすべて飾っておくという、妙に律儀な性格ゆえだったのだが。』
笑ってしまった が、遺された奥方と遺児が王に復讐、という未来もあるのかなぁ。。 -
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主人公の透馬は、精神的に不安定な母に気を使いながら、日々過ごしている15歳。母の過剰な心配を訝しく思う透馬の元に、1通の封書と黒い砂が届く。透馬の記憶にない5歳の夏。10年前に何があったのか、透馬は記憶を探し始める。大人たちは何を隠しているのか。幸島(さちのしま)の遊園地で遊んだ記憶と、爆発による島の閉鎖は関係しているのか。そして、誘拐犯の告白文が雑誌に載り、記憶のピースははまっていく。
「いつも大人の甘い見込みで、酷い目にあうのは子どもだ」と、透馬が言ったひと言は、重い。生活の場を失うことは、お金の問題だけではない。そして、精神的なものはさらに派生し広がっていく。あるはずだった子どもたちの未来を狂わすということを肝に銘じなくては。