菅野雪虫のレビュー一覧

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    児童書でこういったアンソロジーがあるのかと、とても新鮮だった。わたしが子供の頃にはなかった。
    ジェンダーフリーアンソロジー。
    世界は日々変化していっているのだな。

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    2025年07月12日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    現在活躍中で人気の児童文学作家さん達の
    中学生にも納得できる
    ジェンダーフリーアンソロジー

    こんな素敵なアンソロジーが読める中高生は
    なんて恵まれているんだろうと感動さえしてしまいました
    朝井リョウさんの「正欲」をはじめ
    ジェンダーフリーを難解にしすぎているのかもしれませんね
    昔の中高生には、少し物足りないところもあるかと思いますが、6人の作家さんにもとても興味を持ちましたので、作家と作品を記録しておきます

    「Peony」
    漫画 鎌谷悠希
    2000年月刊Gファンタジー「華屋」デビュー
    2008年「隠の王」テレビアニメ化
    peonyはお花の芍薬
    男女による香りの性別の違和感

    「女子高か、共

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    2025年05月20日
  • ヤイレスーホ

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    ネタバレ

    他の人の感想にもあったが、救われる話だと思って読み進めてしまった。
    3年間のあの環境では、確かにトラウマやパニック障害になってもおかしくないわけで。。
    神の人間への対応が言い方悪いが 人間が蟻や小さな虫に対するようなものなのだろうか??
    仮に本物だったとして、そんな待遇のあとでは伯父に懐くなんて無さそうだけれども。。。
    次巻でラストだが、どうなるのだろう??
    想像していた展開では無く。。

    『つまりはイレシュのせいではなく、ヤイレスーボのせいなのですが、本人がそばにいないので、行き場のない怒りはイレシュに向かったのです。』
    夫ではなく浮気相手へ向かう妻のようだ。。

    「…もっと、ちゃんとほめて

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    2025年05月15日
  • チポロ

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    ネタバレ

    三部作 ということで 満足できるかドキドキしながら読み進める。(本作者のエンディングがこれで終わり??となるので。。)
    アイヌ関連なのか。 ゴールデンカムイで聞いたことのある単語たチラホラ。
    2,3巻と1巻のイラスト違う。笹井一個氏。

    どんなに素晴らしい世界だとしても、親しい人がいなければ独りと一緒、親しい人がいてこその幸せ、というメッセージだろうか。
    父親と母親の馴初めのシーンが気になる。友人との関係性も。。余程親しかったとしたら、妻への想いに葛藤することは無かったのだろうか??
    そして母親の意識は今どうなっているのだろう??

    『…感謝しなくなり、もっともっとと獲物や収穫を求め、互いに競

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    2025年05月15日
  • 天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星

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    『天山の巫女ソニン1黄金の燕』
    『天山の巫女ソニン2海の孔雀』
    『天山の巫女ソニン3朱烏の星』
    『天山の巫女ソニン4夢の白鷺』
    4冊一気読み
    はっきり言って守り人のほうが好みですが、こちらは全く違ったタイプのもっと政治の中枢にはいりこんでいく幼い少女が主人公でどんくさいのにイラっとさせられないキャラクターのバランスが素晴らしい。が、固有名詞にやたらと韓国語が使われていて色が付いてしまっているのがもったいなくも残念。もっと知らない国の知らない単語がいいなぁ、、と思う。いい話しなのにねぇ。5巻で完結するらしいが、5巻が出る頃にまた綺麗サッパリ忘れてそうでまた読むことになりそう(あはははは)。

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    2025年05月06日
  • オズの魔法使い

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    映画ウィキッドを見て元のオズの魔法使いを見たことがない!?と思い、急いで読んだ。
    西の魔女の本当の姿を知っている身としては悲しいような複雑な話。

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    2025年03月15日
  • くらくらのブックカフェ

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    児童文学作家5名によるリレー小説シリーズ。
    短編集なのでサクサク読めた。作家さんそれぞれによるお話の個性があって、書き手が異なるとこうもお話の持って行き方が変わるのかと興味深い。ただ、前のお話で登場していた人物や事象が次のお話で出てくるので、全体的にお話がうまくつながっていて、同じ世界観を共有しているのがわかる。
    どのお話も共通しているのは、主人公たちが猫に導かれてブックカフェに辿り着くこと。そこでは、お客さんその人にあった美味しいお菓子と飲み物が出され、飲み物を飲み終わるまで蔵にある本を読むことができる。
    一番好みだったのは断トツで『呪いの行く末』。『バッドエンドのむこうに』も面白かった。

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    2025年01月15日
  • ぐるぐるの図書室

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    児童書に関する本はだいすきで、
    短編集でしかも図書室!ということで手に取ってみた。
    色々な作者さんのお話が入っていて、
    でも茜色の貼り紙や髪の長い女の人は統一されていて。
    次はどんな展開になるのかな?とワクワクしながら読んだ。
    好きだったのは、
    妖怪食堂は大繁盛/廣嶋玲子
    やり残しは本の中で/まはら三桃 かな。
    妖怪食堂の親方の親方っぷりが好きだった。
    やり残しは本の中での、樹のスポーツバカのような
    まっすぐな生き方も素敵だったし、
    憎悪に駆られた王様の話はよくあるよなぁ〜と頷きながら読んだ。
    他の話も読んでみたくなった!
    最後の対談で、著者の方々が読んだ本も載っていたり、
    物語を友達と交代で

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    2024年12月10日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    古ぼけた本屋さんにやって来るのは、時間が、お金が、感情が、ぎりぎりの少年少女。不思議な店員の少年に導かれて不思議な体験をすることに。
    それぞれの話が繋がっていて、それでいて作家の個性も浮かび上がる。

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    2024年11月15日
  • 猫ミス!

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    今まで4作品くらい"猫のアンソロジー"を読んでいるけど一番面白かったかも。

    ただ、
    ミステリーというよりイヤミスっぽかったり、
    ホラー要素もある作品もあるので、表紙のポップさには似つかわしくないかな。

    後半の作品が特に楽しかった。
    個人的には、『オッドアイ』が好きかな。
    『呪い』の嫌な後味の終わり方も好き。

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    ↓以下、大まかなあらすじ。

    ●新井素子『黒猫ナイトの冒険』
    ⇒日常ほんわか系。
    まだ子猫で元野良、黒猫(ナイト)目線の話。
    カラス(キング)との戦い。

    ●秋吉理香子『呪い』
    ⇒日常~イヤミスへ。
    猫好きな大学生…ぼ

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    2024年11月12日
  • 海のなかの観覧車

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    何かが起こったら、何年経ってもすべてが解決するなんてことはないのだと思った。
    人の痛みを想像することのできない人は忘れて生きていけるが、忘れない、忘れられない人はずっと苦しむことになる。でも、考えつづけた先で見つけた答えは、考えなかった人生より、ずっと尊い。

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    2024年10月28日
  • チポロ

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    アイヌ版ドラクエみたいな感じで面白かった。
    サクサク読めるので大人でも子どもでも楽しめる児童書。動物が仲間になったりとか、神さまとの対話、魔物退治とかそういうのが好きな人にはぜひ読んでほしい作品

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    2024年10月09日
  • ぐるぐるの図書室

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    図書室の前の茜色の貼り紙を見た子らが、本を通じて不思議を体験する。というテーマに沿ったアンソロジー。
    何せ好きな作家さんばかりだから、それぞれの持ち味を堪能して楽しく読みました。巻末の座談会も楽しい。

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    2024年09月03日
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

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    完結。面白かった。
    ファンタジーのはずだが、かなり現実的な社会問題の描写が多い。なにより、不思議な巫女の力を持つ主人公が、その力を失いながら、人として成長していく展開が斬新。
    この作者の他の作品も読んでみたい。

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    2024年08月30日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーがテーマのアンソロジー。
    「チキンとプラム」「いわないふたり」「羽つきスキップ」が好きだった。
    いろんな作家さんの雰囲気の違う作品が読めておもしろかった。

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    2024年05月18日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    ギリギリの本屋の店番をしている男の子

    お店に来るのはいろんなギリギリの子

    小学生がメインの話だけど読み応えがあって面白かった

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    2024年04月17日
  • ぐるぐるの図書室

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    秘境ループ(濱野京子)、やり残しは本の中で(まはら三桃)が想像するとワクワクが止まらないのでとてもおもしろかったです。
    また、9月のサルは夢を見た(菅野雪虫)は難しい言葉が多かったので⭐️は1つへらしました。

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    2024年04月13日
  • 猫ミス!

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    どの作家・作品も、作り込まれていて面白かった。
    芦沢央さんの『春の作り方』。電車の中で読んでたんだけど、泣きそうになった。
    最後は、そにしけんじさんのマンガに、笑わせて貰った。

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    2024年03月25日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    このご時世に必要とされる短編集。欲を言えば、女の子が主人公ばかりだったので、男の子(体が男の子の人間)に寄り添った話がもう一編あると良かった。

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    2024年02月16日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
    当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
    自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。

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    2023年08月03日