菅野雪虫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在活躍中で人気の児童文学作家さん達の
中学生にも納得できる
ジェンダーフリーアンソロジー
こんな素敵なアンソロジーが読める中高生は
なんて恵まれているんだろうと感動さえしてしまいました
朝井リョウさんの「正欲」をはじめ
ジェンダーフリーを難解にしすぎているのかもしれませんね
昔の中高生には、少し物足りないところもあるかと思いますが、6人の作家さんにもとても興味を持ちましたので、作家と作品を記録しておきます
「Peony」
漫画 鎌谷悠希
2000年月刊Gファンタジー「華屋」デビュー
2008年「隠の王」テレビアニメ化
peonyはお花の芍薬
男女による香りの性別の違和感
「女子高か、共 -
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ネタバレ他の人の感想にもあったが、救われる話だと思って読み進めてしまった。
3年間のあの環境では、確かにトラウマやパニック障害になってもおかしくないわけで。。
神の人間への対応が言い方悪いが 人間が蟻や小さな虫に対するようなものなのだろうか??
仮に本物だったとして、そんな待遇のあとでは伯父に懐くなんて無さそうだけれども。。。
次巻でラストだが、どうなるのだろう??
想像していた展開では無く。。
『つまりはイレシュのせいではなく、ヤイレスーボのせいなのですが、本人がそばにいないので、行き場のない怒りはイレシュに向かったのです。』
夫ではなく浮気相手へ向かう妻のようだ。。
「…もっと、ちゃんとほめて -
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ネタバレ三部作 ということで 満足できるかドキドキしながら読み進める。(本作者のエンディングがこれで終わり??となるので。。)
アイヌ関連なのか。 ゴールデンカムイで聞いたことのある単語たチラホラ。
2,3巻と1巻のイラスト違う。笹井一個氏。
どんなに素晴らしい世界だとしても、親しい人がいなければ独りと一緒、親しい人がいてこその幸せ、というメッセージだろうか。
父親と母親の馴初めのシーンが気になる。友人との関係性も。。余程親しかったとしたら、妻への想いに葛藤することは無かったのだろうか??
そして母親の意識は今どうなっているのだろう??
『…感謝しなくなり、もっともっとと獲物や収穫を求め、互いに競 -
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『天山の巫女ソニン1黄金の燕』
『天山の巫女ソニン2海の孔雀』
『天山の巫女ソニン3朱烏の星』
『天山の巫女ソニン4夢の白鷺』
4冊一気読み
はっきり言って守り人のほうが好みですが、こちらは全く違ったタイプのもっと政治の中枢にはいりこんでいく幼い少女が主人公でどんくさいのにイラっとさせられないキャラクターのバランスが素晴らしい。が、固有名詞にやたらと韓国語が使われていて色が付いてしまっているのがもったいなくも残念。もっと知らない国の知らない単語がいいなぁ、、と思う。いい話しなのにねぇ。5巻で完結するらしいが、5巻が出る頃にまた綺麗サッパリ忘れてそうでまた読むことになりそう(あはははは)。 -
Posted by ブクログ
児童文学作家5名によるリレー小説シリーズ。
短編集なのでサクサク読めた。作家さんそれぞれによるお話の個性があって、書き手が異なるとこうもお話の持って行き方が変わるのかと興味深い。ただ、前のお話で登場していた人物や事象が次のお話で出てくるので、全体的にお話がうまくつながっていて、同じ世界観を共有しているのがわかる。
どのお話も共通しているのは、主人公たちが猫に導かれてブックカフェに辿り着くこと。そこでは、お客さんその人にあった美味しいお菓子と飲み物が出され、飲み物を飲み終わるまで蔵にある本を読むことができる。
一番好みだったのは断トツで『呪いの行く末』。『バッドエンドのむこうに』も面白かった。 -
Posted by ブクログ
児童書に関する本はだいすきで、
短編集でしかも図書室!ということで手に取ってみた。
色々な作者さんのお話が入っていて、
でも茜色の貼り紙や髪の長い女の人は統一されていて。
次はどんな展開になるのかな?とワクワクしながら読んだ。
好きだったのは、
妖怪食堂は大繁盛/廣嶋玲子
やり残しは本の中で/まはら三桃 かな。
妖怪食堂の親方の親方っぷりが好きだった。
やり残しは本の中での、樹のスポーツバカのような
まっすぐな生き方も素敵だったし、
憎悪に駆られた王様の話はよくあるよなぁ〜と頷きながら読んだ。
他の話も読んでみたくなった!
最後の対談で、著者の方々が読んだ本も載っていたり、
物語を友達と交代で -
Posted by ブクログ
今まで4作品くらい"猫のアンソロジー"を読んでいるけど一番面白かったかも。
ただ、
ミステリーというよりイヤミスっぽかったり、
ホラー要素もある作品もあるので、表紙のポップさには似つかわしくないかな。
後半の作品が特に楽しかった。
個人的には、『オッドアイ』が好きかな。
『呪い』の嫌な後味の終わり方も好き。
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↓以下、大まかなあらすじ。
●新井素子『黒猫ナイトの冒険』
⇒日常ほんわか系。
まだ子猫で元野良、黒猫(ナイト)目線の話。
カラス(キング)との戦い。
●秋吉理香子『呪い』
⇒日常~イヤミスへ。
猫好きな大学生…ぼ -
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