菅野雪虫のレビュー一覧

  • 猫ミス!

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    猫目線、人目線といろんなジャンルの作品が収められてて、楽しめました。個人的には最後の漫画にほっこり(^^)。

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    2018年01月03日
  • チポロ

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    アイヌの神話をベースにしたファンタジー。

    というか、アイヌ神話なんて、ほとんど知らなかったので、ちょっとこの機会に知りたいと思った。

    チポロは1羽のツルを仕留めた。
    両親を亡くし、祖母と暮らす、貧しいチポロには、体格も小さいし、大事な弓も1本しかない。
    でもその日はツルを仕留めた。食べる前に供養(魂送り)をすると、ツルの神さまが現れた。これからも自分の仕留めた獲物お大切に供養して魂を送り返しておくれ、と言われて、その後は守護霊のようにチポロを見守ってくれる存在となった。
    近所のイレシュはチポロの理解者で、親友だ。

    チポロの父が亡くなった時、神にカミナリを撃たれかけている時、チポロが不意に

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    2017年07月17日
  • チポロ

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    アイヌの世界観が綺麗でした。
    自然や生き物に感謝する生活が素敵です。
    ただ、前半は良かったけど、後半から段々軽いノリになってしまったのが残念でした。
    設定はいいのに活かせていない感じ。

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    2017年07月08日
  • チポロ

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    アイヌ神話である「柳の葉が川に落ちシシャモ(ススハム)になった」という話がもと。小さな少年チポロの成長譚。

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    2017年04月28日
  • チポロ

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    童話のような語り口、しかし内容はなかなかハードな冒険譚だった。

    全体的にアイヌのイメージなのか、神様がめっちゃ気軽に存在しててちょっとびっくりした。笑

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    2017年04月27日
  • ぐるぐるの図書室

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    【収録作品】プロローグ/「時のラビリンス」工藤純子/「妖怪食堂は大繁盛」 廣嶋玲子/「秘境ループ」 濱野京子/「九月のサルは夢をみた」 菅野雪虫/「やり残しは本の中で」 まはら三桃/エピローグ/スペシャル座談会-本たちと私たちが出逢ったころのお話し デビュー10周年記念- 
     本の豊かさを知ってほしいという気持ちが詰まった連作。やや押しつけがましさもあるが、それも本が好きだから。

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    2017年03月26日
  • ぐるぐるの図書室

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    工藤純子「時のラビリンス」繰り返し系は好きだ。
    廣嶋玲子「妖怪食堂は大繁盛」おいしそう。
    濱野京子「秘境ループ」甘酸っぱい。
    菅野雪虫「九月のサルは夢をみた」新見南吉の『久助君の話』を読みたくなった。
    まはら三桃「やり残しは本の中で」結末がもうちょっと…だけどメロスチックなストーリーは好き。
    うーん、「妖怪食堂は大繁盛」が一番好きかなあ。

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    2016年11月26日
  • チポロ

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    ネタバレ

    児童書?YA?ジャンルはわからないが大人向けではないのかも。たいへん読みやすく、読後感も良いお話だった。サクサク読めて、疲れなかったのも良かった。この人のソニンシリーズが大好きだったので読んでみたけど、やはり作風があっているのだろうなあ。

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    2016年05月01日
  • 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

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    4巻。ソニンの目を通して語られる「正しいこと」と「人が望むこと」は単純だけれど分かりやすくて、だからこそ難しい。
    2015/9/22

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    2015年09月23日
  • 女王さまがおまちかね

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    世界中で人気作家が失踪する事件が起こり、女王さまという謎の人物がからんでいると言われていた。ある日ゆいは女王さまの元に連れてこられ、作家キリア・コウの代わりに『マヤ』シリーズの続きを書くように言われるのだった。
    本が好きな子の物語は数多くありますが、本を作ることの楽しさに主眼を置いている点が特異的で面白いです。それも、文章を書く人、物語のアイデアを出す人、編集する人など、本を作ることに様々なアプローチがあることが示されているのが素敵です。
    しかし、子どもに理解のない大人や逆に理解のある大人、型外れの子ども、子どもたちの家庭環境の問題などが、いかにも取って付けたような感じで、子ども向けの本はこう

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    2015年08月26日
  • YA! アンソロジー 初恋リアル

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    初恋をテーマにした女性作家5人によるアンソロジー。
    小説でありがちな恋愛のプロットをなぞる簡単なものになっておらず良。全体的に乙女チックな発想で、好きな人は好きそう。

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    2015年05月24日
  • 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

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    シリーズ第4巻

    巨山のイエラ王女と、江南のクワン王子、沙維のイウォル王子が一同に集まる。そしてその場にいるソニン。
    ソニンに影響を受けた三国の王子・王女。そして人として成長するソニン。このまま突き進むと、ソニンが三国のキングメーカー(フィクサー)になる?

    「無欲」から「欲を制御する」に変わろうとするソニン。
    ここに作者の意図(そこら中に「欲」が表出している現代に対する批判)があるだろうか?

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    2015年03月22日
  • 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

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    やっと四巻が文庫に!早速購入して、すぐ読みました。
    いよいよ三人の王子と姫が出会って、ソニンとともに江南に集いました。
    イェラは、前回ソニンに出会って、色々思い切ることができたようで、一皮剥けた感じですね。柔軟になりました。
    その反面、クワンはイェラに対しては同族嫌悪もあるのか、キーキーしてますな…嫌悪感むき出しで子供みたいですな。
    ぶっちゃけイウォルが空気すぎで哀れです。イェラとクワンが全部持ってっちゃう人なので、仕方ないですが…。
    私がソニンなら、断然イェラにくっついてくと思うのだけど…。彼女の器はでかすぎる。三人の中ではダントツで一番大器ですよ。三国統一しても驚きませんよ。
    でも、そんな

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    2015年03月14日
  • 天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星

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    シリーズ第三弾
    今度は、イウォルとソニンが北国“巨山”を訪れる。

    これで3カ国全部の国情が明らかになる。
    地図を見ると半島のような地形にある3カ国だが、かなり緯度差がある様な感じなので、地球サイズで考えるとかなり大きな半島みたい。

    天山で無欲に育てられたソニンが、天山を下りて、世間の欲に触れ、だんだんと欲を感じてくる。
    第1巻で出てきた同じ天山を下りた巫女レンヒとの関係も今後出てきそう。
    ソニンはどうなっていくのか?
    ソニンとミン、お互いに認め合う良い関係がいつまでも続いて欲しい。

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    2014年04月06日
  • 天山の巫女ソニン(2) 海の孔雀

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    シリーズ第二弾

    江南でクワンが渦の目となった騒動に巻き込まれるイウォルとソニン
    その騒動の中、ソニンの無欲・無我と無謀とも思える行動力で切り抜ける。

    ソニンはやさしいね。

    ソニンとイウォルはこれから何を経験し、どの様に成長していくのか?
    ソニンは無欲・無我のままでいられるのか?
    でも優しいソニンのままでいて欲しい。

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    2013年12月07日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    児童文学らしい語り口
    場所は朝鮮半島。。かな
    修行のかいなく、才能を見限られ、ついに天山から追い出された主人公ソニンの成長物語

    誠実で邪気なく、それ故に無謀とも思える行動をするソニン
    そんなソニンがすこしづつ理解者を得ていく
    幾多の困難を経験しても、このまま素直に成長していって、さわやかな物語を語って欲しい。

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    2013年09月22日
  • 女王さまがおまちかね

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    (No.13-32) 児童書です。

    内容紹介を、表紙裏から転載します。
    『「女王さま」という怪人物が世界中の人気シリーズを収集、新刊本が出なくなるという事件が大発生!!
    本が大好きなゆいは、女王さまと対決するために、「ある世界」へ乗り込んでいきますが・・・・。

    本嫌いの荒太(あらた)と頭脳派の現(げん)もまきこんで、ゆいは世界を救えるの!?』

    この本のことは前から知っていましたが、ソニンシリーズや羽州ものがたりとはずいぶん違うイメージなので読んでいませんでした。
    でも他のは全部読んだのにこれだけ残っているのは、何となく嫌だったので読むことにしました。

    あらら、この表紙と題名や紹介文から

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    2013年06月02日
  • 女王さまがおまちかね

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    ネタバレ

    小学校最後の夏休み。苑田ゆいは読書感想文の宿題で苦しんでいた。読書は大好きだけど、感想文は難しい。同級生の向井荒太(むかいあらた、幼なじみ)と大月現(おおつきげん、学校1の秀才でプラモデルオタク)と一緒に、女王さまの正体を調べることに。女王さま、とは、世界中の人気作家が失踪している事件で、どうやら作家を捕らえて物語の続きを書かせているらしい。面白い物語を書いていたら、「早く続きを、女王さまがおまちかねです」というメールが来るはず。ゆいは、パソコンで物語を書き始める・・・。

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    2011年10月12日