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Posted by ブクログ
世の中の仕組みをわかりやすくしたような物語。
巫女というエリート職を首になった少女が、俗世を知らない真っさらな目で世界を学んでいく。
例えば一巻では、貧しい農家を営む父に、もっと儲けの出る作物を作ってはどうかと提案するも、高く売れる作物の苗はリスクが高く、貧しい家は手が出せないため、安い作物を作り続けていくしかないと説明される。そこでソニンは、貧しく生まれた者は貧しいまま生きていくしかないのだと感じる。巫女としていたころは毎日本を読み勉強していたのに、働きづめの今は本のことなど頭にもない自分に気づきショックを受ける。
今回は障害による偏見に苦しむイウォルが、初めて知的障害の少女と対面し、無意識に偏見のある態度で接してしまったことに気付き、罪悪感に苛まれるシーンが特に印象深かった。
Posted by ブクログ
良かったです。イウォル王子とソニンが、苦しみながらも学んで行く姿に、時にハラハラさせられ、時に誇らしく思わされ…。今回は、特にイウォル王子は大きな一歩を踏み出しましたね。
逆にクワンにはがっかりさせられました。クワンは、もっと民を思ってると思ったのになぁ。頭の中に復讐しかない王子なんて、ただのバカ王子だと思う。
そりゃ酷いことされて、村の皆と母上の仇が打ちたいのは分かる。でも、それなら、国のためになる形をも描いてみせてほしい。王妃の一族が国をダメにしてるのは分かり切ってるのだから、王妃だけ、首だけ挿げ替えてもなんにもならないでしょうに。
復讐さえも道具にして、豊かに国が育つよう、あまねくしろしめす。それが王子の気概というものだし、そこまでして、一人前でしょ?
あんた10代の子供じゃないんだから!
まぁでも、ソニンやイウォルとの出会いが後々彼をもっと変えてくれると信じてますよ。
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