菅野雪虫のレビュー一覧
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ファンタジーって面白い。
と素直に感じる本でした。
難しくない。
先が気になる。
読みやすい。
楽しい。
わくわく。
シリーズ続けて読んでみたいな。
どんな展開になっていくのか楽しみです。Posted by ブクログ -
戦争が起きると経済が活性化すること、戦争の犠牲者が貧困層であること、平等な政治を富裕層は好まないことなど、あまり口に出したくないようなことが気負いなく描かれている。子供が読んだらどう感じるのか気になる。Posted by ブクログ
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良かったです。イウォル王子とソニンが、苦しみながらも学んで行く姿に、時にハラハラさせられ、時に誇らしく思わされ…。今回は、特にイウォル王子は大きな一歩を踏み出しましたね。
逆にクワンにはがっかりさせられました。クワンは、もっと民を思ってると思ったのになぁ。頭の中に復讐しかない王子なんて、ただのバカ王...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は本当にイェラが素晴らしかった。彼女の人格も葛藤も、いかにも為政者として、また人として、大いに深く重いもの。それを全て飲み込んで、彼女はこれから進むことを決めたのです。本当にどんなキャラより、イェラは頭一つ抜きん出てると思いました。
正直、主人公のソニンやイウォルが霞んでしまった…。でも、哀しい...続きを読むPosted by ブクログ -
『天上の巫女ソニン』の著者の新刊ということで読んだ。
「子どもたちの読書感想文に取りあげられる本を紹介して」と姪に頼まれてソニンを紹介したのだが、この本はまさしく読書感想文に困っている子どもたちへのお助け本にもなっていた。活躍する子どもたちもちょうど6年生、こちらのほうがよかったかな。Posted by ブクログ -
落ちこぼれの巫女ソニンが活躍しながら成長する物語です。落ちこぼれといっても周りの大人達には大切にされていて、ソニンもそんな大人を慕っているので安心して読めます。大人も子供も楽しめる作品だと思います!Posted by ブクログ
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<天山の巫女ソニン>の外伝、その2。
今度は南海の美丈夫クワン王子のお話。その境遇については本編の中でも語られているが、ここでは何不自由ない少年時代が暗転し王宮で暮らすことになった前後が描かれる。
言いつけを守らず都へ行って首飾りを失くしたことがきっかけで伯父が死に母を亡くし住み慣れた湾を離れるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
<天山の巫女ソニン>の外伝、その1。
草原と森林が広がる寒さ厳しい巨山の国で、孤高の王女イェラの気質がどのように形づくられたが描かれる。
本編最終巻の「大地の翼」のレビューに「うぁ~、もぉ~、イェラ王女、かっこいい!!!」と書いたけど、今回も彼女は格好いい。
占い師が『人生の前半は、絶え間ない戦い...続きを読むPosted by ブクログ -
女王様のために延々と物語を描き続けることになる世界に入り込んだ女の子が頑張って脱出してちょっと成長する話。
読書感想文のテンプレを使ってなんとか宿題をこなそうとするくだりの印象が強くて話自体はさくっと成長して終わったように思います。(菅野さんの本の中では)Posted by ブクログ -
江南国の王子 クワンの波乱に満ちた半生の物語。本編の記述は、このクワンの物語が細部まで考えられて、書かれていると感じる。
ストーリー展開は、明確で分かり易い。他にも外伝が読みたいな。Posted by ブクログ -
2冊の外伝を読んだ後、改めて本編を読み直した。
イェラもクワンも王族に生まれながらも、望まれず偏見や障害に立ち向かい、自分の居場所を築く。それまでの厳しい状況が、ソニンに出会って心を開くまでの心情の理解を深めてくれる。Posted by ブクログ -
シリーズものを読んみたいと手に取った。登場人物名がソニンとかユナとかイウォルとかアジアンな感じのファンタジーもの。巫女となるように天山に迎えられるが才能がないとして実家に戻されたソニンが、日本の古代のような世界で頑張る話だが、ソニンがつらい目にあう描写を読み進むのが辛い。Posted by ブクログ
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台風で被災した江南に対する各国の態度、目先の欲に右往左往する民の浅はかさがよく見えた。
次代を担う王子や姫が活躍していた。
三国の関係がますます危うくなったけれどどうなることやら。Posted by ブクログ