菅野雪虫のレビュー一覧

  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

    買ってしまったほど面白い

    図書館で借りたら面白かったので電子書籍を購入したレアケースな小説です。外伝も電子書籍化してください。コミカライズも希望しています。
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕
    優しい子ども向けの語り口だけど、わりとシビアな現実を反映させる感じ。ずっと積ん読だったけど、慌てて2〜5巻買いました。
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼
    もったいなかったかな。ハイスピードで5巻読んでしまった。でもしっかり読んだ。GWのおかげ。多くの人に読んでほしい
  • ぐるぐるの図書室
    これは楽しかった♪小学校の図書室に現れる謎の司書の先生(?)と茜色の貼り紙(゜゜;)その司書さんが自分にピッタリな一冊と巡り合わせてくれる(^o^)廣嶋玲子さんとまはら三桃さんの作品しか読んだ事がなかったけれど、他の作家さんも違和感なく読めたので、最後に紹介してある本も読んでみようかな~♪
  • 猫ミス!
    新井素子さんと小松エメルさん目当てで買いましたが、どなたも面白くて買ってよかった!
    ただ、推理を期待する方は物足りないかもです。「猫どろぼう猫」「オッドアイ」の風味が味わい深く好みでした。
  • チポロ
    アイヌの神様は、人間に厳しい。
    そんな伝説ができるのは、厳しい自然のためか。

    「負けるのなんか慣れてる。何回負けたって、どうってことない。」など
    心に刺さるセリフがいっぱいです。
  • ぐるぐるの図書室
    本を読む楽しさや、本を読んでみようかなと思うきっかけをくれる本だと思いました。
    普段あまり本を読まなかったり、本が好きではない主人公たちが、不思議な女の人に出会い、おかしな世界に巻き込まれていくというお話が5つ入っています。
    5つとも違う作者の作品なので、気に入ったお話を見つけて、その作家さんの他の...続きを読む
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼
    最後まで納得のいく申し分のない本だった。
    三国の王子と王女がやっぱりカッコよく、ソニンも児童書にありがちな「鼻持ちならない子供」ではなく、どこまでも真っ直ぐで純粋で良かった。
  • 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺
    この第4作は秀逸でした。

    イウォル、クワン、イェラ。
    三つの国の命運を握るこの3人が
    初めて一堂に会し、三国の未来を
    決めてしまいかねない大事を
    収めてしまう。それぞれの正しさと
    それぞれの欲望の狭間で揺れながらも。

    彼らの心を救った者はやはり、ソニン。

    策謀を自ら引き上げて戻ったイェラは
    ...続きを読む
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼
    もはや言うことはない。
    この物語はまだ終わらない。
    しかし、正しい道を歩もうとする人々が、
    自身の欲望や感情に惑わされる可能性を
    わかりつつも、決して惑わされることなく
    歩くことを自らの意志で選んでいる。

    イウォル、イェラ、クワン。そしてソニン。

    彼らの治める国を早く見たい。
    本当に清々しく、こ...続きを読む
  • 天山の巫女ソニン(2) 海の孔雀
    世の中の仕組みをわかりやすくしたような物語。
    巫女というエリート職を首になった少女が、俗世を知らない真っさらな目で世界を学んでいく。
    例えば一巻では、貧しい農家を営む父に、もっと儲けの出る作物を作ってはどうかと提案するも、高く売れる作物の苗はリスクが高く、貧しい家は手が出せないため、安い作物を作り続...続きを読む
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕
    よかったー。天山育ちのソニンの少し人の心の機微に弱いけど、くるくると回る頭の回転の早さに読んでて、ウキウキしました。イウォル王子との出会いもとても印象的。イウォル王子…なかなか潔癖かもしらん。これはラブにはなかなか傾かなそう…と思ったら、周りのレビューみたら本当にそうみたいだね!えー、そんなのつまん...続きを読む
  • 女王さまがおまちかね
    大人気作家、キリヤが突然失踪した!
    結衣・荒太・現の3人は、その謎を突き止めるべく、女王さまの元へ向かう。
    結衣は、白い狐・白い猿そして女王さまの元で、裕福な暮らしをするが、久しぶりに見た夢で、自分がおかしくなっていることに気づきますが…
    友情物語であり、サスペンスもある、とっておきの本です!
  • ぐるぐるの図書室
    秘境ループ(濱野京子)、やり残しは本の中で(まはら三桃)が想像するとワクワクが止まらないのでとてもおもしろかったです。
    また、9月のサルは夢を見た(菅野雪虫)は難しい言葉が多かったので⭐️は1つへらしました。
  • 猫ミス!
    どの作家・作品も、作り込まれていて面白かった。
    芦沢央さんの『春の作り方』。電車の中で読んでたんだけど、泣きそうになった。
    最後は、そにしけんじさんのマンガに、笑わせて貰った。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    このご時世に必要とされる短編集。欲を言えば、女の子が主人公ばかりだったので、男の子(体が男の子の人間)に寄り添った話がもう一編あると良かった。
  • 星天の兄弟
    とても読みやすかった。あの二人の兄弟が好き!
    最後なんであんな終わりなのか納得行かない…
    二人とも国を揺るがす大物になったけど!
    兄のヘソクが可哀想過ぎる。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
    当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
    自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors
    改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
    ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。

    ①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
    ②男性が好きな男性を好きな女子。
    ③性自認が女性で女性が好き。
    ④父親の愛情表現がセクハラ。家...続きを読む
  • ランペシカ
    アイヌを題材にしているファンタジーということですが、アイヌの知識を持っていないのでどのへんがアイヌかわからず読みました。知識なくても面白かったです。
    チポロはわかりやすい英雄譚、ヤイレスーホはこじれた蛇(魔物)の恋愛とランペシカの登場、ランペシカは菅野さんらしく、(生まれた環境によって)ひねくれた性...続きを読む