菅野雪虫のレビュー一覧

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーアンソロジー、ふーんと読んでみましたが、すごい! YAや児童書はジェンダーの問題をきちんと語る作品は多いですが、最先端も最先端の話がずらっと並んでいて全くゆるみのない仕上がり。作品ごとにテーマ分けもされてるし、話のバランスもいい。非常に優れた仕事だ。

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    2023年11月20日
  • アトリと五人の王

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    ネタバレ

    大きなうねりのような運命に翻弄されながらもハッピーエンド。とはいえ、完全解決みんながハッピーというわけではないビター加減もいい感じ。小さい頃に読んでも、大人になってから読んでも、数奇な人生をワクワクしながらページを捲ることができる。いい本。

    登場人物それぞれが、多面的で複雑な心情を持っているところが、特にいいです。

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    2023年07月31日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    こういう本が、小学校や中学校の図書室にあってほしい。ジェンダーについてだけじゃなく、他のさまざまなことについても、いろんな考え方や生き方があっていいんだって思わせてくれる本だから。

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    2023年07月15日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    巫女失格と里に帰されたソニンは、口のきけぬ王子の声を聞き侍女として城に赴く。
    巫女や夢見というファンタジー要素と、宮廷の陰謀や戦争という生々しい出来事との融合が面白い。
    純粋で真っ直ぐだけど、世界の暗部の陰りもある物語に惹かれる。

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    2023年04月05日
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

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    ネタバレ

    まず、夢見の力というのが限定的な力なのがちょうどいいものでした。未来を見通すのではなく、夢で魂を飛ばしてある場所のことを視る。ただそれだけなのです。でも、それはどういう状態だったのか、何がおこっていたのか、場所はどこなのか。というのを知識でもって判断し伝えるということを巫女は行っているというとこです。
    超越した力ではありますが、己の知識がなければただ無意味な力であり、賢くあるための教育と欲を抑えるためのルールが課されているがよかった。
    そして、その夢見そのものができないことでただ人に戻るのですが、ソニンは賢かった。そして欲がないソニンがだんだんと人の世の嫉妬や羨望、悪い心を知りつつも、周りの人に恵まれてまっすぐ成長していくのがさっぱりとしてよかったです。
    わかりやすく対照的なキャラとしてその知識を濫用したり、ふてくされる人がいたのがそれを顕著に感じるエピソードとしてありました。
    はてしない物語と比べてしまって申し訳ないんだけれど、主人公が子供ゆえの傲慢さ愚かさや英雄になったが故の無敵感を得てそれから壁があって、その凝り固まった厚顔無恥な性格が清廉(といわずとも常識的)になっていくという物語が苦手です。大体が読んでて腹立たしく、もっと周りの意見を聞けよと思うので。その点、ソニンでは王子がその役割でしたが、主人公は欲がない子で"くもりなきまなこ"を持ちうる聡い子だったので、好ましい!と思う所以だったかと思います。

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    2023年02月16日
  • アトリと五人の王

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    主人公のアトリが健気で、辛いことがあっても立ち止まらず進む姿が大好き。自分も頑張ろうって思える。
    全てが上手く行く訳じゃない、でも中で幸せを見つけていくんだ!って思うえるようになった一冊。

    辛いことがあったときに読むより、ちょっと落ち着いてから読むのがオススメ。
    大変な時期に読むと涙が止まらない。そこまで泣ける話ではないけども。

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    2022年12月20日
  • アトリと五人の王

    自然と深い知恵を得られる。

    分かりやすい言葉で綴られた面白いお話の中に、非常に深い知恵が散りばめられています。子供にも読んでほしい一冊でした。

    #深い #切ない #感動する

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    2021年08月28日
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

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    ネタバレ

    『天山の巫女ソニン』シリーズ最終巻。巨山国と江南国の同盟、巨山から沙維国への侵攻、そして三国の和平までが描かれ、未来への仄かな希望を見せて物は閉じる。

    一番大切なのは「夢見であれ現実であれ、自分の目でしっかり観察することと、自分で考えることです。それはどこの国であろうと、いかなる世界であろうと変わりません」と言い切るソニンの姿は眩しく、そしてこの言葉がシリーズの底に流れていたテーマであることを再確認させられた。

    柔らかいながら無駄が削ぎ落とされた文体と、さり気ないながら緻密に書き込まれた社会状況は、一見地味にも見えて、しかし説得力をもって響く。もっとこの世界のことを見ていたい、と思わされるシリーズだった。

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    2021年08月04日
  • 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺

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    ネタバレ

    『天山の巫女ソニン』第4巻。
    舞台は江南国。沙維、江南、巨山の微妙な緊張関係が、経済問題と災害からの復興を下敷きにして緻密に、しかし分かりやすく描かれていて読み応えがある。
    ソニンとイウォル王子だけでなく、江南国のクワン王子と巨山国のイェラ王女という食えないふたりに関しても、成長が丁寧に描かれていて魅力的。

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    2021年08月04日
  • 天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星

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    ネタバレ

    『天山の巫女ソニン』第3巻。
    舞台は巨山国へ。3巻かけて、物語世界における三国を回りきったことになり、主要な人物も出揃った印象。
    今巻では、それぞれに成長の途上にあるソニンとイウォル王子が、お互いの内面に踏み込んでいく場面もあり、丁寧な描写に説得力を感じさせられる。それだけに、各巻が短いのが残念で、本編があと2冊しかないことを思うと、続きを読むのがもったいなくすらある。

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    2021年08月03日
  • 天山の巫女ソニン(2) 海の孔雀

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    ネタバレ

    『天山の巫女ソニン』第2巻。
    舞台は沙維国を離れ、江南国へ。物語世界が広がり、ますます今後が楽しみ。
    ソニンは生きる道を自ら選び始め、イウォル王子は他者を知ろうとすることをおぼえるなど、登場人物たちの成長が垣間見えるから読後感も爽やか。

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    2021年08月02日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    ネタバレ

    俗世を離れて夢見を行う天山の巫女、燕に入り込む魂や、それを呼び戻す香など、象徴的な人物や物事が、穏やかな語り口で、しかし決して平板ではなく語られる。
    初めて読むのになぜか懐かしいような、古き良き児童文学の香りがどことなく漂う、良質なファンタジー小説。

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    2021年07月29日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    読みやすい文章ですが、深かった。ソニンの行動には心が洗われました。クワン王子がかっこよくてびっくり。彼の活躍もまた楽しみです。すごく良かった。

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    2021年02月27日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    児童書ですが、面白い☝️。この本屋さんでわたしが巡り合う本はどんな本なのか?。ギリギリのところで教えてもらいたいっ

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    2020年10月26日
  • 天山の巫女ソニン(5) 大地の翼

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    さて、いよいよ最終巻に入る。
    この間、イェラ王女は江南へ3度目の訪問を果たし、巨山と江南は急速に接近。沙維だけが蚊帳の外という状況の中、遂にイェラ王女が沙維へ訪れることになるという発端。
    そして巨山の侵攻から収束までスピーディーで怒涛の展開は、あっという間に読み終えた(こんなに面白いのに、勿体な~い)

    うぁ~、もぉ~、イェラ王女、かっこいい!!!


    蛇足ながら…。
    こういうことを語られるのは作者として本意ではないかもしれないが、2巻のミナ王妃への忖度の話やら3巻の北天に存在した星<朱烏>を無かったものにした話などには、どうしてもどこかの国の宰相を思わずにいられなかった。
    4巻では教育について『この国には貧しい子どもを拾い上げる制度がほとんどない』とあり、こうしたことも含めて、2020年の今を予見して書いたわけではないだろうから、逆に作者の為政者に対する普遍的な見方について唸らされるところであった。

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    2020年07月12日
  • ぎりぎりの本屋さん

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    ギリギリの人が辿り着く、ぎりぎりの本屋さん。表紙の店員の男の子がお話のイメージとぴったり。5にんの作家さんのリレー形式、ということで少しずつ登場人物がリンクしていておもしろかった。
    個人的には廣嶋さんの『魔本、妖本にご用心!』が好きかな。不思議な世界だけど、本が逃げ出すなんておもしろい。小学生からすると本を買うって大きなことだったよなって懐かしくなった。こんな書店があったらぜひ私も行ってみたい。合言葉は、「ぎりぎりだったね。」

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    2020年06月21日
  • ヤイレスーホ

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    親の仇をとりたくて魔物ヤイレスーホに頼るランペシカ。ヤイレスーホは、かつて自分が苦しめたイレシュのもとへランペシカを連れていく。神とは魔物とは人間とはなんなのか。決して力は強くないが人のことを親身になって考えてくれるチポロがかっこいい。

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    2020年01月19日
  • アトリと五人の王

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    菅野雪虫さんの、少女が真面目に健気にがんばって成長していくお話って大好きです。過酷な運命に立ち向かいながらも、ひたむきに与えられた場所で自らやるべきことを見つけて進んでいくアトリの成長に目が離せません。
    アトリの5人の夫の中では、月王が素敵でした。
    あと、従者エンジとのくだりはもっと読みたかったです~。

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    2019年08月18日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

    購入済み

    買ってしまったほど面白い

    図書館で借りたら面白かったので電子書籍を購入したレアケースな小説です。外伝も電子書籍化してください。コミカライズも希望しています。

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    2019年08月12日
  • 天山の巫女ソニン(1) 黄金の燕

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    優しい子ども向けの語り口だけど、わりとシビアな現実を反映させる感じ。ずっと積ん読だったけど、慌てて2〜5巻買いました。

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    2018年12月15日