西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作の化物語よりも少し会話が落ち着いていると感じた。前ほど面白おかしくない。とはいえ会話のやり取りはやはりテンポよく進んでいく。このリズムのよさみたいなものはやはり重要なこの著者の持ち味だろう。ほかの作者にはまねできないテンポ、言葉回しである。このリズムを崩してほしくないと思う。
近い雰囲気だと個人的に感じるのは星界シリーズのクファディスとスポール様とか、カヒュールとトライフのやり取り。ただ、彼らはボケと突っ込みじゃなくていたってまじめな話をしているわけだが。
そんなこんなで相変わらず続編は楽しみである。できる限り偽物語とか猫物語を読みたい。 -
Posted by ブクログ
『刀語 炎刀・銃』作:西尾維新
初版発行:071203
発行所 :講談社
登場人物:家鳴匡綱
尾張幕府八代目将軍。
あらすじ:とうとうとがめの素性が否定姫らに知られ、とがめは殺されてしまう。残された七花はーーー
目次 :序章
別離
家鳴匡綱
城攻
家鳴将軍家御側人十一人衆
鑢七花
終章
オススメ:切なすぎます。とがめちゃん死んじゃいました。とがめちゃんと七花君のコンビが大好きだったのに………。いつぞやの台詞のコピペがありますよね?彼女の最期の言葉、『そなたに惚れてもいいか?』が切ない。自分を傷つけて、それでも前に進む以外の道を選べないとがめちゃん。七花が一緒にいてきっと救われたところもたくさんあったと思う。あって欲しい。父を殺した人たちを怨んで、七花も殺そうとしていて、死際の『これで、そなたを殺さずに済んだのだから』も印象深い。その後の終焉も物悲しい。とがめを失った七花はこの後尾張城に潜入して、将軍を暗殺しました。枷の外れた七花は邪魔だてする御側人をバッタバッタと切り倒していきます。所有者きどりの一般人なんて取るにたりません。右衛門左衛門に『死ぬためだよ』と言った七花の言葉が悲しい。暗殺を終えて、とがめと戯れにした約束を守って否定姫と二人旅。あの二人の姿がもうないのが寂しい限りです。