刀語 第十二話 炎刀・銃

刀語 第十二話 炎刀・銃

1,210円 (税込)

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「あんたがいなきゃ、おれなんて――すぐに死んでたよ。すぐに折れて曲がって――錆びて、終わってたよ」
七花ととがめの変体刀蒐集の旅は、否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の1本・炎刀『銃』を前に、最期にして最悪の試練を迎えていた。西尾維新と竹が描く、時代活劇絵巻。とある歴史の物語――これにて終幕! 刀語、第12話の対戦相手は、否定姫腹心にして元忍者、左右田右衛門左衛門!

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  • 刀語 第一話 絶刀・鉋
    1,078円 (税込)
    伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の"刀"を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士とがめが征く! 刀語、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠(まにわこうもり)!
  • 刀語 第二話 斬刀・鈍
    1,210円 (税込)
    「あんたはまだその程度にしか虚刀流を知らないということだ」 無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と野心を秘めた謎の奇策士・とがめは、一路、西へ! 伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)が完成させた"刀"は12本――残る11本は誰が? 何処に? 刀語、第2話の対戦相手は、因幡砂漠に聳え立つ下酷城・孤高の城主、宇練(うねり)銀閣!
  • 刀語 第三話 千刀・ツルギ
    1,210円 (税込)
    「俺は刀だからな――。とがめ以外のためには、心も身体も、動かないさ」 無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と野心を秘めた奇策士・とがめは、出雲の国は三途神社へ辿り着く! 伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が完成させた"刀"は12本――残るは10本! "千本で一本"なる千刀(セントウ)・ツルギの秘密とは!? 刀語、第3話の対戦相手は、三途神社を束ねる敦賀迷彩!
  • 刀語 第四話 薄刀・針
    1,210円 (税込)
    「そいつを倒せば、俺が日本最強になれるってことだろう?」 "日本最強"の堕剣士・錆白兵(さびはくへい)から叩きつけられた挑戦状! 無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、薄刀『針』を所有する錆から、その刀と、日本最強の称号を奪い取ることができるのか――?刀語、第4話の対戦相手は、日本最強の称号をほしいままにする錆白兵!
  • 刀語 第五話 賊刀・鎧
    1,210円 (税込)
    「おれはとがめに惚れてるんだからよ――裏切るわけがねえだろうが」 薩摩の港町を一手に仕切り、賊刀『鎧』を所有する鎧海賊団船長・校倉必(あぜくらかなら)。 "日本最強"を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、"あるもの"を賭けての勝負を校倉から挑まれる! "愛"に戸惑い、苦悩し鈍る七花の剣先!? 刀語第5話の対戦相手は、絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長、校倉必!
  • 刀語 第六話 双刀・鎚
    1,210円 (税込)
    「とがめはな――どんな苦境にあったって、自分の決断を後悔することだけはねえんだよ」 絶対凍土の地、蝦夷の踊山を彷徨う無刀の剣士・鑢七花と美貌の奇策士・とがめの前に姿を現したのは、天真爛漫な少女、凍空(いてぞら)こなゆき! 吹きすさぶ豪雪と疾風のなか、七花が絶体絶命の危機に!! 追い詰められた真庭忍軍の切り札と、とがめを狙う謎の第三勢力の蠢動やいかに? 前半戦、まさにここに極まれり!
  • 刀語 第七話 悪刀・鐚
    1,210円 (税込)
    「おれはとがめのために戦うって決めたんだ。それがおれのためでもある」 奇策士とがめと旅を続ける無刀の剣士・鑢七花を襲う、最大・最恐・最悪の試練――。刀大仏が鎮座する聖地・清涼院護剣寺で、この世で唯一血を分けた姉との、血で血を洗う死闘! 悪刀『鐚(ビタ)』を携え、七花の前に立ちはだかる姉に、七花はその剣を振り下ろせるのか!? 刀語、第7話の対戦相手は、虚刀流不世出の天才・鑢七実(ななみ)!
  • 刀語 第八話 微刀・釵
    1,210円 (税込)
    「存在そのものが居ながらにして一本の日本刀――それがこのおれ、鑢七花だ」 七花ととがめは江戸の奥地に広がる人外魔境の異界・不要湖へと足を踏み入れる。敵か、味方か……とがめたちを揺さぶる監察所総監督・否定姫と、配下の元忍者・左右田右衛門左衛門! そして、残すところ四人となった、真庭忍軍の次の一手とは!? 刀語、第八話の対戦相手は、不要湖を守護する日和号。
  • 刀語 第九話 王刀・鋸
    1,210円 (税込)
    「この20年の間に本当に無名になっちまったんだな、虚刀流って」 出羽は天童将棋村。無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、王刀『鋸』を振るい、心王一鞘流をたった一人で守る汽口慚愧(きぐちざんき)の道場を訪ねる。とがめの奇策に、全身全霊で攻め入る汽口! 一方で、否定姫配下の元忍者・左右田右衛門左衛門による真庭忍軍への残忍な粛清は静かに続く……。 刀語、第9話の対戦相手は、心王一鞘流当主、汽口慚愧!
  • 刀語 第十話 誠刀・銓
    1,210円 (税込)
    「とがめはそもそも、幸せなんて求めちゃいないよ」 10本目の刀を求めて、七花ととがめは陸奥の百刑場へ。そこは、先の大乱を導いたとがめの父・飛騨鷹比等(ひだたかひと)が、七花の父・鑢六枝(むつえ)に斬殺された土地だった。いまは荒野の百刑場に突如出現した"仙人"は、とがめの心をかき乱し、七花に"意識"の戦いを強いる! 刀語、第10話の対戦相手は、変幻自在の彼我木輪廻(ひがきりんね)!
  • 刀語 第十一話 毒刀・鍍
    1,210円 (税込)
    「おれの父親は――親父だけだよ」 伝説の刀蒐集完了まで残りあと2本! 毒刀『鍍(メッキ)』を手にした真庭鳳凰(まにわほうおう)は触れるもの全てを斬殺する殺意の化身と化し、真庭忍軍の本拠地"新・真庭の里"に向かう。血塗れた里にひとり佇む鳳凰が七花ととがめに告げる、"乱世"を貫く壮大な秘密とは!? 悲劇の"終局"まで待ったなし! 刀語、第11話の対戦相手は、真庭忍軍十二頭領がひとり、真庭鳳凰!
  • 刀語 第十二話 炎刀・銃
    1,210円 (税込)
    「あんたがいなきゃ、おれなんて――すぐに死んでたよ。すぐに折れて曲がって――錆びて、終わってたよ」 七花ととがめの変体刀蒐集の旅は、否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の1本・炎刀『銃』を前に、最期にして最悪の試練を迎えていた。西尾維新と竹が描く、時代活劇絵巻。とある歴史の物語――これにて終幕! 刀語、第12話の対戦相手は、否定姫腹心にして元忍者、左右田右衛門左衛門!
  • 真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺
    1,210円 (税込)
    この国が戦国で、この世が乱世であった頃――。 不穏な気配ただよう歴史の暗がりで、静かに命の火花を散らす者達がいた。その名も、真庭忍軍。"しのび"である彼らが、この時代を生き抜くために選ぶ新たな道とは!? 無欲の無頼派――真庭蝙蝠。 慈愛の夢想家――真庭喰鮫。 不屈の求道人――真庭蝶々。 異端の実力者――真庭白鷺。 人外にして埒外の異能集団・真庭忍軍の伝説はここから始まる!

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刀語 第十二話 炎刀・銃 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年02月03日

    刀語シリーズ最終話

    とがめを失った七花は、死に場所を求めて尾張城へと乗り込んでいく

    「そなたに惚れてもいいか」はマジ泣きました。
    さいごに人間らしくなれてよかった。。

    「否定」姫と「容赦」姫
    西尾維新の作品は、漢字で遊ぶ言葉遊びが多いから
    アニメじゃわかりにくかったよね

    たくさんの人が消え
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    0

    Posted by ブクログ 2010年09月17日

    一巻読んだ時、
    旅は続くのか?
    いつかしちりんも命危ないんじゃないか
    そしてしちりんととがめが命危ないんじゃないかとは思っていたが
    とがめのみ
    いなくなっちゃうとは・・

    でも最後の終わり方はなんか良かったですねえ。(´∀`)
    否定姫も随分かわいくなった気がする。

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月19日

    『刀語 炎刀・銃』作:西尾維新
    初版発行:071203
    発行所 :講談社
    登場人物:家鳴匡綱
         尾張幕府八代目将軍。
    あらすじ:とうとうとがめの素性が否定姫らに知られ、とがめは殺されてしまう。残された七花はーーー
    目次  :序章
         別離
         家鳴匡綱
         城攻
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    0

    Posted by ブクログ 2010年07月01日

    泣かなかったけど泣けてもいい作品だようっわーほーうわああ

    とがめも
    七花も
    右衛門左衛門も
    否定姫も
    真庭忍群も

    みんなみーんな
    歴史の一部で
    でもそれはあったかも分からない話で
    でも、それは彼らの歴史で

    なんか凄い

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月18日

    とがめが死ぬのは刀語を読み始める前から知っていたんだけど、やっぱりショック……。変われなかったとがめにとって、あそこで死ねたことが幸せだったのかもしれないが、できれば刀集めの後も仲良く暮らして欲しかった。

    七花がとがめの意志を継いで戦うのではなく、死ぬために尾張幕府に挑むのは、なるほどって感じ。復...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月31日

    完結。

    意外ともベタともいえるような最後でした。
    なんだかんだで読んでて楽しかったです。

    何だか――悲しいですけど。

    08'7'1

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月19日

    西尾さんを読んで感動することがあるとはよもや思っても見ませんでした。
    いやあ人って成長するんですね。ひとを好きになるって本当に字大事なんですね。。私自身は否定姫に似ていると思うので、左右田さんに依存している関係は大好きです。七花相手だと人間変わって楽になるだろうなとも思うけど、不忍のの縛りもほしいで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月06日

    古代日本史好きな私は、正当ではないと言われる説が好きで、序章でもう引き込まれました。史料といわれるものは本当に正しいのかしらね。四季崎記紀の名前に深読み。アニメでラストは分かってたけど、やっぱり切ない。やっぱり泣いてしまったので、外では読めない一冊でした。否定姫がなぜ勘付いたのか、小説読んで分かりま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月12日

    刀語もいよいよ最終巻。

    まさかのとがめが撃たれる衝撃展開から始まって、七花の暴走、右衛門左衛門との決戦、対に将軍が出たり、最終巻になってまさかのかませ犬集団出現だったりで、めまぐるしく話が進行する・・・巻き?

    12の刀全てを一々載せるものだから今回は特にウザかった・・・新手の嫌がらせ?

    とにか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月12日

    虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめによる伝説の完成形変体刀蒐集の旅は、否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の一本――炎刀『銃』を前に、最期にして最悪の試練を迎えていた――。容赦なく、迷いのない“弾丸”に貫かれたとがめを、七花は果たして救うことができるのか――!?西尾維新と竹が描く、時代活劇絵巻...続きを読む

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