西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
忘却探偵が、忘却探偵でなくなった。
そんな、シリーズの根底を覆すようなシーンから、今回のお話は始まります。
副題↓
・掟上今日子の狙撃手
・掟上今日子の地雷原
・掟上今日子の自走砲
・掟上今日子の防空壕
・掟上今日子の徴兵制
・掟上今日子の終戦日
今回、探偵でなくなった今日子さんの代わりに奔走するのは、隠舘厄介さん。ワトソン君ではなく、探偵の役割を担おうとがんばります。
FBIの捜査官が登場したり、ホワイト・ホースという謎の人物のことを聞いたり、逃亡すべく沖縄に飛んだり。
今回は、記憶をなくす前の今日子さんのお話がちょっと(いっぱい?)出てきますが、結局、本当だったのか、よく分からず。
今 -
5.0 (11)
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購入済み
慌てて読みました…
とりあえずアニメでやるのは五巻までだろうと、たかくくっていたら、まさかの一巻飛ばしにあい慌てて読みました…
『パノラマ島美談』は一番映像化してほしい作品でしたが、飛ばされたのも止むナシ、と思えるほど面白い巻でした。
まさかの眉美が生徒会長選挙に出馬…
もうコレだけで面白い予感しかしないです、我らが愛すべきクズが生徒会長に…
今回は様々な先への伏線も張られ、次巻以降への期待感もうなぎのぼりです。
しかし、この巻をアニメでやったという事はアニメ二期を期待して良いのか…? -
購入済み
西尾維新のしゃべり全開
西尾維新独特の洒落た皮肉の効いたしゃべりが全開の出だし部分である。連綿と文章を綴ってゆく文豪時代の作品ならばともかく、現代の作品はその冒頭部分で勝負する という原則がある。この作品もその原則通りの気持ちのいい出だしである。
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Posted by ブクログ
ネタバレ以下は課題の書評用に書いたもの。
「してやられた!」と思うことは、どういう人にも何回かはあるだろう。イタズラ、サプライズ、エトセトラ。しかし本好きとなると普通の人よりも「してやられる」ことが多いだろう。
もちろん私もその一人であり、ついさっき「してやられた」。
驚異的な速筆で知られ、今もっとも活躍するクリエイターの一人と謳われる西尾維新。デビューシリーズである「クビキリサイクル」を第一作とする戯言シリーズは十九年前に刊行され、第二十三回メフィスト賞を受賞した文芸雑誌『メフィスト』上の座談会では何回も話題になった上での受賞だった。宝島社「このライトノベルがすごい! 2006」では作品部門第1位 -
Posted by ブクログ
表紙はギリースーツの今日子さん? 光にあてると銃弾痕っぽいのがあるが電子版では出てないかも。
掟上今日子の過去。
掟上今日子の狙撃手で、厄介に呼ばれた病室の現場検証中に脳を狙撃され、探偵の意味記憶を失い、
掟上今日子の地雷原で、厄介が踏んだ地雷原をセメントで処理し、
掟上今日子の自走砲で、天井の落書きとともに事務所が壊滅しARの謎をとき、FBIのホワイト・バーチ捜査官にアパートを荒らされ、
掟上今日子の防空壕で、厄介は沖縄日帰り旅行のあと地下書庫を発見しホワイトホースと鉢合わせ、
掟上今日子の徴兵制で、探偵の掟上今日子となろうとするホワイトホース。
掟上今日子の終戦日で、酸素量の調節で厄介を救