西尾維新のレビュー一覧
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ネタバレp.56
真実がひとつでないよう、僕もまた一様ではない……、呼ばれる数だけ、多様性がある。
ページの半分近くが新婚旅行に行く前の他キャラと阿良々木君の会話で、さすが、これぞ安定した物語シリーズだなーと感服いたしました。面白かったです。
新婚旅行が始まったあともバトル展開や新たな怪異との遭遇もなく場面が進んでいくのですが、最後の忍の行動と挿絵にはヤラれてしまいました。
中だるみした作品もありましたが、物語シリーズを読み続けてきてよかったと思い直すことができました。これからも、読み続けていこうと思います。
撫子がどんなサポートをしたのか?阿良々木君の内なる羽川が扇君化する可能性はあるのか?などな -
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first season, second season, final season, off sason, monster seasonに続く、family season、戦物語。次巻は接物語と予告。
ひたぎハネムーン。
結婚して阿良々木ひたぎとなる戦場ヶ原さん。新婚旅行で戦場ヶ原に。神原駿河と忍野忍と一緒に。
阿良々木暦は、直江津署風説課兼FBI捜査官見習いでワシントンでボートハウス住まい。
ひたぎは外資系金融企業の日本法人勤務。
老倉は地元の市役所勤務。
火憐は警察官で柔道日本一。
月火は家出放浪中。
忍野忍を養子にするかどうか問題、
夜に殺生石を確認したあと、日光東照宮で眠り猫を見、いろ -
購入済み
凄かった
語彙の貧困さに辟易するが、まあ凄かった。
関連作品制覇の諸兄には色々御意見もあるのかもだし、そういうプレッシャーも
あったと思うが、この作画のクオリティで最後まで走ってくれたことにただただ感謝。
お疲れ様でした。 -
Posted by ブクログ
夢中になった言葉遊び。
作者のセンスに憧れ、いい歳した大人が中二病を掻き立てられて、そんな状態になれた自分のことを嬉しく感じながら楽しんだ大好きな戯言シリーズの最新作。
読む前からどんな展開でも絶対に楽しめるんだろうな、と思いながら読み進めると、あっという間にのめり込み読みきってしまい、なんだか惜しい気持ちも感じてしまう位の期待以上の作品で、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありえないけど、今までのシリーズ作品の内容の記憶を消して、この作品を読んでから、一からシリーズ作品を読めたならどんなに楽しいことだろうと妄想するくらい楽しめました。息子か娘がやってくれないかなぁ、この読み方。