【感想・ネタバレ】少女不十分(2)のレビュー

少女と大学生の、こんなことが実際にあるのかと疑問に思ってしまうような展開ですが、有り得ないとも思えない微妙なリアリティさにうなってしまいます。
誘拐や虐待といった社会風刺を匂わせながら、少し現実的ではないところにこの作品の魅力を感じます。
西尾維新先生の読者に訴えかけるこの世界観、やみ付きになること請け合いです。

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購入済み

これからどうなるんだろうなー程度にしか思ってなかったのに、Uの家庭環境が明らかになっていくにつれ
震えた……

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2021年05月30日

Posted by ブクログ

 二巻では、Uという少女の持つ背景が少しずつ露わにされていっている。学校での孤立、両親の不在、謎のシーラカンスと踊るワンシーン、彼女を縛る明らかなルール。これらは物語の進行とともに開示されながら、来たるべき破綻への予兆として不気味に描かれている。
 徐々に徐々に、本当にどこかから動物を拾ってきた子供のように、ペットの面倒を見きれなくなっている少女の姿が描かれる一方、主人公との共同生活で少しずつ心を開いていっている様も描かれている。彼女の異常性と、それに相反するかのような普通の女の子らしい喜びや焦り、驚きのような表情もよく描かれていて、目を惹く。
 総じて、やはり上手い。二巻もまた楽しませていただいた。星五つで評価している。

0
2016年08月12日

購入済み

えぐい

Uの家庭環境がわかってきたがえぐいな…
親が帰ってこない理由がわからないが1人で生き抜いてるって感じがする!

#切ない #深い

0
2022年10月10日

Posted by ブクログ

"僕が大人しくし続けていることで
かろうじて成立しているのかもしれない Uとの信頼関係…
そこに取り返しのつかない 亀裂を入れたくはない"

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2016年08月15日

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