小尾芙佐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人のふり見て我がふりを直さなければいけないと感じた。
チャーリイは知性が向上し周りの人が離れたが、知性に限らず、外見、年収、社会的地位(会社内の立場の小さな変化)等、少しの間で変化するものは現代にも多くあり、それらの変化により他者への態度は変わってしまうこともあると感じた。
現状では、人に対して傲慢になっている自覚はないため、意識する程度に捉えているが、このことこそが傲慢なのかとも考えさせられる。
謙虚でありつつ、相手の視線で世界を見ること、自分を見ることを心掛けたい。
文章としては、海外の文章特有の読みづらさを個人的には感じ、故に入ってこない箇所も少なからずあった。
付録のダニ -
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Posted by ブクログ
現実と虚構が入り乱れた混沌とした世界が描かれていてディックワールドが色濃く展開されている。パラレルワールドへは分裂症が引き金となって導かれるようになっていて、健常人ー障害者という点も重要テーマ。これまでの作品よりも読んでいて複雑な印象を受けたので、好みはハッキリ別れそうです。
複数の登場人物それぞれの目線から描かれていて、少しずつリンクしていくような構成になっている。
それぞれの思惑が交差していくので、その点は引き込まれました。
ただ、話が分かりづらいこと、展開としても期待を超えるような大きな山場もなかったので、やや物足りなさを感じました。
ディックの世界観は十二分に味わえる作品です。
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Posted by ブクログ
前半は惑星ゲセンの中にあるカルハイド王国、並びにオルゴレインの気候や社会構造や街並み、そして両性具有であるゲセン人の独自文化や感覚、価値観等がたっぷり語られる。その世界観は独特で作り込みがされていて、造語も多いためかなりファンタジー寄りな印象を受けるが理論だっていて納得感と共に理解できた。
また、後半はエクーメンの使節である主人公のゲンリー・アイとカルハイド王国元摂政であり国内政治により追放の身となったエストラーベンの過酷な逃避行が描かれる。
同じ人類であれど、異種である2人の友情並びに愛がじっくりじわじわと育まれていくのは歯がゆいと同時に面白く、この2人の幸せを祈らずにはいられなかった。
フ