小尾芙佐のレビュー一覧

  • IT(3)

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    1985年、故郷に戻った大人達。静かに見える故郷では、着々と狂気が目を覚ます。ITとは何だったのか。それを思い出さないと闘う事は出来ない。

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    2009年10月04日
  • 消えた少年たち(下)

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    子どもたちが次々と失踪する町で、心に傷を抱えた少年の視点から語られるサスペンスです。
    失踪事件の謎と並行して描かれるのは、家庭内の不和や学校での疎外感といった「子どもを取り巻く不穏な空気」で心理的な描写が細かく、特に主人公の内面の揺らぎは臨場感があり、胸が締めつけられました。
    一方で、事件の真相に至る過程がやや冗長で、ミステリーとしての切れ味には物足りなさも感じました。
    社会的背景と人間の心の闇を浮き彫りにするストーリーで、読み応えはありました。

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    2026年07月03日
  • 消えた少年たち(上)

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    子どもたちが次々と失踪する町で、心に傷を抱えた少年の視点から語られるサスペンスです。
    失踪事件の謎と並行して描かれるのは、家庭内の不和や学校での疎外感といった「子どもを取り巻く不穏な空気」で心理的な描写が細かく、特に主人公の内面の揺らぎは臨場感があり、胸が締めつけられました。
    一方で、事件の真相に至る過程がやや冗長で、ミステリーとしての切れ味には物足りなさも感じました。
    社会的背景と人間の心の闇を浮き彫りにするストーリーで、読み応えはありました。

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    2026年07月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    人のふり見て我がふりを直さなければいけないと感じた。

    チャーリイは知性が向上し周りの人が離れたが、知性に限らず、外見、年収、社会的地位(会社内の立場の小さな変化)等、少しの間で変化するものは現代にも多くあり、それらの変化により他者への態度は変わってしまうこともあると感じた。


    現状では、人に対して傲慢になっている自覚はないため、意識する程度に捉えているが、このことこそが傲慢なのかとも考えさせられる。

    謙虚でありつつ、相手の視線で世界を見ること、自分を見ることを心掛けたい。


    文章としては、海外の文章特有の読みづらさを個人的には感じ、故に入ってこない箇所も少なからずあった。

    付録のダニ

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    2026年06月29日
  • 高慢と偏見(上)

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    初めは登場人物の名前と関係性を覚えるのが大変でネットでジェノグラムを何度も検索した。でも、絡みあった人間関係が面白くて後半からは夢中で読めた。

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    2026年06月27日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    結構ずっと読むのが辛かったし、感動系の話だと思ってたけど、私にはそうでもなかった
    知能のグラデーションの表現力がすごいと思った。

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    2026年06月20日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    アルジャーノンは実験動物であり、自分自身を映す鏡でもある中で"アルジャーノンに花束を"の題名が刺さる。
    ただ、内容が難しくて自分の中で昇華しきれていない感じ。

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    2026年06月15日
  • 闇の左手

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    異星に派遣された外交官の物語。ファンタジーのキモはその世界観にどれだけすんなり入れて没入できるかだと思うのだけど、波長が合わなかったみたい。。

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    2026年06月11日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    鋼鉄都市より舞台設定が良い。ロボット工学三原則の盲点をつく話。そして今回物語の中心となっているソラリアではウェルズのタイムマシン、エロイ(人類)とモーロック(ロボット)の関係がそのまま生かされていて面白かった。ロボットに頼るようになり衰退した人類。シリーズだけどこれ単体で読んでも理解できる。

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    2026年06月07日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    人口が2万の惑星で起きた殺人事件
    人と人が直接コミュニケーションを取らなくなった世界の物語
    ロボットが発達した世界で描かれる生活は現在の日本の生活にも通じるところがある
    ロボット三原則の穴を突くトリックが面白い
    ロボットを操るということの難しさや、コンピューターの機能の難しさを感じた
    人間がどれだけ複雑な思考回路を持っているのかが強調されているように感じた

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    2026年05月30日
  • 心の鏡〔新版〕

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    これはこれで面白いとは思うんだけど、やっぱり長い方のアルジャーノンに感服した身としては幾ばくか物足りなさを感じてしまった。業腹である。

    ただし、短編であるが故に人により薦めやすいという利点もあって、『アルジャーノンに花束を』は全人類に読んで欲しいから、今回のプロトタイプから読んで興味が湧いたら長編へと進んで欲しい。

    他編を読むと、ダニエル・キイスってSF作家だったのかってなる。最後の『ママ人形』だけ異色。

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    2026年05月10日
  • われはロボット〔決定版〕

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    ロボット三原則で有名なアイザック・アシモフのロボット傑作集
    うそつきと迷子のロボットが好きですね。
    それにしてもSFだと思っていたロボットのいる世界が意外と近い未来なんだと思い読んでみました。

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    2026年04月29日
  • 偶然世界

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    相変わらず、頓珍漢な世界観が面白いけど
    SFって、好き嫌いが本当に分かれると思うけど、僕は好きなんだけどね。
    外れが他のジャンルと比べると多いと思うのは、結局SFの世界に僕がどっぷりはまれるほどの知識が無いからだろうなと、思うんだよね。
    それでも、時々大当たりの特大ホームラが有るから止められないんだ。

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    2026年04月28日
  • 闇の左手

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    両性具有の人たちが住む惑星に、やってきた使節ゲンリー・アイと、彼を助ける王国の政治家エストラーベンの話。
    話の内容よりも、両性具有のため、ジェンダー的に差別がないという点がおもしろかった。
    単語が難しく内容が最初はいってこなかったが、慣れたのでなんとか読み終えることができた。

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    2026年04月03日
  • 火星のタイム・スリップ

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    現実と虚構が入り乱れた混沌とした世界が描かれていてディックワールドが色濃く展開されている。パラレルワールドへは分裂症が引き金となって導かれるようになっていて、健常人ー障害者という点も重要テーマ。これまでの作品よりも読んでいて複雑な印象を受けたので、好みはハッキリ別れそうです。
    複数の登場人物それぞれの目線から描かれていて、少しずつリンクしていくような構成になっている。
    それぞれの思惑が交差していくので、その点は引き込まれました。
    ただ、話が分かりづらいこと、展開としても期待を超えるような大きな山場もなかったので、やや物足りなさを感じました。
    ディックの世界観は十二分に味わえる作品です。

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    2026年04月01日
  • 闇の左手

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    前半は惑星ゲセンの中にあるカルハイド王国、並びにオルゴレインの気候や社会構造や街並み、そして両性具有であるゲセン人の独自文化や感覚、価値観等がたっぷり語られる。その世界観は独特で作り込みがされていて、造語も多いためかなりファンタジー寄りな印象を受けるが理論だっていて納得感と共に理解できた。
    また、後半はエクーメンの使節である主人公のゲンリー・アイとカルハイド王国元摂政であり国内政治により追放の身となったエストラーベンの過酷な逃避行が描かれる。
    同じ人類であれど、異種である2人の友情並びに愛がじっくりじわじわと育まれていくのは歯がゆいと同時に面白く、この2人の幸せを祈らずにはいられなかった。

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    2026年02月05日
  • 偶然世界

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    久々のフィリップ・K・ディックです。
    確か、今から30年ほど前に「去年を待ちながら」を読破できず挫折してから読んでませんでした。
    ハヤカワからかっこいいカバーの新訳が出ているので購入。
    歳とったせいか、あれから読書レベルが上がったのか、フィリップ・K・ディックいいじゃん。
    登場人物が多くて、かなり混乱しましたが、SFの要素を詰め込みました!というごちゃごちゃ感がとてもよかった。
    処女長編作ということで作者の若さもあるんだろうけど、強いエネルギーを感じました。

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    2026年02月05日
  • 偶然世界

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    公共的偶然発生装置ボトルのランダムな動きによって60億人の中から新たな最高権力者が決定された。そして、その生命を狙う暗殺者が合法的に指名されようとしていた…

    このあらすじだけみると面白そうなんですが、メインプロットがもう一つあって、何だかまとまりのないお話になっています。

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    2026年01月21日
  • 心の鏡〔新版〕

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    ネタバレ

    チャーリーに起きたことって、これに近いことは人間誰しも起こりうることなんじゃないかと思った。大人になって子供の時を振り返ったり、衰えたり、認知症になってしまったりとか。
    それをチャーリーの人生としてぎゅっと凝縮して読者に体験させる構成はうまいな〜って思った。
    あとは、小さい子供の時だったり、認知症になってしまったりしたときでも、言語化がうまくできないだけで、普遍的な心の感受性は存在するんじゃないかっていうのを思った。

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    2026年01月17日
  • 闇の左手

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    まったく異なる価値観や文化の中で生きる異星人を描いた作品。

    SNSでお勧めされていたので読んだが、何がそこまで推薦者の琴線に触れたのか掴めなかった。

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    2025年12月13日