佐竹美保のレビュー一覧
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旅人シリーズは前の虚空の旅人のときもそうだったが、完全解決できないシチュエーションでどうやって切り抜けるかというところが描かれていて、とても人間味があるというか、大人向けな物語だと思う。
今回はこれまで以上に、というか最終的に解決していないのは初めてじゃないかと思う展開で、チャグムの苦悩にこちらも悩...続きを読むPosted by ブクログ -
守り人シリーズ第1巻!
女用心棒バルサは、偶然新ヨゴ国の皇子チャグムに出会った。しかしチャグムは、ニュンガ・ロ・イムという精霊の、守り人だった。…!
最後が、感動。
バルサはチャグムとニュンガ・ロ・イムを守ることができるのか?
バルサが戦うシーンが好き。かっこいい。
ぜひ読んでください‼︎Posted by ブクログ -
やめられないとまらない守り人シリーズ。
しかし、巻を追うごとに、これは本当に児童文学なのだろうかと思う。この「神の守り人」なぞは、あのトロッコ問題のような話であり、正解がない道を歩いていく感じ。
精霊の守り人と同じように、思わぬ運命を背負ってしまったこどもをバルサが守っていく話なのに、精霊の守り人が...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズはじめての上下巻、の下巻。思わず一気読みしてしまった。
最後まではらはらどきどき。虚空の旅人が、必ずしも完全に解決して終わったわけではないので、今回も必ずしもハッピーエンドではないだろうという予感が働き、どっちに転ぶのだろうかと思っていたが、やはりという面も、そうはいってもという面もあった(...続きを読むPosted by ブクログ -
なつかしのハイファンタジー(というジャンルがあることは最近知った。完全に空想の世界だとハイファンタジーで、現実世界とリンクしているとローファンタジーなんだね)。
大人になって読むものではないと自分を縛っていたが、上橋さんの「物語ること、いきること」を読んでひさびさに手にとった。
いやぁ、やっぱいい...続きを読むPosted by ブクログ -
守り人シリーズ二作目。
こどものころ、読んだかなぁ、いまいち覚えてないな。
それでも面白いものは面白い!!
今作は、一作目と異なりこどもよりも大人のバルサにスポットがあたり、過去の自分と向き合うストーリーなのでより大人向き。
修羅の道を突き詰めたその先に救いがある。自分はまだまだ甘いなと思う1冊で...続きを読むPosted by ブクログ -
サグとナユグの世界観の交わりの描き方がよかった
敵対していた人々とチャグムを守る一つの目的に向かって協力し合うのが感動したPosted by ブクログ -
少しずつ大人になっていくキキが愛おしい。
くしゃみ薬を作ろうと決心するキキにも感動したけど、
満月のもとでコキリさんとならんで儀式をする挿絵がたまらくよくて、心を打たれた。Posted by ブクログ -
中3女子が「小5の時に読んだ本です!一気読みしちゃう面白さです!」とお勧めしてくれた本。いや、一気読みできなかったよ(笑)
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ロード・オブ・ザ・リングとかハリーポッターみたいな世界観。登場人物、王族に仕える職種、場面背景のどれにも異国感が随所に漂っていて、まずそれぞれ登場人物とそのつながりを理解す...続きを読むPosted by ブクログ -
乙女心があふれているキキが可愛いです。
綺麗なミミにすこし萎縮したり、男の子にデートに誘われてうきうきしたり。
まさに恋する少女そのもの。
だからキキのスタイルはいつもと変わらないのに、ほかの巻よりお洒落な魔女に見えました。
とんぼさんからの手紙は読んでいるこちらも目がうるんできました。すきっていう...続きを読むPosted by ブクログ -
再読。
ホビットの冒険のようなものが疾走するパートも印象強いが…。
痛みを持たない、今で言うならサイコパス。自分なりの理由を独白しても身勝手な、
という登場人物は、やはりグロい。
陰があって、陽の愛しさが増す。ということなのだろう。
カとユが逆ならダジャレを書きたいところです。Posted by ブクログ