佐竹美保のレビュー一覧

  • 風と行く者

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    守り人シリーズ外伝。

    守り人シリーズを読んだのが数年前なので、前の戦の事情とか、殆ど覚えていなかったのですが、さすが上橋さん。物語の世界へずんずん引き込まれていきました。
    サダン・タラム〈風の楽人〉の頭の護衛を請け負ったバルサ。過去にもサダン・タラム〈風の楽人〉達と共に旅をした時の話が挿入されている構成です。
    まだバルサがジグロと共に旅をしていた頃、10代のバルサとジグロとの厳しくも固い絆が素敵です。ジグロは本当に“プロ中のプロ”という感じでゆるぎないものを感じますね。
    バルサもこの頃の感情の揺れを乗り越えて、その後のブレないカッコイイバルサに繋がってゆくのですね。
    ジグロとサリのロマンス(

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    2019年01月30日
  • 風と行く者

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    ネタバレ

    現在のバルサと過去のバルサ。

    異界への道をつなぎ戦士の魂を慰める楽の音を、
    再び護衛することになるバルサ。
    その音を奏でる娘が、養父ジグロの娘らしきことには驚いた。

    伝説の英雄の墓を巡る
    ロミオとジュリエットの現実を解き明かし、
    国の未来を手繰り寄せるとは、もはや護衛士の範疇を超えている。
    いや、政治的駆け引きの巧妙さは、
    かつて山賊の襲撃を退けた時に見たような気がする。

    いまだに危険から足を洗えないとはいえ、
    現在のバルサが幸せそうで良かった。

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    2019年01月20日
  • 風と行く者

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    ネタバレ

    解説がある軽装版をオススメします。

    覚えのあるエピソードなのは、発表済み短編を膨らませたものらしい。過去と現在が巧妙に交差する。インド映画ばりに歌いだしたり、ジグロに隠し子疑惑があったり、バルサが後妻?に嫉妬したり、ツッパリ不良ぶっていたり、ツッコミどころ満載。
    楽団の頭が狙われる理由についても、あんた最初から言いなさいよ、と。

    泣けるほどではないが、『闇の』に肩を並べる鎮魂と融和が主題。序盤のもたつきと、男性陣が薄い、槍術の見せ場が少ないのが惜しまれる。
    ジグロに瞬殺された王の槍の人、なんだったんだ…。

    あいかわらすタンダがお留守番。トロガイふくめ、もうちょい外伝読んでみたい。早

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    2019年01月08日
  • 風と行く者

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    「だけど、お前が思いだすのがいやだといった、そういう旅が……ひとつ、ひとつの旅が、おまえを、おまえに、してきたんだろうな……。」
    バルサとジグロ父娘の歩んだ道、バルサをバルサたらしめるに至った道程のひとつ。
    許しと救済と鎮魂の物語。

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    2018年12月30日
  • 風と行く者

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    『天と地の守り人』のその後も、ジグロとの話も読めて大満足。
    今度はもうちょっとタンダが出てくる話を読みたい。

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    2018年11月30日
  • 風と行く者

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    完結したと思っていた守り人シリーズのまさかの続編。内容的には過去のバルサとジグロの話が中心なので、正当続編とは言いがたい話ではあるんだけど、バルサとジグロの話が読めるだけでファンとしては非常に堪能出来た、というのが正直な感想。
    また、外伝と銘打ってはいるものの、物語として蛇足にならないと良いなと思っていたけど、読み進めるにつれてそんなことは全く気にならず、上橋さんの確かな筆力をベースとした物語に身を任せて幸せに浸るのみ、という感じでした。
    一方、この形式であと数作書けそうな感じはあるな、とそんな事も思ったりした。また、外伝という形式で、大戦後の新ヨゴ国、カンバルやロタを単に旅をして色んな人と出

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    2018年11月28日
  • 風と行く者

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    まさかバルサシリーズを書いて頂けるとは思ってもみなかったので、新刊が発売されたニュースを見た時は、本当に嬉しかったです。
    そういう思いがあったので、この本(私以上にファンの娘が買ってきたサイン本!)は、一文一文を、とても大事に丁寧に読ませて頂きました。

    やはり本当に素晴らしい物語でした。

    登場人物が、それぞれの想いを持ちながら、自分の立場や役割との折り合いに葛藤しながら進んでいく様子が、歴史的な流れと、奥深い存在論的(ナユグまで織り込む世界観をなんと言えば良いのか、、)な視野で描写されていて、こちらの魂も揺さぶられる読後感でした。

    ああ、これがバルサシリーズだよなあ、と、改めて感じ入りま

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    2018年11月25日
  • メアリー・ポピンズ

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    原作を読んだことがないので、比べることは出来ないのですが、とても読みやすく楽しい時間を過ごしました。

    小学2年生の子に1話目を読んであげたら、その後は自分で読んで楽しめたようです。富安陽子さんの文章の力でしょうか?

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    2018年03月16日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    ヒューゴの生き様がよくわかる。それにしても作者はこのような設定と世界観をどうやって作り出すのか?神の才能としか思えない

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    2018年02月20日
  • 王様に恋した魔女

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    様々な魔女の姿を生き生きと描いた短編集。魔女といっても、ふつうの女性として暮らしたり、戦ったり、恋をしたり…。当たり前だけど、いろんな魔女がいる。

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    2017年03月24日
  • 王様に恋した魔女

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    ヒヤリとする話もあれば心温まる話もあって、魔女の様々な生き方に唸り魅了される。共通するのは、魔女狩りの嵐吹き荒れる生きにくい時代の中で、信じられる僅かな人や仲間と繋がり大切な者を必死で守ろうとする彼女たちの誇り高く美しい姿。“杖殿”という呼称も魔女に対する敬意が感じられて好きだ。
    「蜘蛛の帷子」と「イチノツメとよばれた魔女」が心に残った。

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    2017年03月12日
  • ブンダバー2

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    ブンダバーという名前のねこがいます。そのねこは、しゃべれるとても元気のいいねこです。ブンダバーの行動・村の仲間達など、とてもおもしろいものが出てきます。私は、ブンダバーと親友のモモちゃんが海に入っているシーンが好きです。なぜなら、海がこわいブンダバーの行動がおもしろいからです。

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    2017年02月12日
  • 帰命寺横丁の夏

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    偉大なる柏葉幸子大先生〜。・゚(´□`)゚・。
    日本の商店街が舞台の話を読んでたつもりが、途中から洋風ファンタジーに…
    癖のあるおばあさんも出てくる!

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    2016年12月28日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    ◆タルシュ国の密偵アラユタン・ヒュウゴの少年時代を描く「炎路の旅人」と、女用心棒バルサの少女時代を描いた「十五の我には」の中編2編を収録。

    『蒼路の旅人』『天と地の守り人』で暗躍した謎多きタルシュの密偵、アラユタン・ヒュウゴ。ヒュウゴはなぜ家族を殺した国の王子に仕えることになったのか。女用心棒バルサは、養父ジグロとの放浪の旅の中で、どうやって成長していったのか。やがて、新ヨゴ国の皇子チャグムを助けるふたりの10代の頃の物語。


    (^^)<Comment

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    2016年12月13日
  • 帰命寺横丁の夏

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    本編の物語も,挿入されている物語もどちらもテーマは同じながら,違った面白さで素晴らしい.水上のおばあさんも長生きして,新人デビューしてほしい!

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    2016年11月21日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    素晴らしいチャグムの成長の物語。バルサもシュガもいない状況で皇太子という宿命の中で彼がどう何を思い、どう判断するかが伝わってくる。
    すべての彼の判断がラストシーンに繋がる。

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    2016年09月04日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    「天と地の守り人」を読んでいるときに、登場人物のヒュウゴが魅力的だと思った。アニメにするならどんなビジュアルでどの声をあてるのがいいんだろう、などと考えながら読んでいた。

    魅力のある人物だと思ったヒュウゴの物語。「天と地〜」で重要な位置にいた彼。ヨゴ人である彼が、どんな人生を歩んであそこにいたのか、それがわかる話。

    もう一度「天と地〜」を読み返したくなった。

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    2016年07月12日
  • キキに出会った人びと 魔女の宅急便 特別編

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     おソノさんの来し方、引退した町長さんの思い出話、砂漠の村でのヨモギさんの話、など。
     今のおソノさんの度量の広さは、こんな人生を歩んできたからなんですねぇ。突然やってきたキキをすんなり離れに住まわせてしまうなんて、あまりにもお人よしすぎると思っていましたが、こういう過去があるなら、納得です。親から離れて心細そうにしている女の子を、どうしても放っておけなかったんでしょうね。
     若き日のおソノさんも良かったのですが、一番泣かされたのはヨモギさんの幼なじみのトゲコちゃん。「魔女の宅急便」シリーズ、色々不思議な出来事はありましたが、サボテンが歩いて喋るってのは、今までにないぶっとんだ設定ではないでし

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    2016年06月10日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    ネタバレ

    番外編!チャグムを影から救うことになる、敵国の猛者。
    実は国を奪われた元ヨザ皇国の青年の少年期からのスピンオフ。個々のキャラクターにも力あるこの作家さんの力を感じる一冊。

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    2016年04月05日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    外からみたお屋敷!従僕見習い!少年クリストファーとのやりとり。たまらないです。ずっと読んでたい、と思えます。
    そして花婿付き添いの仲!

    ミリーは理想と違う学校で、ちょっと可哀想で、そこらへんのイギリスの学校にすればよかったのに!と思いましたが、なんとかなってよかった。

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    2016年03月05日