【感想・ネタバレ】魔女の宅急便 その4 キキの恋のレビュー

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いい事ありそな。。おまじないに心が晴れやかになる。出会いが人を助け、そして薬草を作る畑を手に入れる。
そして擬音語に不思議を感じ、自分特有の表現を使ってもいいのだと半ば強制的に納得させる。

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2023年08月22日

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題名は「キキの恋」だけど、一番大事なのは、コキリさんが死にそうになったところではないか!と思った。
クスリグサが、自分の力を全部あげて、コキリさんを生きさせてくれたんじゃないかと思う。クスリグサは、やさしいな。
ヤアくんが成長したな。ジジにちょっかい出さずに、小さい子たちのめんどうをみてあげられるようになった。おれもがんばらないといけない。(小4)

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2022年03月13日

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「おソノさん」なんだね。ずっと「オソノさん」なんだと思ってた。お園さんということ?
ザザさんの森でイライラしているキキ。そうするとどんなことも自分を邪魔しているように感じて文句ばかり。でも真っ暗な森の中で寂しくて怖い思いをしながら、自分の気持ちに気づくまで向き合う姿が思春期なんだなぁとしみじみした。
森で暮らすヤァくんがピョーンと飛び越えて行く世界ってこういうことなのかな。

この間、作者の角野栄子さんの写真を見たけど、挿絵のヨモギさんに似てた。

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2021年10月20日

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キキが…キキが。

面白かったです。
あそこがびっくりした。
まあ読んでない人もいるだろうから言わないけど。
いやー衝撃的だったなー。ほんとマジやばかった。
まああれはとんぼさんがやったんだけどね。

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2020年12月18日

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乙女心があふれているキキが可愛いです。
綺麗なミミにすこし萎縮したり、男の子にデートに誘われてうきうきしたり。
まさに恋する少女そのもの。
だからキキのスタイルはいつもと変わらないのに、ほかの巻よりお洒落な魔女に見えました。
とんぼさんからの手紙は読んでいるこちらも目がうるんできました。すきっていう気持ちがめいっぱい伝わってきます。
キキの恋でとくに印象深かったのは、そっとヨモギさんとキキとジジのお茶会の様子を描いていた絵描きさんの話。
ひっそり死と生のはざまで命の終わりを感じながら、それでもキキを描くことで救われていたのです。
胸が痛むけれど、生きているって素晴らしいと感じされてくれる力強い物語です。

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2019年05月29日

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キキはもう17歳。
17歳の夏は一度きりなのに、仲良しのトンボさんは遠くの学校のそばにある山に篭りっきりで帰ってこない。時々手紙が来るだけで、キキも意地になって会いに飛んでいかないままの夏休み。キキの元には、お友達のモリさんの弟ヤアくんが夏の間やってきました。

サブタイトルは「キキの恋」。キキの恋は決して爽やかなものではなくて、思春期特有の自意識過剰と独りよがりさが表されていて、読んでいてモヤモヤイラっとするところもしばしば。じれったいなーもう!て感じ。
山奥に住んでいるザザさんのお話は特に、もどかしくて嫌な気持ちにまでなりました。
キキの恋の終着にはっとしましたが、それ以上にヤアくんとノノちゃんのエピソードにキュンとしました。素直で健全で迷いがない。恋ってそういうものであってほしいけど、大人になればなるほどややこしくて、そんな二人が眩しい。

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2015年10月04日

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タイトル通りで恋の話。
サブキャラが魅力を増すのが楽しい。
お母さんの話もあり、大人になったなと感慨深い。

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2013年09月27日

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素朴な感情を素朴に表現。じんわりと感じるものがある。山林での自己の発見が良いですね。日常にドラマがあることを実感する。

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2013年08月20日

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10代って決して爽やかな時期じゃないのね。
わけの解らないイライラモヤモヤがいっぱい。
道理は解らないし、自分を認められたい。
どんどん自意識が勝手に膨らんでく。
そんな時期をうまく乗り越えるのは結構大きな試練。

17歳のキキの恋は可愛い!
でも少しずつ大人になってきたキキは可愛いだけじゃない。
難しいことにぶつかりながらしっかり魔女になっていくのだ。

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2011年07月26日

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ネタバレ

映画の魔女の宅急便を見たときに、もし、このシリーズがはっぴいえんどであるなら、
キキとめがねのとんぼが結婚することだと思っていました。
ちょうど、ハリーポッターとジニーが結婚するのを予感していたのと同様。
話がなかなか進まないのは、子供向けの物語だからでしょうか。
映画がとんとん拍子だったので、そのテンポを小説に期待しているのでしょうか。
映画で、魔女の宅急便2をやって欲しいと思うのは、私だけでしょうか。

ps.
相変わらず佐竹美保さんの絵は、物語に合っていて素敵だと思います。

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2011年06月19日

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新年一発目に読み終わったのがこの本なんていい年になりそう♪

初読は大学生のころ。すでにバイトを始めてたこともあり、前半はキキの仕事に対する姿勢がかなり気になった記憶があります。預かりものの帽子で遊んだり、仕事を自分のワガママで選ぼうとしたり。仕事に対して楽しいことや嬉しいことだけを求めて、それ以外は排除するなんておかしいと思ってた。今でも、もちろんそう思うけど。だって、しんどいことやつらいことがあるからこそ、達成感や嬉しい気持ちって倍増するものだしね。
けれど、この本に★5つをつける理由はやっぱり後半。キキの恋の行方や成長、小さなふたりの恋の行方もとっても微笑ましい。キキの愚痴もなくなったし(笑)。前半のイライラなんて吹っ飛んじゃうくらい温かい気持ちがあふれてきて、自分自身も少し優しくなれたみたいで大好き。
「夕暮れ路のむこう」「ノノちゃんのお誕生日」は愛しくてこの本の中でも特に読み返す部分です。

『ダメのつぎは、ダメじゃないわ。トンネルのむこうはいつだって光があるのよ』
『すぎた日の思いでも魔法だけど、これからつくる思いでこそ魔法なのよ』

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2011年01月04日

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ものすごい勢いで良かった。もう、なんて良書。。今回も、キキの気持ちに賛同し、一緒に喜び、一緒に悲しみ、一緒に泣いた。いよいよこれで最後かな。キキの気持ちが手に取るようにわかって(その3でも同じこと言っているけれど)苦しかった。この苦しみは、誰もが味わったりするのかもと思えた。とんぼさんとのことも、ヨモギさん(イメージは著者)、そしてコキリさん、他にもたくさんの人と、私が出会った気がした。

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2010年10月14日

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ネタバレ

キキは、魔女でありながら、普通の女の子。良いところもそうじゃないところもあって、
共感できるし、ハラハラドキドキも…で楽しい。
ヨモギさんのお話とララ・オーパさんのお話しはうるうるしてしまった。コキリさんのお話しも然りだが、魅力的な大人の女性がたくさん。私も大人の女性なので、リアルに感じてしまった。
p237「思い出って、すぎた昔のことと思うでしょ。でもほんとうはこれからつくるものなのよ。」
p280「すぎた日の思い出も魔法だけど、これからつくる思い出こそ魔法なのよ」

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2022年03月12日

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少し大人になったキキ。想いと行動がチグハグで、あーってなることあるなぁ。トンボさん、マイペースでとってもいい。

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2021年10月12日

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副題の通り、キキの恋にまつわるエピソードが収められています。ヤキモチを焼いたりココロを弾ませたり、キキのかわいさが満載です。その年に必要な分だけ採れるくすりぐさのエピソードもステキです。

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2021年04月14日

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ネタバレ

17歳になったキキ。とんぼさんへのあわい恋心も、たしかな想いへと育ちはじめていた。遠くの学校に行っているとんぼさんも、夏休みには帰ってくる! 楽しみにしていたキキのもとに、「山にこもる」旨の手紙が。とんぼさんと会えないことに落ち着かない気持になってしまったキキは、暗い森に入りこむ。一方、とんぼさんも、キキと同じく自分を見つめ直そうとしていたのだった…。またひとつ結びつきを深めた、ふたりの恋の物語。

ついについに、キキととんぼが結ばれた!
同世代の女の子が男の子と楽しそうに遊んでいる様子を見て、心がざわついたり、いてもたってもいられず、遠い地にいるとんぼに会いに行ったり…
そしてキキのお母さんの病気!

色んな出来事を経て、少しずつ大人になっていくキキが眩しい。
日々に追われて忘れていた大事なことを、思い出させてくれた。

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2018年02月23日

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魔女のキキは17歳、とんぼさんと遠距離になり、やきもきしながら成長していきます。
一人になり自分を見つめ直すキキ。自然の力を貰いに森に行きたくなります。

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2016年07月16日

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個人的には今までの中ではこの巻が一番好きでした。
特にヨモギさんの話と、花嫁さんのベールの話が好きです。コキリさんが死んじゃうかと思いました。助かってよかったです。

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2014年10月02日

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恋するキキの話。
基本的に、キキはお調子者だと思う。浮かれて羽目をはずして自分を見失う。そして我に返って反省する。これまでも何度かそういうことはあって、でもあの暗い森での出来事で、キキは少し変わったと思う。今までよりも少しブレーキをかけることを学んだというか。そうして、キキはさらにまた一つ大人になった。

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2014年01月19日

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ネタバレ

いやな気持になってやけくそになったり、人を疑ったり、1つ巻が進むたびにキキがどんどん成長していく。
うらやましいなぁと思うほどに。
とんぼとの恋も進行中。

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2013年03月20日

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1巻から最後まで全部集めました!(1巻はバーコードついてないようだったけど…) 大好きで何度も読みました。でも、ちょっと飽きがくるので、-1

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2013年02月04日

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キキ17歳の夏。遠く離れた町の学校へ通うとんぼさんは夏休みも研究に夢中。手紙を通じての遠距離恋愛にもどかしさを覚えるキキ。周りの女の子たちはおしゃれをしたり男の子たちと遊んだり、どんどん大人っぽくなっていきます。キキは恋も仕事も魔女もみんな自分で選んだことなのに不満ばかりで自信をなくしつつありました。そんな気持ちが膨らみ、人まで疑いだしたある日、ほうきがなくなってしまいます…ほうきがなくなるザザさんのお話がとても強く印象に残りました。キキの物語は一見大きな事件はないけれど、自分の心の奥深くと向き合い、ものすごく大きなものを乗り越えるお話がたくさんあり、とても魅力的です。夕暮れ路のむこうのヨモギさんのお話は切なさや悲しみが少し大人っぽいけれどとてもいいお話。オソノだんの娘ノノちゃん(4歳)とモリさんの弟(8歳)ヤアくんの恋の行方も気になるところ。幸せのヴェール、花嫁さんの頭にフワッと届けるなんて素敵。最後のコキリさんのエピソードはびっくり。衝撃的な内容のわりにあっという間に終わってしまったので、一つのテーマとしてじっくり書いて欲しかったなあ。

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2012年06月02日

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 とうとうキキも17歳。恋の話も似合う年頃です。お相手はトンボさんで、シリーズを呼んできた読者は一安心ではないでしょうか。
 なかなか進展しないトンボさんの態度にムズムズしたり、思い切った行動にビックリしたり。あれこれとドキドキさせられる4巻です。

 このシリーズは出てくる人びともいいですが、次第に登場する町並みにも憧憬を感じてしまいます。ゆっくり散歩したくなるような。

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2017年08月16日

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ネタバレ

キキの、魔女の魔法だけでない、市井の人々が纏っている魔法みたいなものがシリーズ中よく出てくるけど、ザザさんの話なんかは特にそれが色濃かったように思う
キキが成長して、察してちゃんから脱却した模様で一安心
コキリさん死んじゃったかと思った

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2023年05月08日

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ネタバレ

「いいことありそな、いいことありそな」
負けそうになる時、ずっと暗い夜を見上げる時のおまじない。

「ノラオをすてて、ノラオをひろう」
消えてしまうつもりだったのに、気持ちがすとんとどこかにはいりこんで、もう一度生きてみようかなって思えた、ノラオ氏の自分をひろうおまじない。

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2022年12月04日

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恋をして、そのひとのことで自分の中がいっぱいになってしまうキキ。
とんぼさんが夏休みには帰ってくると考えていて、けれど思う通りにはならなくてイライラしちゃったり、誰かから褒められチヤホヤされたりして、ちょっとふわふわ浮かれちゃう気持ちも判る。

思春期の不安定さが良くでていた巻だった。

仕事は仕事、と本気で取り組んだりせず「少しくらいなら……」と自分に甘えちゃうところとか、
楽しみにしていたことが取り上げられるようで、親切にしてくれる人に疑心暗鬼になっちゃったり、決して聖人君子ではない。そんなキキに「あぁ、もう、そんなことしちゃダメでしょう」とついお節介風吹かせてしまう私。

それでもここにいるキキは、なんて等身大の女の子なんだろうか。
私が彼女の年頃だって、
毎日好きな子のことで頭はいっぱいだったし、
少しでもラクしようとしたり、自分に甘かったりしてたよな・・・って、あれれ。今も変わらないかも、しれない……(汗)

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2013年07月30日

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時には疑心暗鬼になってしまったり、不安を抱えたりしながらも、少しずつ大人になっていくキキ

すっかり大きくなったヤアくんや、パン屋のノノちゃんオレくんたちのエピソードもとても可愛らしい

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2012年09月27日

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ネタバレ

4巻目になるとキキは17歳になっています。今まで読んだ中でこの4巻目が一番好きです。収められている話の中でもトンネルのように続く夕暮れ路の先にあるヨモギさんの家の話は心温まり哀愁があります。

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2012年06月18日

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離れ離れの日々が続いて、ついに戻ってくるだろう夏休み。
なのに肩すかしをくらって、がっくり状態。
何を意地になって会いに行かないのか…。
とはいえ、何だか微笑ましいものがあります。

子供達も大きくなって、昔撃ち落としてくれた男の子が泊りにきたりで
いつまでも子供は『子供』ではない状態に。
それを横目に、大人はやっと『大人』になった、という感じです。

柔らかくしてあるとはいえ、去って行ってしまった人がいます。
かと思えば、一緒に未来を紡ぐ事になった人もいます。
そして、未来が細くなってしまった…と思った人もいます。

何だか今回は、別れと出会いと出会うべきもの、が
たくさん詰まっていたような気がします。
どれもこれも『大人』になるために必要なものばかり。
きちんと、全てが分かれるようになるのは、いつでしょう?w

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2012年02月08日

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キキも17歳になりました。恋は2巻くらいからその気配はありました。自分で決めたこの仕事や色々な事に不満を持ち、イラつき、人の善意を疑い、思春期ですねぇ。魔女である前に、一人の女の子なのだなと。特別だけれど、特別ではない。魔女だけれど、近しい感じがする。「いいことありそな、いいことありそな」私も唱えてみよう。

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2011年09月28日

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