感情タグBEST3
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みんないい人たちでキキの喜怒哀楽が目立つぐらい感情の起伏が少ない。読んでいて心穏やかになり、キキが失敗しても笑って許してくれる。心が疲れた時に読みたい本。
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少しずつ大人になっていくキキが愛おしい。
くしゃみ薬を作ろうと決心するキキにも感動したけど、
満月のもとでコキリさんとならんで儀式をする挿絵がたまらくよくて、心を打たれた。
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里帰りからまたコリコの街へ帰ってきたキキ。魔女の宅急便2年目です。
2年目ともなれば、街の人達に宅急便の仕事は浸透してきているようです。日々様々なお届け物の仕事が舞い込んできます。そんな中、あるお届け物をきっかけにキキは自分の仕事、魔女である自分について疑問を持ってしまいます…。
ジブリ映画の続きだ〜!とワクワクした気持ちで読みました。宅急便2年目になると、要領を得ているというか、怠慢というか、少し気を抜いてしまっている場面もありました。そして自分の存在意義すら見直すような出来事があり、と気持ちの揺れ動く様がとても丁寧に描かれていました
恋のお話も少しずつ動いていっているな〜と感じられて、楽しく読めました。
2年目の終わりにまた里帰りをし、そこで新しい仕事(魔法)に関して家族と話している場面。キキが感極まって目尻に涙が溜まるという描写に共感。気持ちが入りすぎると話しながら涙出るよねー。
あとそこの挿絵でお父さんとトンボさんがそっくり過ぎてニヤリとしました。
原作では(映画でもそうかな?)トンボのことを「トンボさん」て言っててなんかいい♡
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宅急便を始めて1年、いろんなものを運んでいるうちに「魔女」について誤解をされたりして自信をなくしたり、上手く飛べなくなったり・・・それでも、いろんな人と出会うことで少しずつ成長していく。子供からちょっと大人に成長し、新しい魔法を身につけるお話。吹っ切れたように「魔女からやさしい気持ちをとったらね、黒いドレスしかのこらないもん」と言ったキキと、「魔女猫からやさしい気持ちをとったらね、黒い毛皮しかのこりません」と返したジジのやり取りが癒されます。
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映画で見た魔女の宅急便の続編...と、思うことなかれ。
幼いころ母親に読みきかせてもらって違和感を感じましたが...
これはアニメ版とも別物。やわらかくて、暖かくて。
そんなキキの成長を描いたお話です。ぜひ『魔女の宅急便』も読んでください。
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キキの魔女2年目の物語。
キキは色々な物を届けながら、色々な人と出会い少し大人になったみたい。前作同様に温かくて、やさしくて、元気がもらえます。
お母さんであるコキリさんの言葉がとてもステキ。どの話も大好きだけど、「キキ、さんぽを運ぶ」「キキ、種を運ぶ」の話が特にお気に入り。
『つくるってふしぎよ。じぶんがつくっていてもじぶんがつくっていないのよ』
『あれこれ心配しないで、じっとよく見るの。自分の心の中も、まわりの風景も。見えないものもじっと見るの。そしたら、かならず見つかるわ』
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シリーズ2巻目
キキの葛藤と成長が見られる巻
魔女として自分に何ができるかを悩みつつ、とんちみたいなものとか思い出とかを運んでいく話
最後ずっといやがってたくしゃみの薬を作りたくなって作り方を聞きに里帰りするところが読んでて心あたたかくなった
キキもジジも恋が始まってる感じしてかわいい
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二人の娘の父として彼女たちの未来の姿をイメージしながら楽しく読んだ。自分の世界を持ち始め親からだんだん離れ、自力でトライしたり、でもそれって結局他人に頼ることだって知ったり、他人に貢献できる喜びとか、あてが外れて結果的に貢献できない悔しさとかを知って、そんな経験を重ねながら自分の取り柄とか世の中のありようについて理解を深め成長していく。そして別に取り柄なんてなくてもいい、関わる人と持ちつ持たれつで前向きに生きていけばいいんだよということを教えてくれる物語り。
最近、二人の我が娘は同じ環境で育っているのに不思議と性格が違って、それぞれ強みも弱みもあるなというのがだんだん現れてきている。どっちもめちゃくちゃ愛おしい。いろいろ期待してしまうこともあるけど、ありのままを認めてあげる親でありたい。
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①と同じく、あっという間に読んだ。
キキが色々な人と出会って、色々なことを考えて、色々な気持ちになると私もおんなじように、色々な人に出会った気持ちになる。
映画のキキやトンボや、オソノさんが時々頭に浮かぶ。
全シリーズ読みたい。
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キキは2年めになって配達の仕事で悩んだり、とんぼさんのことが気になったり、ほうきでうまく飛べなくなったり、いろんな壁にぶつかっている。
杖を持った帽子屋のおじいさんの話、好き。
「赤い靴を運ぶ」話のコダマさん。多分認知症なのだけど、困惑するキキに対して、まじめな目でみつめて、「たぶん、あのおばあちゃん、自分の時間をもってるんだよ」と言えるとんぼさん素敵。
それから「だって、キキは必要な人なんですもの」と言ってくれるコキリさんも良いなあ。
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1冊目がわくわくする楽しいお話ばかりだったのに対して、切なくなるようなお話が多かったです。
特に杖のおじいさんの話はホロリとしました。
ジブリのキキからはだいぶ大人っぽくなってる印象を受けました。
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魔女キキと黒猫ジジのコリコでの生活を描く。
色んなものを運んで、成長してゆくキキ。
気持ちも運ぶ宅急便に加え、新たな仕事をはじめたり、気持ちがあったかくなります。
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ヤアくんにちょっといらっとしてしまう私はそうとう子どもかも。
アイロンかけの上手なぴんぴん屋さんの話、ジジの気持ちに同感でした。おばあちゃんがせっかくぴんぴんにしてくれたのに悪いなあと。
でもきっとぴんぴん屋さんのおばあちゃんは気にしないんだろうけど。
ウイさんの話もいい子だけではないキキの複雑な感情が書かれていてよかったです。
黒い手紙も複雑な気持ちになりますね。個人的にはありそうな話で共感し好きな章です。そして、そんな傷ついた気持ちで出会うりんごのおばあさんの話。心が温かくなるいいおばあさんですね。
そして、再びモリさんとヤアくんに会い、友達になる。
ジジにも好きな猫ができますね。
そして最後にくしゃみの薬を作れるようになる。
楽しく読めました。
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魔女としてのアイデンティティについて。好きだから、ただ何となく、だけではなくて、自分はどんな魔女になりたいのか、なぜ魔女になったのか、ちゃんと考え始めて、キキは少しずつ大人になっていくのだな、と思った。
最初は、好き、やりたい、っていう気持ちだけで始めても、続けていけばその次の段階がある。嫌な気持ちになることも落ち込むことも、やめてしまいたくなることもあるだろう。でも、13歳で分からなかったことが14歳になったら分かることもあり、14歳で出来なかったことが15歳になったら出来るようになることもある。そうして人は成長していくものなのだ。
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一人立ちして、2年目。
キキは15歳になった。
楽しかっただけの仕事にも迷いや悩みが生じ、
とんぼさんにまつわる、なんだかそわそわ落ち着かない不思議な気持ち。
思春期ってこんな感じよね、と微笑ましくキキの成長を見守っている感じは、おソノさん的視線かも。
今作はほうきで飛ぶだけでなく、お母さん直伝のくしゃみの薬づくりにもチャレンジ!
すべては必然。
何事にも相応の時期というものがある、ってことかな。
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魔女の宅急便の2巻です。キキがコリコの街に来て2年目。すこし成長したキキは、男の子を意識しちゃったり少し難しい悩みに悩んじゃったりしています。うちの小3娘も小1息子も1巻に続き気に入って、娘いわく「ふんわりしていて面白くて飽きない」と言っていました。カバ、かばん、赤いくつ、さんぽ、町の女の子、運動靴をそれぞれ運ぶ話が特に好きと言ってました。好きになった話がいくつもあったということですね。蛇足になりますが正直に言うと僕としては1巻よりも女子的になったというかハーブティー的な雰囲気がする世界観がちょっと苦手でしたがもちろんこれは僕がおじさんで男子だからです。
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魔女修行の一年が終わり、キキは里帰り。けれど、キキはもうコリコの町に戻りたくなっていました。そんなキキの新しい一年はこれまで以上に大忙し。たくさんの(面白い)ものと一緒に人の心や思いを届けます。カバ、手品師の鞄、森の窓という名の木の笛、ピンピンシャツ…時には自分を運ぶことも。何かを届けるたび、色々な人の思いを感じ、キキは自分にも当てはめながら考え成長していきます。そんなある日、黒い手紙を運んだことで、キキは知らないうちに人に不幸を届けてしまうこともあるということを知り悩み始めます。私の仕事っていったいなんだろう。そんなキキの気持ちが魔法にも伝わったのか、ジジはそっけなく、ほうきも言うことを聞きません。落ち込んでいるキキを助けてくれたのはお母さんからの手紙でした。キキはお母さんの「つくる」魔法、くしゃみ薬作りに興味を持ち始めます…様々なものを運ぶエピソードがたくさん詰まった第2巻。それぞれ独立して読めるお話ですが、1巻のエピソードや登場人物などが繋がり、通して読むと面白いです。1巻の林明子さんの絵が大好きだったので、広野さんの絵が和風で始め違和感がありましたが、読むうちにこれしかないと思うようになりました。キキの繊細な気持ちが丁寧に描かれ、また届け物を頼んだり贈られたりする大人たちの思いも考えさせられるものがあり、大人にも十分楽しめる本だと思いました。魔法や恋のお話ではあるけれど、キキという一人の女の子が成長していくしっかりした骨のある物語だと思います。最後にお母さんとくすり草を植えるシーンが神秘的で優しくて好きです。角野さんは歌の節、言葉選びもきれいだなと思います。シリーズの中でも厚めの本。
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コリコの街にもどったキキは、はりきって宅急便のお仕事に精を出す。たくさんの人に出会い、笑って、悩んで、健やかに成長していくキキ。全般ほのぼのとした空気がとてもあったかいです。キキがあったかさを引き寄せてるんですね。そして新しい魔法は…お母さんが爆発させてたあれ(笑)。
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小学生の時繰り返し読んでた本の続編。
映画でもとりあげられたキキのスランプの話も描かれている。(内容もシチュエーションも全然違うけど)
おじいさんの杖のお話と、森にすむモリとヤアくんのお話がとてもとても良かった。大人になっていくキキが周りの人に助けられて、少しずつ大切なことを知って得ていく物語。
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再読。
〈その2〉って、キキの心の成長というか変化がメインに描かれているからかすこしほの暗い雰囲気があるのよね。悲しい話も多いし、読んでてイライラするところもある。だけど読み終わったら面白い。すごいや。
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少しずつ、少しずつ成長していくキキ
さんぽのおじいさんの話、よかった
感情を昂らせることがあまりない登場人物たちだけど、心のざらっとしたかんじとか、静かに描かれていて読みがいがある
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自立して2年目、キキが新しい魔法を学ぼうと思うまでのストーリー。魔法が危なくなりもするけれど、映画版のように凹みまくることはないです。前向きで優しいキキは素敵。映画版とは違う素朴さがあります。
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一作目を読んだ時
本当に子供(幼児とか小学校低学年)向けの本だなあと思ったのですが
二作目にしていきなり人間の心情にふれるような所もあって。
ちょっと対象年齢上がったかなというか。
子供の頃のもやもやした気持ちとか悩みとか思い出したり。
子供の頃に読みたかったです。
新しい魔法、というので期待していたのですが
…伝承した、という事だったのですね;
それは素晴しい事なのですが
「新たに生み出す」という事と勘違いしていたので;
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まじょたく2巻目~
これも大昔に読んだはずなんだけど・・・
コリコの町に戻ってきたキキちゃんの宅急便2年目!
今回はキキちゃんが自分の仕事について考える話
ジジもどっかいっちゃうしホウキは上手く飛ばないし
これって映画の飛べなくなっちゃうシーンのところのもとかな~
後半は失敗しちゃったお仕事もあったけど
そんなかでまた学ぶものがある!ってかんじ?かな?
でも失敗するたびにきちんと謝れるキキちゃんえらいな~って思った 言いわけしないのもえらいよね~
飛ぶだけじゃなくて歩いてお届けものするのもわりとすき
せっかく魔女なのに~とも思うけど^^
というか町のひともけっこう身勝手な仕事させるよね~!