感情タグBEST3
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色々と生き方についてキキなりに教えてくれる。怠けていいんだよ。面白く仕事しないと、失敗もドジなところも。
でもお客様の商品を大切に扱わなかったり、寄り道したりいいのか???といつも思う。児童図書なのに。。
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キキとトンボさん、ジジとヌヌがけっこんできてよかった。ずっと仲良しで好きだから、けっこんできたらうれしい。
十五年後のけっこん生活はどうなっているのかな。楽しみ。(小5)
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ジブリの映画で登場した、ジジが恋をしてキキと話せなくなってくる、得意のほうきが上手く飛べない等の問題が起こる。やっぱりいつも一緒だったジジと距離が出来てしまうのはさみしい。
キキの前にも素敵なサヤオさんが登場する。前巻でも同じ年頃の男の子が仲良くなりたそうだったから、恋をするキキは魅力的なんだなあ。
とんぼさんは学校の勉強や虫に夢中でキキは少し不満なんだけど、とんぼさんの手紙、なかなかどうして魅力的だしたくさん書いてくれてる。側から見るととんぼさんはちゃんとキキにも夢中で恋してるんだろうとわかるよ。
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キキは19歳になりました。
変わらずコリコの街で宅急便やさんをしています。とんぼさんも変わらず学校に通っていて離れ離れです。
ライちゃんという新米魔女と出会ったり、不思議なお届けものを届けたりと、変わらない日常の中で少しだけ変化がある毎日を過ごしていました。しかし、ある日ジジがキキとうまくはなせなくなったのです。サヤオさんという芸術家の白猫に恋をしてしまったようです。
ジブリ映画のとんぼさんはサヤオさんをモデルにしているのかも。原作のとんぼさんは真面目そうなのに、なんで映画版はチャラメガネなんだろうと思っていましたが、サヤオが登場した瞬間、あ!チャラチャラしてる!と思いました。
サヤオさんのマジックアワーについての言葉はぐっときました。そして同じようなことをとんぼさんも言っていて、キキはどっち転んでもおかしくなかったんだろうなーなんて想像を膨らませて楽しみました。とんぼさんよかったね、キキがとんぼさんを選んでくれて。
とても好きな表現でジンときたので引用します。覚えておきたいので。
「〜子どもって夕方よく泣くんだよね。あの空はおわりと始まりの色。悲しみと、ときめきがいっしょになっている色なんだ。〜子どものころ、うれしいのなかには、悲しいもある。生きていくにはそこを何度も通り抜けなければならないって、どこかで感じていたんじゃないかな。子どもにはその両方が見えてるのかもしれないね。だから泣きたくなる」(サヤオさん)
「〜赤ちゃんって文句なくかわいいけどね、でもそれだけじゃない。もう知っているんだよ。生きるのはよろこびだけど、そのなかには哀しみもあるって。でもその哀しみのなかにも、よろこびがあるんだよね。」(とんぼさんの手紙)
これを読む子ども(小学校高学年くらいかな)にとってはきっと、さくっと読み滑ってしまう表現だと思います。文面通りの理解はできても、身体中にジーンと響き渡るような感動はまず覚えないだろうな。それでいい、そうでないといけないんだけど。ノスタルジーババアは感涙してしまいましたよ。
『魔女の宅急便』は1986年から。5巻は2007年に出ています。およそ20年、と思うとやはり、大人向けのメッセージももちろん含まれているんだろうな〜。
ジブリ映画は1989年でした。てことは、ジブリ映画のとんぼさんがサヤオさんに似ているんじゃなくて、逆ですね。同じとんぼさんから派生したキャラクターだから見た目は違うくても、根本的な考え方や感じ方は似ている…のかな?これは勝手な考察ですけど。
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角野栄子さんが静岡に来て下さり、5巻を読み直しました。
本当に素敵な方でしたし、素敵なお話でした。トンボさんと結ばれる5巻は読んでいて特に心地よいです。
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駆け足で追いかけてきたキキの人生もとうとう20歳を迎えました。
次が最後だなんてさみしいわ。
当たり前になるのってつまらないけど、とても素敵なことなんだっておもった。
当たり前だからこそ大切にしなくっちゃ。
たまには変化することも大事だけどねw
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なんて可愛い話なんだろう。
キキは大人になってきて、だけどまだうまくいかないこともたくさんあって。
そんな中で失敗もあるんだけど、ちゃんとそこから反省して新しいことを学んでいく。
その素直さは現実的じゃない姿かもしれないけど、理想のひな型って感じもするし、誰しもどこかに持っている姿のような気がする。
最後は可愛すぎて涙が出てしまった。
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映画の魔女の宅急便を見たときに、もし、このシリーズがはっぴいえんどであるなら、
キキとめがねのとんぼが結婚することだと思っていました。
ちょうど、ハリーポッターとジニーが結婚するのを予感していたのと同様。
でも、結婚の前後の話がないのは、とても悲しいです。
子供向けの物語だからだろうか。
ps.
相変わらず佐竹美保さんの絵は、物語に合っていて素敵だと思います。
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この本を初めて読んだときはもうすでに社会人で、1巻の頃のように一緒にドキドキしてハラハラして、というのではなくなってました。いつのまにかお姉さんにでもなったかのように上から目線で見るようになってました。それでも、20年たっても、キキも、ジジも、同じように動き回ります。いまだにそそっかしくて、ささいなことに心を動かすキキがすごく愛しくて大好きなことに変わりはありません。
ここまでは既読の本。1巻から再読を始めたとき、すごく落ち込んでた。だけど、一冊一冊読み終わってくうちに、いつのまにか元気が少しずつ貯まり始めていくみたい。今は少し前を見て、元気になれそうなかんじがするもの。これって魔法かもね(笑)
6巻は実はまだ未読、少し元気になったので心から楽しめそう♪
『ひとりより、いっしょがあったかいもん』
『あるかどうか分からない。でももしかしたらあるかもしれないっていうの。なんだかワクワクしちゃうわ。もしかしたらってかんがえているうちは、なんでもできるような気がするんですもの』
『なにかができなくなっても、なにか他のことができるようになるかもしれないじゃない』
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楽しくしている人を見ると、自分も楽しくなる。素直に生きている人を見ると、素直になれない自分がもどかしくなる。自分の心に耳を傾けてみれば、答えは案外早く見つかるのかもしれない。おめでとう!キキ!
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基本的には今までと同じ雰囲気で、静かに物語を終わりに向けていく一冊でした。
決して派手さはないけれど、あぁ終わったなぁ…と噛みしめてしまいました。
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宅急便の仕事でも経験をつみ、もう新米魔女とはいえない、19歳になったキキ。コリコの町に来てからは6年がたち、たくさんの友人知人もできた。一方、遠くの町にいるとんぼさんとは、まだちょっとすれちがい気味(ジジの恋のほうは順調そうなのだけれど)……。そんなある日、キキの魔法が弱まり、高く空を飛べなくなってしまう。おまけに、ジジとも言葉が通じにくくなって……。キキは、魔女である自分を見つめ直してゆく――。
ジジと言葉が通じなくなったり、ほうきでうまく飛べなくなったり、ジブリアニメでキキが直面した困難がついに現れた。
ジジの言葉は、ジジの心変わりが原因。ほうきは、魔法が「イヤケガサシタ」からちょっと休憩してるのかも…とお父さんからの手紙。
お父さんからも、親友のモリさんからも、とんぼさんからも優しい手紙が届く。
大切な人が困難の中で落ち込んでいるときに、こんな元気の出る手紙が書けるようになりたいな。
自分の得意分野を使って、勇気付けられるようになりたいな。
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ジジがしゃべれなくなるかと心配しました。やっぱり、キキのそばにはジジがいないとね。でも、本来は離れるものだったんですね。
今回も優しい話がいっぱいです。
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キキ19歳の春。13歳の新米魔女ライちゃんに昔の自分を重ね、大人になったかなと思いつつ、まだまだ失敗も悩みもたくさん。とんぼさんからの手紙が届く度、うかれたり落ち込んだり。仕事も時々失敗はあるけど、ヴェール運びが有名になったり、町長さんのキューピッドになったりと町には欠かせない存在に。ある日ちょっとした気持ちからキキは魔女の飛び方を自慢してしまいます。そんなキキに魔法が嫌気をさしたのでしょうか、ほうきは低空飛行しかしなくなり、ジジもお気に入りの猫ヌヌちゃんに合わせて猫語しか話さなくなっていきます…全巻通して10代の(ものすごく!)複雑な女心がうまく描かれているなあと思います。落ち込んだりうわついたり、キキは魔女で特別だけど、私たちとなんら変わらない悩みや喜びを感じる女の子なんだと思うとすっかり物語に入り込んでしまいます。ジジが変わっていくのは映画でもショックだったシーン。でも半分は魔女猫語を話してくれるのでほっ。少しずつ大人になるにつれ、何かを得て何かを失っているんだなぁ。今までの巻に登場した人たちがちょこちょこと顔を出してくれるのが楽しい。とんぼさんとの恋のシーンは前回に引き続きドキドキ。
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今日も今日で、人様へ荷物を届けるついでに幸せもおすそわけ。
なのに何だかもやもやしたり、いらいらしたり…。
こういう自己嫌悪はやったりするな~と。
これをせずに大人になろうとすれば、それはそれはとても嫌な大人になるかと。
自分を見て、自分を考えて、ゆっくりきちんと大人になっていけるなら
それはとても幸せだと。
驚くべき所が、恋愛成就してしまってました。
言われるまで、してなかったのか、という驚きもありましたがw
やっとこさ、手紙の相手は戻ってきましたし
将来を見定めましたし。
次は、大人になった彼らに会える、ようです。
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大人になる直前のさみしさが読めた。
ジジったらキキみたい!
最後、キキのその後を読んで、
こういう物語を小さいときよく読んだな、と、
なつかしくなりました。
こんなふうに大きくなりたいと思った子供のころの私。
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だいぶ前に読んだのに、結局書き込むのが遅くなってしまった。。。まじょたくその5、毎回、キキに入れ込みすぎて、一緒に笑って一緒に泣いて一緒にやきもきして、という気持ちになるよ。今回のも読んだ後に爽やかな風が吹きました。ステキです★そして、次の巻あたりでは、いよいよキキとトンボさんの子どもが主人公になる様子。1年に1回ペースで刊行かな。楽しみです。
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前回の魔女の宅急便からすぐに5巻に手を出した。気になって気になって。キキとトンボの青春満載の恋が甘酸っぱい。ものすごい塩梅。キキのザ・女子な部分とかでも気丈に振る舞ってるところとか、キキに大丈夫だよって言ってあげたくなる。(そもそも私は恋愛経験がほぼないが)トンボの何かに夢中になってる男の子の魅力が100%表現されつつ、鈍感で鈍くて、そこじゃないよ!っていう不器用な男の子も表現されてて、二人が可愛くて仕方なかった。手紙で数ヶ月に一回やりとりするっていうのも今の時代からすると新鮮で、いいなーって思いながら読んでた。ジジも恋をして、少しずつ変わって行って、キキよりその子ってなっていって、キキはそれが気に食わなくて、でもその思いはジジも持ってて。すごい色んなところでの関係性に悩みながら、また成長するキキを応援しながら、自分を頑張ろうと思えた。
次が最後だから早く読みたいけど、終わってしまう悲しみが。でも、早めに読みます。
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魔法が嫌気がさして休息に出てしまうなんて
キキは相変わらず面倒くさい女の子
リアルではあるけれど、魅力的なところが霞んでしまいがち
町長さんとか、もう少し周りの人たちを掘り下げて欲しかった
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19歳になったキキ。その年頃の気持ちを、角野さんはこうやって書くんだとなあと読んだ。清々しいし、気持ちの揺れがこれまでに増してよく描かれていると思う。
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小さい頃から親に言われて来た言葉は
こころをしばる、という表現があったのですが
凄く良く分かります。
何か望む時、
それが親の言葉と反するものであったりすると
例えば悪い事ではない事であっても
自然にひかえてしまう、回避したり諦めてしまう。
親から伝わるものって大きいんだな、としみじみ思ったり。
子供が親から受ける影響のなんと大きい事か。
このシリーズ、最初の一冊目はただの児童書という印象が強かったのですが
だんだん深いところに触れて来て
色々思い返したり反省したり
大人になってから読んでも良い本だなあと思いました。
成長して行く心の葛藤や
親の心や思い、
魔女の話なのに魔女、といより「人」を強く感じます。
心の成長、親の温かさ、伝え受け継ぐという事、他人と関わって生きるということ、自分が1人で立つという事…
人生の中のヒントあれこれが詰まった本です。
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キキ19歳のお話ですが、ストーリーとしてはジブリの映画に一番近いかと思います。ジジと話せなくなったり、魔法がなくなったり。
ただこれまでの様な人生を揺さぶるような悩み方はしていないので、読者としてはキキが大人になっちゃってツマンナイ、と思ってしまいました。
一番残ったのは「まだこの世に不思議なことがあるんですよって…魔女にはわかってもらう役目があったはずでした」魔法は見せびらかしてもいけないし、バランスが難しい。結局キキはこの問題は解決したのか気になります。
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キキも19歳。この回で20歳の誕生日も迎えます。
年齢の割りにエピソードが幼いかな?と思われるところもありますが、本来児童書なのだから仕方のないことなのかも。児童書の主人公としては難しい年頃なのかもしれません。
「魔女の宅急便」は4冊セットで売られたりしているようですが、4巻まででやめといた方がよい、ということでしょうか?
でも、ずっとつきあってきた主人公のその後は気になるもの。不安定な乙女心の動きにやきもきしながら読み進みます。
先に読んだ小4の娘の「うぎゃ〜〜」との声に、なんかあったか!!と思ったりします。小学中学年向けですが、本当にそうなのか。もっともっと長いスパンでつきあいたくなる作品です。
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キキももう20歳か~。
なんだか感慨深い!
もうコリコの街にもすっかり馴染んでる。
私はどうもトンボさんの魅力がわかんないんだよなぁ。
キキはトンボさんのどこが好きなんだろ?