【感想・ネタバレ】魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ちのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

キキが、お母さんになって、がんばっているなと思った。コキリさんみたいだったけど、よくプリプリするのは、前のままだった。ぼくは、キキお母さんより、優しいとんぼさんお父さんが好き。
トトは、男の子ってだけでまじょになれないというのは、かわいそうだと思った。ケケに会いに行ったり、ニニと同じ日に旅立ったり、自分で自分のことを考えて行動したのは、すごい。トトには、飛べるようになってほしい。
ニニとトトが、どこの街でどんなふうに過ごすのか、続きが読みたい。(小5)

0
2022年06月21日

Posted by ブクログ

大人になったキキに、魔女になることを期待されるニニに、期待されないトトに。

前作からずいぶん時が流れて、キキの子供たちが主人公。今まで登場した人たちやコリコの街もニニとトトの目線から見るとまた違うもの。
あんなにキキがイライラさせられたケケに、トトが憧れるなんてね。
キキの子供たちを心配しちゃう気持ちもよくわかる。子供たちの冒険もわくわくする。出番は多くないけど、優しいとんぼさんもいい感じ。
集大成だけあって、心に残るフレーズが多かった。

キキのドレスを着たニニはジブリのキキにそっくりだと思った。

0
2021年10月27日

Posted by ブクログ

魔女宅6

あーあ。もう終わりかー。
あーあ。

本編
5巻に次は15年後のお話ですって書いてあったから、え〜そんなに経つの〜って思って6巻読んだらもうキキとんぼさんとキキ結婚してるしキキの子供が11歳だしえ〜って思った。
そういえば思ったけど特別編で出したらいいんじゃない。
それで結婚式とか妊娠とか書いて欲しい。

0
2020年12月24日

Posted by ブクログ

いつのまにか6巻まで出ていたこのシリーズ、あらためて1巻から最後まで一気に読んでみた。角野栄子さんは、こどものための本を書くことができる、数少ない作家のお一人。安心して読み進む。
大人になったキキは結婚し、双子の母親になる。そして、その子供たちが13歳になり、それぞれの旅立ちを迎える・・・。
13歳の子どもにはもちろん、13歳のこどもを持つ母親にも、是非読んでもらいたい。こどもの自立を見守るキキの視線、母親としてのいらだちも、すべてありのままに書かれている。そして、彼らは悩みながら、いろいろな大人たちに見守られながら、自分を探していく。旅立ちのラストはおもいのほか感動してしまった。これまでの5冊とはまるで異なる。ぜひ、このシリーズの最後まで読んでほしい。

0
2015年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キキが13歳の娘を抱えるお母さんに。
魔女に興味があったキキとは違う、自分の子供に戸惑う母親。

母親の目から見るから違うのかもしれないという思いにたどり着くまでにどたばたしている。
自立したときと同じ年齢の子供を持ってみて、初めてわかることもあるかもしれない。

1世代超えた物語に、静かな思いを。

0
2013年04月09日

Posted by ブクログ

魔女の宅急便完結編。
完結編にして、キキととんぼの子どもたち二人の物語という、初期に戻ったような既視感も感じる物語。
ただしキキの話のリフレインではなく、キキが子どもを魔女の修行に送り出すまでの話であり、ある意味シリーズが円環構造を成したともいえる。
大人となった今、私に子どもはいないが立場としてはキキ・とんぼの大人の立場に寄り添って読んだが、子どもたち二人それぞれの迷いと成長を通じ、二人を応援しながら読んだ。

0
2012年07月21日

Posted by ブクログ

魔女の宅急便の魚パイがたべたい♪ちなみに魔女の宅急便の原作 角野 栄子作なんですが、キキは髪が長いし、最後にはおかあさんになるんですよ。もちろん相手は・・・!? by あそら

0
2012年03月23日

Posted by ブクログ

綺麗ごとだけでなく、気持ちの中の暗い部分まで丁寧に表現する角野さんの文書が大好き。そんな部分に共感したり、頑張ろうってなるから。
魔女の宅急便シリーズでも最高の巻!

0
2012年03月04日

Posted by ブクログ

これで、全巻通読したわけだが、最終巻に向けての盛り上げかたといったら、神業としか言いようのないほどのものだった。
アニメはアニメ。本書とは、全く別物である。
角野栄子のもつ日本語の魅力を存分に味わった。
不思議な幻想的な世界観のなかに、ある一定のリアリズムを常にはらんでいる。そんな、文字によって精緻に形作られた世界を彷徨う。
そんな、ひととき。
いまの多忙を極める現代社会にとって、もっとも必要とされる時間ではないだろうか。

0
2011年08月31日

Posted by ブクログ

キキが双子を育てるなんて。。でも、やはり魔女になるかならないかてを焼く娘の方に意識がいっている。自分に似ているから得になんだろうけど。でも、番外編でちゃんと書いてくれるのかも。

0
2023年08月26日

Posted by ブクログ

 キキは、空に飛ぶのが上手な魔女です。物語のなかでも空を気持ちよさそうに飛んでいる絵が、たくさんあったのでキキは空を飛べていいなー、といつも思いました。

0
2022年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったです!
いきなりキキの子どもの旅立ちのお話で、間のストーリーは気になる所ですが、そこはやはり児童文学なのであえてそうしたのだと思います。
子供たちもキキの時代とは違っていて、時の流れを感じますね。親目線の部分もありますが、子供たち中心になっているところが、却って良い。私が子供だった頃と、私の子供がこの時期こんな心情だったのかな、というのを両方思い出し、しみじみしました。
特別編も楽しみです!

0
2022年04月09日

Posted by ブクログ

トンボさんは、どっしりとした安定感のある父親になってますね~!
それぞれの旅立ち、というのは双子たちだけではなく、きっとキキ達にとっても新しい生活や自分への旅立ちなのだろうなと感じました。

0
2018年06月26日

Posted by ブクログ

キキととんぼさんの子ども、ニニとトトが主人公。
魔女になると決めきれないニニと、魔女になりたくてもなれないトト。

新しい世代が、前の世代の習慣を変えていく。
キキの心配も、とんぼさんの見守りたい気持ちも、痛いほどよく分かる。
だからこそ、子ども2人が悩みながら、それぞれの行く道を決めて、最後に旅立つシーンは感動した。

0
2018年03月03日

Posted by ブクログ

キキとトンボさんが結婚して生まれた双子の旅立ちを描いた作品。
子供は両親から半分づつ貰って、立派に成長していく姿に安心しました。
おすそわけが素敵です。

0
2016年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは魔女の血筋の物語だけれども、魔女の血筋の物語ではない。
昔のキキ以上にお調子者のニニだけれど、遊びの時間は終わり、大人になる時がやってくる。魔女になると決めただけで簡単に飛べてしまうニニ。魔女になりたくても飛べないトト。トトは飛べなくても、トトだけの魔法があるはずで、それはトトだけのことを言っているのではない。「半分魔女」の響きは、寂しい。でも、キキやニニのように「全部魔女」の方が少ないのだ。だから、自分の魔法を見つけるために旅に出る。

0
2014年01月25日

Posted by ブクログ

ファン用という感じ。
母キキの心理描写はあまりなく、キキの時に描かれなかった旅立ちまでの事が子供たちを主人公に話されている。
素敵だけど、やっぱりキキの話が知りたい。
ともあれ幸せな時間を過ごせた。

0
2013年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あーあ終わっちゃったー。
キキととんぼの子供たちの話。

いつにもましてドタバタいろいろ起きたなw

これまで出会ってきたいろんな人も出てきたし、よかった。

0
2013年04月02日

Posted by ブクログ

1巻から最後まで全部集めました!(1巻はバーコードついてないようだったけど…) 大好きで何度も読みました。でも、ちょっと飽きがくるので、-1

0
2013年02月04日

Posted by ブクログ

5巻から15年の月日が経ち、キキは35歳。とんぼさんと結婚し、双子にも恵まれます。双子(女の子のニニと男の子のトト)はもう11歳。物語はこの双子が13歳になるまで(魔女になるか決めなければならない年齢)の、二人の心の葛藤とキキの母としての思いが描かれていきます。そこへこれまで登場してきた人物…ヤアくんとノノちゃん(結婚)ケケ(31歳)、ヨモギさん、ジジとヌヌと子猫たち、ママ先生…が絡み合って嬉しい気持ちになりました。魔女になれるのは伝統的に女の子。なのにニニは天邪鬼でふわふわ、むしろトトが魔女になりたがり悔しい思いを強いられます。そんな二人にキキの悩みは増える一方。どうしてもトトの気持ちにそって読んでしまいますが、最後にニニもしっかり何かを乗り越えるので、色々な人の気持ちを考えながら読みました。今までの集大成という感じで一緒に大人になった人が嬉しく読めるお話でばかりです。双子についた猫ブブとベベ、ニニの自転車こぎ飛び、トトのほうき楽器、発想がとても面白かったです。第1巻の出版から24年、キキもほとんど同じだけの年月を過ごし大人になりました。今までジブリの印象しかなかった物語がとても深く広がっていきました。ぜひ子どもたちに読んでほしいシリーズです。

0
2012年06月05日

Posted by ブクログ

 何故キキの子供は双子なの?と思ったけれど、読んでみて納得。性格の違う二人の出会いや旅立ちが描かれます。
 遠慮がちなトトも、一見わがままなニニもそれなりの悩みや夢があって。キキとは違うそれぞれの人生。
 5巻では二十歳の主人公にちょっと違和感もありましたが、この巻はキキの子供たち二人を軸にして、子供の成長を描く児童書のポジションに戻ったと言えます。受け継がれて行く魔女の伝統が、母と子の間に繰り返される。でも、魔女になれぬ男の子の存在が、伝統とは違った道を歩んで行く。それぞれの旅立ち。
 キキの母親としての葛藤もうなずけます。

 シリーズは終わりとなりましたが、キキたちの住むコリコの街の風景が心に残ります。

0
2017年08月16日

Posted by ブクログ

キキがお母さんだなんて、不思議な気分!
ニニの生意気っぷりが鼻につくけど、
キキと似てるところがいっぱいあるんだものね。
私もいつか子供ができたら、キキみたいな気持ちになるのかなぁ。
シリーズ通してキキの少女から大人への変化を見れて、なんだか感動。

0
2011年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻は、
お母さんになったときにわかるのかな。
ニニにいらいら。
ニニってケケにちょっと似てる。
トトはかわいかったな。
母娘って難しいよね。どうしても自分の分身みたく見えちゃうんだろうな。

もっともっと、
キキとジジの物語を読みたいけど、
もう終わりなのかなぁ

0
2011年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

キキとトンボが結婚して、双子のこどもニニとトトが13歳の旅立ちを迎えるまでの話
シリーズ全体を通して、魔女の魔法と市井の魔法が描かれていたように思うけど、トトの存在でそれが明確化

魔法って何?という問いに明確な回答は明示しないし、なにか劇的な問題や解決があったわけではないけども、日々を失敗しながら生活していくなかで少しずつでも成長していくという展開は貫いてあった
ケケとトトが互いに半分魔女でシンパシー感じているのが面白い
ここの関係をもっと深掘りして読みたいな
ヨモギさん再登場も嬉しい

キキは母になっても相変わらず
最後まであまり好きにはなれなかった
察してちゃんは一緒にいると辛かろう

0
2023年05月14日

Posted by ブクログ

キキ母さん頑張ってる。トンボ父さん、良いお父さんだなぁ…。子供達がもっと小さい時のキキ&トンボの話も読みたかったけれど、今作でも、何となく想像できる。

0
2022年12月17日

Posted by ブクログ

キキの子の双子、ニニとトトの旅立ちまでが描かれている。弟のトトは魔女になれないけれど、半分魔女であることをいつも心を留めていて、姉のニニは魔女であることに自惚れていて・・・。
母親となったキキも、昔の自分と重ね合わせながらもなかなか旅立とうとしない娘にイライラしながらも、見守る。
もどかしく思いながら読み進めた。

0
2014年01月14日

Posted by ブクログ

結婚して母親になったその後、といえば、当然子供達の話。
主人公は誰? という状態にはなっていましたが
今までの人達が、そこかしこに登場していました。

当然女の子が産まれると思っていた所に、男女の双子。
しかも性格は正反対で、魔女になりたいと思うのは男の子。
なろうかどうしようかと思うのは女の子。
母親はやきもきするし、娘は特別な自分になろうかどうかとうろうろしてるし
息子はなれないかと悪あがき中。

どうみても(?)娘のやりたい放題に目が行きます。
どこが弟の事を思っているのか、という感じがしますが
そういう文章が出てくる、という事は、思っている…んですよね?
とはいえ、背中を蹴られた状態とはいえ、やる事はやれました。
こうやって大人になっていくんだな~というのは
ものすごく感じられます。

0
2012年03月06日

Posted by ブクログ

シリーズ6冊目で、ついに完結。第一巻から15年だそう。キキは、とんほさんと結婚し、双子の母になった。そして、子ども達が13歳になり、旅立って行く。シリーズ全て読んだのだけれど、忘れているので、もう一度よみかえそうと思った。

0
2012年01月21日

Posted by ブクログ

キキも母親になり、双子の子どもがいます。今日は、ノノちゃんの結婚式。キキの子どもの女の子ニ二は魔女になるのか悩み、男の子のトトは魔女になりたいのになれない。そんな二人これからどうなるのでしょう。ノノちゃんが結婚。もうそんな年に。。。自分が一気に老けた気がする。「悪いことばっかり先々想像して、しばりつける親のやりかたって、自分の安心のためじゃないの」というセリフ。ドキッ。私の事言われているのかと思いました。はい、気をつけます。この前、私の所でも「もちつ、もたれつ」ありました。ありがたい事です。まだ、そういう世界が残っているというのは良いですね。

0
2011年09月28日

Posted by ブクログ

キキ34才。今や、11才になる双子たちのお母さん。
私が気になっていた魔女が運命の相手を見つけると、魔女猫も相手を見つけて別々に暮らすようになるという決まりはなくなっていてほっとしました。やっぱり、キキの側にはジジがいないと。
これから進む道を決めないといけない大切な時期を迎えたキキの子供たち。特に娘のニニは今時の子だし、トトは男の子ということで中途半端な自分に悩んでいるところがかわいそうにも感じたけどちゃんと自分の道を見つけつつあって、子供って、ちゃんと成長していくんだな~って思いました。
魔女じゃなくったって、みんな魔法を持っているんだって思うと、なんだかこの世界もステキで捨てたもんじゃないなって思える、そんな一冊。

0
2018年05月13日

「児童書」ランキング