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Posted by ブクログ
乙女心があふれているキキが可愛いです。
綺麗なミミにすこし萎縮したり、男の子にデートに誘われてうきうきしたり。
まさに恋する少女そのもの。
だからキキのスタイルはいつもと変わらないのに、ほかの巻よりお洒落な魔女に見えました。
とんぼさんからの手紙は読んでいるこちらも目がうるんできました。すきっていう気持ちがめいっぱい伝わってきます。
キキの恋でとくに印象深かったのは、そっとヨモギさんとキキとジジのお茶会の様子を描いていた絵描きさんの話。
ひっそり死と生のはざまで命の終わりを感じながら、それでもキキを描くことで救われていたのです。
胸が痛むけれど、生きているって素晴らしいと感じされてくれる力強い物語です。
Posted by ブクログ
キキはもう17歳。
17歳の夏は一度きりなのに、仲良しのトンボさんは遠くの学校のそばにある山に篭りっきりで帰ってこない。時々手紙が来るだけで、キキも意地になって会いに飛んでいかないままの夏休み。キキの元には、お友達のモリさんの弟ヤアくんが夏の間やってきました。
サブタイトルは「キキの恋」。キキの恋は決して爽やかなものではなくて、思春期特有の自意識過剰と独りよがりさが表されていて、読んでいてモヤモヤイラっとするところもしばしば。じれったいなーもう!て感じ。
山奥に住んでいるザザさんのお話は特に、もどかしくて嫌な気持ちにまでなりました。
キキの恋の終着にはっとしましたが、それ以上にヤアくんとノノちゃんのエピソードにキュンとしました。素直で健全で迷いがない。恋ってそういうものであってほしいけど、大人になればなるほどややこしくて、そんな二人が眩しい。
Posted by ブクログ
新年一発目に読み終わったのがこの本なんていい年になりそう♪
初読は大学生のころ。すでにバイトを始めてたこともあり、前半はキキの仕事に対する姿勢がかなり気になった記憶があります。預かりものの帽子で遊んだり、仕事を自分のワガママで選ぼうとしたり。仕事に対して楽しいことや嬉しいことだけを求めて、それ以外は排除するなんておかしいと思ってた。今でも、もちろんそう思うけど。だって、しんどいことやつらいことがあるからこそ、達成感や嬉しい気持ちって倍増するものだしね。
けれど、この本に★5つをつける理由はやっぱり後半。キキの恋の行方や成長、小さなふたりの恋の行方もとっても微笑ましい。キキの愚痴もなくなったし(笑)。前半のイライラなんて吹っ飛んじゃうくらい温かい気持ちがあふれてきて、自分自身も少し優しくなれたみたいで大好き。
「夕暮れ路のむこう」「ノノちゃんのお誕生日」は愛しくてこの本の中でも特に読み返す部分です。
『ダメのつぎは、ダメじゃないわ。トンネルのむこうはいつだって光があるのよ』
『すぎた日の思いでも魔法だけど、これからつくる思いでこそ魔法なのよ』
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小説・文芸
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