佐竹美保のレビュー一覧

  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    ハウルの動く城の原作者とは知らず、ファンタジーの食指が動いて手を取ったもの。逃げ出すクッキーを捕まえて食べるゲームや、魔法世界ならではの、人物の署名(サイン)に値打ちがつくあたり、ワクワクが止まらない。私はキャットが魔法の力を持つことを信じて疑わなかった。それにしてもキャットの頼りないこと、私は我慢強い方だと思うのに、待てども待てどもキャットはグウェンドリンの金魚のフンをやめないし、お姉ちゃんを止めることなんでできないと最初から匙を投げている。だからグウェンドリンはますます調子に乗って魔法を垂れ流す。それに、グウェンドリンの性悪にはビックリした。私がもしキャットなら本当の自分の正体に気づいた後

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    2014年04月12日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    同シリーズ「魔女と暮らせば」の主人公、キャットのその後の物語。お馴染みの登場人物や新しい人物も出てきて、今後の人間関係がどうなるか楽しみな要素もありました。子供たちは理不尽な大人たちに振り回されることもありますが、そういった大人たちを魔法でかるーくお仕置きしつつ、救ってくれる大人もいるので、笑って終われるところがあるのがこのシリーズの魅力だと思います。キャットが少し頼もしくなっていて驚きました。ただ、作者が亡くなってしまったので、このシリーズの新作を読むことができなくなると思うと残念でなりません。

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    2014年01月26日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    キキが4回目の春を迎え16歳に。コリコの町にもう一人の魔女「ケケ」がやってきて、キキの周辺をかき乱され、キキも自分のものが全てとられていくようで心をかき乱されていく。その中、思わせぶりな旧い本を見知らぬ人から預かる。最終的には丸く収まって、キキもさらに大人になっていく。トンボとの恋も進展しながら、最後には遠くに行ってしまう。これからどうなるんでしょう。しかし、最初のころよりずいぶん大人になってしまったこと。しかし、娘よりハマっている気がする。

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    2013年11月30日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    角野栄子さんが静岡に来て下さり、5巻を読み直しました。
    本当に素敵な方でしたし、素敵なお話でした。トンボさんと結ばれる5巻は読んでいて特に心地よいです。

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    2013年11月02日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応5作目。
    ここまで何冊かこのシリーズを読んであるからこそ楽しめる部分が沢山ありました。物語の設定的にここまでの5作品の中では一番好きかも。
    またしても、ちょっと頼りない男の子が主人公ではありますが、頼りないけれど心はまっすぐで優しいのが良いです。そして、身近な人に酷い人がいて、勧善懲悪なのもパターンですが安心して読めます。

    ネタバレの内容ですが、変化が起こるたびに、世界の様子が変わるので、想像するのが大変ではあるけれど、だからこそファンタジーの醍醐味があるように思います。また人物描写が面白くて、それも想像する楽しみがありました。
    クレストマンシー城に来

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    2013年10月14日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    若干アニメに似通ったストーリーも出てきて楽しかった。
    魔法がもうひとつくらい増えるかな、と思ってたけど話は終わり。
    やっぱり素敵な話だった。

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    2013年09月27日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    タイトル通りで恋の話。
    サブキャラが魅力を増すのが楽しい。
    お母さんの話もあり、大人になったなと感慨深い。

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    2013年09月27日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    素朴な感情を素朴に表現。じんわりと感じるものがある。山林での自己の発見が良いですね。日常にドラマがあることを実感する。

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    2013年08月20日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    渦巻く嫉妬に苛まれ、最後には本当の自分の居場所を再確認。竹トンボが重要なアイテムだったんだなあ。挿し絵が素晴らしかった。これは新しい文庫にはないのだ。

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    2013年08月08日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    再読。「クリストファーの魔法の旅」から成長した姿を年下のコンラッド目線で書かれているが相変わらずと言えば相変わらず。特に他のキャラクターから描かれるクリストファーがちょっと新鮮で、キザなところが余計に目立って面白かった。コンラッドがまた良い子でみんなに好かれるのも良く分かった。それにしても邦題は本当に素晴らしい。「コンラッドの運命」じゃなくて良かった。

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    2013年06月04日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    チャグムの物語。すっかり成長して、自分や家族を越えて国のこと、民のことを考えられるようになって、立派な大人。中盤過ぎても、なかなか核心に迫ってこなくて、どうなるの?って思ってたけど、なるほど~こうなるのねという終わりでした。続きが気になる。

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    2013年05月25日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    あとがきを読んで、これは外伝になるということを知りました。前に、大人になったチャグムが少し寂しいと書いたけど、さらにたくましくなってかっこよく見えてきた。皇太子としての立場と、内でくすぶる想いとがせめぎあって、悩むチャグム。大物になるなぁ。なんか、これはまだ続きそうだなぁ。

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    2013年05月01日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    ネタバレ

    キキが13歳の娘を抱えるお母さんに。
    魔女に興味があったキキとは違う、自分の子供に戸惑う母親。

    母親の目から見るから違うのかもしれないという思いにたどり着くまでにどたばたしている。
    自立したときと同じ年齢の子供を持ってみて、初めてわかることもあるかもしれない。

    1世代超えた物語に、静かな思いを。

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    2013年04月09日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    ネタバレ

    駆け足で追いかけてきたキキの人生もとうとう20歳を迎えました。
    次が最後だなんてさみしいわ。
    当たり前になるのってつまらないけど、とても素敵なことなんだっておもった。
    当たり前だからこそ大切にしなくっちゃ。
    たまには変化することも大事だけどねw

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    2013年03月26日
  • 三国志(4)天命帰一の巻

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    これも良いです。読みやすいし。全4巻ですが、蜀も魏も呉もほろびて晋の時代が始まるってとこまで書かれてる。
    秋風五丈原でおわってる本がおおいんよねえ。
    三国志の本ってたくさんでてて、いろいろ読みました。
    三国志演義の原文はもちろん読んだことないけど、編訳者・作者によってまとめかたがちがってたりしておもしろいよね。


    あとがきを読んでたら、「後出師の表」が後世につくられた贋作だとか。
    そして「魏志倭人伝」という書物は存在してなくて、実は正史である陳寿の「三国志」の中にある記述のことをいうんだってね。初めて知った。

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    2013年02月09日
  • 十五少年漂流記

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    題名のとおり、十五人の少年が漂流してしまう冒険小説。
    漂着した無人島でのザバイバル生活。仲間との協力。少年たちの自立が描かれている。
    王道的ストーリーならではの良さがある。

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    2013年02月09日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    1巻から最後まで全部集めました!(1巻はバーコードついてないようだったけど…) 大好きで何度も読みました。

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    2013年02月04日
  • ブンダバー

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    ・ネコなのにしゃべれて、そのネコの友だちもしゃべれます。タンスはしゃべれないけど、人間の足音だけで、人の考えていることがわかるし、ダンスもできる、天才なんです。オススメです。
    ・ねこが話すところがオススメです。
    ・ねこのブンダバーは人の言葉がしゃべれるのでテレビに出たり新聞に出たり大かつやくするのです。ある日ブンダバーの家のお店に、どろぼうが入ってきて、ごうとうをつかまえたのです。ごうとう対ブンダバーはたしてどっちがかつのでしょう。

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    2017年02月23日
  • 封神演義(上)妖姫乱国の巻

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    姜子牙の仙人になったいきさつなど詳しく書いてます。
    いちおうバツイチだったのですね、姜子牙(笑
    元妻は『馬氏(ばし)』といいます。どうでもいいけど。

    黄天化のキャラクターは封神演義ではずせません(笑)
    出番はあまりないのに、なぜか強いのです。
    仙人として修行を積んだからなのか、それとも先天的に能力が備わっていたのか。
    謎の人です。

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    2013年01月31日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    なぜか人を引きつけるチャグム。バルサがどうしてここまで惚れ込むのか今までわからないところがあったが、今作ではなんとなくそのあたりを読者に理解させる描写が多い。ヒュウゴもそうだが、一緒にいた呪術師弟ソドクも「なんだか不思議なやつだ。肩入れしたくなる」みたいなことを言うのだけど、そのあたりが好きだ。p.250
    チャグムだけでなく、登場人物それぞれの立場からの正論、筋の通し方がとても面白い。リアルさとでもいうのか。
    旧ヨゴ皇国ってやつは地理的にもっと遠い存在で簡単には行けないところかと思っていたが、船で簡単?にたどりつけてちょっと想定外だった。
    それにしても新ヨゴは閉鎖的すぎる。外部の状況を知らなさ

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    2018年10月15日