佐竹美保のレビュー一覧

  • 西遊記(上)悟空誕生の巻

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    息子の読み聞かせに使用。
    中国で神話にあたるものは、と考えこちらを読んでみると大ヒット。
    まず孫悟空が三蔵に助け出される前の活躍(?)のストーリーをそもそも知らなかった。
    生まれた時からすでに強かった孫悟空が修行を通し、さらに強くなっていくのだが、
    師匠に見放されたりして、悲しい身の上である。
    とにかく強いわけだし、これなら暴れても仕方ないな、というようなストーリー。
    こういったところは、身分秩序の中で下層のものが成り上がることの悲哀というリアリティの反映なのかもしれない。

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    2014年11月01日
  • 帰命寺横丁の夏

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    深夜突然自分の家の一角から見ず知らずの女の子が出てきたら。
    そしてその子がいつの間にか学校に溶け込んでいて、周りの人達も昔からその子を知っていて、自分だけがその子の事がわからない状況になったら・・・
    って最初の方では怖い話かと思ってたんだけど。

    主人公カズの家の辺りの古い地名を授業で調べた頃から怪しげなお年寄りたちが出てきたり、幽霊の女の子あかりに同情し始めたりと、めまぐるしく話が動きます。 
    主人公のカズとあかりの初めての会話でうるうるしました。
    その後から挟まれてくる作中作の出来がまた良くて、そっちの話にも引き込まれてしまいました。 
    終盤に向けての話の展開を示唆する内容になっています。

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    2014年07月27日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    クレストマンシーシリーズ、大好きです☆
    中でもこれが一番好きかもしれません。
    グウェンドリン…名前もすごいと思ったけど、本当に悪い子!
    でもそういう、悪くて美しい子に、私は何故か惹かれてしまいます。笑
    イライラするけど、次どうなるか(なにするか)楽しみでした。

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    2014年06月02日
  • 帰命寺横丁の夏

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    ネタバレ

    素晴らしい物語だった。
    一冊で二度美味しい、というのがぴったり。もう一つの話も、まるまる一冊の本にできるでしょうに!
    夏というどこかふわふわと楽しく、そして不安定な季節に感じる郷愁と、小学生が一生懸命になる様子に、心がジーンとしました。
    もし自分が小学生だったら、どこか身近にこんなことあるんじゃないかしら?あの横丁にそういう歴史はないかしら?なんて、楽しくなってしまいそうです。
    子供だけでなく、大人が読んでも素敵なお話です。

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    2014年05月29日
  • 帰命寺横丁の夏

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    子どもの頃、大好きだった柏葉幸子さん。久しぶりに読んだけれど、やはり大好きです。
    夏、お盆のころに読めばよかった~とちょっと残念なのは自分の都合。お話にはとても満足。

    主人公のカズは、ある夜中、家の仏間から出てくる女の子を目撃する。
    ゆ、幽霊?!驚くカズにさらに驚くできごとが。次の日、学校にその女の子がいて、しかも周りの友だちは以前から彼女を知っていて「同じクラスのあかり」だという。
    同じ日、古い地図で自分の家の辺りがかつて「帰命寺横丁」と呼ばれていたことを知るカズ。調べていくと、死者が生き返るという帰命寺さまの怖くて不思議な言い伝えにたどり着く。

    がっつり和風のお話なのに、表紙には遠くお

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    2014年04月14日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    ハウルの動く城の原作者とは知らず、ファンタジーの食指が動いて手を取ったもの。逃げ出すクッキーを捕まえて食べるゲームや、魔法世界ならではの、人物の署名(サイン)に値打ちがつくあたり、ワクワクが止まらない。私はキャットが魔法の力を持つことを信じて疑わなかった。それにしてもキャットの頼りないこと、私は我慢強い方だと思うのに、待てども待てどもキャットはグウェンドリンの金魚のフンをやめないし、お姉ちゃんを止めることなんでできないと最初から匙を投げている。だからグウェンドリンはますます調子に乗って魔法を垂れ流す。それに、グウェンドリンの性悪にはビックリした。私がもしキャットなら本当の自分の正体に気づいた後

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    2014年04月12日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    同シリーズ「魔女と暮らせば」の主人公、キャットのその後の物語。お馴染みの登場人物や新しい人物も出てきて、今後の人間関係がどうなるか楽しみな要素もありました。子供たちは理不尽な大人たちに振り回されることもありますが、そういった大人たちを魔法でかるーくお仕置きしつつ、救ってくれる大人もいるので、笑って終われるところがあるのがこのシリーズの魅力だと思います。キャットが少し頼もしくなっていて驚きました。ただ、作者が亡くなってしまったので、このシリーズの新作を読むことができなくなると思うと残念でなりません。

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    2014年01月26日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    キキが4回目の春を迎え16歳に。コリコの町にもう一人の魔女「ケケ」がやってきて、キキの周辺をかき乱され、キキも自分のものが全てとられていくようで心をかき乱されていく。その中、思わせぶりな旧い本を見知らぬ人から預かる。最終的には丸く収まって、キキもさらに大人になっていく。トンボとの恋も進展しながら、最後には遠くに行ってしまう。これからどうなるんでしょう。しかし、最初のころよりずいぶん大人になってしまったこと。しかし、娘よりハマっている気がする。

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    2013年11月30日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    角野栄子さんが静岡に来て下さり、5巻を読み直しました。
    本当に素敵な方でしたし、素敵なお話でした。トンボさんと結ばれる5巻は読んでいて特に心地よいです。

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    2013年11月02日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応5作目。
    ここまで何冊かこのシリーズを読んであるからこそ楽しめる部分が沢山ありました。物語の設定的にここまでの5作品の中では一番好きかも。
    またしても、ちょっと頼りない男の子が主人公ではありますが、頼りないけれど心はまっすぐで優しいのが良いです。そして、身近な人に酷い人がいて、勧善懲悪なのもパターンですが安心して読めます。

    ネタバレの内容ですが、変化が起こるたびに、世界の様子が変わるので、想像するのが大変ではあるけれど、だからこそファンタジーの醍醐味があるように思います。また人物描写が面白くて、それも想像する楽しみがありました。
    クレストマンシー城に来

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    2013年10月14日
  • 大魔法使いクレストマンシー クリストファーの魔法の旅

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの一応4作目。
    おぉ、こう来たか、という感じで、結構前半から楽しく読めました。時系列的には「魔女と暮らせば」より前の話なのですが、「魔女と暮らせば」を読んでいるおかげで、別の楽しみ方がありました。
    どうして、この作品の男の子はちょっとこう頼りないのだろうかとも思いつつ、いろいろなことを考えて成長していく姿を楽しんでいたら、特に、問題勃発の後の成長ぶりが素晴らしく…。
    個人的にはタクロイも魅力的なキャラクターだと思います。
    女神もとても素敵な女の子で、でも、彼女って「魔女と暮らせば」でも登場した彼女ですよね。
    そんな風に、いろいろな伏線が、シリーズ全体にわたって

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    2013年09月28日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    若干アニメに似通ったストーリーも出てきて楽しかった。
    魔法がもうひとつくらい増えるかな、と思ってたけど話は終わり。
    やっぱり素敵な話だった。

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    2013年09月27日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    タイトル通りで恋の話。
    サブキャラが魅力を増すのが楽しい。
    お母さんの話もあり、大人になったなと感慨深い。

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    2013年09月27日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    素朴な感情を素朴に表現。じんわりと感じるものがある。山林での自己の発見が良いですね。日常にドラマがあることを実感する。

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    2013年08月20日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    渦巻く嫉妬に苛まれ、最後には本当の自分の居場所を再確認。竹トンボが重要なアイテムだったんだなあ。挿し絵が素晴らしかった。これは新しい文庫にはないのだ。

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    2013年08月08日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    再読。「クリストファーの魔法の旅」から成長した姿を年下のコンラッド目線で書かれているが相変わらずと言えば相変わらず。特に他のキャラクターから描かれるクリストファーがちょっと新鮮で、キザなところが余計に目立って面白かった。コンラッドがまた良い子でみんなに好かれるのも良く分かった。それにしても邦題は本当に素晴らしい。「コンラッドの運命」じゃなくて良かった。

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    2013年06月04日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    チャグムの物語。すっかり成長して、自分や家族を越えて国のこと、民のことを考えられるようになって、立派な大人。中盤過ぎても、なかなか核心に迫ってこなくて、どうなるの?って思ってたけど、なるほど~こうなるのねという終わりでした。続きが気になる。

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    2013年05月25日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    あとがきを読んで、これは外伝になるということを知りました。前に、大人になったチャグムが少し寂しいと書いたけど、さらにたくましくなってかっこよく見えてきた。皇太子としての立場と、内でくすぶる想いとがせめぎあって、悩むチャグム。大物になるなぁ。なんか、これはまだ続きそうだなぁ。

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    2013年05月01日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    ネタバレ

    キキが13歳の娘を抱えるお母さんに。
    魔女に興味があったキキとは違う、自分の子供に戸惑う母親。

    母親の目から見るから違うのかもしれないという思いにたどり着くまでにどたばたしている。
    自立したときと同じ年齢の子供を持ってみて、初めてわかることもあるかもしれない。

    1世代超えた物語に、静かな思いを。

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    2013年04月09日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    ネタバレ

    駆け足で追いかけてきたキキの人生もとうとう20歳を迎えました。
    次が最後だなんてさみしいわ。
    当たり前になるのってつまらないけど、とても素敵なことなんだっておもった。
    当たり前だからこそ大切にしなくっちゃ。
    たまには変化することも大事だけどねw

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    2013年03月26日