佐竹美保のレビュー一覧

  • 十五少年漂流記

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    あのシミタツが十五少年漂流記とは…
    これが結構、良くできてる
    小さい頃を思い出しながら楽しく読めた
    この「痛快世界の冒険文学」はGOODですね
    4.6点

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    2012年11月12日
  • 帰命寺横丁の夏

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    亡くなった人をまた生きさせてやりたいと願うと、どこかで生き返らせてくれるという「帰命寺様」。
    生き返ったとおぼしき女の子にたまたま気づいてしまった小学生のお話と、最初に生きていたころに女の子が読んでいた物語が交錯するファンタジー。
    しまった、真夏か真冬に読めばよかった

    面白かった。
    馬鹿だなそっちいっちゃだめー!とハラハラしたり、主人公が嫌な奴だと思った相手が本気で憎らしくみえたり、主人公の視点を素直にそのまんま楽しめた。
    作中作の物語がまた魅力的で、これなら続きが気になるのも無理はないと思える。
    どうリンクするんだろうなんてことは考えずに物語自体を追っていた。
    (でもちゃんとリンクしてる)

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    2017年05月14日
  • リンゴの丘のベッツィー

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    赤ちゃんの時に両親を亡くしたベッツィーは、町でハリエット大おばさん、その娘のフランシスおばさんと一緒に暮らしていました。おばさんたちはとてもやさしい人で、通信教育で子供の育て方を勉強したり、ベッツイーを守るために学校への往復も手をつないで一緒にいったり、怖い夢をみたらかならずかけつけたり。しかし大おばさんが病気になり、ベッツイーは田舎の農場に行くことになります。
    農場では、いきなり荷馬車のたずなを持たされたり、朝も起こしに来てくれなかったり、とこれまでとは全く違う生活。

    ひさしぶりに、読書していて泣かされました。
    後半で語られる、いつもボロボロな服を着ているライアス少年のお話。彼にたい

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    2012年10月28日
  • ブンダバーとタンちゃん

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    ブンダバー新シリーズの2巻。
    生きてるタンス、タンちゃんが主役。

    タンちゃんはブンダバーのベッドなので、
    扉の中には枕しか入ってない。
    だから洋服とかいれたいなーーって、タンスとしての機能を果たしたいなーって。

    そんなある日、ホルムの町に大雨、
    そして土砂崩れが!!

    ほんわかした物語世界に、予想外の天災。

    そして結末は。。


    やっぱり、読後あったかーい気持ちになります。
    良いですねぇ

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    2012年09月15日
  • ブンダバーとモモ

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    「ブンダバー」の新シリーズ。
    なんとモモが恋をします。
    寂しくなったブンダバーのとった行動は・・・・
    やっぱり、ブンダバー可愛い。

    ちょっと成長したブンダバー達のお話。



    作者のくぼしまりおさん、角野栄子さんの娘さんなんだそうで。初めて知りました。

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    2012年09月15日
  • ブンダバー10

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    港町ホルムの古道具屋さんに、黒ネコのブンダバーが住んでいる。
    このブンダバーは人間の言葉が話せる。犬の言葉も話せる。
    町のみんなの人気者です。
    このブンダバーのベッドはタンスのタンちゃん。
    このタンスはなんと動けるのです。でも動けるのは町の人には秘密。

    ブンダバーと町のネコ達、町の人達との色々な話なんですが、
    ブンダバーが子供で素直で可愛いからか、ほわってする。
    登場する人も猫もみんな優しくて、あたたかーい物語、全10巻です。

    挿絵も素敵です。

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    2012年09月15日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    チャグム視点の旅人シリーズ。
    疎まれているとはいえ皇太子、贅沢だってできるでしょうに傲慢さもなく立派に成長していて、「精霊の旅人」の頃から知っているのでなんだか自分の子のように誇らしく感じてしまいます。
    そのチャグムが多くの試練に出会い、苦悩しつつも、くじけず、希望を捨てず、選択し、前に進んでいく。話の内容だけではなく、彼の芯の強さに心惹かれどんどんこの世界に入り込みました。
    これほどおもしろく、これからの展開が気になる本はなかなかないと思います。

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    2012年09月10日
  • ブンダバー4

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    ブンダバーは初めてお友達のモモのお家へ遊びにいきます。モモの家族は、お父さんお母さんおばあちゃん、ボーイッシュな妹、3つ子の姉、体の弱い姉のルルがいます。その夜、外に出られないルルの話をブンダバーから聞いたタンスのタンちゃんは居ても立ってもいられません。
    タンちゃんの気の優しさに感動しちゃいました。共感の気持ちが私を一番泣かせます。

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    2012年08月04日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    魔女の宅急便完結編。
    完結編にして、キキととんぼの子どもたち二人の物語という、初期に戻ったような既視感も感じる物語。
    ただしキキの話のリフレインではなく、キキが子どもを魔女の修行に送り出すまでの話であり、ある意味シリーズが円環構造を成したともいえる。
    大人となった今、私に子どもはいないが立場としてはキキ・とんぼの大人の立場に寄り添って読んだが、子どもたち二人それぞれの迷いと成長を通じ、二人を応援しながら読んだ。

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    2012年07月21日
  • ブンダバー3

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    仲良しのモモは女優を目指して演劇学校に通う女の子。今日はお芝居の主役を決めるオーディションがあると言って張り切って学校に出かけました。ブンダバーはオーディションに興味津々。モモを追いかけて学校まで来ちゃいました。
    ほのぼの可愛らしい日常のお話。テンションの高いブンダバーにこちらも元気をもらえるようです。

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    2012年07月16日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    コリコの町に来て4回目の春、キキはもう16歳。ちょっと多感なお年頃。新しい魔法「くしゃみ薬作り」も覚え、とんぼさんとも仲良くしています。そんなある日、12歳の少女ケケが現れます。ケケは魔女の仕事を邪魔したり、ジジを欲しがったり、とんぼさんと仲良くしたり、果てはキキの家に半ば強引に住みだします。ケケは魔女なのか、不思議とキキの行くところに現れては「横取り」していきます。キキはそんなケケをどうしても好きになれず、ついにジジを蹴飛ばして八つ当たりしてしまいます…ケケにかき回される一年の第3巻。ジジとも仲良くできなくなったり、自分が何に悩んでいるのかわからなくなったりと不安な気持ちの巻です。そこへタカ

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    2012年05月29日
  • ブンダバー2

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    シリーズ2作目。とっても可愛い猫のブンダバーとシャイなタンスのタンちゃん。古道具屋のおしじさんちに住んでいます。
    短いお話がいくつか。挿絵も可愛くって読みやすい。ブンダバーはテンションが高くてワガママで可愛い!町の人たちも皆優しくて穏やかで心あたたまる本です。

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    2012年05月23日
  • 帰命寺横丁の夏

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    ネタバレ

    おもしろかった~。
    柏葉さん、大好きですっ!!

    まず表紙がよいです。
    ちょっと懐かしい感じのする裏通りにふわりと立つ少女、
    道の向こうにはホウキにのった魔女の影。
    守り人シリーズの画家さんとのこと。
    好きなものがダブルできてるとなんか嬉しい。

    この女の子が主人公なのかと思い、
    魔女の影もあることだし、霧の向こうの、をちょっとイメージしたんだが、
    全く違うものだった。

    主人公は男の子、とゆー時点で、おやっと思う。
    どうもあの少女は幽霊的なもののよう。
    この設定が素晴らしいと思う。
    命が帰る寺。
    ただし、ただ生き返るんじゃなくて、
    全く別の人間として生き直す、とゆーこと。
    カズが水上のばあち

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    2012年04月14日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    魔女の宅急便の魚パイがたべたい♪ちなみに魔女の宅急便の原作 角野 栄子作なんですが、キキは髪が長いし、最後にはおかあさんになるんですよ。もちろん相手は・・・!? by あそら

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    2012年03月23日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    綺麗ごとだけでなく、気持ちの中の暗い部分まで丁寧に表現する角野さんの文書が大好き。そんな部分に共感したり、頑張ろうってなるから。
    魔女の宅急便シリーズでも最高の巻!

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    2012年03月04日
  • 西遊記(上)悟空誕生の巻

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    長男がはまっている西遊記。ご丁寧に、孫悟空のいくつもの異名をすべて覚えている。「美猴王」「斉天大聖」「孫行者」・・。孫悟空の挿絵までマネして描いてみたりしている。
    あまりにも有名な西遊記だが、幼いころ読んだ記憶もなく、私も子供と一緒に同じ本を読んでみることに。この本は翻訳がとても見事で、なるほど小学生にも読みやすい。私まで引き込まれて、あわてて書店で続きを探すのだった。

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    2012年01月24日
  • 帰命寺横丁の夏

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    柏葉 幸子  作
    佐竹 美保  絵
    講談社 (2011/8)


    久しぶりに 読み応えのある児童文学に出会いました
    ファンタジーですが 現実の足場もしっかりしています

    二部に分かれて挿入されている童話
    ストーリーとからまって紡がれていくのですが その紙が淡いグレー
    素敵です

    表紙の向うに描かれた小さな魔女
    「魔女の宅急便」の画家さんだったのですね うふふ
    どの絵も 物語へいざなってくれました

    ラストもふんわりと よかったです


    ≪ 夏の日の 命の連鎖 帰命寺へ ≫

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    2011年12月31日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    うーん、クリストファーってこんな高飛車に育っちゃうの?
    大ショック( ・ัω・ั; )
    主人公とクリストファーのその後の話がもっと読みたくなるなぁ。

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    2011年12月07日
  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法

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    トニーノが、大好き!
    ベンベヌートは猫苦手な私でも、惚れちゃいそうなくらい頼りになる相棒っぷり!
    はちゃめちゃな魔法に爆笑間違いなし。

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    2011年12月07日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    チャグム、成長しましたね。
    一つの話が終わったような、次の話が始まるような1話でした。
    「天と地の守り人」3部作に続くストーリー。

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    2011年11月11日