佐竹美保のレビュー一覧
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バルサの少女時代がほんとに過酷(~_~;) でもなんかやることがまだ子供だなー。子供のタンダがなんとものんびりやさんで、バルサって少女時代から「子供」守ってたんだね(^ω^)Posted by ブクログ
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面白かった! チャグムとバルサの人生、こんなに深く結びついてたんだね。血まみれだとしても、チャグムやアスラを守り抜いたバルサは子供を守る獣の母親みたい(;_;) タンダはそれを待つ大きな木かも。雨露しのいで、木陰で休ませてあげて。生きるのはしんどいけど、どうぞみんなが幸せでありますよう。Posted by ブクログ
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軽装版軽くていい〜*\(^o^)/* 王様だからって無条件に国動かせないのね。なんかちゃんとやろうとすると、足引っ張られるような気がする(−_−;)Posted by ブクログ
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チャグムが地上の帝となり、父である帝は天上の帝となる。
現実世界の天皇や各国の皇帝を思い浮かべてしまったのは僕だけだろうか?児童文学と思いきや、それぞれの世代の読者が、それぞれの思いで熟読できる壮大なファンタジーであると改めて思う。Posted by ブクログ -
◆タルシュ国の密偵アラユタン・ヒュウゴの少年時代を描く「炎路の旅人」と、女用心棒バルサの少女時代を描いた「十五の我には」の中編2編を収録。
『蒼路の旅人』『天と地の守り人』で暗躍した謎多きタルシュの密偵、アラユタン・ヒュウゴ。ヒュウゴはなぜ家族を殺した国の王子に仕えることになったのか。女用心棒バ...続きを読むPosted by ブクログ -
ああ終わっちゃった。もっとこのシリーズ読みたいなあと思ったのが一番の印象。すべての登場人物がリアルで生き生きとしている。物語とは思えない。最後のシーンは作者が書きたかったんのだろう。短槍を立てかけて我が家に入るシーン。タンダの笑顔が目に浮かぶようである。
ちっとも恋愛のネタは書かれていないのに、なん...続きを読むPosted by ブクログ -
素晴らしいチャグムの成長の物語。バルサもシュガもいない状況で皇太子という宿命の中で彼がどう何を思い、どう判断するかが伝わってくる。
すべての彼の判断がラストシーンに繋がる。Posted by ブクログ -
「天と地の守り人」を読んでいるときに、登場人物のヒュウゴが魅力的だと思った。アニメにするならどんなビジュアルでどの声をあてるのがいいんだろう、などと考えながら読んでいた。
魅力のある人物だと思ったヒュウゴの物語。「天と地〜」で重要な位置にいた彼。ヨゴ人である彼が、どんな人生を歩んであそこにいたのか...続きを読むPosted by ブクログ -
大人には一番人気の本らしい。バルサの過去と向き合いと決別が素晴らしい。おそらく大人に人気の理由は過去との向き合いへの対面が身近に感じるからではないか。そりゃ子供にはわからないかもしれないね。
誰しも自分の過去、親、少年時代に向き合って何かを変えよううとし、何かを受け入れようとすることはある。そんな感...続きを読むPosted by ブクログ -
ログサム以上にユグロがムカつく分、カッサとバルサの活躍に胸がスッとする。そしてジグロとバルサの想いに泣ける。Posted by ブクログ
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番外編!チャグムを影から救うことになる、敵国の猛者。
実は国を奪われた元ヨザ皇国の青年の少年期からのスピンオフ。個々のキャラクターにも力あるこの作家さんの力を感じる一冊。Posted by ブクログ -
バルサの故郷カンバル王国の過去の歴史を、バルサの歴史ととも弔っていく。ファンタジーの枠を超えた奥の深い人間ドラマ。Posted by ブクログ
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新ヨゴ皇国に帰還したチャグムと、タンダを探すバルサ。
真正面から向き合ってなお、父と袂を分かつことになるチャグム。
半死のタンダを見つけたバルサは、壊死したタンダの腕を切り落とし、寄り添う。
川が海へと流れるように、すべてが気持ちよく収束していく様がすごい。
はじめからこの結末が用意されていたよう...続きを読むPosted by ブクログ -
タンダはバルサを助けようと隠密と手を組むが、バルサは罠にかかる。アスラを狙う隠密の一味が分裂したのだ。
アスラは「神」としてあがめられ、その力を利用されることとなる。
神、言い伝え、民族、人種。フィクションだけれども、現実世界にも十分に通用する話なので重みがあった。
無理にハッピーエンドにもちこん...続きを読むPosted by ブクログ