佐竹美保のレビュー一覧

  • 秘密に満ちた魔石館4
    児童文学ですが「十年屋」シリーズから好きになりこちらのシリーズも読んでいます。宝石といろいろな国の人間の話です。なかでもガーデンクォーツのお話は切なくも素敵な話でした。シリーズ続編が楽しみです。
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
    もう10年以上前、小学生か中学生の時にお小遣いで買った大好きな作品を再読。
    上橋菜穂子さんの作品に出てくる食べ物ってすごく美味しそうで魅力的。独特の甘辛い香辛料で煮付けた魚、タレがしみたご飯、読んでるだけで口の中に唾がたくさんわいてくる。
    これは全10巻のシリーズの第1巻目。新ヨゴ王国第二皇子のチャ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    色々と生き方についてキキなりに教えてくれる。怠けていいんだよ。面白く仕事しないと、失敗もドジなところも。
    でもお客様の商品を大切に扱わなかったり、寄り道したりいいのか???といつも思う。児童図書なのに。。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    いい事ありそな。。おまじないに心が晴れやかになる。出会いが人を助け、そして薬草を作る畑を手に入れる。
    そして擬音語に不思議を感じ、自分特有の表現を使ってもいいのだと半ば強制的に納得させる。
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    みんないい人たちでキキの喜怒哀楽が目立つぐらい感情の起伏が少ない。読んでいて心穏やかになり、キキが失敗しても笑って許してくれる。心が疲れた時に読みたい本。
  • 帰命寺横丁の夏
    つい一気に読みました!「亡くなった人が生き返る」ことに反対する一派も出てきますが、その言い分も分かるなと色々考えながら読みました。作中に出てくる「月は左にある」もとてもよかったです。
  • 魔女の宅急便
    仕事に一生懸命で、そして仕事の対価も相手からのおすそ分けで暮らす。音楽家が楽器を電車に忘れた時はホウキにくくりつけて風のイタズラで音楽を奏でながら飛んで行くが心が満足したので対価をもらっていない。そんなゆったりとした生活が繰り広げられ自分の心もゆったりとする。
    幸せな時間を過ごすことができた。
  • アーサー王物語
    何度読んでもおもしろい!ハラハラドキドキ、たまにゾゾリ。
    湖の騎士ラーンスロットが、かっこよくてあこがれる。正しいことをすると、周りの反感を買いがちだけど、それでもがんばるところがすごい。
    悪者は、ラーンスロットがいい人でみんなに好かれているのがおもしろくない、力がない人が集まっている感じで、ぼくは...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    「「ひとり立ち」するためにはじめての街にやってきた十三歳の魔女キキと相棒の黒猫ジジ。彼女が懸命に考えて自立するために始めた仕事は、ほうきで空を飛んで荷物を届ける宅急便屋さんでした。ミスをしておちこんだりしながらも元気に生きるキキは、荷物を運びながら大事なことを発見していきます。小学校中級以上。」

    ...続きを読む
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人
    チャグムがゆめに閉じ込められてしまったりいつもバルサが活躍していたがこの本ではタンダが活躍していてナユグの事も沢山しれて色んなことがあきらかになってドキドキしました。
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
    小学生の頃から何度も読んでいる大好きな本。数年ぶりにチャグム達に会いたくなって再読。はじめて読んだ時はチャグムよりも幼かったのに今ではバルサと十しか離れていない。時の流れる速さに驚いた。
    今回は、突然母と離されたり、父である帝に暗殺を企てられたり、よくわからん異界の生き物に卵を産み付けられたりと大変...続きを読む
  • 秘密に満ちた魔石館4
    美しい宝石に秘められた様々な物語、第4弾。
    美しさの中に秘められた様々な性格。
    ガーデンクォーツ、あんなことにならなければいいのにと思っていたのに、、、
    因果応報のインカローズは、ちょっとインディ・ジョーンズを思い出すw
    宝石って、こんなに種類があるのね。この、シリーズ、まだ続くかな。
    続いてほしい...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    小さくて可愛い魔女の物語。けれど、侮ることなかれ。キキの真っ直ぐで凛々しい姿に、こっちの背筋までしゃんとします。一つ一つのお話に温かみや気付きがいっぱい詰まってます。キキの成長に、自分も追いつきたいと思わせてくれる不思議な一冊。
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
    チャグムのことと卵をラルンガから守り卵を無事孵すまでいろいろな人が冒険をする話です。冒険は大好きなので面白かったです
  • 秘密に満ちた魔石館2
    魔石館、第2弾。
    1作目のラピスラズリ、エミリアと青年の物語が1番好き。
    彼女のあの決断、覚悟、なんて素晴らしいのだろう。
    その絵、見たみたい。
    トパーズ、彼は間に合ったのだろうか。
    そして、黒真珠の物語。あの昔話みたいと思っていたら、まさかの展開。ああいうの、大好き。
    3巻も手元にあるので、すぐに...続きを読む
  • 秘密に満ちた魔石館
    宝石が持つ様々な物語。
    最初、タイトルから誰かが「魔石館」なるところを冒険するのかと思ったけど違ったw
    最初の水晶の話からぐっと引き込まれた。
    若さゆえの奢りから人生を棒に振った青年がちょっと哀れ。
    彼に救いがあるといいのに、と思う。
    最後の珊瑚の物語。魔石館の主人との出会い。
    姉妹たちが再会できま...続きを読む
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人
    守人シリーズ2作目。心の傷と過去にしっかり向き合うため、バルサは故郷カンバル王国へと戻る。捻じ曲げられた過去、ルイシャ〈青光石〉贈りの儀式の秘密、ヒョウル〈闇の守人〉とは何者なのか?
    息をつかせない展開で最後まで一気読必至。バルサとジグロの槍舞いのシーンはもう涙なしには読めない、、
  • アンネ・フランク
    大人の私が、小学5年生に勧められて読みました。
    歴史をちゃんと知ることは大人の義務であること。
    そして、ただ知るだけでなく、自分の中で刻み、自分なりの正義とか、身近な平和とか人権をちゃんと考えること。
    改めて、その大切さを教えられました。

    子ども向けに易しく編集されているのでもちろん事実はもっと厳...続きを読む
  • 風と行く者
    シリーズ制覇のつもりだったけど、本作がまだだった。解説にもあるように、本作はシリーズ本編の後日譚&前日譚。こじつけ感も感じられないし、さすが、上手く創作されている。シリーズに通底するテーマでもあるかもしれないけど、本作でも、挙げた拳の下ろしどころにつき、著者としての示唆が読み取れる。ウクライナ侵攻が...続きを読む
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者
    あのヒュウゴの少年時代の物語。タルシュ国密偵アラユタン・ヒュウゴ。やたらと気になる存在だったあのヒュウゴ。
    バルサやチャグムにとって、敵対する関係のはずなのに、完全な敵ではない。
    ラウルを説き伏せた能力の持ち主。

    なぜ、あんなにもヒュウゴという人物が心に残ったのか、本作の上橋さんのあとがきで納得。...続きを読む