佐竹美保のレビュー一覧

  • きつねの橋

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    あっさりとしていながらちょうど良い重みがある文体。内容もらおそらくターゲットである高学年前後の子が読み応えを感じられつつ難解ではないストーリーで、文章とのバランスがマッチしているのが秀逸。
    一見平易な言葉遣いながら内容が素晴らしいものは昔からある名作がたくさんあるし、新しい本は、色々書いている割には内容が薄く結末が透けて見えてしまいそうなものが多い中で、なかなか出会えない作品だと思いました。
    挿絵も美しく物語の魅力を更に高めていると思います。
    続きも読む予定。

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    2025年06月15日
  • 王様に恋した魔女

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    私の児童書への苦手意識を取り払ってくれた作品。自分より長い時間を過ごしてきた木で出来た道具に触れているような滋味、味わい深さ。
    何度も長く読み返したい文章と世界。

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    2025年06月02日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    チャグムが本当にたくましく賢くなっててかっこいい。政治の話、策略が本当に面白い…一作目の精霊の守り人と同じぐらい好きだな。
    チャグムにめちゃくちゃ惹かれる。
    闇の守り人に出てきたカンバルの王様がチラッと出てくるのもおもしろい。
    頼りないけど純粋だしこの王様に任せてみるかーってされてた王様がヨチヨチ歩きながら頑張って王様してるのを家臣達が見守ってるのおもしろい

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    2025年05月09日
  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法

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    華やかな雰囲気とイタリア両家の大家族わちゃわちゃ感。そして人形に変えられてのパートが恐くて面白かった!歌う魔法って発想が素敵過ぎる。

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    2025年04月25日
  • 大魔法使いクレストマンシー クリストファーの魔法の旅

    購入済み

    夢の中でひとつ角を曲がればまったくの別世界に冒険できるなんて素敵すぎる!そしてクリストファーの成長に胸熱です。これでクレストマンシーシリーズの沼に落ちました。
    特にミリーとスログモーテンがお気に入り

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    2025年04月25日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    チャグムの成長と決意に涙が止まらん…。
    最初の頃は何もわからない幼子だったのに、周りの人はもちろん敵対する相手にすら魅力的と思われるような皇子になったのね…感無量。
    全然出てこないけれど、しっかりとバルサとタンダの存在を感じられる旅だったのも素晴らしい。
    それにしても帝なぁ…境遇考えると仕方ないんだろうけども。。
    血の繋がった相手と(血が繋がってるからこそ)敵対しあわなきゃいけないって悲しいね…。

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    2025年01月31日
  • 秘密に満ちた魔石館4

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    宝石に選ばれる人、宝石のよさや自分が求めている石に巡り逢いたいと思う内容。やはり自分は他力本願が強い。持っていたとしても自分が変わる訳じゃなくて勇気をもらえる、自分から動かないといけないと教えてくれる内容。もし石に頼るなら取り憑かれてしまう。児童書ならではの教訓にもなっているが銭店堂みたいなザラザラした終わり方ではないので石の持つ力と物語を楽しめる一冊。

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    2024年12月26日
  • 秘密に満ちた魔石館3

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    宝石のもつ神秘と相性や意味がストーリーと一緒に分かるのは素敵な本だがやはり十年屋が1番だなぁ。でもこのシリーズも宝石を知ることができるのでいい時間を過ごせている。
    多くの人に読まれていると思っていたがあまり人気ないのがわかり残念。

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    2024年12月23日
  • 秘密に満ちた魔石館

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    物語にするとパワーストーンの意味が物語と共に蘇ってくるのだと知る。名前は知っていても意味は知らないので勉強にもなるし、リフレッシュにもなる今まで読んできた作品全てハズレなしなのでこれからも追い続けていきたい。

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    2024年11月19日
  • キキに出会った人びと 魔女の宅急便 特別編

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    おソノさんの話、引き込まれた。感情表現が豊か。映画しか観たことなかったが、角野栄子さんの『魔女の宅急便』を改めて読みたくなった。

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    2024年10月27日
  • 風と行く者

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    ジグロの娘かもしれないサダン・タラムの頭エオナを守るため、護衛を引き受けるバルサ。
    ジグロとサリから感じる大人の雰囲気と、それを見つめる16歳のバルサの気持ちが、なんとなく複雑なことがよく分かる。
    ジグロが覚悟を決めてバルサを育てていることが分かる過去話は面白い。
    もう一度、最初から読み返そうかな。

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    2024年08月30日
  • 秘密に満ちた魔石館5

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    今回は、怖い話が多かった。
    石が、魔石館の主の招待を断って意思を持って人を操っていくなんて。
    結果として救われていった人たちは幸運だった。
    次は、もっとハッピーな話が多いといいな。

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    2024年08月24日
  • ドリームファーム物語 ペガサスの翼(上)

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    競走馬が次なる先にあてられるのは牧場や乗馬などである。馬は言葉がない分、真っ向で向き合いコミュニケーションをとれる。人間は嘘や騙し合いがあるからややこしい。頑張る、は自分の目指すものにとことん力を注いでいくこと。

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    2024年08月12日
  • 竜が呼んだ娘3 魔女の産屋

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    今一番面白いファンタジーシリーズの一つ。
    王道ファンタジーでありつつも初めて出会う世界観に惹き込まれる。
    巻を追うにつれ、増えていく信頼できる仲間と、主人公ミアの成長。
    毎回ワクワクドキドキしながら一気読みしている…

    10歳と少しのミアに対し、大人や歳上の子どもが当たり前に助けてくれることが、実はとても好きな点でもある。子どもを一人で戦わせない安心感、誰かが助けてくれると信じられる、その信頼感があってミアは自分の思うように行動できたり、自分の望みを見つけたり出来るようになったのかなと感じる。
    これって、読者の子どもにとっても希望になるんじゃないか。
    もちろん、大人にとっても。そしてこういう大

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    2024年07月29日
  • アインシュタイン (新装版)

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    易しい言葉で書かれていて、子どもが大きくなったら読ませたいと思いました。
    アインシュタインについて詳しく知らなかったけど、愛とユーモアに溢れた素敵な方だったんだなということと、そんな人だからこそ大きな苦しみを抱えて最後まで生きたんだなと。
    才能に溢れているのに偉ぶらず謙虚、簡単な言葉で簡潔にまとめてあるこの本を読んだだけでもよくわかりました。もっと深い内容についても他の本を読んでみたいと思いました。導入には素晴らしい本だと思います。

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    2024年06月15日
  • 秘密に満ちた魔石館5

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    ネタバレ

    シリーズ5巻目。今まで断片的にしか出てこなかった魔石館の主人が姿を現している。人の世に出るべきではない石を、館に招くためだ。「スタウロライト」は困窮したがジャンヌが、家宝と伝えられた石を処分しようとした所に主人が現れているが、先祖達の想いを見せられて所蔵していく事を決意する。「クンツァイト」では色褪せた石ながら、キャロラインを魅了して秘められた演技力を引き出した。結果、キャロラインは破滅してしまった。「スモーキークォーツ」は学校という場所にあり、勇気を出せない子ども達や周辺に力を与えているようだ。多様性が集まる学校という場所は石にとっては最高の場所だろう。それが正でも悪でも。「ガーネット」のア

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    2024年05月04日
  • 秘密に満ちた魔石館4

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    ネタバレ

    宝石をテーマにしたシリーズ4巻目。この巻では石は人を支えもすれば、良い方にも悪い方にも変えてしまうという話が多い。「ブラッドストーン」では祖父の話に憧れ、話を信じて石を大切にしていたからこそ最後には命が救われ、「ラリマー」では仕事に忙殺されていたマーサを解放して、おおらかな明るい性格へと変えた。「ガーデンクォーツ」は石に依存しすぎて、人格すらも空け渡してしまった。「アレキサンドライト」は屈辱に悩む青年に、実在の皇太后マリアがアレキサンドライトを手渡し、誇りを教える。「インカローズ」は盗人に罰を与える話だとは思うが、よく読むとインカ帝国の末裔達が石を使って帝国の復讐をしている。「サファイア」は愛

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    2024年04月06日
  • 秘密に満ちた魔石館3

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    ネタバレ

    シリーズ3巻目。この巻ではスピリチュアルというか第6感的な話が目立った。アメリカを舞台の「サンストーン」は呪いと霊媒師、石と交信し石の想いを読み取った「フローライト」、シャーマンの後継者となるものの開眼せずに石と出会ったことでようやく目覚めた「ブラックオパール」。人の想いが強く石に作用された話もあれば、石の想いが人を揺り動かした話もある。古来から石が霊性を帯びて、人々の助けになって寄り反っていたという事だろう。次巻も期待。

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    2024年03月18日
  • 秘密に満ちた魔石館2

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    ネタバレ

    シリーズ2作品目。こちらも異国情緒が溢れているが、2巻目はファンタジー性や民俗学性が色濃く出ていると思えば、近代を舞台にして現実と交差している内容だ。ラピスラズリを砕いて描かれた絵を製作者と貴族令嬢、妖精伝説を下敷きにした「琥珀」、神秘的な老人から与えられたトパーズで成功するものの自分を見失ってしまった「トパーズ」、一族の呪いを解いた「翡翠」、推理小説にそのままなりそうな内容の「黒真珠」、そして所有者達の憎しみと哀しみを閉じ込めた「ダイヤモンド」エピローグで魔石館の主人が「石は奥深い。愛しさも憎しみも掻き立てる。石をダメにするのも人間なら、本当の意味で輝かせられるのもまた人間」というのは、本当

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    2024年03月16日
  • 秘密に満ちた魔石館

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    ネタバレ

    銭天堂シリーズの著者の作品。宝石をテーマにしたこのシリーズは異国情緒溢れて読み応えがある。国が特定されていない国もあれば、バグダッド、エジプト、ヴェネチア、インド、最後は日本と語り継がれた宝石達の物語。深く読み解いてみると、宝石を介して人と人との繋がりを考えさせられる。師匠の想いを汲み取れなかった弟子、婚約者に捨てられたエラ、誇りを捨てずに王族を救ったアッバ、双子の姉妹の絆を取り戻したアン、息子を深く思い、祈り続けた母親、両親の不仲を嘆き悩み続けるアーリヤー、同時に悪事を働きながらも相棒を顧みなかったサミール、最後は落ちぶれていく華族令嬢…。互いの想いがすれ違ってしまっていた話が多かったが、や

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    2024年03月15日