佐竹美保のレビュー一覧
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ホントにまぁ、このシリーズの著者、上橋さんとは何とすごい人なんでしょうか!! シリーズが進むにつれ小さな国の大きな世界(サグ & ナユグ)の物語から大きな世界の膨大な世界の物語にどんどん広げていくその手腕にまずは脱帽です。 これまでの作品はシリーズもの・・・・と言いつつも一話完結型の物語でしたが、今作は完結しきらずに To be continued..... という雰囲気たっぷりで著者は筆を置いています。 次への期待感を煽るだけ煽ってここで筆を置き、これに続く「天と地の守り人」が3巻編成。 そりゃあ、これだけ世界を広げちゃったら1冊ですべてをまとめることは不可能でしょう(笑)。
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Posted by ブクログ
ネタバレ(「BOOK」データベースより)
次代クレストマンシーとして城で教育を受けているキャット少年は、あるとき、近くの村に住むマリアンという少女と知りあった。マリアンの一族は代々続く魔女の家系で、一族の長であるマリアンの祖母は最近、近隣の別の一族と対立しているらしい。祖母の屋根裏に長年置かれていた卵をマリアンから譲ってもらったキャットが、苦労して孵したところ、現れたのは思いがけない生き物だった。一方マリアンは、祖母の引き起こした魔女同士の魔法を駆使した争いに巻きこまれてしまい…?「魔法のファンタジーを書かせたら第一人者」「ファンタジーの女王」と評価の高い、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの代表連作「大魔 -
Posted by ブクログ
チャグムは新ヨゴ皇国の皇太子という立場にありながら、父に疎まれ、宮廷では孤立しがち。
頼りのシュガは星読み博士で教育係ですが、国のために働くには、チャグムだけに荷担するようなそぶりを見せるわけにはいかなくなっていきます。
南方の大国・タルシュ帝国の脅威が迫り、サンガル王国から救援の依頼が。
罠と知りつつも、かって訪問した縁もあって、救援に行きたいと望んだチャグム。
捕虜になり、タルシュ帝国の圧倒的な力を見せつけられます。
チャグムを護送するタルシュの密偵・ヒュウゴはタルシュに征服されて衰退したヨゴ皇国の出身。チャグムには見所があると感じるヒュウゴ。
舟の上で、次第に心通わせる二人ですが…
バル -
Posted by ブクログ
ああ面白かった。こんなに本に没頭したのは久しぶりです!
この本を手に入れた当初は、国の行く末が中心の話であることと、バルサが出てこないことが理由で三分の一ほど読んだ所で放置していました。
ところがもう一度最初から読み返してみたら、もう止まりません。一晩で読破しました。
今回のお話は国と国との駆け引きという重厚で複雑な物語なので、守人シリーズのような幻想的で不思議な世界観は、あまり前面へ出ていません。
しかし、だからこそ、このシリーズの綿密に組まれた勢力図や国の特色などの設定が、蒼路の旅人で十分力を発揮していると思います。
しかも、相変わらず丁寧で優しさを感じる文章で心地よいです。もちろん食