佐竹美保のレビュー一覧

  • 帰命寺横丁の夏
    子どもの頃、大好きだった柏葉幸子さん。久しぶりに読んだけれど、やはり大好きです。
    夏、お盆のころに読めばよかった~とちょっと残念なのは自分の都合。お話にはとても満足。

    主人公のカズは、ある夜中、家の仏間から出てくる女の子を目撃する。
    ゆ、幽霊?!驚くカズにさらに驚くできごとが。次の日、学校にその女...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    キキが4回目の春を迎え16歳に。コリコの町にもう一人の魔女「ケケ」がやってきて、キキの周辺をかき乱され、キキも自分のものが全てとられていくようで心をかき乱されていく。その中、思わせぶりな旧い本を見知らぬ人から預かる。最終的には丸く収まって、キキもさらに大人になっていく。トンボとの恋も進展しながら、最...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その2 キキと新しい魔法
    宅急便を始めて1年、いろんなものを運んでいるうちに「魔女」について誤解をされたりして自信をなくしたり、上手く飛べなくなったり・・・それでも、いろんな人と出会うことで少しずつ成長していく。子供からちょっと大人に成長し、新しい魔法を身につけるお話。吹っ切れたように「魔女からやさしい気持ちをとったらね、黒...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    角野栄子さんが静岡に来て下さり、5巻を読み直しました。
    本当に素敵な方でしたし、素敵なお話でした。トンボさんと結ばれる5巻は読んでいて特に心地よいです。
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    若干アニメに似通ったストーリーも出てきて楽しかった。
    魔法がもうひとつくらい増えるかな、と思ってたけど話は終わり。
    やっぱり素敵な話だった。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    タイトル通りで恋の話。
    サブキャラが魅力を増すのが楽しい。
    お母さんの話もあり、大人になったなと感慨深い。
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    素朴な感情を素朴に表現。じんわりと感じるものがある。山林での自己の発見が良いですね。日常にドラマがあることを実感する。
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    渦巻く嫉妬に苛まれ、最後には本当の自分の居場所を再確認。竹トンボが重要なアイテムだったんだなあ。挿し絵が素晴らしかった。これは新しい文庫にはないのだ。
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部
    チャグムの旅も終わって寂しい・・・
    あんなに子どもだったのに、しっかりとした帝に相応しい大人に成長した。バルサとタンダもまとまったし、ずっと一緒に旅をしてきた感じ。
    また、みんなに会いたいな!
  • 守り人シリーズ電子版 10.天と地の守り人 第三部
    とうとう終わってしまった。。。3部にわたった長い物語だったけど、一気に読みました。チャグムが帝と対峙する時、バルサがタンダと再会した時、色んな想いがこみあげてきて胸がつまった。長いシリーズだったけど、どのキャラクターも魅力的で、本当に素敵なシリーズでした。また最初から読みたくなる!
  • 守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部
    最後のチャグムのホイが出た時、なるほど~とうなってしまった。このシリーズを読み始めた時は、これこそファンタジー!って感じたけど、最後のこの話はすごい現実感がある。地に足がついているというか、うまく言えないけど。もう次でラスト!読みたいけど、終わってほしくない!
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部
    大好きなシリーズの最終作。続きが読みたいけど、終わってしまうのは悲しい・・・複雑な気持ち。新ヨゴだけじゃなく、ロタ、カンバルも出てきて、懐かしい面々もたくさん出てきて嬉しい。ずっと気になってた、アスラが出てきたのが1番嬉しかったかも。これからどうなっていくのか。楽しみ。
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人
    チャグムの物語。すっかり成長して、自分や家族を越えて国のこと、民のことを考えられるようになって、立派な大人。中盤過ぎても、なかなか核心に迫ってこなくて、どうなるの?って思ってたけど、なるほど~こうなるのねという終わりでした。続きが気になる。
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人
    あとがきを読んで、これは外伝になるということを知りました。前に、大人になったチャグムが少し寂しいと書いたけど、さらにたくましくなってかっこよく見えてきた。皇太子としての立場と、内でくすぶる想いとがせめぎあって、悩むチャグム。大物になるなぁ。なんか、これはまだ続きそうだなぁ。
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者
    短編4話。

    浮き籾(うきもみ)
    ラフラ<賭事師>
    流れ行く者
    寒のふるまい

    「浮き籾(うきもみ)」は、タンダが小さい頃の話。バルサとの出会い。
    「ラフラ<賭事師>」は、バルサと養父のジグロの話。
    「流れ行く者」は、ジグロとバルサの旅の話。
    「寒のふるまい」は、タンダの掌編小説。
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    キキが13歳の娘を抱えるお母さんに。
    魔女に興味があったキキとは違う、自分の子供に戸惑う母親。

    母親の目から見るから違うのかもしれないという思いにたどり着くまでにどたばたしている。
    自立したときと同じ年齢の子供を持ってみて、初めてわかることもあるかもしれない。

    1世代超えた物語に、静かな思いを。
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    駆け足で追いかけてきたキキの人生もとうとう20歳を迎えました。
    次が最後だなんてさみしいわ。
    当たり前になるのってつまらないけど、とても素敵なことなんだっておもった。
    当たり前だからこそ大切にしなくっちゃ。
    たまには変化することも大事だけどねw
  • 帰命寺横丁の夏
    人が生き返って未練を晴らすというのは『カラフル』とか『願掛けねこの日』とかよくある話だが、この話は、
    ・主人公は生き返った人本人ではなく現世へ戻ってきたのを目撃した人
    ・生き返ることがよいことなのかという問いかけ
    が少し珍しいなぁーと

    読み終わって、作中作との絡みに驚いた。そして、ボーイミーツガー...続きを読む
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人
    ジグロとバルサが、なぜ逃げなければならなかったのかが分かり、切ないです。過去と向き合った事で、バルサの気持ちが変化するのがよかった・・・
  • 三国志(4)天命帰一の巻
    これも良いです。読みやすいし。全4巻ですが、蜀も魏も呉もほろびて晋の時代が始まるってとこまで書かれてる。
    秋風五丈原でおわってる本がおおいんよねえ。
    三国志の本ってたくさんでてて、いろいろ読みました。
    三国志演義の原文はもちろん読んだことないけど、編訳者・作者によってまとめかたがちがってたりし...続きを読む