佐竹美保のレビュー一覧

  • きつねの橋 巻の二 うたう鬼

    渡辺綱、登場

    渡辺綱だ!いつも屈託のない感じで描かれる人の気がするけど、同僚から見るとこんななのかな。これから打ち解けていくのだろうけど。狐の葉月が姫と再会できるといいな。鬼が邪悪というだけでないのが良いです。倫理姫も登場しましたね。平安時代の日常が伝わってくるお話です。
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
    アジアのファンタジー

    チャグムの成長 別れ
    男子を育てていた母としては心に染みる

    これはアニメにもなってますよね
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
    大人になったキキに、魔女になることを期待されるニニに、期待されないトトに。

    前作からずいぶん時が流れて、キキの子供たちが主人公。今まで登場した人たちやコリコの街もニニとトトの目線から見るとまた違うもの。
    あんなにキキがイライラさせられたケケに、トトが憧れるなんてね。
    キキの子供たちを心配しちゃう気...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木
    ジブリの映画で登場した、ジジが恋をしてキキと話せなくなってくる、得意のほうきが上手く飛べない等の問題が起こる。やっぱりいつも一緒だったジジと距離が出来てしまうのはさみしい。

    キキの前にも素敵なサヤオさんが登場する。前巻でも同じ年頃の男の子が仲良くなりたそうだったから、恋をするキキは魅力的なんだなあ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋
    「おソノさん」なんだね。ずっと「オソノさん」なんだと思ってた。お園さんということ?
    ザザさんの森でイライラしているキキ。そうするとどんなことも自分を邪魔しているように感じて文句ばかり。でも真っ暗な森の中で寂しくて怖い思いをしながら、自分の気持ちに気づくまで向き合う姿が思春期なんだなぁとしみじみした。...続きを読む
  • 秘密に満ちた魔石館2
    古今東西の主人公達が、それぞれ石に魅力され力強く生きていったり、人生を翻弄されたり、人生を切り開いたりと大人でも楽しめます。それぞれの宝石の言葉や意味も載っています。
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    『魔女の宅急便』の本ってふしぎ。
    しばらく別の本を読んでいたのだけど、何度も思い出してこの本を読みたくなっちゃう。
    特に今回の本は、思春期のキキの不安定でさびしい気持ちがよく描けていて白眉だと思う。
    キキが矢のようになって夜空を駆け上るシーン、文章も絵も印象的。
    双子の姉弟のような関係のジジがいるの...続きを読む
  • 秘密に満ちた魔石館
    十年屋のシリーズから好きになり、読みました。古今東西の時代も主人公も違う人々と宝石の話です。宝石と言うよりはパワーストーンが多く出てきます。大人でも楽しめる児童書です。
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
    子どもにも理解しやすい内容で、
    異世界、人々の生き様を垣間見ることができる
    本格的なファンタジー。

    なお、神山健治氏が監督を務めたアニメもとても素晴らしいです。
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人
    今回の物語の主人公チャグム。
    彼が、過去の経験(たくさんの人に助けられたこと)から、同じ行動を取る場面が感動的だった。

    色んな人に支え・見えない自然の流れを忘れて、目の前の利益に走る者の描写は、教訓だと思う。
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人
    呪術師トロガイとタンダの呪術師になった経緯がよくわかった!
    チャグムとバルサが久々に会えた場面が個人的には1番感動した。
  • 守り人シリーズ電子版 2.闇の守り人
    バルサの過去、葛藤…
    何度読んでも心に迫るものがある。

    気づけばバルサと同じ年齢になり、
    子供のころ読んでいたものとは
    また別な思いが駆け巡っていた。

    次の物語も、楽しみだなぁ。
  • 守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
    子どものころから何度も何度も読んでいるシリーズ。
    年代を重ねるということで、再読。

    何度読んでも、読む度に感じ方が変わっておもしろい。

    チャグム、バルサ、タンダ…どの登場人物も魅力的でとっても好きです。
  • ゆりの木荘の子どもたち
    「ゆりの木荘の子どもたち」
    富安陽子.作 佐竹美保.絵
    百年以上前に建てられたというゆりの木荘は、不思議な魔法がかけられていると言い伝えがありました。今は、お年寄りたちが一緒に生活する「有料老人ホーム.ゆりの木荘」になっています。ほとんどすべてのものが捨てられてしまったのに、玄関には大きな古時計だけ...続きを読む
  • ゆりの木荘の子どもたち
    ゆりの木そうの時間がもどっちゃったのは、古時計のせいだと思ったら、ざしき童がげんいんだったから、おどろいた。
    サクラちゃんが、ざしき童とのやくそくを守って、自由にしてあげられたのがよかった。
    サクラちゃんはやくそくの後ゆりの木そうに来なかった。戦争があったし、その後も来なかった。カズミちゃんは広島で...続きを読む
  • メアリー・ポピンズ
    ゴホンゴホン えー
    感想は、映画の話と本の話が違うことですね。えーえーあーんーうんあぁうんそうですね。
    でっ、終わりました。(完)ありがとうございました。
    (スタッフ)ありがとうございましたー
    アザーっすありがとーございましたー
  • きつねの橋
    久保田さんの作品は『駅鈴』『氷石』『もえぎ草子』と読んだけど、これが一番いいのでは?と思った。
    私が読んだ中では唯一ファンタジー要素のある作品だが、それが久保田さんの中世をリアルに描く力、誠実な物語運びとうまい具合にミックスされてる感じ。
    頼光四天王の一人平貞道が、頼光の郞等となるところから話は始ま...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女
    突然現れた少女・ケケ。彼女の存在を通じて「自分であること」の大切さを知るキキ。作中の「あなたのなかに笑顔もあるのに」のフレーズが、心に染み入る1冊です。
  • アーサー王物語
    「トリスタンとイズー」を読んで、サトクリフでアーサー王伝説シリーズ読もうかなと思ってはいるのですが、
    ちょうど仕事でこの、金原瑞人先生訳に出会ってしまい、ぐいぐいお話が進んでいくんで、あっという間に読み終えました。

    あの、有名なシーン、アーサー王が名剣エクスカバリーを岩から抜いて後、ブリテン...続きを読む
  • 風と行く者
    私の人生を象ったのは小野不由美著の十ニ国記シリーズなのだと思うが、その布石として本の世界を開いてくれたのは間違いなく、上橋菜穂子著の守り人シリーズだと思う。守り人シリーズに小学校2年生に出会っていなければ、十二国記に中学1年生で出会えていなかっただろう。

    この外伝は出ていることを知らず、ふと手に取...続きを読む