佐竹美保のレビュー一覧

  • 秘密に満ちた魔石館

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    十年屋のシリーズから好きになり、読みました。古今東西の時代も主人公も違う人々と宝石の話です。宝石と言うよりはパワーストーンが多く出てきます。大人でも楽しめる児童書です。

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    2021年10月13日
  • ゆりの木荘の子どもたち

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    「ゆりの木荘の子どもたち」
    富安陽子.作 佐竹美保.絵
    百年以上前に建てられたというゆりの木荘は、不思議な魔法がかけられていると言い伝えがありました。今は、お年寄りたちが一緒に生活する「有料老人ホーム.ゆりの木荘」になっています。ほとんどすべてのものが捨てられてしまったのに、玄関には大きな古時計だけが、置かれています。

    春、ベンチに座ってお話ししている二人のおばあさんがいます。ゆりの木荘の住人のサクラさんとモリノさんです。サクラさんが、手毬唄が聞こえると言い出しました。サクラさんが思い出しながら、手毬唄を歌い終わると、玄関の古時計が逆回りして、風が吹いて、気がつきと、サクラさんもモリノさんも

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    2021年06月13日
  • ゆりの木荘の子どもたち

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    ゆりの木そうの時間がもどっちゃったのは、古時計のせいだと思ったら、ざしき童がげんいんだったから、おどろいた。
    サクラちゃんが、ざしき童とのやくそくを守って、自由にしてあげられたのがよかった。
    サクラちゃんはやくそくの後ゆりの木そうに来なかった。戦争があったし、その後も来なかった。カズミちゃんは広島で、死んじゃったかもしれない。ざしき童は、この間ずっとゆりの木そうで待っていた。きっとさびしかっただろうな。サクラちゃんが老人ホームに来なかったら、ずっと一人ぼっちだった。ふしぎなぐうぜんだ。
    ざしき童はいなくなっちゃったけど、ぶじにげんざいに帰ってこられて、全員幸運だったんじゃないかな。
    大さんとし

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    2023年07月17日
  • メアリー・ポピンズ

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    ゴホンゴホン えー
    感想は、映画の話と本の話が違うことですね。えーえーあーんーうんあぁうんそうですね。
    でっ、終わりました。(完)ありがとうございました。
    (スタッフ)ありがとうございましたー
    アザーっすありがとーございましたー

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    2021年04月26日
  • きつねの橋

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    久保田さんの作品は『駅鈴』『氷石』『もえぎ草子』と読んだけど、これが一番いいのでは?と思った。
    私が読んだ中では唯一ファンタジー要素のある作品だが、それが久保田さんの中世をリアルに描く力、誠実な物語運びとうまい具合にミックスされてる感じ。
    頼光四天王の一人平貞道が、頼光の郞等となるところから話は始まる。妖狐葉月を助けてやったことが縁で、貞道と葉月はピンチの時にお互い助け合う約束を交わす。
    葉月は、賀茂神社の斎院である幼い尊子姫の女房をしており、斎院は葉月が狐であることを知った上で姉のように慕い、頼っている。幼くして母と別れ、実家に戻ることもままならない斎院を愛しく不憫に思う葉月は、何としても彼

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    2021年04月23日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    突然現れた少女・ケケ。彼女の存在を通じて「自分であること」の大切さを知るキキ。作中の「あなたのなかに笑顔もあるのに」のフレーズが、心に染み入る1冊です。

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    2021年04月07日
  • アーサー王物語

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    「トリスタンとイズー」を読んで、サトクリフでアーサー王伝説シリーズ読もうかなと思ってはいるのですが、
    ちょうど仕事でこの、金原瑞人先生訳に出会ってしまい、ぐいぐいお話が進んでいくんで、あっという間に読み終えました。

    あの、有名なシーン、アーサー王が名剣エクスカバリーを岩から抜いて後、ブリテン全土の王となり、
    その後サクソン人やアイルランド、ノルウェー、フランスと近隣の国をどんどん征服していく。
    そこには、騎士たちのめくるめく戦いがあり、馬も騎士もざくざく殺される。
    最初は恐ろしかったけど…

    いやあ、騎士道って素晴らしい✨
    女、子ども、丸腰の相手、倒れた相手を殺すような

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    2021年03月11日
  • 風と行く者

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    私の人生を象ったのは小野不由美著の十ニ国記シリーズなのだと思うが、その布石として本の世界を開いてくれたのは間違いなく、上橋菜穂子著の守り人シリーズだと思う。守り人シリーズに小学校2年生に出会っていなければ、十二国記に中学1年生で出会えていなかっただろう。

    この外伝は出ていることを知らず、ふと手に取った。瞬時に物語の中に入って、特に今回はジグロとバルサ、サリとエオナ、オリアとルミナの親子の関係が胸を打ちすぎて、ああ上橋さんの文章、関係性、そして行間にある余韻がとても好きだと改めて思った。子供の頃はそれが物足りなく感じることもあったのだけど、今読むとこれでいいな、十分雰囲気が語りきってると思いま

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    2021年02月18日
  • 風と行く者

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    守人シリーズの外伝。
    旅芸人サダン・タラム【風の楽人】、魂を清める旅で、何者かに命を狙われるその頭を守る用心棒バルサ。
    20年前、ジグロと共にサダン・タラムを守った旅を思い出しつつ、目の前のサダン・タラムの頭を守る旅。
    その課程で、バルサは亡きジグロの思いを感じ、今この時だからこそ、理解していく。

    仕事が済んでタンダの処へ戻るバルサ、幸せそうだ。

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    2021年02月03日
  • 守り人シリーズ電子版 炎路を行く者

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    タルシュ帝国のヒュウゴの物語。
    王の楯の長男として育ったヒュウゴが、タルシュ帝国にすべてを奪われ、底辺を生きながら、様々な出会いから自分の生きていく道を選ぶまでの物語。

    バルサが用心棒として成長していく姿が、悲しいけど、その強い生き方が素敵だ。

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    2021年01月29日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    守人シリーズ。
    14歳に成長したチャグム皇太子。
    隣国のサンガル王国の王位継承の式典に招かれ、そこで起こる国を揺るがす大騒動に、チャグムの熱き心が揺れ・・・

    冷静に物事を見極め、でも熱い心を持つ皇太子に成長したチャグム。
    素敵だわ~
    海の民である、サンガル王国の人々もまた魅力的です。

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    2020年12月29日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    魔女宅6

    あーあ。もう終わりかー。
    あーあ。

    本編
    5巻に次は15年後のお話ですって書いてあったから、え〜そんなに経つの〜って思って6巻読んだらもうキキとんぼさんとキキ結婚してるしキキの子供が11歳だしえ〜って思った。
    そういえば思ったけど特別編で出したらいいんじゃない。
    それで結婚式とか妊娠とか書いて欲しい。

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    2020年12月24日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    キキが…キキが。

    面白かったです。
    あそこがびっくりした。
    まあ読んでない人もいるだろうから言わないけど。
    いやー衝撃的だったなー。ほんとマジやばかった。
    まああれはとんぼさんがやったんだけどね。

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    2020年12月18日
  • 風と行く者

    購入済み

    何年経っても……

    あぁ……と目を開かされる思いを感じる書物。

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    2020年12月02日
  • 守り人シリーズ電子版 4.虚空の旅人

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    守り人シリーズの中で、チャグムが主人公の旅人シリーズ。
    エンターテイメントとして超一級。面白い。
    チャグムの葛藤は、少年たちに読んでほしい部分。

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    2020年10月17日
  • 秘密に満ちた魔石館

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    オニキスとアメジストの話の結末が意外性があって面白かった。教訓っぽい話や、少しだけダークな話もある。小5あたりから楽しめると思う。

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    2020年10月05日
  • アーサー王物語

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    アーサー入門編に良さそうということで読んだ。大満足。『金マビ』読者としては、
    ・広則やばいじゃん!
    ・ガウェインもやばいやつじゃん!
    ・マーリンの退場ってそんななの
    →とにかく続きが待たれる。
    ランスロットが大人気の騎士だということも、ケイが残念キャラ扱いになっていることも、よくわかった。
    なんだかんだ、現時点ではアーサーが好きかな…

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    2020年08月31日
  • 風と行く者

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    ネタバレ

    2018年に出ていたんですね。知らなかった。ひさしぶりにバルサの物語が読めてうれしかった。
    過去のジグロとのやりとりが、今のバルサにつながっているということを感じる。

    20年前にサダンタラムの護衛をし、そして今またバルサが護衛をしていること、そのめぐりあわせは偶然ではないのだろう。
    サリが最終章で「伝わっているわね、あの人の思いは・・・」の言葉にはつい涙してしまった。

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    2020年05月03日
  • アリババの猫がきいている

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    現代ニッポンが舞台ですが、アラビアンナイトのよう。
    民芸品店のモノ達が、猫のシャイフに語る物語。その中から、難民の少女の想いなど、今の時代が垣間見える児童書ですね。

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    2020年03月13日
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

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    旅人シリーズは前の虚空の旅人のときもそうだったが、完全解決できないシチュエーションでどうやって切り抜けるかというところが描かれていて、とても人間味があるというか、大人向けな物語だと思う。
    今回はこれまで以上に、というか最終的に解決していないのは初めてじゃないかと思う展開で、チャグムの苦悩にこちらも悩まされた。
    しかしこういった壮大なハイファンタージというのは、最初のほうは不思議な体験や経験を通して主人公自身の成長が描かれていくのだが、物語が進んでいくにつれて、他国との争いなど、国と国との政治力学みたいな話が出てくるものが多い気がする。漫画だが、「マギ」や「ワールドトリガー」などを思い出した。そ

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    2020年01月09日