佐竹美保のレビュー一覧

  • 秘密に満ちた魔石館

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    4年から。宝石にまつわる短編集。廣嶋玲子さんの他の中学年の読み物の中では、キャラ寄りの楽しいお話というより、落ち着きのある物語。短編のお話の色が全く違うところが読み応え有り。終わりに魔石館の設定がでてくるので、続きが気になる。

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    2023年11月11日
  • アンネ・フランク

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    アンネの日記は、ホロコースト当事者の日記だから暗いだろう…。読むべきだとは思うけど、気が重いなぁ。とずっと避けてきました。
    しかし、この本をパラパラ読んでいるうちに夢中になって読んでしまいました。
    アンネのたくましさや可愛らしさがよく伝わってきたし、なぜユダヤ人が迫害されたのか、ヒトラーはなぜ熱狂的な支持を受けたのか、なども丁寧に書かれていて、とても分かりやすかった。
    あとがきの「アンネの日記は、ある意味で、とても面白い本です」というのに大いに納得した。エネルギーと文才にあふれたアンネが作家になっていたら、さぞ面白い物語を書いたのだろうなぁ。

    『アンネの日記』も読んでみたい。

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    2023年11月10日
  • 三国志(2)臥竜出盧の巻

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    ネタバレ

    相変わらず面白い。最近名作に目覚めてきた。亮って明るいって意味なんだな。友達の名前の由来はまさかの諸葛孔明?(笑)

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    2023年09月23日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    キキが双子を育てるなんて。。でも、やはり魔女になるかならないかてを焼く娘の方に意識がいっている。自分に似ているから得になんだろうけど。でも、番外編でちゃんと書いてくれるのかも。

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    2023年08月26日
  • アンネ・フランク

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    ヨーロッパの歴史や戦争の残酷で無残な事をアンネ フランクの日記から大まかに説明された一冊。 
    本編を読みたくなりました。

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    2023年06月08日
  • 火の鳥伝記文庫 アラマタ新聞 創刊号

    購入済み

    荒俣宏先生が実際に描いているかはともかく面白い
    カラーで図説入りなのが分かりやすい
    荒俣先生には長生きして欲しい

    #タメになる #癒やされる #笑える

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    2023年04月28日
  • 三国志(1)英傑雄飛の巻

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    ゲーム(Wo long)を始める前に三国志が知りたくなり、三国志が好きな知人に読みやすいものはどれか聞いたところ、この本を紹介され読んでみることに。
    なんとなく敬遠していたことから、読み進めるのに難航するかと思いきや、なんの知識がなくとも注釈やあとがきでしっかりと補足されており楽しみながら読むことができた。
    まだまだ序盤だが、全く内容を知らないためこれからどうなっていくのか楽しみ!
    このシリーズが読み終わったら同じに作者さんが書いている封神演義も読んでみようと思う。

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    2023年04月27日
  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法

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    平和の鍵が歌詞と歌に込められているなんて素敵だなぁと思った。
    天使が空を舞う描写も何だかうっとりした。
    人形にされて奮闘するシーンなど臨場感もたっぷりだった。
    ベンヴェヌーと始め、猫ちゃんと話せたら最高だなぁ。
    魔法使いと猫の相性が良いっていうのもGOOD。
    最後の最後両家の和解があっさり過ぎたので、ローザとマルコのその後などももうちょっと詳しく描いて欲しかった。
    それにしてもクレストマンシーがいれば安心感半端ない。

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    2022年12月13日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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     キキは、空に飛ぶのが上手な魔女です。物語のなかでも空を気持ちよさそうに飛んでいる絵が、たくさんあったのでキキは空を飛べていいなー、といつも思いました。

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    2022年12月02日
  • 秘密に満ちた魔石館3

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    エメラルドのお話が1番心に残った。
    なんて気高い想いなのだろう。
    女王にそれが届いたのも素敵。
    サンストーンの少女も好き。
    アクアマリンも。
    4巻の発売が待ち遠しい。

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    2022年11月26日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    とびっきり面白い冒険譚がある訳ではないが、クレストマンシーとは何者なのか、奇妙な城の秘密、キャットの能力はどれほどのものなのか知りたくてページを捲った。
    『ハウルの動く城』の作者だと知り、なるほどはちゃめちゃなことが巻き起こるのも頷けた。
    グウェンドリンの横暴さ、癇癪持ちにイライラしつつ子供の頃に読んでいたら投げ出してしまったかもしれないとちらっと思った。
    パラレルワールドの設定には驚いたし、魔法使いや魔女が普通に暮らす世界を存分に味わわせてもらったので、また他のシリーズも読んでみたいと思う。
    キャットのその後も気になる。

    児童書はわかりやすいきれいな挿し絵があってより作品の世界観が掴みやす

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    2022年11月19日
  • 風と行く者

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    ネタバレ

    前作「炎路を行く者」に収録されている「十五の我には」で、サダン・タラムという人たちが出てきて、「はて、こんな人たち、今まで出てきたっけな?」と思っていたら、本作で出てきた。

    あとがきによると、本作を書き始めたものの行き詰って、本作の一部として「十五の我には」が先に出来上がったそうな。
    毎度のことながら、上橋さんの頭の中はどうなっているのか。あれやこれやと辻褄が合わなくならないほど、世界観が完成しているのかと、ため息が出る思いだった。

    タルシュとの戦後、タンダと向かった草市で偶然にもサダン・タラムを助けることになり、さらにそのまま旅を護衛することとなったバルサは、20年前ジグロとともにサダン

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    2022年09月07日
  • 西遊記(中)破邪遍歴の巻

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    悟空がなんだかんだ言って三蔵を慕っているのがいいな。
    あと、沙悟浄はドラマの悟浄役の岸部シローさんと違って真面目なのも面白いし、悟浄の「大師兄(悟空のこと)、二師兄(八戒のこと)」って呼び方がいい。
    お馴染みの金角・銀角兄弟も登場し、悟空たち三人と渡り合う強さを持っているものの、やっぱりチートは紫金紅葫盧(しきんこうころ=紅ひょうたん)!
    そして妖魔のくせに、悟空の生死を確かめないと安心しない慎重な金角…ぷぷぷ。

    中巻も面白かったです!

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    2022年09月03日
  • 西遊記(上)悟空誕生の巻

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    石山から生まれた後の暴れっぷりがすごい!(汗)
    花果山の猿たちを制圧し、菩提祖師に弟子入りして变化の術を修得して、地獄で生死帳を塗りつぶして、天界で蟠桃と金丹を食い散らかして長寿の寿命を得て、海底の水晶宮で如意棒やら鎧やらを強引に貰い受け、天界軍十万の兵を相手に大暴れ!
    痛快だなあ!

    良くも悪くも純粋で、盗賊の命も簡単に奪ってしまって玄奘法師(三蔵法師)を嘆かせる困ったちゃん。

    あと、悟空を「迷惑な猿」と思いつつも、何かと相談に乗る東海竜王はいい人。「気のいい近所のおじさん」みたいで悟空も慕ってるのがいい(←声と態度には出さないけど)。

    観音菩薩様も手のかかる弟を世話する感じでいい。

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    2022年08月29日
  • 100年の木の下で

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    なんだか懐かしさを感じる100年ストーリー。いつの時代も少女は変わらない。家族を思う気持ちはあったかい。立山連峰が変わらず見守っている、安心感。

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    2022年07月20日
  • 三国志(2)臥竜出盧の巻

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    孔明も登場し、天下三分の計の足がかりとなる赤壁のたたかいが繰り広げられる、盛りだくさんの2巻。
    最後の解説で、実際は曹操軍20万(使えるのは15万)・孫権軍3万くらいの規模で、曹操の敗因は疫病であり、実際に活躍したのは魯粛…というのも面白い。史実と三国志演義がどっちも知れるのがこの渡辺仙州編訳の醍醐味です。
    呉の国の成立も興味深い。もともと西部劇のフロンティアのような土地であり、孫堅は山賊の親分のようなもの。さらに孫策が無頼漢と豪族の連合軍のようなものを築き、江北から知識人たちが集まって基礎ができた。

    次はいよいよ劉備の蜀建国かな?どんな活躍が見られるのか、楽しみです。

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    2022年07月18日
  • 三国志(1)英傑雄飛の巻

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    面白い。やっぱり中国古典は渡辺仙州編訳・佐竹美保絵に限る。
    地図、登場人物図、勢力図、註釈が分かりやすい。
    この劉備は人身掌握術に長けたカリスマ性のあるリーダーでいい感じ。本来の人格に近いらしい。好き。
    荀彧が曹操に全く阿ることがなくクール&内なる情熱を併せ持ってて最高。好き。
    関羽はイメージそのままでカッコいい。
    張飛は酒癖は最悪だけど劉備に不敬をはたらく者は許さない劉備の価値を高める用心棒的存在。

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    2022年07月09日
  • 封神演義(下)降魔封神の巻

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    読みやすくて面白かった。

    黄一族最後まで残ると勝手に思ってたけど違った…
    天化ここで死んじゃうの!?と、他のどの仲間の死よりもショックだった。
    あと思ってたより妲己があっさりやられた感がある。
    最後に姜子牙が封神榜読み上げるところがいい意味でゾクゾクした。かっこいいな…

    児童書だからすらすら読めたけど、安能版読めるかな…?
    登場人物もぎりぎりなんとか一部だけ理解できたけど、やっぱり自分にとっての中国関連の小説やゲームの難関は漢字が難しいことなんだよな…

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    2022年07月02日
  • 封神演義(中)仙人大戦の巻

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    面白くてあっという間に読んじゃうな…

    聞仲ここで退場してしまうのか…妲己に並ぶラスボス的存在なのかと思ってた。
    蘇護の運がいいんだか悪いんだかわからない話めちゃくちゃ面白かった。

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    2022年06月27日
  • 封神演義(上)妖姫乱国の巻

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    水滸伝や三国志も興味はあるけど人の名前が絶望的に覚えられない(漢字難しい…)のでとりあえず児童書から読もうと思って…あとフジリュー版の封神演義を読み始めてたので…

    登場人物多くて前半の時点で心折れそうだったけど、読みやすくてわかりやすくて面白い。
    姜子牙が太公望と呼ばれるのいつなんだ?とか、太公望が主人公ムーブ起こすのいつだ?と思ってたら200ページ超えてからやっと出てきた。
    中、下もあっという間に読めそう。

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    2022年06月26日