佐竹美保のレビュー一覧

  • 秘密に満ちた魔石館
    「宝石館にある宝石たちに秘められた力、宝石たちが作りあげてきた物語を紹介。呪われたり守られたり……、スリリングな8編から成る。」
  • 火の鳥伝記文庫 アラマタ新聞 創刊号
    荒俣宏先生が実際に描いているかはともかく面白い
    カラーで図説入りなのが分かりやすい
    荒俣先生には長生きして欲しい
  • 三国志(1)英傑雄飛の巻
    ゲーム(Wo long)を始める前に三国志が知りたくなり、三国志が好きな知人に読みやすいものはどれか聞いたところ、この本を紹介され読んでみることに。
    なんとなく敬遠していたことから、読み進めるのに難航するかと思いきや、なんの知識がなくとも注釈やあとがきでしっかりと補足されており楽しみながら読むことが...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    なんだかんだ初めて読んだ
    面白かった
    映画版より児童書として完成されているというか
    映画は大人が振り返るもの
    キキの心情の移り変わりを描写することに主眼が置かれてそのために諸々事件が起こる
    13歳の頃に観ても面白かったけど、断然大人になってからの方が解像度が上がって面白い

    こちらはあくまでもキキが...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    たまたまの流れで
    ジブリアニメの原作を続けて読んでます。

    この物語もすごくかわいらしい。
    帰るところがあってよかったわ、と
    言う素直な彼女がとってもかわいいです。
  • 魔女の宅急便
    小学生の時に読んだ本を再読。

    人は知らないものに恐怖を抱く、
    だから相手を知ろうとする、対話する、
    そして差別はしない、思い込みは捨てる

    この大切なことをこの本では自然に落とし込んでいた。
    キキは“魔女”という肩書きで、
    本当はどんなものか知らないのに
    人々が勝手に偏見と恐怖を抱いていた。
    キキ...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    映画は鑑賞済みで、映画とは違う内容と知ったうえで読みました。
    お話の方が、角野さんの優しい感じが出ている文章でいいなぁ、が正直な感想。
    (映画は映画でいいと思います。それがきっかけで読む人も多いだろうし、映画の良さもあるので。)
    映画のように、大きな山場や事件は起きないけど、キキの世代の若いキラキラ...続きを読む
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち
     キキは、空に飛ぶのが上手な魔女です。物語のなかでも空を気持ちよさそうに飛んでいる絵が、たくさんあったのでキキは空を飛べていいなー、といつも思いました。
  • 秘密に満ちた魔石館3
    エメラルドのお話が1番心に残った。
    なんて気高い想いなのだろう。
    女王にそれが届いたのも素敵。
    サンストーンの少女も好き。
    アクアマリンも。
    4巻の発売が待ち遠しい。
  • 風と行く者
    前作「炎路を行く者」に収録されている「十五の我には」で、サダン・タラムという人たちが出てきて、「はて、こんな人たち、今まで出てきたっけな?」と思っていたら、本作で出てきた。

    あとがきによると、本作を書き始めたものの行き詰って、本作の一部として「十五の我には」が先に出来上がったそうな。
    毎度のことな...続きを読む
  • 西遊記(中)破邪遍歴の巻
    悟空がなんだかんだ言って三蔵を慕っているのがいいな。
    あと、沙悟浄はドラマの悟浄役の岸部シローさんと違って真面目なのも面白いし、悟浄の「大師兄(悟空のこと)、二師兄(八戒のこと)」って呼び方がいい。
    お馴染みの金角・銀角兄弟も登場し、悟空たち三人と渡り合う強さを持っているものの、やっぱりチートは紫金...続きを読む
  • 西遊記(上)悟空誕生の巻
    石山から生まれた後の暴れっぷりがすごい!(汗)
    花果山の猿たちを制圧し、菩提祖師に弟子入りして变化の術を修得して、地獄で生死帳を塗りつぶして、天界で蟠桃と金丹を食い散らかして長寿の寿命を得て、海底の水晶宮で如意棒やら鎧やらを強引に貰い受け、天界軍十万の兵を相手に大暴れ!
    痛快だなあ!

    良くも悪くも...続きを読む
  • 魔女の宅急便
    キキが街の人達との関わりを通して成長していく様子と、だんだんと確実に街の人に受け入れられていく様子が読んでいてとても嬉しい。爽やかな気分になる物語。
    女の子っていいな。青春っていいな。早くうちの娘達にも読んでほしい。娘の成長がいっそう楽しみになった。
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者
    バルサがジグロと共に、追手から逃れて暮らしていた頃が描かれている短編集。

    タイトルのとおり、村や家族から疎まれたり、離れてしまったりした流れ者が描かれる。

    タンダの親戚のおじちゃんオンザ、老女賭事師のアズノ、年老いた護衛士スマル・・・

    これは児童文学の域を超えている。私だって、正確に読み取れた...続きを読む
  • 守り人シリーズ電子版 9.天と地の守り人 第二部
    チャグムとバルサは、カンバル王に会うために北へ向かう。
    タルシュの刺客に追われ、追いつかれ、カシャルに助けられ、牧童たちに助けを請い・・・

    これまでの物語で出てきた人たちが再び登場して、チャグムとバルサに関わってくる。こんな楽しさはこのシリーズが長く、壮大だからこそ。

    絶大な力を誇るタルシュに北...続きを読む
  • 100年の木の下で
    なんだか懐かしさを感じる100年ストーリー。いつの時代も少女は変わらない。家族を思う気持ちはあったかい。立山連峰が変わらず見守っている、安心感。
  • 守り人シリーズ電子版 8.天と地の守り人 第一部
    いよいよラスト三部作に突入。

    前作「蒼路の旅人」で海に飛び込んだチャグムを追ってバルサが動き出した。
    チャグムの計画は、たくさんの複雑な各国の事情や、チャグム自身が新ヨゴ皇国ですでに死んだ者として扱われている事実、また、予想以上のタルシュの力の及び方を前に思ったようには進まない。
    なんと、カンバル...続きを読む
  • 三国志(2)臥竜出盧の巻
    孔明も登場し、天下三分の計の足がかりとなる赤壁のたたかいが繰り広げられる、盛りだくさんの2巻。
    最後の解説で、実際は曹操軍20万(使えるのは15万)・孫権軍3万くらいの規模で、曹操の敗因は疫病であり、実際に活躍したのは魯粛…というのも面白い。史実と三国志演義がどっちも知れるのがこの渡辺仙州編訳の醍醐...続きを読む
  • 三国志(1)英傑雄飛の巻
    面白い。やっぱり中国古典は渡辺仙州編訳・佐竹美保絵に限る。
    地図、登場人物図、勢力図、註釈が分かりやすい。
    この劉備は人身掌握術に長けたカリスマ性のあるリーダーでいい感じ。本来の人格に近いらしい。好き。
    荀彧が曹操に全く阿ることがなくクール&内なる情熱を併せ持ってて最高。好き。
    関羽はイメージそのま...続きを読む
  • 封神演義(下)降魔封神の巻
    読みやすくて面白かった。

    黄一族最後まで残ると勝手に思ってたけど違った…
    天化ここで死んじゃうの!?と、他のどの仲間の死よりもショックだった。
    あと思ってたより妲己があっさりやられた感がある。
    最後に姜子牙が封神榜読み上げるところがいい意味でゾクゾクした。かっこいいな…

    児童書だからすらすら読め...続きを読む