佐竹美保のレビュー一覧
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面白かった!
最初は子供の読み聞かせ本だったんだけど、もしかして幽霊?ってところでチビちゃんはドン引き。
子供にはちょっと難しい内容ではある。
今のうちのチビちゃんにはまだかな。再読して欲しい本。
作中の物語の方が正直、帰命寺のお話より面白くて、これが始まると読むテンポがグンと早くなる。
ドキドキするファンタジー。
魔法使い、宝探し、王子さま、呪い、血筋の不思議な力。
キャラクターは帰命寺の面々の方が魅力的なのになあ。
なんと言っても水上のばあさんが素敵。何時の間にか子供の視線に降りてきてるところとか。
なにしろ、前向きだし。
こういう元気なおばあさんも柏葉幸子ワールドだよね。
帰命寺と石の鳥の話が最後は一つの結論になる。
「昔思ってたストーリーとかえましたか?」
そこ気になるよね。
最後は爽やかだけど、寂しいような、でもこれがベストな終わり方なのかも。甘くもなく辛くもなく。
少年のちょっと大人になった夏休みの出来事。 -
Posted by ブクログ
ネタバレグウェンドリンが思った以上に性格が悪すぎて爽快だった。
考えつく嫌がらせの魔法の内容が多種多様で想像力豊かだなぁと感心。
読者と距離を置きながら、結構シビアに進んでいくなあと思った。
ファンタジーの世界だけど、現実を書いている気がする。(魔法という救いや夢があるからこそ、悲しい現実もリアルに書くことができるのかもしれないけれど)
クレストマンシーのキャラクターがとっても魅力的だった。
つかみきれずにするっと抜けていくようなお茶目な感じがいい。
シャープさんのへろへろっと手をふるジンジャークッキー、可愛いね。
この作者さんの作品は躍動感溢れる書き方で、どれも一気読みしてしまう。 -
Posted by ブクログ
5巻から15年の月日が経ち、キキは35歳。とんぼさんと結婚し、双子にも恵まれます。双子(女の子のニニと男の子のトト)はもう11歳。物語はこの双子が13歳になるまで(魔女になるか決めなければならない年齢)の、二人の心の葛藤とキキの母としての思いが描かれていきます。そこへこれまで登場してきた人物…ヤアくんとノノちゃん(結婚)ケケ(31歳)、ヨモギさん、ジジとヌヌと子猫たち、ママ先生…が絡み合って嬉しい気持ちになりました。魔女になれるのは伝統的に女の子。なのにニニは天邪鬼でふわふわ、むしろトトが魔女になりたがり悔しい思いを強いられます。そんな二人にキキの悩みは増える一方。どうしてもトトの気持ちにそって読んでしまいますが、最後にニニもしっかり何かを乗り越えるので、色々な人の気持ちを考えながら読みました。今までの集大成という感じで一緒に大人になった人が嬉しく読めるお話でばかりです。双子についた猫ブブとベベ、ニニの自転車こぎ飛び、トトのほうき楽器、発想がとても面白かったです。第1巻の出版から24年、キキもほとんど同じだけの年月を過ごし大人になりました。今までジブリの印象しかなかった物語がとても深く広がっていきました。ぜひ子どもたちに読んでほしいシリーズです。
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Posted by ブクログ
キキ19歳の春。13歳の新米魔女ライちゃんに昔の自分を重ね、大人になったかなと思いつつ、まだまだ失敗も悩みもたくさん。とんぼさんからの手紙が届く度、うかれたり落ち込んだり。仕事も時々失敗はあるけど、ヴェール運びが有名になったり、町長さんのキューピッドになったりと町には欠かせない存在に。ある日ちょっとした気持ちからキキは魔女の飛び方を自慢してしまいます。そんなキキに魔法が嫌気をさしたのでしょうか、ほうきは低空飛行しかしなくなり、ジジもお気に入りの猫ヌヌちゃんに合わせて猫語しか話さなくなっていきます…全巻通して10代の(ものすごく!)複雑な女心がうまく描かれているなあと思います。落ち込んだりうわついたり、キキは魔女で特別だけど、私たちとなんら変わらない悩みや喜びを感じる女の子なんだと思うとすっかり物語に入り込んでしまいます。ジジが変わっていくのは映画でもショックだったシーン。でも半分は魔女猫語を話してくれるのでほっ。少しずつ大人になるにつれ、何かを得て何かを失っているんだなぁ。今までの巻に登場した人たちがちょこちょこと顔を出してくれるのが楽しい。とんぼさんとの恋のシーンは前回に引き続きドキドキ。