佐竹美保のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魔女の宅急便 特別版
1985年に一巻が出て、そして2009年〜それぞれの旅立ち〜で完結した魔女の宅急便。
もう新たなキキたちに会えることはないと思っていたので本当に嬉しかった!
あとがきによるとシリーズ通じて24年という時間をかけて書かれたものだということを知り、改めて驚きました。
今回はその特別版。
キキの周りの人々に焦点をあてて描かれています。
おソノさんの青春、町長さんのないしょごと、ヨモギさんに起こった不思議な出来事、ある青年がキキを見て思ったこと…。
もう一度、キキの物語を読み返したくなりました。
考えてみたら、まだまだ知りたいことはいっぱいあります。
キキのその後、双子のこどもたち、キキがいなくなった後のオキノさん(だったっけ?)夫婦はどんな風に過ごしていたのか…。
またキキとその仲間たちに会えることを願っています。 -
ネタバレ 購入済み
最後が少し残念。でも名作!!
児童書なので、ひらがなが多めになっており少々読みづらい。
しかし、ハックルベリー君が話しかけてくるように書かれる文章は温かみがあって、味がある。
内容面で言えば、1800年代のアメリカの雰囲気が描かれていて面白い。
人々の、優しくて純粋で、疑うことを知らない部分と、すぐに暴徒と化してリンチに走ったりする荒々しい部分が同居している様子が良く描かれている。
あと、登場人物(詐欺師)の活躍するシーンがとても表現巧みでリアルだった。スピード感もありハラハラさせられて、物語の見せ場としてとても秀逸だったと思う。
しかし、やっぱり最後のエピソードが中だるみのようなものを感じさせてしまい残念だった。
個人的にはこの話の続きが知りたかった。
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Posted by ブクログ
海にのぞむ隣国サンガルに招かれた新ヨゴ皇国、皇太子チャグム。しかし、異界からの使いといわれる“ナユーグル・ライタの目”があらわれ、王宮は不安と、やがて恐怖につつまれる。海へと消える運命の者を救うため、呪いと陰謀のなかをチャグムは奔走する。『精霊の守り人』からさらに広がる世界、守り人シリーズ4作目。(「BOOK」データベースより)
あの小さかったチャグムがこんな立派な皇太子になったのね。
国王の名代を立派につとめて、わが子の成長を見るようで感激してしまいます。
シュガのファンなのですが、冷静沈着に意見を述べたり、チャグムを命を掛けて守ろうとする姿に胸キュン(笑)。
バルサは登場しない、シリーズの中では外伝的な位置づけのこの作品。
でもチャグムの中にはバルサやタンダと過ごした証がしっかり残っていてうれしい。
宮から出ず、外の世界を知らないままでいたより、ずっといい皇太子になれたと思います。
自分の命を掛けて、幼い少女の命を救おうとするチャグム。
ただ闇雲に感情だけで動いているのかと思いきや、きちんと国や諸外国との関係も考えているなんて。
立派になったわ、チャグム。
そして忠誠を尽くすシュガ。
二人の確かな信頼関係に安心しました。
これからも大丈夫ってね。
でもバルサやタンダと暮らしていた頃のチャグムも、自由で楽しそうだったから、ちょっと複雑かなあ。
またバルサたちに会わせてあげたいな。