佐竹美保のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
柏葉幸子の物語と、佐竹美保の挿絵は、私の中で最強コンビ!
小学校5年生の僕・カズは、ある夜、幽霊を目撃してしまう。
翌日、その子は同級生あかりとしてクラスにいた!
僕以外のみんなは、何のわだかまりもなく、その子と接しているが……
と、よくあるお話風。
ところが、柏葉さんは違います!
郷土史研究から帰命寺の不思議な由来を絡ませてきます。
一心に祈ると、亡き人が別のどこかで生き返る、
そんな信仰がかつてあったと。
さらに入れ子構造の別物語までご用意……
そこにこの幽霊あかりちゃんと重ねてみせるのです。
一粒で二度おいしい……(笑)
正直、あのエンディングはどうなのかな……
いや、むしろ -
Posted by ブクログ
何故キキの子供は双子なの?と思ったけれど、読んでみて納得。性格の違う二人の出会いや旅立ちが描かれます。
遠慮がちなトトも、一見わがままなニニもそれなりの悩みや夢があって。キキとは違うそれぞれの人生。
5巻では二十歳の主人公にちょっと違和感もありましたが、この巻はキキの子供たち二人を軸にして、子供の成長を描く児童書のポジションに戻ったと言えます。受け継がれて行く魔女の伝統が、母と子の間に繰り返される。でも、魔女になれぬ男の子の存在が、伝統とは違った道を歩んで行く。それぞれの旅立ち。
キキの母親としての葛藤もうなずけます。
シリーズは終わりとなりましたが、キキたちの住むコリコの街の風景