佐竹美保のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ大魔法使いクレストマンシーシリーズの第1作。
世界観を掴むのに、ちょっと時間が掛かりましたが、途中から一気に惹きこまれて読んでしまいました。(お米を炊く火加減みたいな感じ・笑。)
最初の食いつきが悪かったのは、主人公キャットの頼りなさと姉のグウェンドリンのずる賢さや性格の悪さの所為な気がします。
キャットはかなり後半まで頼りなくて優柔不断だけれど、あの姉に懐いているわりには、心の芯の部分が汚れていなくて、それが良かったかな。
それに引き換え、どんどん性悪になっていくグウェンドリン。彼女の扱いを考えるとハッピーエンドなのかが微妙な気もします。あと、ジャネットもちょっと可哀想な気もします。クレスト -
Posted by ブクログ
前回レビューを書いた「魔法使いは誰だ」で子供たちを助けてくれた大魔法使い、クリストファーの子供のころの話です。彼は九つの命をもつ大魔法使いで、あらゆる世界の魔法が正しく使われているか管理するクレストマンシーという役職についてます。前作では落ち着いていて物腰静かな彼だったのですが、子供のころを知ると、どうやってあのような大人になったものか気になります。物語のなかでも成長していくんですけどね。前半は次々命を失っていく過程にハラハラし、文句ばかりいうクリストファーにイライラするのですが、後半一気に伏線が回収されて物語が進んでいくところは面白かったの一言につきます。
-
Posted by ブクログ
独り立ちを始めて三年目、16歳になったキキの元に、
ケケと名乗る、黒ずくめの不思議な女の子が転がり込んできた。
穏やかだったキキの日常は、ケケの存在で、かき回されてしまう。
最初は私もキキと同じように、ケケには悪い印象しか持てなかったんだけど、なんとなく、ムーミンのミィに似ているかも……と思うと、可愛く思えてきた。
ケケに踊らされるように悪あがきしてるキキはちょっと痛々しい。
どれもこれも「自分」というものを見つけるための試練、いわゆるモラトリアムってことかな?
夜空を切り裂くように飛ぶことで要らないものを振るい落とし、
キキがとんぼさんへの自分の気持ちに気づいた場面は、なんだか私まで胸がい -
Posted by ブクログ
面白かった!
最初は子供の読み聞かせ本だったんだけど、もしかして幽霊?ってところでチビちゃんはドン引き。
子供にはちょっと難しい内容ではある。
今のうちのチビちゃんにはまだかな。再読して欲しい本。
作中の物語の方が正直、帰命寺のお話より面白くて、これが始まると読むテンポがグンと早くなる。
ドキドキするファンタジー。
魔法使い、宝探し、王子さま、呪い、血筋の不思議な力。
キャラクターは帰命寺の面々の方が魅力的なのになあ。
なんと言っても水上のばあさんが素敵。何時の間にか子供の視線に降りてきてるところとか。
なにしろ、前向きだし。
こういう元気なおばあさんも柏葉幸子ワールドだよね。
帰命寺と