佐竹美保のレビュー一覧
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〈中〉も抜群に面白い。
悟空がいい兄貴になってる。強いし頭はキレるし師匠を本気で守ろうとする姿がいい。ちょっと悪ノリがすぎる時もあるけど、それもご愛嬌。
悟浄は頼りになるし格好いいし、さすが元捲簾大将。
地味に白竜もいいキャラしてる。最後の砦はこの男。
下巻も楽しみ!Posted by ブクログ -
めっちゃくちゃ面白い!
孫悟空ってこんな生い立ちだったんだ…。悟空だけでなく三蔵にも白竜馬にもこんなドラマがあったとは思わなかった。
佐竹美保の絵が天才的。マンガっぽすぎず、渋すぎず。
対象が小学生以上だから注釈も分かりやすい。欲しい時に注がくる。Posted by ブクログ -
独特の世界観。アニメは登場人物を増やし、ジャグムらの成長を丁寧に描いている。日本にもこのようなファンタジー作家がいると感動。ちょっと突っ込んでみるかな。Posted by ブクログ
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守り人シリーズ3冊目。
トロガイ師の過去に迫ります。
最初名前が出て来た時に男性だと思っていた自分が懐かしい。
チャグムやシュガ、帝の隠密部隊も登場し、一作目好きな方には嬉しかったと思う。
花や花の守り人を主軸にしつつ、裏テーマは恋愛だと思っている。
個人的にはバルサとタンダの恋愛(?)の行方...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズの中で一番大人に人気らしい一冊。
そして内容は、過去の自分に向き合うという納得の物語展開。
人は父母祖先によって生かされているという普遍の事実を確認しつつ、
バルサの育ての親ジグロの生き様が格好良い。
ジグロがバルサを憎んだ事があった…と認める辺りが深いなぁと思う。
愛憎は表裏一体。
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ドラマ化したファンタジー物語がこんなルビも沢山ふられた児童向けの一冊だとは思わなかった。
軽装版は漢字を増やしてくれたようでありがたい。
何と言っても、30歳の槍使いの用心棒という、他にない主人公像が魅力。
面白かったです。Posted by ブクログ -
2020.04.29
10年ぶり?もしかして20年近くぶりの方が近いくらいの感覚で久々に読んだ
思春期は挫折したけれど、今度こそはシリーズ通して読もうと思う
精霊の守り人の最後でこんなに泣くとは思わなかった
まあきっと、多分に酔っているからなんだろうけど
酒にね…大人になったなぁ
そして相変わらず...続きを読むPosted by ブクログ -
東京で暮らすイランの言語学者アリババさんは、ふとした縁で生後4ヶ月のペルシャ猫シャリフを飼うことになりました。実はその猫はイランのバザールで「長老族」と呼ばれている猫の末裔で、人間の言葉を理解することができました。また、アリババさんは子どもの頃猫の言葉を理解していたことを思い出し、シャリフと話すこと...続きを読むPosted by ブクログ
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あー、これで本当に終わってしまった。
しかし仕事に追われる日々から異世界に心を飛ばす時間を作ってくれました。ありがとう守り人シリーズ。
あとがきにあった言葉に納得。
里に根づき、子供や孫にかこまれて一生を終えるという人生から外れてしまった人々ー流れ行く者たちーの、人生の行く末。
なかなか現代日本...続きを読むPosted by ブクログ -
守り人シリーズ、そして旅人シリーズの集大成となる最後の物語。今までの話が統合されて出てくる感じで、一気読みしてきた身としては感慨深いものがある。何年もかけて読んでいたら登場人物を忘れてそう(笑)
チャグムの足跡を追いかけて、いつもぎりぎりのところまでたどり着くのになかなか会えずにもどかしく感じたが、...続きを読むPosted by ブクログ -
最強に見える人でも、当然こども時代はあったし、最強になる前の時代があったわけだし、最強に見えても決してそんなことはない、ということを示していて面白い。トロガイの話なわけだが、そんな弱いところを見せたシーンで弟子が活躍する、というのも王道で良いね!
ただ、サグとナユグという2世界で理解していた中で、ナ...続きを読むPosted by ブクログ -
これまでのシリーズ史上もっとももどかしく、だからこそ人間味があるというか、共感する内容となっている。というのも、バルサもトロガイも出てこないため、「ここでうまくやっつけてくれる!」という人がいない。そのため、チャグムやシュガが自らの能力を限界まで発揮しつつも、勧善懲悪とはならない感じ。だがそれがよい...続きを読むPosted by ブクログ