佐竹美保のレビュー一覧

  • 土笛

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    ストーリーはあんまりよくないんですけども設定がなかなかおもしろくわかりやすいです。佐竹さんの絵はやっぱり素敵です。

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    2012年01月20日
  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法

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    ネタバレ

    魔法呪文作りで名高い二つの家が反目しあう、イタリアの小国カプローナでのトニーノの冒険。

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの一作。トニーノはあまり魔法が上手に使えないが猫と話ができる魔法の名家の子供。失われた歌を取り戻すことにより、国の危機を乗り越えることができるらしいが、その歌の在処がみんな分からない。途中でトニーノの姉とアンジェリカの兄が結婚していたというロミオとジュリエット的な展開も読める。パオロとレナータも仲良く行方不明になった弟・妹を探すし、両家はおそらく仲良くあっただろう。
    人形に姿を変えられ、魔女に見つからないように館を脱出する下りはどきどきしながら読めた。

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    2011年12月11日
  • 大魔法使いクレストマンシー 外伝 魔法がいっぱい

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの短編集。

    キャットとトニーノが九つの命の魔法使いになろうと企む悪い魔法使いに記憶をなくしつつも挑む。キャットはトニーノが仲良くなる過程がみられる。
    夢物語を語る少女の話も面白かった。劇団ストライキとは夢がないw現実と夢が交錯する点が楽しく読めた。

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    2011年12月11日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズ。主人公は次期クレストマンシー候補のキャット。

    もう一人の主人公といえるのがマリアン。彼女はこっそりと魔法を悪用している町に住む少女で、痴呆気味のおばあさんと暮らしている。機械技師になりたい兄はクレストマンシー城に密偵として送り込まれるがクリストファーの息子ロジャーと意気投合して飛行機を作ったり、ジュリアとジャネットがほしがった馬のシラクーザがキャットと心が通うようになったり。わくわくするような日常、古きものを解放する冒険だ。マリアンはきっとキャットにとってのいい伴侶になりそうだし、今後の展開にも期待が持てそう。

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    2011年12月03日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーの一作。主人公はコンラッド。

    このシリーズはクリストファーといい、大人に振り回される子供がかわいそうすぎる。子供を利用して悪事を企む大人の多さに絶望しそうだ。
    今作のコンラッドも金に汚い叔父や無関心な母に振り回される。業が悪いなどだまされて進学する道を閉ざされ、変な屋敷で働くことにされるなんてむちゃくちゃだ。クリストファーとミリーの件は双方のコミュニケーション不足、屋敷でこき使われるのはそれが仕事なのだからそれほど酷いとは思えないが、コンラッドの進路の件はかわいそうすぎる。
    可能性の世界を操って悪巧みをする一家は最終的に罰せられるのですっとはする。後、今更ながらキャ

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    2011年12月03日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    大魔法使いクレストマンシーシリーズの第3作。才能のある気の強い姉と才能がない気弱な弟の物語。

    もうこの話は姉のグウェンドリンに腹が立ちっぱなしだ。こんなどうしようもない姉はいらないとしか思えないのだが、弟のエリック通称キャットには大切な存在らしい。姉が弟の魔力を引き出して使った上に、弟の命を犠牲に世界を渡る。しかも並行世界のジャネットが身代わりに自分たちの世界に引き込まれる。ジャネット以外の並行世界のグウェンドリンは皆身代わりになった場所により救われているというのもまた救いようがない。それでもその優しさがキャットがキャットである所以、らしさだとは思うのだがスッキリしない展開だった。

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    2011年11月23日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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     キキも19歳。この回で20歳の誕生日も迎えます。
     年齢の割りにエピソードが幼いかな?と思われるところもありますが、本来児童書なのだから仕方のないことなのかも。児童書の主人公としては難しい年頃なのかもしれません。
     「魔女の宅急便」は4冊セットで売られたりしているようですが、4巻まででやめといた方がよい、ということでしょうか?

     でも、ずっとつきあってきた主人公のその後は気になるもの。不安定な乙女心の動きにやきもきしながら読み進みます。
     先に読んだ小4の娘の「うぎゃ〜〜」との声に、なんかあったか!!と思ったりします。小学中学年向けですが、本当にそうなのか。もっともっと長いスパンでつきあい

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    2017年08月16日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    キキももう20歳か~。
    なんだか感慨深い!
    もうコリコの街にもすっかり馴染んでる。
    私はどうもトンボさんの魅力がわかんないんだよなぁ。
    キキはトンボさんのどこが好きなんだろ?

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    2011年09月10日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    キキも母親になり、双子の子どもがいます。今日は、ノノちゃんの結婚式。キキの子どもの女の子ニ二は魔女になるのか悩み、男の子のトトは魔女になりたいのになれない。そんな二人これからどうなるのでしょう。ノノちゃんが結婚。もうそんな年に。。。自分が一気に老けた気がする。「悪いことばっかり先々想像して、しばりつける親のやりかたって、自分の安心のためじゃないの」というセリフ。ドキッ。私の事言われているのかと思いました。はい、気をつけます。この前、私の所でも「もちつ、もたれつ」ありました。ありがたい事です。まだ、そういう世界が残っているというのは良いですね。

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    2011年09月28日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    キキは19歳になりました。この頃、空を飛ぶときは箒を上下にゆらし、はねるような飛び方をします。その時に、旅立ちをしたばかりの魔女に出会いました。コリコの町では、魔女も魔法も今では驚きではなく自然に溶け込んでいました。えっ??ジジの言葉は治ったの??猫語になってしまったのか、それとも魔女猫語に戻ったのか。両方使い分けているのか。うやむやのまま??とんぼさんの将来はどういう感じになるのか見当もつかなかったのですけど。納得のような、驚きのような。私は想像出来ませんでした。次で最終巻だなぁ。

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    2011年09月28日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    キキも17歳になりました。恋は2巻くらいからその気配はありました。自分で決めたこの仕事や色々な事に不満を持ち、イラつき、人の善意を疑い、思春期ですねぇ。魔女である前に、一人の女の子なのだなと。特別だけれど、特別ではない。魔女だけれど、近しい感じがする。「いいことありそな、いいことありそな」私も唱えてみよう。

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    2011年09月28日
  • ドリームファーム物語 ペガサスの翼(上)

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    小学生のときに大好きで、何度も読みました。
    青い鳥文庫が大好きだったときの産物です。
    倉橋耀子先生の作品は結構まだ本棚に残っているのですが、
    中でも一番沢山読んだ本かな、と。

    これも佐竹美保さんの挿絵がガッツリ入ってますね。

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    2011年02月19日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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     ダイアナさんにしては珍しく全部が全部救われたわけではない終わり方。というか、最近悪役に容赦なく見えるのは自分の感性が変わったせいなんだろうか。まあ実際同情できる罪状ではないんだけど。
     魔法が実在する並行世界だと、キリスト教の在り方も随分変わると思うんだけど、その辺どうなんだろう。ピンホーのお役目とその真相は好みだったけど、ちょっともやもや。
     ジャネットの出番が少なかったのと、アイリーン姫の物語が伏線でも何でもなかったのが意外でした。マリアンは多分あのまま書くのをやめちゃうんだろうなあ。
     クラーチは文句なしに可愛かったです。ミリーの活躍が多くて満足。

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    2011年04月06日
  • 土笛

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    ネタバレ

    古事記と日本書紀をベースにした、神話の歴史ファンタジー。
    古代の神々と、国家形成過程の間で揺れ動く人々の熾烈な戦い、ミズハという神の依代に選ばれた少女の運命がうまく絡まりながら物語は進んでいく。
    それなりに過酷なラストを迎えるので、日本の神々の非情なまでの偉大さが少し厳しくも感じられた。

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    2010年12月30日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    久しぶりのクレストマンシー! 私の原点はこれなんだ。
    しかも時系列が、魔女と暮らせばの続き。キャットがなかなか活躍して楽しかった。
    やはりミリーさん凄い。クレストマンシーは彼女を嫁に出来て果報者である。

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    2010年12月06日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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     大魔法使いクレストマンシーの若い頃の話というか親友との馴れ初めの話。訳がマイルドなのかあんまりクリストファーの物言いにむかつかなかったんだけど私だけかな? コンラッドとクリストファーの関係は微笑ましかったです。あとミリー大好き。
     真相の一つは予想通りで、もう一つは予想もしなかったけどあんまり本筋に関わりなかったので、いつものどんでん返し気分がイマイチ味わえなかったのが残念。不幸な少年のハートフル友情物語と読むが吉かな。

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    2011年04月06日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    キキ34才。今や、11才になる双子たちのお母さん。
    私が気になっていた魔女が運命の相手を見つけると、魔女猫も相手を見つけて別々に暮らすようになるという決まりはなくなっていてほっとしました。やっぱり、キキの側にはジジがいないと。
    これから進む道を決めないといけない大切な時期を迎えたキキの子供たち。特に娘のニニは今時の子だし、トトは男の子ということで中途半端な自分に悩んでいるところがかわいそうにも感じたけどちゃんと自分の道を見つけつつあって、子供って、ちゃんと成長していくんだな~って思いました。
    魔女じゃなくったって、みんな魔法を持っているんだって思うと、なんだかこの世界もステキで捨てたもんじゃな

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    2018年05月13日
  • ブンダバー

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    佐竹さんの絵がかわいいブンダバー
    はじめて読みました。

    これは小学校低学年からいけるのかな~
    短い(章ごともみじかい)し読みやすいし、
    なによりブンダバーがちょーーかわいい^^

    元気いっぱいの黒猫の男の子!
    かわいいかわいい

    佐竹さんの絵がすごくすてき!

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    2012年10月03日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    好きだったなー。
    ジャネットが一番好きだったけど、クレストマンシーも好きだった。
    キャットの扱いには驚き。グウェンドリンは、どうしても好きになれなかった記憶がある。

    今でも記憶に残ってる一冊。

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    2010年06月06日
  • リンゴの丘のベッツィー

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    おばさんたちに大切に育てられたベッツィー9歳半が田舎の親戚の家に預けられて
    自分で考えることや恐れずやってみることを学ぶ話。

    フランシスおばさんに悪気は全くなく、むしろ愛情でいっぱいなんだけど、
    新しい環境でベッツィーがどんどん立派に、イキイキと成長していく様子が面白かった。
    守るだけが、なんでもやってあげちゃうのがいいことじゃないんだなぁ‥

    なんとこの話、1917年の本なんだってあとがきに書いてあってびびりました。
    確かに時代設定は昔だけど、訳は新しいし、100年ちかく昔の話だとは思わなかった!

    いつもながら佐竹美保さんの絵はすばらしい!

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    2012年07月09日