佐竹美保のレビュー一覧
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どうしても馴染めない部分があった。
それは「大家族」というところ。
私はこれが受け付けられない性格なのだ。
大家族がもつ温かさよりも、
無意識のうちに個人を縛り付けようとする
息苦しさが耐えられない。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、
実はクレストマンシーのシリーズで、
けっこう親や大人たちの子に対する支配を
描いていると私は思う。
それが今回だと、個々人から一気に
大家族という今まで以上に大きな存在になっている。
ところが今までと違うのは、
物語の前半は母性のマイナスよりも
つながりというプラスの方を出していること。
それが私には受け入れがたかった。
しかしやはり他の本と同じように、
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ネタバレ『金色のマギノビオン』を読んで、作者のおすすめされていた本。(紅茶王子の時と比べ、絵柄や描写が濃い アシスタントの方を入れていないそうで、凄。
服装や建物、風俗などどれだけ参考文献にあたっているのだろう)
マギノビオン=ウェールズ地方の神話、という意味。
ゲームをやっていないので(フェイト=運命・宿命)
アーサー王は名前位しか知らず、読み進めて大河ドラマというより夢枕獏氏の『陰陽師』のようなだな、と思っていたので 巻末訳者の『アーサー王伝説』の誕生解説有難い。
紀元6世紀=ローマ帝国や飛鳥時代
紹介されていた以下も読んでみたい。
『ブリテン王列伝』ジェフリー・オブ・モンマス:12世紀
『ア -
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百年以上前に建てられた頃には不思議な魔法がかけられているといわれていた、立派な洋館「ゆりの木荘」も、今では有料老人ホームとして利用されており、そこで暮らしている二人のおばあさん、モリノさんとサクラさんも平和な毎日を過ごしていたのだけれど⋯⋯。
そのきっかけとなったのは玄関ホールにある昔のままの古時計と、かつてサクラさんが歌った記憶があるという手まり歌で、気が付いたら二人とも十歳の女の子になっていたのは、七十年程前の時代にタイムスリップしてしまったからだったのだが、その不思議な出来事にはある切ない理由が潜まれていたのです。
角野栄子さん、上橋菜穂子さん、柏葉幸子さんと、名だたるファン -
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宝石(一部宝石以外も含む)にまつわる物語を8編収録。『水晶ー魔法使いの弟子』『ルビーー赤い目の悪魔』『ベゾアール石ー大草原の民サヌバ族の子』『猫目石ーツタンカーメン王の墓』『ムーンストーンー幽霊屋敷の双子の姉妹』『トルコ石ー旅人を守る石』『オニキスとアメジストー大きな屋敷の貴族の娘』『珊瑚ー魔石館の主人との約束』
児童書。一本あたりが短く読みやすい。良くも悪くも因果応報な話、頑張る人が報われる話、石にまつわる少し怖い話など。タイトルは魔石館とあるが、魔石館について触れられているのは最後の珊瑚の話だけ。
取り上げられているものは有名な石ばかりで、ベゾアール石は初めて聞いた。動物の胃でできる結石 -
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ゲームやら何やらで有名なアーサー王の物語。
アーサー王とかエクスカリバーとか聞いたことあるから、物語としてはどんなものか興味があって読み始めた。
なんか思ったよりアーサーの話が少ない。アーサーは王様だから当然なのかもだけど、アーサー自身が戦うんじゃなくて、円卓の騎士たちが活躍するもんだから、アーサーがかっこよかったところは、一番最初の、剣を岩から抜いたシーンのみだった。しかもこれはエクスカリバーじゃないし。なーんだ…
そして抜けない剣を抜くのは別にアーサーだけじゃないし。
マーリンの最期もなんだかなーだし、ランスロットもかっこいいのかあの人?だし、グウィネヴィアに至ってはなんだこの人状態で…
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心地よい読後感ではあります/帰命寺にお祈りしたら死んだ人が帰ってきて別人として生きるがバレて指摘されたら消える/クラスメートのあかりは帰ってきた人らしい/カズん家が今の帰命寺だった/反帰命寺派のおばあさん水上里に本尊が盗まれた/消えるまでにあかりの願いを少しでも叶えようとするカズ/あかりの読みたかった小説「月は左にある」が作中作として描かれるが、途中で切れているので残りを捜す。著者は誰? って、すぐわかるか/あかりは消えるのか? 「月は左にある」の結末は?/佐竹美保さんの表紙絵に惹かれた。
■簡単な単語集
【あかり】信夫あかり。赤い玉が二つのぽっちりで髪をとめている少女。カズが見た幽霊にそ -
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シリーズ4作目。
本作も6遍の物語で構成されている。
ブラッドストーンの物語は、無駄と見える中にも大事なことが詰まっていることを教えてくれる。
想像力や、冒険は、将来の役に立たないと切り捨てられるべきものではない。
遊びが無駄なんて、立派な人間が言うことじゃない。
机の前のものだけしか見ない人間に、広い世界を知ったり新しいものをうみだすことは難しい。
アレキサンドライトは、プライドとは何かを考えさせる。
「嘲りすらも味方に変えられる強さを持て」と励ます言葉は時に辛い。
そんなに私は強くない、そう思う時もある。
けれども、強さは頑強さだけではない。
しなやかに、たおやかに、緩やかに、美しく。