あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
ニュージーランドのオークランドにあるチェアマン寄宿学校の少年たちは、夏休み、2週間の船の旅に参加するために帆船スラウギ号に乗りこんだ。ところが、船は十五人の少年だけを乗せたまま流され、嵐にあい、たどりついたのは無人島だった!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子ども15人だけで2年間も生活していたことがすごいなと思った。
ドニファンが最後に刺されてしまって、死んじゃうと思ったけど、ケイトのおかげで死ななくて良かった。
ブリアンとゴードンがめちゃくちゃ頭がいい!
Posted by ブクログ
物語としては、とても短いダイジェストだけれど、大筋は踏まえられていて、楽しく読めた。
何よりも、中にもカラーがある佐竹美保さんの挿絵が楽しく美しい。子どもたちは、それを眺めるだけでも楽しいだろうと思う。
ただ、甥っ子に贈る本を探していたのだが、小学校5年生には字が大きすぎるなあ…。
でも、他の本格的なストーリーもの(たとえば『2年間の休暇』とか)は、少し手ごわい気がして、タイミングが難しいなあ…。
Posted by ブクログ
教育学概説の授業課題だった。少年たちが無人島の生活の中で成長するストーリー。教授が予定調和的だと指摘していたが、まさに予定調和な気がする。映画ドラえもんの構成に似ている気がする。
Posted by ブクログ
高楼方子さんによる『十五少年漂流記』の短縮版。豊かでありつつも厳しい自然環境の中での、子供達だけでの漂流生活が、知恵と工夫で徐々に整っていく様子は読んでいて飽きない。本書の8倍の長さの原作をまとめたそうで、展開が早すぎる部分や、説明や描写が物足りない場面もあったので、完訳も読んでみようと思う。常に現実を怯むことなく直視して、精一杯生きる姿は潔く、真/芯の強さとは何かを考えさせられる。
Posted by ブクログ
停泊していた船が動き出してしまい、15人の少年たちを乗せた船は孤島へ流れ着いた。
知恵と勇気と一致団結しながら、2年もの歳月を彼らは、その島で生活していく。
まず、登場人物が多いので、挿絵があって助かった。
把握するまでに何度見直したことか。
少年たちは出身地も様々で、その国々の個性が少年たちに反映されているようだ。
プライドの高いイギリス出身のドニファンには、「また君か…」と何度も思ったし、ドニファンに常に味方する少年たちは、まるでハリーポッターのマルフォイ+αそっくり。
それでも、年齢もばらばらの少年たちが、年長者たちに統率されながら、規律を作り、知恵を絞り、2年という長い歳月を乗り越えていく姿は熱かった。
原作、長いが頑張って読んでみようかな。